宮部みゆきのレビュー一覧
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ネタバレ珠玉のアンソロジー。まさに物語のプレゼントだった。このアンソロジーを「プレゼント」と名付けた方はきっと天才である。
「新潮文庫の100冊」の50年分の願いがぎゅっと詰まっているように思った。多くの人に物語よ届け、という切なる願いが⋯
[ウッドペッカー荘事件]
「名探偵・白河ヨフネ」シリーズ、読んでみたいなぁ。そんな風に呑気に構えていると、想像の遙か先をいくオチにやられた。
見事な伏線。その鮮やかな回収。なんて贅沢な短編なのだろうと思った。これだから、伊坂幸太郎作品はやめられないんだ。
[二つの宇宙]
江國香織さんの作品は初めて読んだ。
恋愛小説でもあり、家族小説でもある。今まで読ん -
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ネタバレミツルは…ミツルは結局どうなったんですか…涙
1000年に一度起こるというハルネラに巻き込まれて人柱になったのかな…、なりふり構わず幻界をめちゃくちゃにしたのは最低だと思うけど、ミツルにも幸せになって欲しかったよ…引っ越したのかどうか分からないけど、妹とどこかで出会えただけいいのか…。
ワタルの願いは現世のお父さんを引き戻すことだったけど、仲間とのお別れ、師匠のような姉御のような存在だったカッツとの死別を経験したことで、悲しみや不幸がこの先何度もあることを悟る。それならば、と幻界は自分の心のエネルギーが生み出したものだから、常闇の鏡が破壊され魔族によってめちゃくちゃにされた自分の幻界を救い、恨 -
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ネタバレ幻界の世界のことをワタルがそこに住む人たちに出会い語らい見て知っていく過程が自分も冒険しているような感覚になり楽しい。思ったより複雑な世界で北と南の国で対立していたり、そこに宗教の問題が絡んだり、種族間の差別があったり、現実と同じで幻界もさまざまな問題が立ち込めている。ワタルは柔軟に物事をとらえ、自分が正しいと思える方に突き進むことができるたくましい少年。唯一沼の水に取り込まれたときは、幻の中で父と不倫相手とその子どもを殺してしまう。ワタルは自分の中でもこれほど憎しみや怒りを感じていることに気付けていなかったのではないかと思う。ワタルも戸惑っていたけどここが1番びっくりした。
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7人の人気作家が「夏」をテーマに書き下ろした短編アンソロジー。伊坂幸太郎のミステリ、江國香織の静かな恋、宮部みゆきの人生を照らす一編、町田そのこの青春、米澤穂信の社会派ミステリ、梨木香歩の幻想、恩田陸の記憶に残る夏――7人7色の物語が詰まっています。
直接的な夏の描写は多くない。それでも不思議とどの物語からも夏の気配が立ち上ってくる。陽炎のような読後感が、いつまでも心に残った。
輪郭は見えているのに、どこか揺らぎ、現実と夢の境界を行き来するような読書体験。作家が変わるたびに夏の景色も表情を変え、その移ろいを味わえるのも、このアンソロジーならではの読書の楽しみだった。
ぜひ、眠れない夏の夜 -
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ネタバレ伊坂幸太郎の書き下ろしが載っているということもあり購入。
他の作家も名のある人ばかりで読み応えもあるだろうと思ったので。
肝心の伊坂作品はAI関連で途中まで何が何やらでネタバラシ後もイマイチすっきりせず。
風変わりな探偵とその相棒、という構図や白河ヨフネのキャラクターは伊坂作品ぽくて良いのですがストーリーは少し大味でした。
他の作品も全部面白く、あっという間に読み終わったのですが中でも「二つの宇宙」がお気に入りでした。人見知りのおばあちゃんというキャラクター、おばあちゃんと彼女の宇宙が重なり合うドキドキ感、大学生っぽい青春を感じました。
他にも「真実のトランク」の昭和感(バブル感)、「
き