宮部みゆきのレビュー一覧
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ネタバレ映画があまりにとんとん拍子で置いてきぼりを喰らったので原作へ。
映画は10分くらい(?)で幻界へ行っていたところを小説では400ページくらいかけてて、現実世界の亘の描写が濃かったから感情移入できた。家庭を持ちながら過去の女になびかれ理屈っぽく答えを出して騙されてる哀れな父親…母も少なからず悪いところはあっただろうけどそんな理由で壊れるなら12年も続いてないっていうのが答え。ルウ伯父さんやお祖母ちゃんの個性的な面々も助けようとしてくれてることは分かるけど、違うそうじゃない求めてないんよ…になることが多く、大人は子どもの感情を決めつけがちなんだよ、亘は自分で考えられる子だよ…と歯軋りながら読んでた -
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ネタバレ佐吉の実に母で2号さんだった葵はおさん(本妻に殺されかけて)佐吉を置いて別邸へ住むことになり…
その葵が突如何者かに首を締められ殺されて、その場にいた佐吉に容疑が…
やっぱり佐吉は下手人じゃなかった。
でも、平四郎が見極めなかったら湊屋も久兵衛も有耶無耶にしようとして(おさんが犯人だと思ってたのから?)たなんて佐吉とお恵がかわいそうすぎる。いくら今でいう不起訴になったとてね。
ひょんなことから(煙草の匂いが引き起こした不幸な件)寺子屋の晴香先生がまさかの犯人だったとはね。
おミネちゃんが行方不明なった時点で怪しいと思っていたよ。
今でいうストーカーの孫八からお六を守ってくれた姉御肌の葵さん。そ -
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ネタバレほんと宮部みゆきは稀代のスローリーテラーだわ。
読みだしたら止まらない。
お役人で馬面の井筒平四郎(頼りがいがある人格者)に始まって複雑な出目の佐吉、その妻のお恵、めちゃ美形で頭の切れる平四郎の甥っ子の弓之助とその相棒のおでこ。
岡っ引きで頼りなる政五郎。
鉄瓶長屋の元差配人で今は湊屋宗右衛門の家で働く切れ者の久兵衛。
煮売屋から惣菜屋になる世話好きでお人好しのお徳。
登場人物がみんな味があっていい。みんな好きになる。
おみねと孫八以外ね。
実の母親を殺した疑いをかけらた佐吉。
絶対違うと思うよ。
ここは平四郎と弓之助が活躍しそうだね、
下巻も楽しみ〜 -
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ネタバレお友達BBK(ボケ防止カラオケ&句会)のメンバーが作った俳句に、宮部みゆきが物語をつけた合作?短編集。
・面白かった編
「鋏利し庭の鶏頭刎ね尽くす」
何だか物騒な句だなーと思いながら読み始めたけど、読んだ後は「鶏頭だけで済ませてもらって御の字じゃないかー」と思ってしまった。何年も妻子を利用して、出口のない妄想に浸り続けて、あげく自分の子供に彼女の戒名をつけるとか、気持ちだけなら全員まとめて首チョンパされても文句言えないくらい罪な話だと思う。
「薄闇や苔むす墓石に蜥蜴の子」
悪気はないのはもちろん分かる。でもケンイチ母が特大の地雷を踏み抜いちゃって、海くん母が激怒するのもよく分かる。「お前の -
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いやー面白かった!
なんて豪華なアンソロジーなんだ!?と思って手に取ったけど、どれも期待を裏切らない良作でした。
宮部みゆきだけ、とても良かったけどミステリーじゃなくてファンタジーの方で来ちゃったな、サブタイトル見るに、発注と違うんじゃない!?とは思ったけど…笑
"はじめての"というテーマだったけど、この本自体がそれぞれの著者の作品をはじめて読む読者を想定してるのかな、と思うくらいそれぞれの作家さんの色が全面に出てるというか、めちゃくちゃ"らしい"作品で、従来のファンの人にも読書初心者にも嬉しい本だったと思う!
女流作家あんまり読まないんだよね、という -
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ネタバレ【あらすじ】
「はじめて」は、いつも痛くて、少し優しい。
日本エンターテインメントの最前線&最高峰!
日本を代表する4人の直木賞作家と、“小説を音楽にするユニット”YOASOBIが奇跡のコラボレーション!
小説のテーマは、「はじめて〇〇したときに読む物語」。
これらの小説を原作としたYOASOBIの楽曲が、2022年中に順次配信リリースされます。
「『私だけの所有者』ーーはじめて人を好きになったときに読む物語」(島本理生)
「『ユーレイ』ーーはじめて家出したときに読む物語」(辻村深月)
「『色違いのトランプ』ーーはじめて容疑者になったときに読む物語」(宮部みゆき)
「『ヒカリノ -
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ネタバレ宮部みゆきさんがどんなにすごい作家さんかもちろん存じ上げていますが、苦手なタイプの作品が多いので、三島屋変調百物語を数冊読んだ記憶があるくらいで、ほとんど読んだことがありません。
なので、職場のパートさんが貸してくれた時も「怖くない?」なんて、小学生みたいなことを聞いてしまいました。
俳句から着想を得て生まれた物語、との説明を読んで、興味を持って読み始めたら、もう止まらない!「これが宮部みゆきか~!!」と今更ながらその才能に驚愕しました。12つの物語、どれもこれも、俳句からここまでの物語を思いつくなんて、すごいの一言ですが、どのお話も読者の心をぐっと掴んで離さない吸引力があります。
かなりし