宮部みゆきのレビュー一覧

  • あやし【電子特典付き】

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    俗に言う『人情ホラー』な今作。表紙絵が素敵(笑)

    1話が約40ページの短編集なので、一寸時間が空いたときなどに最適である。
    中でも『安達家の鬼』が秀作。特に情景描写が素晴らしい。夕焼けのシーンが非情に印象的であった。思わずホロリとさせられる。

    『女の首』では宮部みゆきらしい中性的少年・太郎が登場する。正直他の作品の「少年」は好感が持てなかったのだが、今回はその人物描写が功を奏しているように思った。
    そして。思わずクスリとする結びの文が秀逸だった。


    多くの作品が詰め込まれた本作。平均して4点ではあるが、中には文句無しの満点な作品もある。
    背筋は寒く、心は温かく・・・
    そんな冬

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    2009年10月04日
  • ブレイブ・ストーリー~新説~ 20巻(完)

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     まさか20巻も続くとは思っていなかったですし、宮部みゆき作品が好きだから買い始めた作品なのですが不覚にも感動してしまいました。

     それにラストも良かったです。亘も美鶴もいろんなことを乗り越えて、読後感がよかったです。

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    2009年10月04日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    思ったよりも怖くなかったです。
    どちらかと言えば怖さを求めるより、ホラー小説ってバラエティー豊かでおおらかなジャンルなんだなぁと思えるような入門書のような感じがしました。

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    2026年03月22日
  • はじめての

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    こんな著名な作家たちのアンソロジーがあったんだ…!と思わず手に取った。
    SFというか、不思議な世界観の話が多かったけど、それぞれの作家の味があって中々楽しめた。

    みんなの感想を読んで、YOASOBIとのコラボということを知った。調べたら全て聞いたことある曲でびっくり。MVを見て、小説通り…!素敵…!となった。YOASOBIってすごい。

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    2026年03月22日
  • 青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

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    ネタバレ

    江戸怪談の短編集。怪談だが、ジャンル的には切ない系ファンタジーの色が濃いかな。
    シリーズ的には、初代聞き手のおちか子供産むまでになったか。

    特別付録は、「面影鬼 三島屋変調百物語 続之幕間」。美津葉のなかから生じた嫉妬から鬼になる話。

    1話目。青瓜畑から現れた不動明王。女性差別の切ない話。

    2話目。だんだん人形。だんだん、威勢のいいの意味。悪徳代官の話。切ない系。

    3話目。自在の筆。使っても使っても古びず、難しい和算の数式を解くが、周りの者の生気を吸ってしまう。ホラー系かな。

    4話目。針雨の里。縫い針みたいな。細かくて鋭い氷柱が降ってくる。悲しい話。

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    2026年03月21日
  • 新しい花が咲く―ぼんぼん彩句―(新潮文庫)

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    感じたテーマ:人の想いと物語
    短編集のため、ひとつひとつの物語があっという間に終わってしまうけれども、登場人物の想いや感情の動きをどの作品も感じられたように思う。SFのような作品から、センチメンタルな作品まで幅広いジャンルが収録されており、どの作品もワクワクしながら読み続けた。

    印象に残った部分:死人に口なしと言った事を感じる作品が多かったように思う。残された人達が想像することでしか、故人の想いを見つけられないものだと思った。

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    2026年03月19日
  • 新しい花が咲く―ぼんぼん彩句―(新潮文庫)

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    色んなジャンルの話が入っていて読んでいて飽きなかった。結末も後味の悪いのから切なくなるものや気持ちのいいものとそれぞれあって、その時の自分の気分で選んで読める短編集だ。ただ自分が俳句に慣れ親しんでいないため、最後の俳句はどんな意味なんだろうというモヤモヤが残った。学が欲しい。

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    2026年03月14日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    『角川ホラー文庫30周年記念 最恐の書き下ろしアンソロジー 特装版BOXセット』2冊め。

    宮部みゆきさんと小池真理子さんの作品は、正直「これもホラーなの?」という感じ。お二人の柔らかい口調もあって、期待したほど怖くはなかった。

    『函(はこ)』がいちばん怖かった。残った穢れに起因するものか?と思い読み進めたが、そうではないどんでん返しに絶句。建物の持つ意味、タイトルが「箱」ではなく「函」である意味が分かるともう、救われない。

    救われないといえば芦花公園さん。何の話なのこれはと思いながら読んで、カッパの子憎たらしさに恐ろしさを感じながらも、やはり人が「堕ちていく」様はとても恐ろしい。

    私的

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    2026年03月12日
  • あんじゅう 三島屋変調百物語事続

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    三島屋シリーズ第2弾
    第3話の暗獣は、そのタイトルからは獣くささが感じられるが物語は何とも切ない。加登新左衛門がくろすけに語りかける「孤独だが、独りぼっちではない。おまえがここにいることを、お前を想う者は知っている。仰ぐ月は同じだ。眺める花は同じだ」という言葉がジーンとくる。

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    2026年03月21日
  • ブレイブ・ストーリー 上

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    「ブレイブ」の「ストーリー」に至るまでがなっがいしそれまでのパートが読んでいて辛すぎる…… 上巻ずっとこの感じで進むかと思ったが流石に大転換イベントは入って安心。近代のファンタジーのトレンドから絶対的に外れた構成は新鮮だがここからどうなるかな。

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    2026年02月25日
  • おそろし 三島屋変調百物語事始

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    川崎宿の旅籠の娘おちかが、目の前で起こった惨事の衝撃でかたくなに心を閉ざしてしまったことが発端。江戸で袋屋「三島屋」を営む叔父の伊兵衛はおちかを引き取り、彼女の心をひらくための荒療治として客を招いて百物語を聞かせることにしたのである。
    伊兵衛がこの荒療治が有効だとなぜ思ったのか、疑問が残るが続編で語られるのか?
    この百物語事始は、恨み悲しみを蓄えた屋敷そのものにおちかが立ち向かい、成仏(?)させた形で一件落着のようだ。
    続編を読むのが楽しみ。

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    2026年02月23日
  • ぼんくら(上)新装版

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    小平次が可愛い笑 
    登場人物が多いのと、名前が昔ならではの名前やから誰が誰か一瞬分からなくなるけど、慣れたらスルスル読める。それぞれのキャラクター性が好き。

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    2026年02月21日
  • ブレイブ・ストーリー 下

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    ネタバレ

    ワタルの発言がもうすっかり勇者。
    意志が強く勇気があって誠実で。
    上巻からノンストップで読んでて、成長を感じるなあとしみじみした。

    ミツルとの関係性も諦めず、最後まで向き合い続けてたのが印象深かった。

    嘆きの沼のシーンだけがスッキリいかない。
    本当に毒による幻覚だったのか?

    今ゲーム化しても売れる気がする

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    2026年02月21日
  • ブレイブ・ストーリー 下

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    女神さまに会って運命を変えてもらったとして、これからの人生で不幸や不運な目に遭ったとき、もう一度幻界に来て女神さまにお願いをすることはできないのにどうするんだろう?と序盤から疑問に思っていたので、まあそういう願いが1番きれいに話がまとまるよね、というのが率直な感想です。

    ミツルは願いを叶えるためとはいえあまりにも悪行を働きすぎた。
    そもそも友達だと言えるほど友情を育むような絡みもなかったのと、ミツル側から見たワタルの印象も特に書かれておらず、助けたり突き放したりする心理がよくわからない。
    悪に染まりきれていないっていうのだけはわかるんだけど。
    ワタルがミツルは友達なんだ!って言う度に、友達…

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    2026年02月21日
  • ブレイブ・ストーリー 下

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    2026.2.15
    宮部作品でなければ読み通せなかった。とはいえ筆力に魅せられたのは間違いない。自分が老いたゆえにワタルやミツルの世界に入れないだけ。

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    2026年02月15日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    児童向けだか澤村伊智が読みたくて。
    どのお話もおもしろかったけど、「えんまさん」と「靴と自転車」が特に好きだった。

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    2026年02月13日
  • 新しい花が咲く―ぼんぼん彩句―(新潮文庫)

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    宮部みゆきさんが参加している俳句の会の参加者の俳句を元に、書かれた短編集。

    心暖まるものから、背筋が凍りそうになるものまで
    よくもこんな話を思いつくものだなと…。

    最初に俳句を見て、短編を読んで最後に俳句を見る。

    全く、印象が変わってしまって
    何て私は影響されやすいのかと(笑)。

    このシリーズはこれからも続けていかれるそなので
    次は怖いもの見たさで買うことにする。

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    2026年02月13日
  • ブレイブ・ストーリー 中

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    ちょっとご都合展開が多いかな〜
    ワタルのピンチにタイミングよく誰かが助けに来たり、困っているときにピンポイントでその場面で使えたら便利だなって魔法を使えるようになったり。
    冒険を通して成長している途中だからと言われたらそれまでなのですが。

    ハイランダーとしての仕事も何気に何もしてないような。
    立ち寄る町々で問題があり、それを解決しないままぶつ切りで次の町へ行ってしまうので、え?この問題何も解決してないけどいいの?!と思ったり…
    展開的に下巻で回収される感じでもなさそうなので、たぶんここら辺は読み終わってもモヤモヤが残りそう。

    ここまで来たら下巻まで読み切るけど、どうか読み終わった後に面白か

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    2026年02月12日
  • 新しい花が咲く―ぼんぼん彩句―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    俳句に着想を得た短編12本。いやー、さすが、と、私などがいう相手でもないのは百も承知ですが、さすがです。どの話も、すっと入っていけて、読後に余韻を残す。この短さで、驚きもある。二話目がすごかった。夫の家族に違和感を抱いている妻→夫の妹→夫の部下→夫の母、と、視点が移り替わり、最後、妻の抱いていた違和感の、大きなひっくり返しがある。以下、簡潔にまとめる。

    ①結婚式間際で、婚約破棄された女がバスに揺られ、植物園に行く。
    ②事故で亡くなった中学時代の同級生を思い続けている夫とその家族。
    ③ぬいぐるみ製作にいそしむ少年と、マンションのロビーで、とつぜん行われたチャリティバザー。
    ④娘が夫に裏切られて

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    2026年02月06日
  • 新しい花が咲く―ぼんぼん彩句―(新潮文庫)

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    宮部みゆきさんの句会仲間が詠んだ句から、小説を書いたそう。
    短編集でホラーっぽいものやヒトコワ物もありました。

    面白いけれど、今っぽい言い回し?に違和感が…
    現代物だと若者の言葉遣いとか難しいのだろうなと、本編とは関係なくそこがノイズでした

    話の内容は面白かったです

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    2026年02月05日