宮部みゆきのレビュー一覧

  • 新しい花が咲く―ぼんぼん彩句―(新潮文庫)

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    色んなジャンルの話が入っていて読んでいて飽きなかった。結末も後味の悪いのから切なくなるものや気持ちのいいものとそれぞれあって、その時の自分の気分で選んで読める短編集だ。ただ自分が俳句に慣れ親しんでいないため、最後の俳句はどんな意味なんだろうというモヤモヤが残った。学が欲しい。

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    2026年03月14日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    『角川ホラー文庫30周年記念 最恐の書き下ろしアンソロジー 特装版BOXセット』2冊め。

    宮部みゆきさんと小池真理子さんの作品は、正直「これもホラーなの?」という感じ。お二人の柔らかい口調もあって、期待したほど怖くはなかった。

    『函(はこ)』がいちばん怖かった。残った穢れに起因するものか?と思い読み進めたが、そうではないどんでん返しに絶句。建物の持つ意味、タイトルが「箱」ではなく「函」である意味が分かるともう、救われない。

    救われないといえば芦花公園さん。何の話なのこれはと思いながら読んで、カッパの子憎たらしさに恐ろしさを感じながらも、やはり人が「堕ちていく」様はとても恐ろしい。

    私的

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    2026年03月12日
  • あんじゅう 三島屋変調百物語事続

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    三島屋シリーズ第2弾
    第3話の暗獣は、そのタイトルからは獣くささが感じられるが物語は何とも切ない。加登新左衛門がくろすけに語りかける「孤独だが、独りぼっちではない。おまえがここにいることを、お前を想う者は知っている。仰ぐ月は同じだ。眺める花は同じだ」という言葉がジーンとくる。

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    2026年03月21日
  • ブレイブ・ストーリー 上

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    「ブレイブ」の「ストーリー」に至るまでがなっがいしそれまでのパートが読んでいて辛すぎる…… 上巻ずっとこの感じで進むかと思ったが流石に大転換イベントは入って安心。近代のファンタジーのトレンドから絶対的に外れた構成は新鮮だがここからどうなるかな。

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    2026年02月25日
  • おそろし 三島屋変調百物語事始

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    川崎宿の旅籠の娘おちかが、目の前で起こった惨事の衝撃でかたくなに心を閉ざしてしまったことが発端。江戸で袋屋「三島屋」を営む叔父の伊兵衛はおちかを引き取り、彼女の心をひらくための荒療治として客を招いて百物語を聞かせることにしたのである。
    伊兵衛がこの荒療治が有効だとなぜ思ったのか、疑問が残るが続編で語られるのか?
    この百物語事始は、恨み悲しみを蓄えた屋敷そのものにおちかが立ち向かい、成仏(?)させた形で一件落着のようだ。
    続編を読むのが楽しみ。

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    2026年02月23日
  • ぼんくら(上)新装版

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    小平次が可愛い笑 
    登場人物が多いのと、名前が昔ならではの名前やから誰が誰か一瞬分からなくなるけど、慣れたらスルスル読める。それぞれのキャラクター性が好き。

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    2026年02月21日
  • ブレイブ・ストーリー 下

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    ネタバレ

    ワタルの発言がもうすっかり勇者。
    意志が強く勇気があって誠実で。
    上巻からノンストップで読んでて、成長を感じるなあとしみじみした。

    ミツルとの関係性も諦めず、最後まで向き合い続けてたのが印象深かった。

    嘆きの沼のシーンだけがスッキリいかない。
    本当に毒による幻覚だったのか?

    今ゲーム化しても売れる気がする

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    2026年02月21日
  • ブレイブ・ストーリー 下

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    2026.2.15
    宮部作品でなければ読み通せなかった。とはいえ筆力に魅せられたのは間違いない。自分が老いたゆえにワタルやミツルの世界に入れないだけ。

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    2026年02月15日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    児童向けだか澤村伊智が読みたくて。
    どのお話もおもしろかったけど、「えんまさん」と「靴と自転車」が特に好きだった。

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    2026年02月13日
  • 新しい花が咲く―ぼんぼん彩句―(新潮文庫)

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    宮部みゆきさんが参加している俳句の会の参加者の俳句を元に、書かれた短編集。

    心暖まるものから、背筋が凍りそうになるものまで
    よくもこんな話を思いつくものだなと…。

    最初に俳句を見て、短編を読んで最後に俳句を見る。

    全く、印象が変わってしまって
    何て私は影響されやすいのかと(笑)。

    このシリーズはこれからも続けていかれるそなので
    次は怖いもの見たさで買うことにする。

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    2026年02月13日
  • ブレイブ・ストーリー 中

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    ちょっとご都合展開が多いかな…
    ワタルのピンチにタイミングよく誰かが助けに来たり、困っているときにピンポイントでその場面で使えたら便利だなって魔法を使えるようになったり。
    冒険を通して成長している途中だからと言われたらそれまでなのですが。

    ハイランダーとしての仕事も何気に何もしてないような。
    立ち寄る町々で問題があり、それを解決しないままぶつ切りで次の町へ行ってしまうので、えっこの問題何も解決してないけどいいの?!と思ったり…
    展開的に下巻で回収される感じでもなさそうなので、たぶんここら辺は読み終わってもモヤモヤが残りそう。

    ここまで来たら下巻まで読み切るけど、どうか読み終わった後に面白か

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    2026年02月12日
  • 新しい花が咲く―ぼんぼん彩句―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    俳句に着想を得た短編12本。いやー、さすが、と、私などがいう相手でもないのは百も承知ですが、さすがです。どの話も、すっと入っていけて、読後に余韻を残す。この短さで、驚きもある。二話目がすごかった。夫の家族に違和感を抱いている妻→夫の妹→夫の部下→夫の母、と、視点が移り替わり、最後、妻の抱いていた違和感の、大きなひっくり返しがある。以下、簡潔にまとめる。

    ①結婚式間際で、婚約破棄された女がバスに揺られ、植物園に行く。
    ②事故で亡くなった中学時代の同級生を思い続けている夫とその家族。
    ③ぬいぐるみ製作にいそしむ少年と、マンションのロビーで、とつぜん行われたチャリティバザー。
    ④娘が夫に裏切られて

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    2026年02月06日
  • 新しい花が咲く―ぼんぼん彩句―(新潮文庫)

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    宮部みゆきさんの句会仲間が詠んだ句から、小説を書いたそう。
    短編集でホラーっぽいものやヒトコワ物もありました。

    面白いけれど、今っぽい言い回し?に違和感が…
    現代物だと若者の言葉遣いとか難しいのだろうなと、本編とは関係なくそこがノイズでした

    話の内容は面白かったです

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    2026年02月05日
  • はじめての

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    島本理生、辻村深月、宮部みゆき、森絵都の4人の直木賞作家によるアンソロジー。
    思春期の子が主人公。
    色違いのトランプは父親が語り手だけど。
    SFの雰囲気もあり、好き嫌いが分かれるかも。
    YOASOBIがそれぞれの物語をもとに、楽曲作成しているとのこと。
    ヒカリノタネが好き。

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    2026年02月04日
  • ブレイブ・ストーリー 上

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    上巻では日常生活がメインで本格的に冒険が始まるのは終盤から。

    大人の嫌〜なところがすごくリアルに書かれてる。
    そうそう、両親が離婚するときって両親だけじゃなくて祖父母や親戚まで巻き込んで、みんな悲しんだり怒ったり、ネガティブな感情が満ちていてるし、自分にだけ事情を教えてもらえなくて何が起きているかもわからないし、子供にはどうすることもできなくて大人の都合に振り回されることしかできないんだよね、と幼少期に両親の離婚を経験した自分と亘があまりにも重なって苦しくなりました。
    いかにも小学生男子って感じのカッちゃんとの会話がドロドロした空気の中で貴重な癒しになります。

    亘は年齢のわりに理論的で比較

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    2026年02月04日
  • 新しい花が咲く―ぼんぼん彩句―(新潮文庫)

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    【2026年19冊目】
    婚約者と別れた女、亡き少女に思いを馳せる家族、ヌイグルミとリスの妖精、娘を心配する母親、死を選んだ家族、恋人によって変わった姉、奇跡のゴーヤと子無し夫婦、遺産と仲間外れ、蜥蜴と亡き息子、廃墟での邂逅、野辺送りと女子学生、思い出の展望台――12句の俳句から生み出された12篇の短編集。

    宮部みゆきさんの本だ〜、新刊かな?と思って手に取りました。「ぼんぼん彩句」の名に相応しく、ありとあらゆるジャンルの話が詰め込まれている彩ある一冊で、「宮部みゆきさんにしては珍しい」と思うこともしばしばでした。「こ、ここで終わりなの?!」と思う話が多かったかな。すっきりするのもあれば、しない

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    2026年02月03日
  • はじめての

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    YOASOBIのセブンティーンのMVを観て、読みたくなった色違いのトランプを読み終わりました。
    これは物語の導入で、ここからストーリーが展開されていくと思ってしまう不思議な読後感。
    先に知ったのがMVだからかな?私は曲の表現のほうが世界に引き込まれました。

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    2026年01月18日
  • 宮部みゆきのおすすめ本 2020-2024 in 本よみうり堂

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    宮部みゆきさんのおすすめ本の紹介
    とにかく読まれているジャンルが幅広い。
    さすが。
    読みたいと思ったのは、

    『まほり』  高田大介
    因習が作る現世の異界、「まほり」という
    言葉の秘める恐ろしい意味とは何か

    『憂き夜に花を』 吉永永青
    江戸の花火師が仕掛ける大勝負

    『月の番人』 トム・ゴールド
    夜のブルーの静けさが満ちる

    『レッドクローバー』 まさきとしか
    『方舟』  夕木春央
    人間ドラマ、驚愕の真相

    『虹の涯』  戸田義長
    幕末の水戸藩士、藤田小四郎が探偵役と
    なって不可能犯罪を解く歴史ミステリー

    『首ざむらい 世にも怪奇な江戸物語』 由原かのん
    旅の途中、侍の生首と道連れになる主

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    2026年01月07日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    宮部みゆき/新名智/芦花公園/内藤了/三津田信三/小池真理子   

    角川ホラー文庫30周年を記念する豪華作家陣によるホラーアンソロジー。
    以前読んだ「潰える」と比べるとホラーとしての面白さはあまり感じなかった。
    内藤さんはいちばんの得意分野ともいえそうな建築×ホラー。
    芦花公園さん、三津田信三さんは名前だけはずっと知っていて、はじめて作品に触れることができた。
    新名さんの作品は挑戦作としてはおもしろかったけれど、ホラーアンソロジーに載せるものなのかは疑問。

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    2026年01月04日
  • ブレイブ・ストーリー 上

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    幻界へ行くまでが長く、読んでいて辛い部分もあるが、冒険への布石と思えば我慢できる。主人公の言動は幼くいささか腹立たしいが、今後の成長に期待。

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    2025年12月26日