あらすじ
店子の家離れが続く江戸・深川の鉄瓶長屋。
同心の平四郎は、八百富の太助殺しから始まった一連の出来事が仕掛けられたものだと気づく。
長屋の地主・湊屋総右衛門は店子をひそかに追い出そうとしているのか。
平四郎は甥の美少年弓之助と十七年前湊屋で起きた失踪事件にたどり着く。
「宮部ワールド」真骨頂!
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Posted by ブクログ
ぼんくら下巻、新装版で再読。
というか事件の繋がりもながら、登場人物のあったかさに胸がジンとなる。
真相的には湊屋なんやねんという気持ちになりますが、そんな割り切れない気持ちも、平四郎と弓の助とおでことお徳さんと佐吉とおくめさんと....と盛りだくさんの登場人物たちに、長屋の面々に救われて、洗われて終わります。
まったく内容覚えてなかった!笑 ので、続刊も新装版で読もうと思います
Posted by ブクログ
上下巻読み終わっての感想としては
女の嫉妬は怖いということ
おふじは怖い女だけれど葵も負けてはいない
佐吉さんのお母さんだけれど結構図太い神経をしていると思った
おくめさんが死んでしまうとは思ってもいなかったお徳さんと一緒にこれからも暮らしていくと思っていたのにそこは残念だった
いいキャラだったし
きたきた捕物帖に今後弓之助も出てきたりするのだろうか
この話ちょっと中途半端な気がするけれどおそらくさいごに出てきたのが葵だとしたらこれは完結したのだろうと思う