【感想・ネタバレ】おまえさん(下)新装版のレビュー

あらすじ

弓之助の謎解きで紐解かれる三つの殺人事件。
殺された新兵衛が、隣人に二十年前の罪を打ち明けたことから、新たな災いが生じていた。
遺された瓶屋の一人娘・史乃を気にかける信之輔。
ついに犯人の隠れ家を見つけた平四郎、政五郎らが集結する。

泣いて笑って心癒やされる深川人情ミステリー、堂々の完結編。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

再読。
若い頃に読んだ時より、歳を経た今の方が沁みる。
上巻の謎解きより、事件の真相がわかったその後の下巻の方が胸に響きました。
特に丸助さん視点の「転び神」が好き。
「〜で」、口癖になりそう。

日々の一つひとつを大切に積み上げて生きる市井の人たち。一方で思いもかけず道を違えてしまう人たち。それでも乗り越えて慎ましく生きていく人たち。江戸人情ものといえ、今に生きる私たちにも何ら変わらず通じると思います。

そしてぼんくらといえど、平四郎もやる時はやる。
みんなの間を取り持ち、いい塩梅に落ち着けてくれる彼はなんだかんだこのシリーズの心。
読んでよかった。

0
2026年03月28日

Posted by ブクログ

登場人物が多く、それぞれに背景や事情があって、サブエピソードがいくつも重なっている作品だった。
一つの事件というより、人の感情や人生が絡み合ってできている話という印象。

間島様は惚れっぽさや感情の流されやすさに少しイライラしてしまったけど、それも人間らしさなのかもしれないと思った。
史乃は正直かなり怖くて、「ヤバい」と感じる部分も多かったが、感情の行き場がなかった結果だと思うと単純に否定もできない。

読み終わると、いろんな人物の人生を見せられたような重みが残る作品だった。

0
2026年04月07日

「小説」ランキング