宮部みゆきのレビュー一覧
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ホラーやミステリーで有名な6人の短編集。
書き下ろし短編集ということもありそれぞれの特色が出ており始めて読む著書の作品も読むことができてお得な一冊だと思う。
ただ、ホラー好きの方には若干ホラー要素は少なめな気がする。
私自身のおすすめは新名智さんと小池真理子さんの作品。
新名さんは本にしては珍しく読んでいくとゲームのような選択肢があり読者側に物語を選択させるという斬新なものであった。選択肢を変えれば何通りもの物語もある為、再読しても面白いと思う。ファンタジーかと思いきやしっかりオチもあり。
小池さんは主人公が少し訳ありでそちらに目を向けすぎて全然真相に気づけなかった。最後は少し謎が残るが、主 -
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宮部みゆきさんが受賞した数々の文学賞、そのときの受賞の言葉がそれぞれ載っていました
尊敬する山本周五郎の名を冠した賞をいただいた時には、大きな励ましと、強い鞭となるとこたえたり、
ただ小説が好きだというだけで、何の志も持たず、強い意志もなく漕ぎ出した小舟が、遥かな海原をここまで漕ぎ進んでくることができましたと喜びのことばがあふれていました
市川崑や、佐々木譲、北村薫、そして津村記久子さんなどの対談も載っていました
宮部みゆきさんが、スティーブンキングや、シャーロックホームズ、大河ドラマが好きだということや、車の免許がないため、運転のシーンが苦手なこともわかりました -
Posted by ブクログ
角川ホラー文庫30周年を記念し、最大の恐怖を詰め込んだアンソロジー第2弾。
第1弾と第3弾は読んだので、読み残してた1冊。
以下印象的だった作品。
新名智「竜狩人に祝福を」
ドラゴンに支配された世界でドラゴンを倒すために旅立つ主人公。
ゲームブック形式は無条件にわくわくしてしまう。通常ルートで進むとたどり着かないページが点在していてそこを読むと主人公の背景が徐々にわかってくるんだけど、そのページが結構ぶつ切りになっていて、どうせならゲームブックの中に組み込まれて自然にたどり着くようになってたらさらによかったのになぁと思った。
内藤了「函」
突然一等地のお屋敷を相続することになった主人公。売 -
ネタバレ 無料版購入済み
いわゆるエスパーものです
アーニャと同じような能力もあるようですが、それ以外にも使える能力があるようで、万引きした現物を移動させていました。
似たような能力を持つ少年と遭遇して運命が動きだすのでしょう。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ宮部みゆきさん目当てで読みました。
ネタバレ感想
あなたを連れてゆく
ふんわりホラー
アキラは幸せなのかな不幸なのかな?と思ったり。
とても怖い!というよりか少しノスタルジー感じるホラーファンタジーみたいな作品でした。
竜狩人に祝福を
この本はこの話を読んだだけでもいい収穫になると思います。新感覚選択式ストーリーでかつラストに驚愕の真実を得ます。順々に選択していくと…。
この作品はもっと評価されて欲しい、この作品だけで小説を出して欲しいです。
月は空洞地球は平面惑星ニビルのアヌンナキ
河童のお話
ナメてかかって読んだら意外と怖かったです。
この分野はなんていうんだろう…
函
あぁ…やっ