宮部みゆきのレビュー一覧

  • 新装版 天狗風 霊験お初捕物控

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    江戸時代の超能力者である、お初と右京之介の物語の第2段(たぶん)。
    猫の鉄が可愛い一作。いや、可愛い。

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    2022年09月04日
  • ブレイブ・ストーリー 中

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    異世界における亘の旅は続きます。 

ただのファンタジーでは終わらず、しっかりと社会への批判も入っているし、誰もが持っている心の闇も言及している。 

宮部みゆきはゲーム好きそうな文章書くな、とおもってたら彼女はゲーマーでし

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    2022年08月27日
  • ブレイブ・ストーリー 下

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    まさに主人公・亘のブレイブ(勇気)ストーリーという名に相応しい内容だった。
    壮大な世界観のお話で、壮大過ぎて最後の方私が忘れているようなことも、作者がきちんと伏線回収してくれて、なんて親切。
    それにしても、亘の台詞や考え方はどう考えても小学5年生に思えないほど大人びていたというか、やや無理やり小学生っぽい描写にしている感じもした。

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    2022年08月17日
  • おそろし 三島屋変調百物語事始

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    怪談ものとしてすごくいい。
    六作目から読んでしまった私からすると、若干の物足りなさはあるけどそれでも大満足。
    そろえます。

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    2026年01月13日
  • ブレイブ・ストーリー 中

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    前半は、幻界での亘の冒険譚。RPGのゲームを詳しく説明したような内容。
    ゲームに疎い私からしたら、すこし読みづらかった。
    でも後半は打って変わって、俄然面白くなってきた。幻界が亘の心を映して姿を変えることの意味。己と姿形の違うものを嫌ったり、考えの違うものを退けたりする心は亘の中にあるため、幻界でも同様のことが起きる。
    たとえ亘が自分の運命を変えたくても、ただ女神に頼んで変えてもらっても、意味がないということ。
    亘がそれを知ってから、下巻でどう行動するのかが楽しみ。

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    2022年08月14日
  • ブレイブ・ストーリー 上

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    ネタバレ

    読む前は、宮部みゆきがファンタジー??一体どんな作品なのか?とイメージがつかなかったけれど、上巻はほぼ現実部分で、なるほどこういうことかという感じ。子ども視点で描かれてこそいるものの、父親の不倫からの離婚劇という何ともドロドロな設定。子ども向けなのに?と思いはするが、3組に1組が離婚する時代。子供にとってこそ、こういったことは大きなテーマになるのだと改めて感じた。ここからのファンタジー部分が楽しみ。

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    2022年06月07日
  • ブレイブ・ストーリー 下

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    出だしがかなりキツいのだけれども、
    幻界にきてしまったらあとは一気読み。


    旅の仲間との出会いと別れ。
    自分の運命を変えるためにやってきた
    ワタルとミツル、ふたりの旅人の運命を追う、
    壮大な物語。

    現実だけではなく、幻界でも割と残酷な運命に立ち向かうことになるんだけれども、そのへんが容赦ないのはやっぱり宮部みゆきさん。
    児童書版もあるけど、設定が重すぎるので、
    おすすめするなら中学生以上かな。

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    2022年06月05日
  • ブレイブ・ストーリー 下

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    ネタバレ

    冒険が終わりました。
    色んなことがあったけど、キ・キーマやミーナ、カッツに支えられながら闘ってきたワタルはやっぱり魅力的な人物だったんだろうなと思います。
    ワタルは女神に叶えてもらう願いを幻界を救うことにしたけど、それは同時に自分を救うことにもなっていて、それをワタル自身がわかって、なおかつ強くなっている姿に感動しました
    またどこかでワタルが仲間と出会えてたらいいなぁ。

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    2021年11月19日
  • ブレイブ・ストーリー 下

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    ネタバレ

    ファンタジー小説であるが子供向けではなく、大人向けの物語だと感じた。主人公の亘は小学生であるが、直面する現実は大人が読んでも重く、胸が痛くなる。もし自分がこんな現実に直面したら、乗り越えられるだろうか。そう思う程に。それは亘がいい子だから余計に感じた。読んでいて嫌味など全く感じさせない主人公。小学生らしい純粋な視線で情景や心情が描かれている。終始応援したくなった。
    亘は幻界の旅を通して出会いや別れを経験し、精神的に強く成長していく。幻界で出会うキ・キーマやミーナなどのキャラクターも魅力的で、彼らとの友情や絆を強く感じられた。
    最終的に亘は、不運な自分の運命を変えるのではなく、幻界の世界を救うこ

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    2021年10月12日
  • ブレイブ・ストーリー 下

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    現世に影響されるという幻界。ワタルが旅し、成長させた幻界が、崩壊しようとしている。ワタルは、自分の運命を変えることと幻界を救うことのどちらを選択するのか?小学5年生には重すぎるとも思える。憎しみを越えた先に未来がある。
    一気読み必至ですが、SNSなどで拡大した、現在の分離対立をも表しているようで、考えさせられる。

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    2021年10月09日
  • ブレイブ・ストーリー 中

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    RPGの様な異世界に飛び込んだワタルは、ゲームの主人公となり、運命を変え、失われたものを取り戻すため、運命の塔を目指す。
    ワタルは、一緒に旅する仲間を得て、異世界の各地を巡り、成長しながら試練を乗り越える。

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    2021年10月09日
  • ブレイブ・ストーリー 上

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    ゲームが大好きな小学5年生が直面した家庭崩壊。その中で大人たちの醜い姿を見てしまう。
    そんな状況から逃れ、運命を変えるため、亘は異世界へと旅立つ。

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    2021年10月09日
  • あんじゅう 三島屋変調百物語事続

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    くろすけ 切ないお話なのだけど、想起してしまったイメージがSUUMO(緑色のもふもふ)だったので、ちょっと脱力感w

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    2025年12月13日
  • ブレイブ・ストーリー 下

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    ネタバレ

    細かなストーリーの展開にとやかく言いたくない気もするが、最後の場面では、ミツルとワタルの直接対決(対話)がぜひみたかった気もする。
    ミツルは、そんなに悪いことをしたのだろうか。確かに、ワタルのように、目の前にいる人たちのことを気にかけ、悩んで結論を出す方が、読者にとっては感情移入しやすいのかもしれない。でも、ミツルの苛酷な経験のことを考えると、彼の意志の強さは相当なものがあったとも思うし、また、むしろワタルのような「旅」の仕方が悠長にも思えてしまう気もした。
    もちろん、ワタルも父の幻影?を惨殺した場面など、精神的にハードな「旅」をこなしてきて、最後には父を憎んでいる自分自身とも戦い自覚を得た。

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    2021年08月13日
  • ブレイブ・ストーリー 中

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    ネタバレ

    自分の心に余裕がある時期なら、手に取らなかっただろうと思う。
    まず、思いのほか、おとぎ話の世界ではない、現実の出来事を語る第1部が長かった。上巻はほとんど第1部である。だからといって退屈だというわけではない。現実でうまくいかないことがある。別の世界に導かれ、冒険を続けていくうちに、不思議と現実の厳しさにも相対できる素質が備わっているーおそらく、この物語はそういう話だ。
    そういう枠組み自体、もしかすると珍しいものでもないかもしれない。加えて、両親の離婚という「困難」も、現代ではありふれてさえいるのかもしれない。
    それでも、第1部には、人生には簡単に答えが出せない問いがあって、しかも誰にでもそれに

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    2021年07月31日
  • 宮部みゆきの江戸怪談散歩

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    気に入っている三島屋シリーズの舞台裏を覗けて楽しかった。北村さんのと対談、収録された短編もよかったけれど、最後の「怪の再生」は怖くて夜に読めなかった。

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    2021年06月18日
  • 新装版 震える岩 霊験お初捕物控

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    ふつうの人間には見えないものが見えてしまうお初。子ども殺しが100年前の赤穂浪士の討ち入り事件と絡み合う。  2ヶ月ほど前に「かまいたち」を読んだ。それに収められている「迷い鳩」「騒ぐ刀」で活躍するのが六蔵親分(岡っ引き)の妹で一膳飯屋「姉妹屋」の看板娘お初だ。この作品は、その後の作品だ。

     一度死んだ人間が生き返る死人憑きに始まり、幼児殺し、震える岩騒ぎと続いていく。震える岩は、赤穂の浅野内匠頭が切腹した場所に置かれた岩だということで、100年前の松の廊下の刃傷事件と赤穂浪士の討ち入りとも絡み合い、なかなか読み応えがあった。

     バラバラの事件が最後に繋がり納得の、まさに宮部ワールド!

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    2026年01月18日
  • 宮辻薬東宮

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    人気のある作家ばかり集めたゾクっとくるホラーミステリーアンソロジー。ホラー苦手な私でも楽しめる内容で良かった。特に好きなのは「ママ・はは」と「わたし・わたし」。

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    2020年08月08日
  • 新装版 天狗風 霊験お初捕物控

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    ”霊験お初捕物控”第二弾。
    第一弾で気になっていた古沢様親子のその後にもほっこりしたし、お初を助ける猫の鉄との掛け合いもなんとも楽しい。
    天狗は誰の心のなかにも取り憑くけど、その人の心の持ちよう次第。

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    2020年04月29日
  • 宮辻薬東宮

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    「みやつじやくとうぐう」と読むんだそうです。
    好みの作家さんが名を連ねていて、その豪華な面々に、思わず即買い。
    ミステリーというよりはホラー寄り。勝手にリレー形式のミステリーだと思っていたので、連作短編集のようなものをイメージしていましたが、それぞれが独立したアンソロジーですね。
    リレーだと思うと、前の作品を強引に入れ込んだでしょ感が出ちゃってる。でも、宮内さんの作品のラストは秀逸でした。リレー形式ならではの〆だと思います。

    アンソロジーって、好きな作家さんの作品を、濃密に、いいとこどりしたような感覚で楽しめるのはもちろん、知らなかった作家さんや、興味はあったけれどまだ読めていなかった作家さ

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    2020年03月07日