佐藤優のレビュー一覧

  • 獄中記

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    著者は、逮捕前は国益に殉ずるため多忙を極めていた外務官僚だった。一転、時間の流れ方がまるで違う拘置所の中で、自己の思想の歴史を紡ぎ直し、さらに研鑽すべき知的課題を煮詰めていく。
    著者の提示する哲学的、政治学的?課題は、正直に言ってよくわからない。とはいえ、実践的な知性は、歴史の知識および理解と高い使命感を欠いていてはありえない、というのが著者の考えではないだろうか。

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    2018年10月14日
  • 野中広務 差別と権力

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    一般社会の裏側に存在する権力社会と被差別社会
    被差別社会の苛烈な環境で育ったことで身につけた裏側社会での生き方は、
    同じく裏側社会である権力社会で生き抜く術となり、
    野中を権力の中枢へと導いた、のかな
    生々しい政治の世界が垣間見られる良書
    ただし、権力者に認められるクダリがことごとく浅く、さらに裏側があるのではと思ってしまう

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    2009年10月04日
  • 獄中記

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    2009/4/18 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2012/4/6~4/27

    佐藤優氏が東京拘置所に入っていた514日間の記録。私も今年からライフハックじみたことを始めたが、なかなかここまでは出来ない。確かに拘置所という特殊な空間に居たとはいえ。自分とは全く違う資質を持つ佐藤氏に今後も注目したい。
    文庫版あとがきにある拘置所の細かいルールはとても興味深い。

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    2012年04月27日
  • 自壊する帝国

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    ソ連崩壊時に、筆者は外交官としてモスクワに駐在していた。本書は、ソ連崩壊の過程を外交官の目から記録したもの。Detailが多く流れがつかみにくいきらいはあるけれども、かなり迫力のある記録。

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    2011年07月25日
  • 国家と神とマルクス 「自由主義的保守主義者」かく語りき

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    2008/11/24 メトロ書店御影クラッセ店にて購入
    2011/4/18〜4/24
    久々の佐藤氏の本。
    こういうベビーな思想本は大学生の頃に結構読んだが、最近は全く読めていなかった。特に第五章の白井氏との対談は、佐藤氏のバックボーンを知ることが出来て興味深い。我が国もこういうユニークな人材を国策捜査のために失ってしまったのはもったいない。
    私自身は理系であるが、たまにこういう本を読んで視野を拡げないといかんなあ。

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    2011年04月24日
  • 野中広務 差別と権力

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    京都出身ということもあり、へえ、あの時はああだったのかと思うこともあり、おもしろかった。政治にそれほど詳しくないのだけれど、これを読むと、政治家は権力闘争や利権争いが本当に好きで、国のことや国民のことを考えてるのだろうか?と思ってしまう。しかし、野中氏には人のために社会を改革するという熱い部分と、狡猾な部分の両方があって、そこが本書の魅力であり、野中広務の魅力なのだろうと思う。

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    2011年09月03日
  • 北朝鮮特殊部隊 白頭山3号作戦

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    北朝鮮が韓国を赤化統一する、あるいは今年末の大統領選で韓国に保守政権が誕生して追い詰められた北朝鮮が‘爆発’する、あるいは「保守政権が誕生した後に軍事行動を起こして激しい抵抗に遭うよりも親北朝鮮政権があるうちに攻めるほうが有利だと、金正日が決断」して軍事行動に踏み切る、というようなシナリオを想定して、本書の目玉らしい在日の北朝鮮工作員が著者に打ち明けたという「白頭山軍事作戦」という戦争勃発後の北朝鮮の軍事行動計画(在日米軍と原発が最初の標的となっている)や北朝鮮の対日工作活動などを説明している。元軍人の方なのでその方面については詳細で私には真偽のほどがよく見分けが付かないのだけれど、武力にせよ、合意に基づいてにせよ‘赤化統一’を北朝鮮が具体的にどうやったらやれるのか(北が各種媒体でマントラのように唱え続ける‘自主統一の偉業’を南の左傾化や、米国との秘密協約を結ぶ(かもしれない)というような段取りだけで出来るとは考えられないし、中国からもロシアからも相手にされていない状態で単独侵攻を決行するほど北朝鮮には資力と気力が残っているのかという疑問)、という点や‘爆発’の蓋然性がいまいち希薄で、本書そのものの説得力を減じているんじゃないかと思えた。軍人の方にはあらゆる可能性を想定して訓練に励んでほしいものではあるけれど。

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    2009年10月07日
  • ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊

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    立花隆と佐藤優の両氏が「知」をテーマとして、おすすめの本を紹介している。
    自分の書棚から百冊ずつ、本屋の文庫・新書の棚から百冊ずつという条件で選び、合計400冊がピックアップされている。

    お互いのリストを見ながら、なぜこの本を選んだのかについての対談が主となっている。ブックリストは短いコメントが付されており、章の間と末に置かれている。

    対談は、立花氏を立てる形である。お互いの意見が違っていても、佐藤が視点をずらすので議論になることはない。したがって、対談はスムーズに進行する。だた、議論が一切ないので一つ一つの話題については、深く掘り下げられていはいない。

    対談は興味深いものとなっているが、挙げられている本を見ると、なじみがない本が多い。総じて、レベルが高いように感じた。私は、400冊中、ショーペンハウエルの『読書について』や、『ハリウッド100年史講義: 夢の工場から夢の王国へ』(北野圭介/著)など、数冊しか読んでいなかった。

    読者の読んでいない本を紹介するという点では、良いブックガイドである。

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    2026年10月05日
  • 一寸先は闇

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     五木寛之と佐藤優氏との対談なので、とても面白かった。特にお二人ともロシアに詳しいので、ウクライナ戦争以降のロシアの本当の実際がわかるのでとても良い。それと五木寛之氏が昭和7年の生まれなので、日本が戦争をやってた頃の国民の心情がよくわかっていい。

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    2026年09月25日
  • 読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

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    元外交官佐藤優氏が語る、知を身につけるための技法。

    一読して感じたことは、知の道に近道はないという至極当然の事実である。佐藤氏の「速読」や「超速読」による読書量には圧倒される。それを可能たらしめているのは、青年期からの一貫した学習の成果である基礎知識の賜物であり、小手先のテクニックではない。

    一見、ビジネスパーソンへの啓発書を装った、実態は本物の知への厳しい修養を説く指南書なのではないかと思う。

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    2026年09月22日
  • 危ない読書 教養の幅を広げる「悪書」のすすめ

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    「何の本なの?」と思いながら読み進めると、興味深い作品が多くて「読んでみたい!」ってなる、散財危険な本でした(笑) 積読がふえたー!!

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    2026年09月16日
  • 明日への扉 君たちだから伝えたいこと

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    佐藤優の創価学園での特別講義録。
    前段にある佐藤優がいかに創価学会が好きかのところは読むに堪えない。が、収穫もあった。
    佐藤がSGIを好きなのは1.宗男-佐藤バッシングに加担してない2.佐藤起訴後も佐藤優にSGI系列出版社が仕事を振った3.過去に池田先生が外務省の大ミスでロシア首脳訪日がおじゃんになりかけたのを助けた、からだという。

    この本の魅力は学園生との生々しい対話である。佐藤優がよき教育者であることがわかる。

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    2026年09月04日
  • 還暦からの人生戦略

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    著者の外務省の経歴から見た還暦からの人生をどのように生きるのかをアドバイスした本。
    特に「死との向き合い方」に関して、著者はキリスト教信者としてハッキリしていることに羨ましく思う。
    自分はどう考えるかこれから考えていきたい。

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    2026年08月25日
  • 40代でシフトする働き方の極意

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    2026.8.17
    筆者の経験談も交えながら、40代に大切にしたいことが書かれていて参考になった。
    筆者のお勧めの本が紹介されていたのもよかった。

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    2026年08月18日
  • 残された時間の使い方

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    『限りある時間の使い方』というベストセラー本のコバンザメなのだが、私はちゃんと読んだし、すぐに読めた。

    ・クロノスとカイロス
     目的論的に思考し、カイロス的時間でとらえる
    ・成功した自分の姿を具体的に思い描く

    ・仕事、家庭、社会 それぞれにおける役割と使命

    ・余暇こそが真理に近づく時間、人間にとって本質的で重要

    ・資本主義下では、機械生産による労働時間の節約は、労働者の自由時間増大につながらない

    ・他者時間や消費時間を減らして「自由時間」や「創造時間を増やすことが望ましい」

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    2026年08月11日
  • 佐藤優の特別講義 民主主義の危機 忍び寄るポピュリズムと強権主義

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    本書を読んで、民主主義だからといって絶対に安全であるとは限らないことがよく分かりました。また、独裁的な国家であっても、民主主義の形をとって現れることがあるという点も印象に残りました。

    一方で、私は現在の日本の民主主義が必ずしも悪い方向に向かっているとは思いません。最近の動きを見ていると、単純にポピュリズムが広がっているというよりも、これまで政治にあまり関心を持っていなかった人たちが、ようやく政治について考え、声を上げるようになってきたように感じます。

    本書を読んでいて気になったのは、一般の国民に対してやや否定的な見方が強い点です。まるで国民が政治に大きな影響を与えるようになると、国家は必ず悪い方向へ進んでしまうかのような書き方が目立つように感じました。

    確かにインターネット上では、極端な意見や知識に乏しい意見ほど大きく取り上げられることがあります。しかし、それが必ずしも国民全体の意見を表しているわけではありません。日本の制度や社会の問題点について、的確な指摘や貴重な意見を発信している人も数多くいます。

    民主主義の危うさを警戒することは大切ですが、それと同時に、もう少し国民の判断力を信じる視点があってもよいのではないかと感じました。

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    2026年08月10日
  • 定年後の日本人は世界一の楽園を生きる〈実践・成功編〉(Hanada新書 017)

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    30 前半36点後半18点。勉強、仕事の部分はさすが、参考になる。でも資金関連、年金、老後保険計画。この人の本は必要ないね。
    的を絞って欲しかった。

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    2026年08月02日
  • 調べる技術 書く技術 誰でも本物の教養が身につく知的アウトプットの極意

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    ・仕事に関するインプットだけ行うと決める(もちろん趣味の読書はあり)
    ・相手の能力は、自分の期待の6割程度と割り切る
    ・相手は誰からお金をもらっているかという観点を持つ
    ・自分のキャパシティ以上の仕事を受けない。仮病を使う。あらゆる手を使って自分の心身を守ることが最優先
    ・45歳までは目一杯インプットに勤しみ、45歳になってからはそれまで積み上げてきたインプットを活かしてアウトプットをしていく。

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    2026年07月31日
  • 一寸先は闇

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    題名ほど悲観的な内容ではない
    第四部が良かったです
    徴兵制度の話は、正直悩みました
    そんなに先ではないのかも

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    2026年07月25日
  • 定年後の日本人は世界一の楽園を生きる〈実践・成功編〉(Hanada新書 017)

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    こんな具体的な内容を佐藤氏には求めていないので、あまり良い印象を持てなかった。なんかとっても生臭い。

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    2026年07月18日