佐藤優のレビュー一覧

  • 働く君に伝えたい「本物の教養」 佐藤優の地政学入門

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    さっと読んだだけでは分からない。自分に地理や歴史の知識が足りないからだと思う。残念ながら地政学に入門するには早過ぎた。

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    2025年12月18日
  • 動乱のインテリジェンス

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    積読のまま忘れていました。
    過去を振り返って検証するには良い本だと思います。
    東日本大震災以降の日本を取り巻くインテリジェンスを理解する上では役立つはずですから。
    しかし、当時発行されたばかりのこの本を読みたかったですね。

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    2025年12月14日
  • トランプの世界戦略

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    佐藤氏の他の著作と比べると、本書は引用、参考文献の提示が多く、丁寧にされている。
    分析、解説に主軸を置いた一冊ということだろう。
    分析内容、見立てには納得感がある。
    分析や解説に力点を置いているだけに、逆に佐藤氏の感情や好みの部分はばっさり落とされている。
    なお他著でも繰り返し論じられた主張がメインなので、真新しいものは少ない。

    日本が関連した過去の戦禍からの距離が遠い故に、私はどうしても「戦争を避ける」「人命優先」という至上命題が根底にあることを忘れてしまいがちになる。

    だから表面的なトランプの認知操作的攻撃に振り回されて、イライラさせられる。これは感情が本能的に反応しているものなので仕方ないとはいえ、EU的な価値観の方に吸い寄せられてしまい、高圧的で、下品で、喧嘩腰で、経済的豊かさばかりを主張し、反知性的で、妄信的で、皇帝のようにふるまう傲慢さを兼ね備えた人間性にこの上ない嫌悪感を感じてしまう。

    しかし佐藤優が見抜いているように、最優先すべきは平和の希求である。
    絶対に第三次世界大戦のような大きな戦争を起こさないこと、そして日本がそこに巻き込まれること(あるいは自ら飛び込まないこと)を主軸に置かねばならない。

    そのために冷静に、現実的に、反吐が出る相手とも手を握る「大人な」対応が不可欠だ。
    あくまで立場として「敵か味方か」と見ている人との対応は、ゲームのプレイヤー同士の関係性であって、そこに人間的な善悪を持ち込むこと自体がナンセンスと言われかねない。

    ダレスの恫喝もそうだし、経済、農林水産業、法律、軍事、信仰まであらゆる面で、第二次世界大戦でのアメリカに対する敗北が現代にまで尾を引いている。この現状から一歩抜け出す上では、トランプがいるタイミングは好機といえる。
    日本が更なる自律へと歩みを進めるために、この混乱を利用しない手はない。

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    2025年12月14日
  • 定年後の日本人は世界一の楽園を生きる(Hanada新書 010)

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    佐藤優氏が定年後の人生をどのように描いているのか、興味があったので購入。
    意外と普通で驚いた。自分の好きなことをして、ほどほどの生活を送ることを薦めている。
    具体的なおすすめもいくつかあって、これは参考にしたい。

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    2025年12月06日
  • 自壊する帝国

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    巻末の解説にも書かれているが、外国で一流エリートや知識人と関係性を築くためにいかに教養が重要かを思い知らされる。深い教養と胆力を武器に、ソ連の政治家と圧倒的な人脈を築いた佐藤優。話半分としても、日本の国益にとって貴重な活動をした唯一無二の外交官であることは事実だろう。
    ただし読み物としては面白い部類ではない為、ソビエト崩壊の過程に興味があるかそれなりの予備知識がないと辛い。何度も挫折しかけた。

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    2025年12月04日
  • 僕らが毎日やっている最強の読み方 ―新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意

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    以前から産経新聞だけは保守色が明確だったが、2013年の安倍首相の靖国神社参拝や2014年のNHK会長の就任会見の頃から新聞ごとのニュースの取り上げ方が変わった。

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    2025年11月26日
  • 定年後の日本人は世界一の楽園を生きる(Hanada新書 010)

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    年齢を経て、考え方は変化する。
    佐藤優さんは、同志社で神学を学び、ノンキャリで入った外務省においてロシア外交で活躍、42歳で逮捕され、45歳で著作を発表、49歳で有罪確定・外務省失職、53歳で執行期間満了。慢性腎臓病に伴う人工透析、がん治療を経て、現在65歳。こんな人が語る話に含蓄が無いはずがない。最近は死の直前を迎えている人の言うことは比較的信頼できると考えている。山崎努さんとか。残された人生で何かを伝えようとしているわけで、まさに命をかけていると思うから。

    還暦はまだまだ先だけど、自分も歳をとって考えるのは、自分の残りの人生の期間とまだ続く人生への向き合い方。これまでの人生で、良いことも悪いこともあった。これまでの人生は変えることはできない。しかしなぜだか最近はあまり良くない思い出、しかもどうでもいいことばかりが思い起こされ、自分を悩ませる。何故だろう?取り戻せない過去への後悔か?更年期障害か?今が平和で暇だからネガティヴ思考で安心するなと本能が働きかけているのか?よくわからない。

    この本を読むと、確かに、日本人の定年後はやりようによっては楽園って感じもする。日本という恵まれた国の仕組みがいつまで続くかはわからない。定年後でも死ぬまでは生きねばならず、ストレス低めで楽しく生きなあかんなと思った。

    内容自体は扇情的でもなく至って穏健。友達を大切にせよ、投資は保守的にせよ、隠れ家を持てなどなど。波乱の人生の佐藤優さんでも普通なのか、あえて普通の人の目線に合わせて書いたのかどちらかはわからないけど、個人的には佐藤優さんが普通の事を言っているのに価値があると思った。

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    2025年11月27日
  • 新・リーダー論 大格差時代のインテリジェンス

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    僕はリーダーシップに興味があって色々な本を読んだりしています。そんな文脈で新・リーダー論というタイトルに惹かれてこの本を読んだ訳ですが、タイトルと内容の不一致が大きいなと思いました。

    この本は、各国の政治のリーダーや情勢について、池上氏と佐藤氏がひたすらあれこれ話しているという対談本です。内容は本当に知識豊富な2人が、深い議論をしていて、色々と考えさせられるもので面白かったです。政治経済に関する背景知識がないと理解できないところも多く、普段あまりニュースも見ない、新聞も読まない僕にとっては難しいとも思える本でした。

    この本の想定している読者層がどういった方なのか分かりませんが、イントロが無いままに難しい議論が始まる章が多いです。個人的には池上彰氏のもう一つの特徴は分かりやすくニュースを伝えるところだと思うので、基礎知識などを池上氏がイントロでもう少し丁寧に書いてくれたら読者層の幅が広がるのにな〜というもったいなさは少し感じました。

    2016年の本ということで出版からだいぶ経っていますが、トランプ、プーチン、習近平と大国のリーダーが今も変わっていないのであまり違和感なく読めました。

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    2025年11月22日
  • 教養としての「病」(インターナショナル新書)

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    タイトルから内容がわかりにくい。出版は佐藤氏の腎臓移植とほぼ同時期。一見相容れないような佐藤氏の剛という感じと、片岡先生の柔とが調和している不思議な雰囲気の本。片岡先生のお人柄があちこちに感じられる。

    料理に例えると、美味くもない、なんなのかよくわからない、ときどき鈍い苦味のような変な味がする、けど食べた経験が残る、、そんな本か。

    新自由主義のくだりが興味深かった。何でもかんでも個人の自由平等を振りまわすのは社会全体のためによくない、と。
    「イガイガトゲトゲの多い二項対立の御時世」を佐藤氏と二人で憂い、無駄に希望を持たせない、悲観的な気配が流れている。しかし投げやりではない。諦念というべきか。生きることへの強さも感じる。

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    2025年11月17日
  • 死の言葉

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    いろいろな偉人たちの「死」に対する考えを知ることができる言葉たち。当然ながら「死が怖くて怖くてどうしよう」(勝手にちょっと『鬼滅の刃』の善逸をイメージ)みたいな言葉はないな。生きている人間は「死」について知ることができず、誰でもいずれは死ぬことを受け入れざるを得ない。確実な将来の死があるからこそ、生を充実したものとして享受できる。

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    2025年11月16日
  • いっきに学び直す日本史 古代・中世・近世 教養編

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    頑張って読み切りました。
    最後の佐藤さんのコメントで読み切る=教養つけるには体力勝負とあり、なるほどと思った次第。

    もっと大人向けのわかりやすい歴史指南書だと思って購入しましたが、ガチ教科書なんですね。
    でも…これ我が家の高校生が読み切れるかは疑問。

    良い勉強になりました。
    もう少し写真や挿絵があるとメリハリつけて読めそうです。

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    2025年11月14日
  • トランプの世界戦略

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    トランプ2.0を読み解くカギは"下品力"と"認知戦"にあり!
    とのこと。佐藤さんは宗教も詳しいのでこういった分析がわかりやすい。
    バイデンはアメリカ史上二人目のカトリック教徒の大統領だとか。。。全然知らなかったw

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    2025年11月04日
  • 知らなきゃよかった 予測不能時代の新・情報術

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    昨今のニュースを見ると、たしかに世界は独裁化傾向にあるのかなと思えてしまうこともある。トップが神のような人であれば、トップの言うことを、万事がスムーズにスピーディになるかもしれないが、トップが暴走した時が怖い。暴走を食い止めれる民主主義の制度がないと怖い。

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    2025年10月29日
  • 50代からの人生戦略

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    50代をイメージしたくて手に取った。40代までの拡大路線から、50代は縮小路線へ。量よりも質の年代のようだ。

    50歳代の終わり頃に再読して、この本に書かれていることを、ぜひ振り返りたいと思った。

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    2025年10月29日
  • なぜ格差は広がり、どんどん貧しくなるのか?『資本論』について佐藤優先生に聞いてみた

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    資本論が述べるのは、労働者が資本家に搾取され続けるというもの、という聞いたことあるメッセージからスタート。労働価値基準。自分で選んだ仕事だからという労働者の責任感を巧みに利用して働かせる資本家の構造。出来高賃金は労働者間の競争を煽り、結果ベース賃金が下がって労働者の疲弊、資本家一人勝ちになりがち。

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    2025年10月23日
  • 世界史の極意

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    第1章の多極化する世界はなんとなく雰囲気がわかった。第2章からのナショナリズム以降、難しかった。。。池上彰のパワーアップ版か?

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    2025年10月22日
  • 対決!日本史2 幕末から維新篇

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    佐藤)松沢裕作、通俗道徳が生まれたあとには必ず新宗教が生まれる。、、


    安部)明治維新の「罪」の部分が、昭和二十年の敗戦を招いた。…直接の原因だとさえ思うのです。238
    徳川家康は「エゴイズムを、最大限制御して抑えていく体制を作らなければ」

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    2025年10月19日
  • 21世紀の独裁

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    個性の強い2人の対談であるからして、かなり思い込みの強い発言もあるものの、まぁ常識的な内容。アメリカと韓国の大統領が『王』になったとの指摘には納得した。また三権分立は必ずしも絶対の正義でないとの主張も新鮮だった。

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    2025年10月16日
  • 生き延びるための昭和100年史(小学館新書)

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    とても読みやすく勉強になりました。昭和100年と言う視点が面白いと思いました。もう100年になるのかと感じながら買いました。戦前から戦中戦後にかけての日本の歴史が中心です。日米同盟があるのでアメリカの歴史も入ってきます。日本の総理大臣やアメリカの大統領がたくさん登場します。会話形式なので非常に読みやすかったです。ただずっと手元に保管をしておくと言う本ではなさそうです。なぜならば、数年すれば色あせるそういった類の新書であるからです。

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    2025年10月13日
  • 16歳のデモクラシー

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    高校生向けのリベラルアーツの講義録だが内容はかなり高度。
    ・今の時代の若者はSNS等によって人間的な偏差値を意識させられ、劣等感を抱いたり行動を起こす前から諦めの念を抱かされている。アイデンティティの欠如によりSNS上での承認欲求に一喜一憂する。
    ・国連はunited nationsであり、それは連合国のこと。国連憲章にはいまだに敵国条項があり、日本を含む連合国の敵国に対する不利益条項が課されている。常任理事国の権限が絶大であることは、国連=連合国と考えれば、腹落ちする。

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    2025年10月04日