【感想・ネタバレ】知らなきゃよかった 予測不能時代の新・情報術のレビュー

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この御二人の対談には毎回、度肝を抜かれる。普段メディアを通して見えていること、感じていることがほんの一部にしか過ぎないということを痛感せざるを得ない。タイトルとは相反するが、知らなきゃ良かったでは済まされず、知らなきゃならないことが沢山あると言えます。

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2021年02月20日

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現代の二大知の巨人による対談本です。
お題は当然世界情勢や日本の政治事情まで
多岐にわたります。

「知らなきゃよかった」という題名は、
ここに書かれている内容を知ってしまうと
明日からは平穏に暮らしていけない、と
感じてしまうほど世界は過激に動いている
と実感した時の率直な感想を表しています。

テロの危機だって日本でも隣り合わせ
なのです。

「こうしちゃいられない」と本気で思わ
される一冊です。

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2020年09月10日

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『新・戦争論』『大世界史』『新・リーダー論』につづくシリーズ第4弾。トランプ現象、モリカケ問題、南北融和ムードの朝鮮半島、ともに独裁強化がすすむ中国とロシア、泥沼からの出口が見えないシリア情勢など、ニュースを騒がす諸問題について語り倒している。

手に取るとき「いやいや、そうは言っても知りたいと思って読むんだからさぁ」とナメテかかったら、読後の印象はやはり「知らなきゃよかった……」なのであった(日本は閣僚も官僚も阿呆ばっかりかよ!)

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2018年09月17日

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ネタバレ

4年前に「言いたい放題」「悪人(不動産で大儲けは人を騙したからに決まっている)」トランプが当選した時はどうなることか、と懸念したが、パリ協定離脱とか移民制限とか中国と対決とかで雇用率は改善し再選では史上二番目の得票数となった/現時点では「善人」「人に優しい」バイデンがやらかしあるいはすでにやった不正投票が恐ろしい/「トランプの演説に複文はない」勢いで聞かせる。小泉純一郎に近い/就任演説「みんなのための大統領になる」バイデンが盗作/選挙民に監視されている民主主義国指導者は中露のような長期独裁国に負けていく…

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2021年01月22日

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ネタバレ

2018年上半期の状況をもとに、「独裁」がトレンドとなっている現代世界を分析した本。

世界の変化が大きすぎて、民主主義的な手続きによる時間コストに耐えられず独裁傾向を強める国際政治。これは今後も続くトレンドか、それとも世界中でリベラル化が進む中での反動なのか。

今も起こっている大きな変化を乗り切るには教育、特に基礎教育がより重要になります。基礎教育をないがしろにすると、そのツケは必ずやってきます。池上彰さんや佐藤優さんは教育の重要性を常々説いており、本書でも教育について語られています。

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2020年12月08日

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安全保障を学ぼうとする人におすすめ。
安全保障を生業とする人は読んだ方がよい。

【概要】
●今の国際情勢、知らずにいれば幸せだったということ
 特に、北朝鮮、中国、米国、ロシア
●劣化する日本人と日本社会

【感想】
●国際社会の現状とそれを読み解くための考え方を知ることができる。
今の国際社会がどのような経緯で成り立っているのか参考になった。
●今の国際情勢、知らずにいれば幸せだったということであるが、知っておいて損はないと思う。むしろ、知らないと海外とのやり取りでは話にならない。
●佐藤優氏の著書を読む都度感じること、それは、日本が国際社会で繁栄するための工夫を凝らさないと平和ボケで他国に飲み込まれて終わってしまうことである。

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2020年08月07日

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全体的な流れがよくわかる本


中東問題。北朝鮮問題。アメリカの問題。

それぞれがリンクしていて、断片的だった情報が繋がって見えてくる。

テレビでは語れないようなジレンマ等も詳しく書いており、情報を受け取り考える力をつけるのにおすすめの本。

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2020年01月13日

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2018年の世相、国内はモリカケ問題、11月の中間選挙に向けて世界を振り回すトランプ。なかなか難しい内容もあり。

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2019年09月15日

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ロシアとアメリカの中東や東欧をめぐる戦いや、イスラエル、宗教の話は面白い。わからないところも多々ある。日本政治は相変わらず下らない。面白い本もたくさん紹介されていた。

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2019年01月30日

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日本を代表するインテリジェンスの池上彰と佐藤優の対談。

2018年発売なので、最新の外交について知ることができた。。

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2018年12月21日

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ネタバレ

現在の世界情勢を理解しようと購入。一定の効果はあったと考える。実際の対立の構図は知識として知ることができたが、宗教的な対立は十分理解できず。国際情勢と宗教の結びつきが強いことはわかった。

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2018年10月17日

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池上さんと佐藤さんの対談。

タイトルはキャッチーであるものの、今まで同様、現在の情勢に関する対談という位置づけの本であることは変わりない。

世間を知るためのインプットとして、また、洞察力を鍛える教材として、なるべく早く目を通しておくに限る。

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2018年08月26日

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佐藤優氏と池上彰氏の文春新書での対談は4作目になり、本作も世の中の事象を二人の視線で鋭く解説しています。
佐藤氏の解説に池上氏が補足をしていくような感じで対談は進んでいき、スラスラと読める内容です。
ただ私は佐藤氏のラジオ出演はよく聞いているので、その時の内容も本書には多く書かれており、内容としては新鮮味に欠けていた気もします。ただ氏も月間に沢山の原稿を出稿しなければいけないので、同じ話が被ってしまうのも仕方ないかな、と。

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2018年08月23日

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対談形式が一番読みやすいな。もう新聞も怪しいし、ニュース関係はこのお二人の著書で追うか…。ちょっと遅いんだろうけど、背景もわかるし。
日本の教育水準に警鐘を鳴らしているのはしみじみと同意。他国の成長に取り残されているのだ。
自衛隊の偉い人が小説とか著書で日本の軍事機密に近いようなことを公刊しちゃった、というのはボケ過ぎててヤバイなと。

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2024年02月01日

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”身になる読書術”から。コロナでずいぶん世界が変わった気がするけど、実際のところ、それ以前から各国の独裁化は確実に進んでいた訳だし、二人は的確な警鐘を鳴らしていたんだな、ってのがうかがえる本書。反知性という言葉も出てくるけど、おっかないからと目を背けるばかりでなく、怖いからこそ、ちゃんと目を向けて真摯に考えるべき、という姿勢も勉強になる。

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2022年07月04日

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『知らなきゃよかった』抜粋

普段僕たちの目に入るニュースなどでは知ることのできない裏側の話を知ることができて面白かった。
今後、ニュースを見る際などに、どんな裏側があるのか想像しながら見てみるとより深く学べるかもしれない


■米朝トップ会議とカジノの怪しい関係
IR法案(通称:カジノ法案)
アメリカからカジノ法を作れと圧がかかっているのではないかと言われている。

■日本も核武装が必要なのか?
安倍政権はすでに、
・核兵器の保持
・核兵器の使用
は憲法違反ではない、と閣議決定させている。

イギリスとイタリアが結んでいるニュークリア-シェアリングようなものを
日本とアメリカが結び、非核三原則が崩れてしまう可能性もあるのではないかと懸念されている。

■日本と北朝鮮は国交正常化するのか?
正常な国交を結ぶことは日本にとって問題解決につながる。

北朝鮮は、人々の教育水準も高く、今後カジノなどによって、資金も流入してくる。
そうなれば、北朝鮮は非常に魅力的な市場となる。

北朝鮮に対して、日本の存在感を見せていくことが大切になっている。

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2020年04月08日

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①北朝鮮が勝ったあとの世界②劣化する日本人と日本社会③トランプは、どこへいくのか④独裁化する世界⑤本当は恐ろしい「新しい常識」の5章で、現在の世界情勢をレクチャーしてくれている。自国、自己の利益のためには都合の悪いことは嘘だというトランプが世界標準の世界が、恐ろしい。北朝鮮の戦争に巻き込まれそうになって、辛うじて回避されているという恐ろしさ。究極の殺人兵器はAIで作られるという恐ろしさ。激動化する世界情勢に迅速に対応するために独裁化が進むという恐ろしさ。座して状況を見ているだけでは国は保っていけないのだ。佐藤氏とモサドのハレヴィー長官との会話がすごい。「情報を知れば知るほど、悲観的になるということでしょうか」「そういうことだ。私の部下の分析官たちは、真っ暗な未来予測ばかり寄こす。しかし、それで私は悲観的にはならない」「どうしてですか」「神を信じているからだ。最後は人知を超える力に頼らなければ、われわれは生きていくことができない」

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2019年11月08日

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佐藤優、池上彰という2人が、特にこれからに向けたあるべき方向性を提示するでもなく、「一般の人はこう思っているだろうけど実は違うんだよなぁ、こんなこと知ったら驚くんじゃないかなぁ」という情報や知識をノリで語り合っている本です。
なので、知の巨人達の示す新たな方向性を知ろうとか、現代の世界を理解する体系的知識を得ようとか、そういう期待はせずに割りきって読めば面白いです。
北朝鮮問題は金正恩の勝利(まあ誰もが何となくそう思ってるでしょうけど)だとか、日本のモリカケ問題から女性スキャンダルへのマスコミの関心の移り方もそれに対する政治家や官僚の立ち回りも日本の劣化を示していることとか、トランプ大統領が選ばれた課程がいかに反知性主義であるかとか、そういったことが書いてあり、いちいち納得。
中東情勢についてはかなり詳しい二人の会話に、こちらの知識が追い付いておらずきちんと理解できなかったことが悔しい(もっと勉強が必要ですね。)。

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2019年10月23日

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昨今の世界情勢を対談形式でサクッと知ることができる。
著者二人を知っている人にはファンブック的な状態である。

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2019年03月23日

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★3.8(3.56)2018年8月発行。現代日本の二人の知の巨人による対談本。北朝鮮、日本人、トランプ、独裁化する世界、恐ろしい「新常識」について最新のニュースをもとに現代社会のリアルな情報、普通では知ることのできない情報を開陳。これを読むと、米国、中国、北朝鮮、ロシア、シリア・・・が何を考えているかよくわかる。いや、逆にタイトルにあるように知らない方がよかったのかもと思える情報も。彼らには今後も最新のニュースの裏側をレポートし続けてもらい、そのうえで日本は何をすべきか提言し続けて欲しいと思った。

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2018年11月23日

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カジノは賄賂を渡すための場所としても使われる

佐川問題での国会議論は、事実、認識、評価を混同していた

時間に耐えられない(ラインなどで返事が待てない)というのは、時間がかかる学習に耐えられないということで、非常に危ない


池上さんと佐藤さんの対話形式で書かれているけど、この人たちは本当にいろんなことを知ってるな。
文系と理系が融合したリベラルアーツだったり、世界の見方をわかっている。
そんな教養をちゃんとつけられる日が私も来るのかなぁ。
この本はトランプが大統領になった世界を中心に話されている。

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2018年11月24日

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池上彰氏と佐藤優氏の時事問題に関する対談を掲載したシリーズ第4弾。今回は米朝首脳会談を経た北朝鮮問題、モリカケ問題やセクハラ問題に揺れた官僚と安倍政権、プーチン(ロシア)、エルドアン(トルコ)、トランプにみられる国際協調よりも自国優先を謳う政治家の台頭などを取り挙げています。
「独裁・独断傾向を強める政治家の台頭の背景には、国際情勢の変化が激しすぎて民主主義的な手続きによる時間のコストに政治が耐えられなくなってきているから」という見方には大変共感を覚えました。
電気自動車に対する政策の展開の速さなどは中国がかなり先行していますが、これも民主主義的ではなく中国共産党の一党支配だからこそ実現できていることを考えると、非常に説得力のある見解であると思います。
北朝鮮のミサイルに対する警戒感よりも、核実験への警戒感をこそ重要視すべきであるなど、マスメディアから受け取る情報をそのまま鵜呑みにすることの危険性も分かり易く指摘しています。これまでの3冊と同じく、期待通りの1冊でした。

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2018年09月30日

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