【感想・ネタバレ】人生に必要な教養は中学校教科書ですべて身につく 12社54冊 読み比べのレビュー

あらすじ

まさか、教科書が、こんなに進化しているとは!
最強の学びなおしツールを読み解いた。

いまどきの中学校教科書はすごい。「なぜ、勉強しなくちゃいけないの?」と心が折れかけた子どもたちにも楽しく学べる工夫に満ちているから、長いこと勉強と無縁だった大人が学び直すのにも最適のツールといっていい。地理、歴史、公民、理科、国語、数学、英語、そして道徳まで。激動の世界を爆走し続ける池上彰、佐藤優の両巨匠が12社54冊を読み解いた。中学校教科書で足元を固めよう。ポストコロナ世界、AI社会を生き抜くためには、付け焼刃の知識じゃ太刀打ちできない。基礎力を鍛え直せば社会の深層が見えてくる。

【公民】自分を支配する社会のシステムを再点検しよう
【理科】日常を成立させる科学の基礎を理解する
【地歴】世界を鷲掴みにするために、地理と歴史は欠かせません

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Posted by ブクログ

ちょっと難しいところもあったけど、すごくおもしろかった。
自分の教科書が、大人の人にはこうやって読めるんだなということがわかって、今の勉強は大事なんだなと思った。勉強をがんばろうとも、少しだけど、思った。
ぼくはすぐにインターネットを使いたくなるけど、お母さんは「まず教科書を見なさい」と言う。面倒くさいしうるさいなと思っていたけど、教科書の正確性と重要性がわかって、お母さんに悪かったと思った。すみませんでした。
大人の人へのメッセージが多いから、大人にも読んでほしい。(中1)

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2025年01月19日

Posted by ブクログ

教科書も進化している。
過去の歴史が変わるたけでなく、国語や道徳も時代に合わせている。
英語で筆記体を習わないのには、驚き!
確かに全く使わない!
とりあえず、中学英語をマスターして、旅行でも行けるといいな。

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2023年09月07日

Posted by ブクログ

教科書は時代によって変わるのだなと感じさせられた。自分の時代に読んだものがピンと来なくても、今の時代のものを読んでみるとまた感想が違うのかもしれない。また読みたいな

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2023年04月26日

Posted by ブクログ

令和の知の巨人2人による、なかなか面白い
企画です。

池上氏と佐藤氏に今の中学校教科書を読んで
もらい、その中身を評価します。

時代が違えば当然教える内容も違ってくるも
のですが、2人の率直な感想は「今はここま
で教えるのか」と好意的に受け止めてくれま
す。

書名には嘘偽りはなく、本当に中学校教科書
をもう一度読み返せば社会人にとって非常に
勉強になるらしいです。

学び直しの心に火をつけるのに最適な一冊で
す。

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2021年08月31日

Posted by ブクログ

 すぐにでも現在の中学校教科書を読みたくなってきた。

 現在の中学理科のレベルの高さに驚いた。
 特に中学3年の理科で、原子力や放射能について学ぶのか…。燃焼よりも核分裂の方がなぜ放出されるエネルギーが桁違いに膨大なのかは、素粒子のレベルで説明しないと難しいと思うのだが、実際に中学生から質問されたらどうする?

 数学は、中1の最初に「算数」と「数学」の違いに説明されていることが驚きだし、両者ともそれを大いに評価している。
 確かに、自分もそう教わりたかった…といいつつ、自分の数学の先生は「終わりのない円周率を一文字で表せる数学はすごい!」と言っていたのを印象深く覚えているから、自分は運よくそう教わったことに、感謝したい。

 ところで、小学校では今年(2020年)からプログラミングが必修化された。いずれ中学校でも科目として新設されるのだろうか。その際もまた、お二人のプログラミング教科書読み比べを読んでみたい。

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2020年10月10日

Posted by ブクログ

無知なので学び直しの参考に手にとりました。

今の教科書は昔と異なること、生活に紐づくコラムなどを掲載しより学びを身近に感じるよつにつくられている、地政学的な視点が持てる、社会人として必要な教養を得られるツールであることがよく理解できました。

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2023年08月27日

Posted by ブクログ

教科書、かなり進化しているのですね、教える方々(先生や親御さんたちも)も、進化している教科書と一緒に勉強をして頂けると良いのにな、と思いながら読み進めております。★四つです。

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2023年03月16日

Posted by ブクログ

あらためて、地政学の重要性がよくわかる。恥ずかしながら日本の立地を、世界の視点からとらえる。このことが、中学校教育で示されていたことに驚いた。学び直す必要を強く感じる。むしろ見たい、知りたい、学びたい。

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2021年12月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

池上さんと佐藤さんの、中学校教科書12社54冊を読み比べた後の対談集。

自分自身では、絶対に読まないようなものを、読んで重要店だけ解説してくれるなんて、なんて面白くてありがたい。企画として、とても親切で良い。

特に社会科の個所が興味深かった。昔と今で、中身もだいぶ変わっているようで、今の中学生はこんなことも勉強しているのか!と感心した。
ジェネレーションギャップがあったのは英語。筆記体、今、学校では教えないのね。現役中学生の息子に聞いてみたら、ホントに教えられないみたいで、ビックリだわ。
道徳については、出版社ごとの特徴を解説してくれていて良かった。「リアルな現実」を問う学校図書、「愛国心」にエッジのきいた日本教科書についての件、かなり面白い。教育出版の巻末の「都道府県にゆかりのある人物とその言葉」というシュールな企画の件についての意見も、声出して笑った。

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2021年09月09日

Posted by ブクログ

現在の教科書の内容の濃さに驚く。
この内容を受けて育った人間と
我々が受けた内容と時代が違うから
当然だが出来上がる人間の厚みが違うと感じた。

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2021年05月01日

Posted by ブクログ

今の教科書ってレベル高いんだな…(笑)
私だったらついて行けないかも…。
と思ってしまいそうでした^^;;

その反面、実社会において教科書で学ぶ内容が必要だと教えてくれる記載もあって、羨ましい限りでした。
今、勉強している内容が果たして実社会で何の役に立つのかさっぱり分からないまま勉強してたんで。

ちょうど、最近話題の「はやぶさ2」の記載もあって、教科書って大人になって読むとより勉強になるような気もしました。

英語の内容もより実用的になっているみたいだし、もう一回、中学校の教科書を学びなおしてみるのも悪くないのかもしれないなー

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2020年12月09日

Posted by ブクログ

中学校の教科書は、しっかり読めば一通りの教養が身につくようにできている。
学生時代は試験のための勉強中心になっていたためか、感覚的に半分程度しか身についていないような気がする。
大人になり試験から解放された今、様々な本を読み、教養を身につけていきたい。

10数年前とは教科書の内容もだいぶ変わっていることもわかった。

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2020年11月22日

Posted by ブクログ

確かに今の教科書は読み応えがある。
カラーで資料集みたい。

勤勉で社会現象を何事も深く楽しくとらえられる、池上、佐藤両氏だから、こんな風に教科書を読めるのだろう。

生徒には無料だけど、買うとなると教科書は結構高いよね。

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2020年09月04日

Posted by ブクログ

各科目の中学校教科書を読み比べて、教科書の変化や教科書で学べることなどをお互いに語った本。

本書は、社会で最低限必要となる知識は中学校教科書で学べることを改めて教えてくれます。教科書は時代とともに変化していることも本書で分かります。

現在の教科書は学びの工夫がちりばめられており、「私の時代にこの教科書があったら」と思うばかりです。

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2020年08月31日

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素晴らしいです。よほどの阿呆でない限り、これを読破すると教科書が読みたくなります。中学校の教科書というと、あまり記憶にない人がほとんどなのでは。こういう機会で改めて見直してみると、実に充実した内容であり、当時の僕らは殆どを取りこぼしていたことがわかる。(帯に著者2人の顔があるせいか、何故か社会科の教科書のみを想像してしまったが、数学、国語もきちんと考察していて、よい。)若者を新人類と呼ぶ前に、どれほど濃い内容を学習しているのか見直してみるのもよいかもしれない。

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2020年08月04日

Posted by ブクログ

中学校教科書が、社会人として必要な教養を得るための最適なツールである、と二人の筆者は主張している。とくに印象に残っているのは、以下の理科の教科書の記述である。「沼、池、潟、洲、川などがつく地名は、水が豊富で生物が住みやすい土地だったことを示しています。また、谷、沢、窪、久保などは谷の地形を表し、周囲より低い土地で、大雨のときに雨水が集まってくる可能性があります。」これが社会ではなく理科の教科書にのっているのも驚きだが、ちょうど、九州豪雨の時期であり、また、同様の内容がネットのニュースに出ていたこともあり、強く印象に残った。ただ、人生で必要な教養が身につくというのは大げさかなと感じた。教養の一歩手前の最低限の知識は得られると思う。自然、社会、人文科学の基礎を体系的に学び直したい人におすすめです。

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2020年07月12日

Posted by ブクログ

自分たちが当時習ったこととは異なる点や、興味を引くための工夫が随所にちりばめられているところの紹介など、非常に興味深い対談だった。

特に社会科目(地理・歴史・公民)について、地理には地政学的要素がある点や、鎖国は完全に鎖国ではなかった点など新たな気づきもあり、確かに一度読んでおきたい、と思う。

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2020年07月04日

Posted by ブクログ

"差がつく読書術"から。とりあえず同書の著者は、この2名がかなり好きなようですな。教科書を読み直したいっていう気持ちは、自分も前からずっと持っているんだけど、ただ、実践できていないという。子どもの成長に合わせて、自分も読んでいけば良いと考えていたけど、それもちょっと滞りがちかも…。本書を読んで、その思いを新たにした次第。さすがに小学低学年のものとかは、読みごたえが無さ過ぎたんだけど、高学年から中学生にかけてくらいのものは、改めて向き合っていかなあかん。頑張ろ。

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2024年03月13日

Posted by ブクログ

大御所二人の本。このペアの知識は半端ない。今の義務教育で使う教科書って、自分の頃と比べて進化してるんだなと思った。特に、歴史・地理・公民(自分の時は社会科で一括りだった)は読んで、得たい知識だった。

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2021年05月19日

Posted by ブクログ

中学生の時は、ただ言われた通りに読んでいた教科書。
実は社会人として必要な知識や考え方が詰まっていること知りました。

教科書は少しずつ改訂らせていくので、毎年、教科書を読んで知識をアップデートしようと思いました。

また、教科書は人が作っているものなので、絶対正しいということはなく、情報リテラシーも大事だということもこの本から学びました。

子供ができた時に、「私も教科書で勉強しているんだから、しなさい」と言ったら説得力あるかなぁと思いました。

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2020年12月31日

Posted by ブクログ

学校の勉強って、大人になったら役に立たないとかバカにされがち。だけど、実際には知的負荷の高い現代社会だからこそ、基礎として学校で習ったことは押さえておきましょうというのが本書の主旨かな。

教養ばやりの中、まぁこのお二方はその先端を行っておられると思う。楽しく読み進められた。そこここにちりばめられている今の世の中に対する意見も面白く、いろいろ考えさせられるね。実際に読んでみたいものもあり、レファレンスとしても良いんじゃないかな。

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2020年11月23日

Posted by ブクログ

現在の教育に対して、かなり間違った認識をしていることがわかり、成人してからも定期的に学習をした方が良いと思った。教科書を取り寄せてから、もう一度読みたい。

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2020年07月31日

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