佐藤優のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「知の怪物」の異名をとる「外務省のラスプーチン」こと佐藤優氏がネットや活字メディアを通じて発信し続けた「3.11」に関する論考です。過激な言葉の中に彼の持つインテリジェンスの感覚が窺がえます。
この記事を書いている現在、原発事故の事故は第一段階が終了したとのことらしいのですが、まだまだ予断を許せる状態ではありません。この本は僕の好きな論客で『知の巨人』の異名をとる佐藤優さんが3.11の日からインターネットや活字媒体を通して自らの思いを発信し続けてきたものをまとめたものです。その中では結構刺激的な言葉、たとえば『国家翼賛体制』ですとか『大和魂』など、普段の理知的な論理を展開する筆者が日頃使わ -
Posted by ブクログ
【出会い】
書店にて。佐藤氏のインテリジェンス論は興味深く読んでいる。人物にスポットを当てているということで、現実にある人間臭さの部分にとりわけ関心。
【概要】
日本・ロシアの政治家をはじめ宗教家など、実在の人物のエピソードに筆者のインテリジェンスの視点からの考察を絡めた19編。
【感想】
政治家の横顔、人間的な面が見えておもしろいし、その愛憎のもつれなんかで命運が決まったりして、怖ろしくもある。
馴染みがない神学の話も入ってくるが、平易な説明でおもしろく読めた。
「インテリジェンスとはテキストを読み解くことに似ている」とあり、観察力のはたらかせ方は実生活にも有用なスキルと思う。 -
Posted by ブクログ
部落出身者なのに権力に食い込んだとうことぐらいしか知らなかったから、どんな人だったのかと思い読書。
かなりのボリュームだったから途中で終了。
部落を黙らせることができる政治家として、部落出身だった野中広務は頭角を現してきた。
地方の主要産業は公共工事だと言われるが、企業献金の額と票の量によって公共事業を割り振るというあからさまな構図があり、それを当然としていた時代があったとうこと。
政治的能力とは、結局は金の流れを作ることなんだと実感したしだい。
そのやり方は泥臭くスマートじゃないけど、その根っこに勉強家で努力家という素質があったのだなと感心。
被差別階級に対する親身な暖かいまなざしは、