佐藤優のレビュー一覧

  • 帝国の時代をどう生きるか 知識を教養へ、教養を叡智へ

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    ネタバレ

     書評誌と経済誌からの二部建て再構成である。序論が書き下ろし、第Ⅰ部が理論編、第Ⅱ部が実践編という構成となっている。

     第Ⅰ部では浅田彰の「構造と力」をもって日本もポストモダニズムへと移行していることを挙げ、日本は神話(歴史・伝統・文化)の構築をしてゆくべきだと説いている。また、世界最強の偶像たる「国家」「貨幣」についてはマルクスの資本主義観察がもっとも本質を突いているとし、ポストモダンからマルクス経済学労農派の宇野弘蔵の論理に退却し、われわれの立ち位置を見いだすべきという主張をしている。

     第Ⅱ部では検察特捜部の解体に触れ、結果として警察権力の増大を招ききわめて政治性の強い捜査が行われる

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    2012年04月20日
  • 新約聖書 1

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    まず佐藤優氏の解説を読み、それから聖書本文は軽く拾い読みするだけでも、重要なポイントはつかめると思う。本書に続く「2巻」とあわせて、全体の構成と成立過程、各文書どうしの関係など、非常によくわかった。佐藤氏の「深読み」が教理からみてどうかという判断はできないが、個人的には十分納得がいった。新書というスタイルも良い。

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    2012年04月09日
  • 国家と人生 「寛容と多元主義が世界を変える」

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    なまじっかなビジネス書よりもよっぽど勉強になる。親子ほど年の離れた二人がお互いに敬意を抱きつつ対談する様子も伺えて読んでいて楽しかった。

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    2012年03月27日
  • 獄中記

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    すでに3~4回読んでるがまた読んでみた。

    内省するうえでのヒントになるものがたくさんある気がする。

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    2012年02月06日
  • インテリジェンス人間論

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    今まで政治について触れている本って殆ど読んだ事なかったけれど、これは面白かった。
    知識が深くないから、著者の言っていることが、全て正しいかは分からないけど…他にもこの人が書いた本や、政治に触れている本もよみ、自分の考えがもてたらいいなぁ…

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    2012年02月01日
  • 人たらしの流儀

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    (古山さんに借りた本)

    内容は『バカでも1000万』と類似。

    しかし、"外務省のラスプーチン"としてギリギリの外交・諜報をやってきた著者の 体験に基づいた語りには、深みがあります。

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    2012年01月22日
  • 野蛮人の図書室

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    著者による類書(本を紹介・解説する本)との違いは、その分野での「入門書」の紹介を積極的に取り入れているところ。軽い新書も多い。

    が、最も驚いたのは村山由佳著『おいしいコーヒーの入れ方』が紹介されていたこと。佐藤氏、おいコーなんて読むんだ・・・しかも解説文が恥ずかしいし・・・しかもその「発展書」として紹介されているのが新約聖書って・・・

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    2012年01月14日
  • 野蛮人の図書室

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    前に立花隆と共著してた本があまりにも敷居が高すぎた記憶があったんで恐る恐る手にとってみた。テーマごとに二冊ずつ紹介。「ベストセラー炎上」の読後だけあって、物足りなさを感じるくらい意外にあっさり。両者の1Q84に関するコメント読み比べるだけでも、なんとなく思考の違いが分かる。

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    2013年01月23日
  • 野蛮人の図書室

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     われわれは、誰もが野蛮人である。この現実を見据えることが重要だ。現代では様々な情報が流れ込み、その情報に順応し、自分の頭で物を考えられなくなる。すなわち、野蛮人である。野蛮人から脱するには教養が必要だ。教養を身につけるための書評録。

     書評録っていうのは便利なものだな。本屋でパラっと読んで興味もって買って家かえって読むと「うわぁ、クソ本ひいちまった」ってことが多々あり。
     その点、書評録ってのは作者の薦める本だから信頼に値する。

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    2011年12月28日
  • 野蛮人の図書室

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    著者地震は善人なのか悪人なのかはわからないが、書評自体は非常に興味深く、面白く読んだ。テレビでポジショントークをしている人たちより知性に溢れている。紹介されている本も読んでみたい。

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    2011年12月24日
  • 3.11 クライシス!

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    「知の怪物」の異名をとる「外務省のラスプーチン」こと佐藤優氏がネットや活字メディアを通じて発信し続けた「3.11」に関する論考です。過激な言葉の中に彼の持つインテリジェンスの感覚が窺がえます。

    この記事を書いている現在、原発事故の事故は第一段階が終了したとのことらしいのですが、まだまだ予断を許せる状態ではありません。この本は僕の好きな論客で『知の巨人』の異名をとる佐藤優さんが3.11の日からインターネットや活字媒体を通して自らの思いを発信し続けてきたものをまとめたものです。その中では結構刺激的な言葉、たとえば『国家翼賛体制』ですとか『大和魂』など、普段の理知的な論理を展開する筆者が日頃使わ

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    2011年12月16日
  • 野蛮人の図書室

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    あるテーマ毎に、2冊ずつの書籍を紹介。著者の得意分野(と思う)の政治関係が多いが、自分には苦手分野にぶん、役に立つ。

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    2011年12月11日
  • 野中広務 差別と権力

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    普段ノンフィクションなんか読みつけない人間をぐいぐいひきつけるこの文章力はピカイチ。
    類稀なる力作だ。

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    2011年11月24日
  • 人たらしの流儀

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    人との付き合い方について再考を促す一冊。
    さらには、情報の仕入れ方、使い方についても考えさせられる。
    インフォメーション 情報
    インテリジェンス 生きるための知恵
    インテレクチャル 人から学ぶ知識
    このバランスが人の価値を実現せしむる。

    とりわけ人との付き合いに市場主義、新古典主義を導入することに対して異議を唱える。

    また人付き合いに関しては、
    テクネー 技術 と 実践 エピステーメー の
    バランスを説く。

    人たらし…その本質は何なんだろうか。
    人一人では生きていけないという現実に向かい合う方法だろうか。

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    2011年11月03日
  • 自壊する帝国

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    ロシア人との交流でウオッカは必須!

    インテリジェンスとは何なのか、細かい手法がちりばめられていて、
    それだけでグイグイ興味を抱かされてしまう。

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    2011年10月29日
  • 自壊する帝国

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    佐藤 優氏ってひと言で言うと「怪人」ですね。ソ連邦が自壊していく過程がスリリングに展開していく。その場にいた人が書いているので臨場感が桁違い。いやー面白かった。

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    2011年08月29日
  • 獄中記

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    512日に渡る拘留の記録であり、佐藤氏の著作の原点。房内で400冊も専門書を読んだという。外部の支援と共に信仰が大きな支えになったようだ。ソクラテスも魂の生まれ変わりを信じていた。信仰というものは非常時にこそ力を発揮するものなのだろう。

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    2011年08月28日
  • インテリジェンス人間論

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    これも、新潮社の雑誌(新潮45)の連載をまとめた本。
    鈴木宗男論から始まって、橋本龍太郎、小渕恵三、森嘉朗などの日本の政治家や、ロシアの政治家、ラスプーチンに、イエスキリストなどいろんな人に関する雑文。
    妙に文庫版あとがきが印象に残ってしまった。この人、睡眠時間3時間半なんだーって。あと、ご両親のお話。

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    2011年08月23日
  • 国家と人生 「寛容と多元主義が世界を変える」

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    天皇や憲法に対する考えは全く逆の二人だが、タイトルにあるように、寛容と多元主義こそがこれからの世界の平和に重要であるという点で一致している。
    そのためにも欧米の一神教的思想では無く、神道の精神を世界に広めることがその具体的な方策になりえるとの見解には賛成。

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    2011年08月15日
  • 人たらしの流儀

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    以前から気になってた佐藤優氏の本。簡単で読みやすそうだったので、ふと購入。
    ・胆力は人間関係でしか鍛えられない。
    ・インテリジェンスの世界では、正直であることが大事なこと。
    ・超速読、速読、精読。本は精読しなければ意味がない。超速読して、精読する本か速読する本かを決める。そして、自分の精読力を知っておく必要あり。精読して発酵させる。
    といったところが特に気になった。
    うーん。ちょっと久々にハマるかも。。。

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    2011年08月15日