佐藤優のレビュー一覧

  • この国が戦争に導かれる時 超訳 小説・日米戦争

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    ネタバレ

     1920年、大正時代に書かれた樋口麗陽著「小説 日米戦争未来図」を現代語にして解説を加えて纏められたのが本書である。

     20世紀終わり、太平洋に向かい合うアメリカと日本は国力が拮抗していた。

     日本の台頭に危機感を抱いたアメリカは情報戦により日本を孤立へ追いこもうとするが、経済的に日本を抑え込もうとするアメリカの意図は他国にとっても自明であり、国際連盟はアメリカの勝手を許さなかった。
     そしてアメリカは国際連盟を脱退したのち日本に宣戦布告し、また日本もアメリカに宣戦布告した。

     世界最強の海軍を有する日本は当然の勝利を確信しアメリカ海軍とハワイ西方で抗戦するも、アメリカの最新兵器の前に

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    2015年08月06日
  • 新約聖書 2

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    「使徒言行録」と「ローマ信徒への手紙」およびその解説のみ読んだ。「使徒言行録」は、イエスをパウロに置き換えた福音書のようなものであるとの印象を持った。また「ローマ信徒への手紙」を読んで、ルターが指摘するとおり、それがキリスト教の教えの核心となるテキストであることを確認できた気がする。両テキストを読んで、キリスト教におけるパウロの存在の大きさを少し実感できた。

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    2015年07月22日
  • 無人暗殺機 ドローンの誕生

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    数年前に貧者の兵器とロボット兵器というドキュメンタリーがすごく印象に残り、ロボット兵器に関心を持っていたので読んだ。無人機の技術の進歩や実験中の失敗以上に米軍やイスラエル軍内部の問題に翻弄され、煮え湯を飲まされる技術者たちが描かれているのがとても印象に残った。やっぱり、官僚政治の問題ははどんな国でもあり得るのだと思った。ユーゴスラビアやアフガニスタンの戦争で実績を得た無人機がこれからの戦争に利用される事は明白だが、米国以外の国も利用することになるのは当然なのでどこの国がこの兵器使ったの?って問題にならないかが不安になる。

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    2015年07月06日
  • 超したたか勉強術

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    <目次>
    序章   「生き残り」のための技術を磨く
    第1章  「したたかさ」を身につける
    第2章  多様なものの見方をする
    第3章  「失敗」と謙虚に向き合う
    第4章  複雑な問題を分解して考える
    第5章  「あてはめ」で可視化する
    第6章  不動とされる価値を疑ってみる
    第7章  物事を考えるときのルールを決める
    第8章  「思考の鋳型」は組み合わせて使う
    第9章  自分の考えを自分で否定する知力をつける
    終章   いま置かれた立場で「生き残る」

    <内容>
    優秀であることは既に分かっている著者が、イギリスの歴史教科書を題材にしながら(イギリスの教育を土台に)、どのような考え方で今後生きてい

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    2015年07月01日
  • インテリジェンス人生相談 社会編

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    片手間に読めるだろうという安直な気持ちで手にとったが、ユーモア(下ネタ?)混じりつつも真剣に回答されていて、改めて「はっ」とすることもありよかった。

    ネットカフェ難民(?)やフリーターからもどかしい思いをして働いている医師など様々な方が日々の不満・悩みを等身大(良い意味で)に質問を投げているから、

    普段は「はずかしいので人には言えないけど(ちょっと自分勝手だとわかっているけど)ぶっちゃけこうなんだよね」っていう思い(質問?)に対して、建設的な答え(?)が提示されており、また参考となる書が提示されている。

    このようなスタイルなので、(短い)通勤時間の合間とかに読むのにぴったりだと思う。

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    2015年06月20日
  • 人たらしの流儀

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    実に読みやすく スラスラ読めた。
    2時間もかからなかった。

    アリョーシャの おうむ返し
    コンカツには 自分の価値がわからない人たちの
    価値を再確認する意味があるが、
    その価値は オカネ になっている。
    資本論が コンカツにつながっている。

    結局は 胆力がないと言うことであるが、
    胆力を養うには どうするのかと言うことは
    ふれていないが、本を読めと さかんに強調している。

    インフォーメーションとインテリジェンス。
    天に宝をつむ。
    問題と問題の場。
    陰徳の力。
    エピステーメーとテクネー。

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    2015年06月14日
  • ケンカの流儀 修羅場の達人に学べ

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    同志社大学神学部 教授陣が語学が堪能 英語、ドイツ語、ギリシャ語、コイネーギリシャ語、ヘブライ語、ラテン語、アラム語、フランス語

    ヨーロッパ中世の大学 自由七科(文法学、修辞学、論理学、算術、幾何学、天文学、音楽)の習得に11年、神学の専門科目に16年、計27年かかる

    語学の習得には時間がかかる。毎日二時間。人間はや易きに流れるので、身近な娯楽はしばらく遠ざける
    テレビと小説を捨てた

    MI-5を扱った連続ドラマ spooks

    犬は人につき、猫を家につく

    人間の弱さが作り出してしまう悪からわれわれは逃れることができない。悪は必ず憎しみを生む。悪を突き放して理解する知力と意志力を身につけ

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    2015年06月14日
  • 「ズルさ」のすすめ

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    なるほど、これは面白い本ですね。この面倒な時代を生き抜くために必要な「ズルさ」を真摯に説いています。

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    2015年05月22日
  • 紳士協定―私のイギリス物語―

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    すごーく面白かった。久々に惹きこまれて一気に通読。佐藤氏の10代、20代の片鱗が垣間見えて面白い。‥‥わが身と比較すると全然違ってて、軽く落ち込むけど(経済学部の癖に、学生の頃、経済学のこと、まったくわかってなかったし)。
    佐藤氏の無神論から洗礼を受けるまでの過程について、もっと知りたい。他の本に書かれているのかな。

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    2015年05月21日
  • 「知」の読書術

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    歴史を学ばなければ、と痛切に思う。ただし、学生時代のような学び方ではなく。現在起きていることに過去からのつながりがあることをきちんと考えながら。
    学びの重要性を感じた後に、そのための技術も提示されていて、かつ、これからの生き方まで示唆されているという、みっちり詰まった本。

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    2015年05月10日
  • 無人暗殺機 ドローンの誕生

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    20世紀末に考案され、実質21世紀の幕開けとともに実用化され、今日に至る黎明期を明かす。撮影や通信技術が進化し、GPSが高度化することで偵察機から爆撃機へ、すなわち殺人兵器へとドローンの正体は移っていく。思うに、ハイテク機器を搭載したローテク機材なのだ。しかしまあ、我が身の危険を回避しつつ他国の領域を侵犯し、テロリストを標的暗殺するって、それ自体がさらなる陰湿なテロルではなかろうか。今は一方的に仕掛けている米国だが、いずれ相手もその技術で応戦するに違いない。天は常に我を見張り、狙っているとはおぞましい。

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    2015年05月06日
  • CIA諜報員が駆使するテクニックはビジネスに応用できる

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    第二章について(スパイの基本テクニック)
    ・相手から情報を聞き出す時は、
    ①知りたい情報を特定②その情報を知るための質問を考える(直接聞くことはできないので質問を複数に設定する)③その質問に会話を誘導する。

    第五章について(CIA諜報員は不要な嘘をつかない)
    ・必要な時しか嘘はつかない。それ以外では倫理的に振る舞う。信頼は資本であり、蓄積可能なもの。ただし、ただやみくもに善行を重ねるのではなく、目標の達成の役立つ善行を戦略的に行う。
    (裏の顔があるのがカッコいいとか感じるているうちは論外)

    ・自分を不当に優位にするための嘘、誰かを不当に排除するための嘘はついてはいけない。これらの嘘は信頼に

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    2015年05月06日
  • 日米開戦の真実 大川周明著『米英東亜侵略史』を読み解く

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    ネタバレ

    大川周明の”米英東亜侵略史”の解説をしながら、現在との類似性をたどり、日本の針路への提言をしている作品。変貌したアメリカという帝国の普遍主義と最終的には、対立せざるを得なかった日本の宿命と大東亜共栄圏構想の道義的な矛盾と妥当性が、淡々と描かれています。最後の第4章では、著者の持論が展開されています。性悪説の必要性と、東アジア共同体構想の持つ幻想と危険性が、的確に指摘されている。

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    2015年05月01日
  • 死を笑う うさぎとまさると生と死と

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    他者に迎合せず、自分の意見をもちたいと思っていますが、難しい。
    佐藤優氏と中村うさぎ氏は、日本人にはめずらしいくらい"自分の意見"をはっきりとお話される方です。正論は正論と受け止めますが、例え正論と違っても、自分の意見をはっきりともっています。
    そんな2人の生死観。宗教的な知識も含めてお話されていて、非常に興味深い対談でした。

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    2016年10月06日
  • 「ズルさ」のすすめ

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    初めて佐藤優の著作を読んだ。ビジネスパーソンが会社の組織の中でどう生きていけば良いか非常に分かりやすく書いている。他の著作も読んでみようかと思う。

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    2015年04月05日
  • 新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方

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    中国の抱える問題の味方には感服しました。さすが、という感じです。テレビではなかなか見られない池上さんの奥深さもいいです。

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    2023年02月18日
  • 帝国の時代をどう生きるか 知識を教養へ、教養を叡智へ

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    前半はマルクス経済学、近代経済学のお話。(宇野理論というものらしい)他の本でもそうだが、この手の専門の話は基本的な理解がないと難しすぎる。
    後半は、時事についての著者の批評。こちらは具体的で面白いのだが、いかんせん2011年前後の話題で、さすがに古い。もっと早く読んでいれば、という感じ。

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    2015年03月18日
  • 「知」の読書術

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    東洋経済で連載していたコラムを読んで著者を知りました。
    すごく勤勉なイメージがある著者の読書法の本です。

    価値のある読書の方法や、英語の勉強の仕方、電子書籍の活用法など独自の活用法が書かれています。
    読書においては、やはり古典や文学界の有名な本などを読む事が大切なんだなぁと実感しました。
    英語も勉強をしては、やめ、してはやめの繰り返しでしたので、また改めて勉強再開します。
    本も古典を読む割合を増やします。
    勉強に対するモチベーションをあげたい方におすすめです。

    下記は読んでみたいと思う本です。

    「20世紀の歴史」エリック・ボブズボーム
    「ルネサンスと宗教改革」エルンスト・トレルチ
    「トレ

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    2015年03月17日
  • 賢者の戦略―生き残るためのインテリジェンス―

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    第一次世界大戦から学ぶべき教訓の一つは、同盟によって国々が戦争に引きずり込まれたという部分が印象的だった。

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    2015年03月06日
  • 国境のインテリジェンス

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    元は2年前の本となります。

    主な題材は2011年から2013年ころの、政局や国際情勢、
    国内的には民主党崩壊と第2次安倍政権の始まり辺りまで。

    インテリジェンス、対ロシア関係、沖縄問題、特亜関連、、
    軸となる視座は他の著書とも相違なく。

    知の巨人とも言われる事が増えてきた佐藤優さん、
    この方の“考え”を俯瞰するのにちょうどいいかな、と思います。

    興味深いのは、心情的に、現在よりも若干“安倍さんより”との点、
    これは“時の政権”には常に批判的でいるという感じでしょうか。

    それでいて、認めるところは認める、
    知識人として、至極真っ当なスタンスかと。

    批判的な意見がないとの状況、それは危

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    2015年03月03日