佐藤優のレビュー一覧

  • 小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける ―これだけは知っておきたい70のポイント

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    作家の佐藤優氏と政治家の井戸まさえ氏のお二人が小学校の社会科の教科書を使って政治についての基礎知識とお互いの知識経験から裏側までを解説した一冊。

    お互いに佐藤氏は知識面で井戸氏は実績面での角度から政治に精通しているので読んでいて基本的な知識はもちろんながらもっと深いところや裏側の真実にまで知ることができ有用な一冊でした。
    また章末や巻末にまとめが掲載されているので本書で書かれている知識を効率よく会得することができました。
    また本書では今まで読んだ政治関連の書籍には書かれていない用語(実念論や中間団体といった)も多数登場し勉強になるだけでなく、新たな考え方の視点も得ることができました。
    特に政

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    2018年07月11日
  • 埼玉県立浦和高校 人生力を伸ばす浦高の極意

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    ネタバレ

    文系にこそ数学の教養が必要。同時に理系にこそ社会系科目(哲学、日本史、世界史)が必要。との佐藤氏の意見には私は頭が下がる思いである。
     他には本著で述べている事として「高校のイベント(体育祭等)も頑張ってやっておくと、10年~20年後に自分の役に立っている事に気付く」「大学受験産業はビジネス、踊らされてはならない、だが受験勉強自体は役に立つからやれ」他にもいっぱい良い事を述べているのだが、私に特に強く記憶に残っているのはこの2つである。

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    2018年07月11日
  • サバイバル宗教論

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    同志社大学大学院神学研究科出身の佐藤優さんが相国寺で僧職の方に向けて行われた講演会の内容が書かれています。

    正直、話の展開が早く、なかなか難しい本でした。

    宗教の人類に果たす役割について、神学学者の観点で書かれています。なかなか、話を聞く機会の無い神学者の思考に触れられて興味深かったです。

    原発問題。新興宗教について。イラン問題民族問題。沖縄問題等々

    様々なテーマについて話をされています。

    私自身、特に特定の宗教に対して信仰が有るわけではない、典型的な日本人の宗教観を持っていると思っています。

    自分が死んだとき、何となく仏教式の葬式だろうとおもっています。ただ、かといって仏教につい

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    2018年07月07日
  • 悪の正体 修羅場からのサバイバル護身論

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    世界のいたるところに潜んでいる「悪」について、聖書を手がかりに、極めてロジカルな視点でアプローチしている。新書とは思えないほど濃い情報量で、一読しただけでは理解が追いつかない。巻末に記された読書法を駆使して、繰り返しのアプローチをこころみてみよう。

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    2018年06月28日
  • 野中広務 差別と権力

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    ネタバレ

    この本はいくつかに分けることが出来る。
    「野中広務とはなんなのか」「政治(パワーゲーム)」の
    2つに分かれ、実際のボリュームは後者となる。
    ただ、終盤となり権力を失っていく時、野中広務という
    人物が非常に色濃く映ってくる。
    もともと野中広務のことは殆ど知らなかった。
    自民党の、まさに裏で糸を引く人物、という存在だ。
    だが実際のところは「調停役」にすぎない。
    調停するために様々な情報を握る中で結果的に権力を
    握っていくことになる。だが、この著者で何度かでる
    メッセージとして「彼にイデオロギー、政策信念はない」
    「そのためには平気に180度違うことを発言する」
    である。野中広務は与えられた責任、役

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    2018年06月23日
  • 大世界史 現代を生きぬく最強の教科書

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    今を知るためには歴史を知らねばならんと強く思ってます。
    日本史、世界史も受験のためではなく、今を知るために学ばねばならんですな。
    しかし、中共が簡体字を取り入れたのが、過去の共産党支配前の文献を読めなくして、とかの都市伝説的な話もあながち本当かもしれんね。

    ビリギャルのような話がもてはやされているような日本の教育には大きな問題がありますね。小論文と英語の一発勝負で結果方や合格)できただけであり、教養や知識は身についたのか?と疑問を持たざるを得ないですね。頑張れたことはすごいのですが。

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    2018年05月31日
  • ファシズムの正体(インターナショナル新書)

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    ファシズムがナチズムや純血主義等とは異なることを語る一冊。
    誤解されたまま嫌悪されるファシズムを正しく紹介し、その本質に対しての警戒を促しています。
    他の体制と同じく、ファシズムには善悪が混在しています。
    親和性のある主義・制度と良い点を合わせて使えば、ファシズムも有益なシステムになると思えました。
    「一人は国家のために、国家は一人のために」も、決して間違いではないのでしょう。

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    2018年05月28日
  • 思考法 教養講座「歴史とは何か」

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    勉強になった。普通に読めるほどの知的レベルにはないのだが、理解出来るところを読んでいくだけでも為になった。反知性主義が蔓延しつつあるのは危機感を感じる。

    学校でもっとちゃんと授業を受けていればよかった。それともただ、テスト勉強だけの詰め込み教育に問題があるのか。とにかく一人ひとりが真剣にどうしたら良いか考える土壌があったら今のような世の中にはなっていないのでは。準備して先手で対策うっていかないと後手後手だと確実に大変なことになると思う。

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    2018年05月20日
  • 紳士協定―私のイギリス物語―

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    著者である26歳の日本人外交官と、12歳のイギリス人少年との交流を描いた回想録。
    著者のエグい教養作品とは違った進学や恋愛相談を通じて、生々しく、心温まる交流を描いた文学的な作品だと思う。

    大学出たばっかりの26歳で、自国の文化や歴史を語りつつ、「(イギリス人に対し日本)食は文化だから、食べなくてもいいんだよ」と言えるか?著者の本当のグローバルコミュニケーション能力・才能には、恐れいる。
    海外赴任する人だけでなく、国内転勤族にも、使える実践的知識だと言っても過言ではないだろうか。
    他人との交流のあり方において。

    本作品の時代からは、変化しているのかも知れないが、生活レベルで見た日英の違いも

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    2018年05月18日
  • 勉強法 教養講座「情報分析とは何か」

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    大学やカルチャーセンターなどでの講義・講演のいくつかを書き起こしてまとめたもの。
    それにしてはある程度網羅的で、かつ章と章に繋がりが見られるのは、ひとえに編集者の力量だろうと思う。
    あるいは、予め書籍化することを合意した上で、編集者が一年くらいついて回って、方々の講演内容についてもプランニングしたり口を出したりしたのだろうか。

    端々に著者の危機意識の現れが感じられる。
    まえがきのパリ同時多発テロからあとがきの安全保障関連法案までそれは貫かれているが、起きている事象それ自体に加え、それを取り巻く政治や言論の側にも、強くそれを感じているようだ。
    政治家も官僚もマスコミも知識人にも、ベースとなる史

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    2018年05月17日
  • 学生を戦地へ送るには―田辺元「悪魔の京大講義」を読む―

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    佐藤優 氏の講義「 田辺元 歴史的現実を読む 」を本にしたもの。田辺元氏が 京大生を 太平洋戦争や侵略戦争に 向かわせた 悪魔のロジック(知的操作)を検証している。

    京大生に エリートの自覚を促し、愛する人の救済を約束し、死の恐怖を取り除き、社会的大義を与えている。最後の「国のために死ね」という部分以外は 論理破綻を感じない点が 悪魔のロジックなのだと思う。集団催眠にも近い

    悪魔のロジック
    *人間は なるもの→人間になるために変化して成長せよ
    *未来は 過去に制約されている→未来は変えられる→考える未来は 現在を規定する
    *愛する者のため死ぬ=種族のために死ぬ→他の者も憧れて死ぬ→それこそ

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    2018年05月13日
  • 悪魔の勉強術 年収一千万稼ぐ大人になるために

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    著者の出身である同志社大神学部の学生に対して行われた、計4回の講義録。

    学びの面白さ、「勤勉さ」の重要性を改めて感じさせてくれる。

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    2018年05月06日
  • 読む力 現代の羅針盤となる150冊

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    現代の知の巨人の対談を通して、130年の日本と世界を語る150冊の書籍を選ぶ教養書。150冊のうち、専門書として50冊は日本、50冊は海外、残り50冊はそれらを一般向けに理解できるような通俗本として 紹介されています。

    圧倒的な知識をもつ2人なので、対談で出てくる単語、キーワードが双方通じているものの、知識が浅い私はついていくのがやっとでした。断片的ながら高校の倫理をかじっていれば多少は単語はわかるものの、それぞれの言葉の意味のつながりまでは洞察できませんでした。「知」を極めた人であればこれくらい簡単なことなのか、、、

    ただ、この本のいいところは、専門書としての100冊の後に、通俗本が紹介

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    2018年05月05日
  • 埼玉県立浦和高校 人生力を伸ばす浦高の極意

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    公立進学校の社会的役割を上手く説明していると思った。親の所得の差が受験対策に決定的に影響するような入試ではなく教育成果を上げられる学校の重要さを認識した。一部の公立校での中高一貫化や難問揃う独自入試の採用などは一つの方向として推奨されても致し方ないと思うが、浦和高校のような学校の生徒さん達にこそ大学進学実績でも立派な成果が上げられるように頑張ってもらいたい。

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    2018年05月01日
  • トランプは世界をどう変えるか? 「デモクラシー」の逆襲

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    トランプのアメリカ大統領就任について、エマニュエル・トッドと佐藤優の2人が分析したもの。

    当然ながらアメリカ国内にいるのと日本から見るのとででは微妙に見方は違うものの、どちらも非常に冷静な分析で勉強になった。

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    2018年04月28日
  • 読む力 現代の羅針盤となる150冊

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    ネタバレ

    2018/4/28 ジュンク堂三宮駅前店にて購入。
    2019/9/25〜9/26

    松岡正剛氏と佐藤優氏が対談しながら、読むべき本について語る対談集。松岡正剛氏は名前は知っていたが、どういう人なのかあまり良く知らなかったが、佐藤さんとガッチリ組み合っているところからしても、凄い人であることがわかる。恥ずかしながら紹介された本で読んだことのあるのは2,3冊であった。

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    2019年09月26日
  • 国家と神とマルクス 「自由主義的保守主義者」かく語りき

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    この頃の著者の本は密度が濃かったなあと懐かしくなる。思想的な面では相容れない部分が多く、さほど楽しめない。著者の思想から離れて他者を分析する際の眼差しが
    、硬派でかっこいい。とはいえ近年はその眼差しも突飛な理論を引っ張ってきてムリクリ論評しているように見えて好きになれないが。
    著者独特の自分の思想でさえ突き放して観察するようなスタンスは特に左派の市民運動に著しく欠けていると思う。その意味で、今後に生かしてゆきたい本である。

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    2018年04月27日
  • 埼玉県立浦和高校 人生力を伸ばす浦高の極意

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    第1章
    面白い先生がいっぱいいていいなぁ…。

    自分の行った高校は、生徒をイジって(しかもド下手ないじり)笑いを取って人気があるつもりの教師、気に入らない生徒(自分と同じノリではしゃげない生徒)は完全無視といういじめのようなことを平然とする教師、より上位の進学校に行ってる自分の娘と比較して受け持ち生徒をディスる教師など、今思うと腐った高校だったなぁ。


    p. 73 「今の日本はなんというか、国中が偏差値教育で疲弊しているような気がします。(中略)役所や会社の中で、ごくごくたまに「自分は東大法学部の出身で、二次試験の数学では4問中3問正解した」などと言うことを同僚に自慢するような人間もいますが

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    2018年05月03日
  • 読む力 現代の羅針盤となる150冊

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    松岡正剛氏と佐藤優氏の知識量の多さには驚かされた。
    松岡氏が読んだ本はだいたい佐藤氏も読んでいるし、その逆もまた然りだったのは、対談前から、取り上げる150冊がだいたい決まっていたからなのだろうか。それとも、これほどの読書家になってくると、面白いと思う本、読むべき本がだいたい収斂されてくるものなのか。ちょっと不思議に感じた。

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    2018年04月22日
  • 埼玉県立浦和高校 人生力を伸ばす浦高の極意

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    キーワードは「教養」。「学力」と似ているけれど、優秀な浦高生たちは違いをよく知っているのだろう。
    『効率的な勉強法!』みたいな本を有りがたがる、悩める高校生に読んでほしい。

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    2018年04月20日