佐藤優のレビュー一覧

  • 米中衝突 危機の日米同盟と朝鮮半島

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    もうこのお二方の対談本で外れは絶対ない。今回も2018年の日米朝中関係の読み解きをして頂いて、終始目から鱗の内容。特に4章の北朝鮮とカジノについては、シェルドン・アデルソンを全く知らなかったのでとてもとても勉強になりました。新聞やネットニュースなんかどうでもよいので、お二方のウィークリ対談本(マンスリでもよいが)でも出してもらいたいものだ。

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    2019年01月02日
  • 40代でシフトする働き方の極意

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    習慣化による効率化とルーティーンのマンネリズムの打破をバランスすること、部下に過度に期待しないこと、叱るより相談に乗ることなど。40代は個人主義、サイコパスではないが孤立することは普段感じる。エロース、アガペー、フィリアの3つの愛(ストルゲーの愛もあるらしい)。研究室のメンバーをどうリードして、世界と闘う成果を上げるかを悩む時期に読めて良かった。

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    2019年01月02日
  • 「知的野蛮人」になるための本棚

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    いわゆる博識。よく物事を知り、考え、自身の意見を持ってる著者だと分かる。京都、学歴ロンダ、就活、戦争、政治、アメリカ、ロシア、国際情勢、資本主義、民主主義など、多彩な話題を取り扱っている。
    生産者と消費者の本の読み方が違うらしい、本質的に突き詰めることの大事さが説かれている。

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    2019年01月02日
  • 人たらしの流儀

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    2018年12月31日
  • ゴルゴ13×佐藤優 Gのインテリジェンス

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    これは面白かった。ゴルゴ13と佐藤優の組み合わせを考えて上梓させた編集者は天才だ。最近の話題でゴルゴ13に登場した内容を佐藤氏が解説するというスタイル。素晴らしい。少し過去の作品で続編も期待したい。佐藤氏とさいとうたかを氏の対談も付いていて更に良い。

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    2018年12月23日
  • 米中衝突 危機の日米同盟と朝鮮半島

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    ネタバレ

    朝鮮半島を巡る情勢を中心に、米中の衝突について、手嶋・佐藤両氏の対談で語られます。

    面白いと思ったのは、第2章。”OSを共有する米朝トップが「歴史的合意」を演出した”というタイトル。OSとは何か、というと、①反知性主義と②宗教(キリスト教長老派)、の2つ。

    まず、”反知性主義”について。反知性主義とは、”日本語から受ける印象は、「知性がない人たち」になるのですが、それは違うのです。その考え方をごく簡単に言えば、「知性と権威が結びつき、エリートが国の舵取りを担うことに激しく抗う」ということになるでしょうか”(手嶋氏、66ページ)。トランプ大統領の強さの源泉として紹介されています。その考え方が行動に現れた場合、”すべての決断は組織のトップである自分がする。そして、その決断の結果責任は自分が取る”(手嶋氏、67ページ)ということになり、対談で直接的に触れられてはいませんが、金正恩氏にも当てはまりそうです。

    もう一つ、宗教について。佐藤氏は”日本ではあまり注目されないのだけれど、彼はキリスト教プロテスタントの「プレスビテリアン」(長老派)だというのが、とても重要”と主張します。長老派では、予定説といって、”神様は救われる人と滅びる人を生まれる前から決めていて、自分は「選ばれた人間」なのだ、と考えている”、”だから、どんな試練にも耐え抜くことができるし、耐え抜いて成功させる歴史的使命がある、という固い信念を持つ”ということで、トランプ大統領の言動を説き明かしています(以上、67ページ)。金正恩氏の祖父、金日成氏も熱心なクリスチャンで長老派で、金日成主義にも長老派の思想が貫かれており、それを継承する金正恩氏にも影響していることが2013年の論文集のタイトル、『最後の勝利を目指して』にあらわれている、と。

    そんな「歴史的使命」感を「共通OS」をして持つ2人。佐藤氏によれば、トランプ大統領からみて、安倍首相も同類=「光の子」。書かれていませんが、ドイツのメルケル首相は「闇の子」ということになるのでしょうか。

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    2018年12月23日
  • 小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける ―これだけは知っておきたい70のポイント

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     さくっと読めて、深い内容。
     特に私のように政治法律関係に疎い(が、いま勉強しないといけない)人間には面白かった。


    <ほんとうの市民社会の論理>
     国民は政治をやらないで「欲望」を追求するんです。経済活動なり、文化活動なりの欲望を追求する。それで税金を納める。それによって社会が発展していくんだというのが、基本的な資本主義社会、市民社会の考え方です。

    <刑事と民事>
    裁判というのは、大きく分けると「民事裁判」と「刑事裁判」があります。この教科書でも「争い事や犯罪」ときちんと分けて書かれていますね。
    「争い事」が民事、「犯罪」が刑事というわけですね。

    <近代社会は複雑性>
     そこで、その複雑なものをいかにらくに解決するかというときに、「信頼」という複雑性の軽減メカニズムが出てくるわけです。

    <政治はことばの芸術>
     候補者が、政策や訴えをどう言語化しているかに注目する。

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    2018年12月22日
  • 知らなきゃよかった 予測不能時代の新・情報術

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    日本を代表するインテリジェンスの池上彰と佐藤優の対談。

    2018年発売なので、最新の外交について知ることができた。。

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    2018年12月21日
  • 牙を研げ 会社を生き抜くための教養

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    独断専行を使いこなす。適宜、上司に報告することで、上司に責任をかぶせる。
    宗教を知ることは世界を知ることに役立つ。
    論理的な思考力を身につける。テキストを使い、トレーニングすることが有効。論理トーニング101題が一部題材となっていた。
    地政学と国際ニュースの関連知る。
    読書は有効である。
    仕事、教養、趣味を横軸に天井の有無を縦軸にして考える。天井がある所に押し込むことで目標を作ることができる。

    教養はとても大事であることが分かる。

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    2018年12月16日
  • とりあたま炎上―忖度無用のチキンレース!編―

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    佐藤氏は政治とか外交に詳しいので
    少し時間のたったニュースでも
    「あ~ そういう事だったのか~」と
    勉強になる感じ
    それに反して西原先生の漫画は
    徹底的にゲスいネタでやっぱり楽しいです

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    2018年12月12日
  • 官僚の掟 競争なき「特権階級」の実態

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    官僚の思考ロジック・最近の社会事象・著者の考察の3つがほどよいかたちでブレンドされている良書。



    内容としてはある程度旬のあるものなので、興味のあるかたはお早めに目を通しておくと良さそう。

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    2018年11月25日
  • 読む力 現代の羅針盤となる150冊

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    "松岡正剛さんと佐藤優さんの会話は異次元の世界である。お互いの読書量と時代背景や宗教観、視座など示唆に富み、どちらが本の題名を言っても必ず読んだことがあり、内容を理解しあえている。しかも全集ものも含めて。
    博識乱舞"

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    2018年11月25日
  • 悪の正体 修羅場からのサバイバル護身論

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    "悪は人間により行われ、だれの中にも悪がありえる。
    旧約聖書、新約聖書、ロシア正教会、などのキリスト教、ユダヤ教等の経典を読み込むと、それぞれに悪のとらえ方が異なっていることが解説される。"

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    2018年11月25日
  • 悪魔の勉強術 年収一千万稼ぐ大人になるために

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    "基礎学力として、数学、英語、歴史が重要。

    語学に関しては、初級のレベルにいる限りは毎日欠かさず行わないと、あっという間にレベルは落ち込む。最低でも毎日30分。初級からの学習時は、最初の1か月間はかなりの時間を割いて集中的に一つの科目のみ行う。その後、平日3時間、土日は5時間学習を続けること。初級レベルを脱するには、100時間から200時間が必要。

    学習に最適なテキストの紹介もある。

    本書はキリスト教を学ぶことが前提の学生に向けた講義なので、難しいと感じる部分があるが、21億人(1993年の調査)の人々が信仰している宗教を学ぶ良い機会。
    世界宗教信者の割合では、キリスト教33%、イスラム教22%、ヒンドゥー教15%、仏教6%、儒教・道教4%、無宗教14%、他6%程度と言われている。
    ほかの国の方々との交流は避けて通れない時代ゆえ、話し相手となる品物のバックグラウンドを理解しておく必要があり、宗教についてもある程度の知識は持っておかないといけない。"

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    2018年11月25日
  • 大国の掟 「歴史×地理」で解きほぐす

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    "海洋国家と大陸国家、シーパワーとランドパワー、歴史と民族、宗教と地理、これらを総合的に理解し、読み解けると国家の動きが読めてくる。
    本書で学んだことは、イスラム教の奥深い宗派の数々やサイクス・ピコ協定から読み解く中東の国々などや、ロシアの考える緩衝地帯的な隣国との付き合い方など、知っている人には当然のことなのだろうが、なかなかここまできっちり学んだ人は少ないのではないか。地政学を学ぶ第一歩としての本としてもよいと思った。"

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    2018年11月24日
  • 資本主義の極意 明治維新から世界恐慌へ

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    宇野弘蔵の経済学の理論に分析の方法を借り、日本の資本主義の成立を後付け、現状分析をした本。
    本書はさらに、外部がない資本主義下で、個人はどうすべきかについても提言している。

    宇野弘蔵については、全く知らなかった。
    マルクス主義経済学をベースに、資本主義社会の分析をした人の由。

    本書で分析に枠組みとして利用するのは、宇野の「三段階説」。
    資本主義の純粋な形態を明らかにする「原理論」。
    やがて資本主義に国家が介入する時代がきて、その介入の在り方により、重商主義的、自由主義的、帝国主義的資本主義へと移り変わる。
    この状況を分析するのが「段階論」。
    最後にそれらを踏まえての「現状分析」。
    この三つの分析を組み合わせる方法だという。

    この分析は、「日本の特殊性」に胡坐をかいて思考停止状態に陥らずにすむ点で優れていると思った。

    個人的に面白かったのは、共産主義の「講座派」と「労農派」の違いについての言及。
    講座派(日本共産党系)は、まず天皇制打破を行い、日本に本当の資本主義を招来してから、社会主義革命を起こすという二段階革命説をとる。
    一方、労農派は明治維新をブルジョア革命と捉え、ただちに資本家を倒す革命を起こせばいい、という一段階革命説をとる。
    この二派の対立が、現在まで続く思考の鋳型になっているというのだ。
    日本特殊論に傾きがちな講座派と、グローバルスタンダードで押し通す労農派、ということらしい。
    佐藤さんは何となく労農派に肩入れしているようにも思えたが?

    あとは、ファシズムとナチズムの違いについても、やっとわかった感じを得た(いい年して!)。
    ファシズムは資本主義を守るために、資本主義下のひずみを国家の介入により是正する運動。
    ただし、恩恵を受けるのは「束」となったその国民だけで、排外主義をとる。
    一方、ナチズムはファシズムに包摂されるが、人種主義に依拠する点がファシズムと異なる。

    現在の資本主義で生まれる格差を、国家の再分配機能を強化して是正せよというピケティの主張は、ファシズムに転じる可能性があるという。
    あんなに流行ったピケティが、一過性のブームとして葬り去られたのはそのせいなのか?
    まだ私たちはファシズムを飼いならせる技を身に着けてはいない。
    巻末の「現状分析」は読むのがつらくなってくる。

    個人としてできることは、資本主義に取り殺されない程度に働き、金を媒介としない人間関係を作ることなのだそうだ。
    それがー難しいことなんだけどね。

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    2018年11月24日
  • 知性とは何か

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    "反知性主義とは何かを定義することから始まる。
    反知性主義とは、実証性と客観性を軽視、もしくは無視して、自分が欲するように世界を理解する態度のこと。
    そうのような思考に陥らない知性を身に着けるためには、どんなことをすればよいのかを提案している。
    「外国語上達法」千野栄一
    「20か国語ペラペラ」種田輝豊
    は読んでみたい。"

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    2018年11月23日
  • 賢者の戦略―生き残るためのインテリジェンス―

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    インテリジェンスなんてあまりにも自分の生活に関係ない主題なので、特に感想もなにもないのだが、外交とはこう言う思想でやっていくのかと感心はした。読み物としては面白い。

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    2018年11月22日
  • 知の教室 教養は最強の武器である

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    "個人のファンダメンタルズ、基礎をどのように構築すべきか、いわゆる教養をどのように身に着けるかの論考。
    常に知性を磨き続ける努力を習慣づけることに尽きる。"

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    2018年11月20日
  • 佐藤優さん、神は本当に存在するのですか? 宗教と科学のガチンコ対談

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    聖書は学生時代に、ざっと読んだし、授業もあったので、なんとなく知っている。(パウロが誰で、どんな経緯からキリスト教徒になったか)
    しかし、反宗教的な立場の本は読んだことがない。ドーキンスの本(「神は妄想である」など)を予め読んでおいた方が、議論のベースが理解できて楽しめたのではないかと思う。

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    2018年11月18日