【感想・ネタバレ】野中広務 差別と権力 のレビュー

ユーザーレビュー

ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年10月23日

10年前に買ったのを、今になって読む気になりました。野中さん、すごい人だった。
大物政治家がバンバン出てきて政治史を知る上でも面白いし、被差別部落史としても興味深いし、野中さんかっけー。田中角栄なんて「悪の権化」みたいな印象持たされてたけど、地元の人や民衆にとってはありがたい政策をやってきた人なんだ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年05月07日

野中広務氏の政治家引退までを描いたノンフィクション。
この本を読んで、野中広務氏の見方が180°変わりました。
究極の叩き上げ人生ですね。
逆に究極の実践力がないと、ここまでのし上がることは出来ない。
鈴木宗男氏が、頭に浮かびました。
もちろん、全く出自が正反対の麻生太郎氏とは所詮水と油。
著者の綿...続きを読む

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Posted by ブクログ 2014年06月05日

1990年代前半、私は永田町界隈が仕事場でした。その間、多くの政治家と接する機会がありました。そうした中で、最も印象に残っている政治家が野中広務氏です。当時、彼は年齢こそ60歳を超えていましたが、当選回数は2-3回。まだ陣笠、その他大勢の1人、というポジションだったのですが、既に永田町周辺居住者の間...続きを読む

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Posted by ブクログ 2013年11月27日

先日、これを読んでいたおかげで面白い機会に出会ったので二度目の読み返し。とにかくやはりこれは面白い。政策的にとか歴史的にどうかというのはまあそこまでなのかもしれないが、ドラマとしては素晴らしいなあと思う。

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Posted by ブクログ 2012年10月18日

 野中広務の人生にに迫ったノンフィクション。

 この本は野中広務が被差別部落の出身だったというのが大きなキーとなっている。作者自身が野中に「何でこんなことを書くんだ」と追求され「業なんです」と言ったエピソードが深い。
 部落出身者だと知って手のひらを返された経験が野中を冷徹な男に変えたのかもしれな...続きを読む

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Posted by ブクログ 2011年11月06日

イマドキ、野中さんですか?という感じだけれど
これがどうして、とても面白い。野中さん自体は過去の人でもあるが、
今、議会で跳梁跋扈している人の名前も多数。
(特に小沢一郎の動きは中盤の見どころですね)
(あと、小渕が想像以上にかわゆい)

今読んでも、日本議会の流れ、についていくらかの視野を与えてく...続きを読む

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Posted by ブクログ 2011年06月11日

これは力作!
政敵を葬るためには共産党も利用する、権力闘争とは何かがわかる本。部落差別の歴史もわかりやすく解説されている。

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Posted by ブクログ 2011年05月17日

政治家人生の後期(晩年?)しか知らなかったし、テレビを通しての印象としては権力を笠に着たたぬきジジイという印象だったのが、少し変わった。

出自への同情ではなく、上り詰めるというあくなき執着は一般の社会人に置き換えれば「向上心」とも言えると思う。ただし、その手段が何でもあり、ポリシーも一貫してない、...続きを読む

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

このルポの凄いところは、「抵抗勢力」「闇将軍」「影の首相」と呼ばれた野中広務を丸裸にしている点だ。あんな強面の政治家がまさか部落出身者であるとは。田中角栄をミニ版にした感じの、政治の舵取りがとてもよく理解できた。両者に共通するのは、金作りのうまさ・多数派工作の巧みさ、そして意外ことに、と言うよりも、...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年06月23日

この本はいくつかに分けることが出来る。
「野中広務とはなんなのか」「政治(パワーゲーム)」の
2つに分かれ、実際のボリュームは後者となる。
ただ、終盤となり権力を失っていく時、野中広務という
人物が非常に色濃く映ってくる。
もともと野中広務のことは殆ど知らなかった。
自民党の、まさに裏で糸を引く人物...続きを読む

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Posted by ブクログ 2014年05月19日

京都府園部町に生まれ、不当な差別を受けながら政治家としてのキャリアを歩み始め、57歳で中央政界に初進出し、自民党の黒幕としての地位を築くまでの、野中広務の生き様を追ったノンフィクションです。

不当な差別を受け続けてきたがゆえに、弱者に対する優しいまなざしを持つ反面、差別に抗して自分の居場所を切り開...続きを読む

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Posted by ブクログ 2013年06月05日

 被差別部落に生まれながら、老獪な政治手法を用い、内閣の中枢に登りつめ、「影の総理」とまで言われた野中広務の姿を描いた一冊。「潮目を読むこと」に長け、一貫した政治姿勢がないようにも見える野中には、弱者への優しいまなざしと差別の再生産を憎む気持ちがあった。
 野中はときに政敵を恫喝し、ときにトリッキー...続きを読む

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Posted by ブクログ 2011年11月24日

普段ノンフィクションなんか読みつけない人間をぐいぐいひきつけるこの文章力はピカイチ。
類稀なる力作だ。

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Posted by ブクログ 2011年05月18日

部落出身者なのに権力に食い込んだとうことぐらいしか知らなかったから、どんな人だったのかと思い読書。

かなりのボリュームだったから途中で終了。

 部落を黙らせることができる政治家として、部落出身だった野中広務は頭角を現してきた。
地方の主要産業は公共工事だと言われるが、企業献金の額と票の量によって...続きを読む

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Posted by ブクログ 2010年10月14日

小渕政権の官房長官であり、自民党幹事長であったコワモテで老獪なイメージだった政治家野中広務。彼の出自について知ったのは、辛淑玉さんとの対談本である『差別と日本人』(角川oneテーマ21)で、その「いかにも老獪そうなニッポンの保守派政治家」といったイメージの一方、辛淑玉さんとの対談の中で語った、その人...続きを読む

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Posted by ブクログ 2010年04月21日

被差別部落で生まれてから、市議、県議、副知事、国会議員と成り上がり「影の総理」と言われるまでの野中広務の半生。

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Posted by ブクログ 2009年12月14日

元共同通信社記者である著者による、講談社ノンフィクション賞受賞作。
被差別部落出身でありながら、様々な苦難にぶつかりながらも自民党の幹事長まで務めた野中広務という政治家について、その軌跡を赤裸々に綴ったノンフィクション作品。

野中自身も、この著書の出版にはかなり嫌な思いを持っていたようである。

...続きを読む

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

一般社会の裏側に存在する権力社会と被差別社会
被差別社会の苛烈な環境で育ったことで身につけた裏側社会での生き方は、
同じく裏側社会である権力社会で生き抜く術となり、
野中を権力の中枢へと導いた、のかな
生々しい政治の世界が垣間見られる良書
ただし、権力者に認められるクダリがことごとく浅く、さらに裏側...続きを読む

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Posted by ブクログ 2011年09月03日

京都出身ということもあり、へえ、あの時はああだったのかと思うこともあり、おもしろかった。政治にそれほど詳しくないのだけれど、これを読むと、政治家は権力闘争や利権争いが本当に好きで、国のことや国民のことを考えてるのだろうか?と思ってしまう。しかし、野中氏には人のために社会を改革するという熱い部分と、狡...続きを読む

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