佐藤優のレビュー一覧

  • 新・リーダー論 大格差時代のインテリジェンス

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    佐藤優氏と池上彰氏が格差の拡大をもたらした新自由主義の終焉を背景としたリーダー論を対談形式で語ります。オバマ、ヒラリー、トランプからプーチン、サルコジ、ボリス・ジョンソンなどへのあまりマスコミには表出しない人物評がとても面白い。元祖トランプがサルコジだったとは!

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    2016年11月27日
  • 偉くない「私」が一番自由

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    米原万里さんの多才さを 1冊に 凝縮した本。軽快なエッセイから始まり、原点としてのロシア文学研究、翻訳者や小説家のプロとしての考え方など


    出版社の編集者だったら、人気のある 楽しいエッセイを集めて、営利優先となるのでしょうが、佐藤優さんは 米原さん そのままを 本にまとめたかったのかなーと感じました

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    2016年11月20日
  • いっきに学び直す日本史 近代・現代 実用編

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     先日の電通女性社員の過労自殺のはなしから。

     女性の進出!地位向上!を叫ぶ連中は、
     ついに女性も男性社員と同じく過労自殺する時代だと証明された!これぞ男女平等の現れ!と喜べばいいじゃないか。
     都合が悪くなると黙り込むのがむかつく。必要なのは働きたい人が働けることと、人権尊重なのに、そんな声は上がらない。

     一億総活躍社会、女性に移民に高齢者にと労働者人口を増やすことで労働生産量を補おうとしているが、
     労働生産量=一人当たりの生産能力×労働者だ。増やすべきは前者だろう。

     本書によると1899(明治32)年の工場労働者数45万人のうち65%が婦人労働者だった。日清戦争後も依然として

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    2016年11月11日
  • 新・リーダー論 大格差時代のインテリジェンス

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    今回の大統領選挙についての章があったので、読んでみました。

    新自由主義、グローバリズムにより、社会がアトム化し(コミュニティが失われ)している現代。人々の不満は鬱積し、そこにポピュリズムが蔓延る土壌ができる。英国のEU離脱や、今回のトランプ現象はその流れで起きている。
    一方で、ポピュリズムに対抗するものとして、歪んだエリート意識が跋扈することが危惧される。エリートが大衆を軽んじて、法的根拠ないまま自分たちの思うままに社会を動かそうとする、ポピュリズムへの反動的な動きを警戒すべきである。

    中東、欧州、北朝鮮、日本の政治、核武装について等、どれも鋭い切り口で、なるほどと思わせてくれます。お二人

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    2016年11月11日
  • 組織の掟

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    元外務官僚が実体験を基に組織の中で生きる知恵を紹介するエッセイ。平易な文章でスイスイ読めた。随所で紹介される体験談に日本外交の一端が伺えて面白かった。

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    2016年11月08日
  • 希望の資本論

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     労働のコモディティ化、教育格差の問題は間違いなく存在する。各所で指摘されているとおりだ。

     これに対して反知性主義は論外として、二つの論陣が張られているように思う。
     
     第一は資本主義の論理に飲み込まれないよう自己啓発、もしくは独立するというもの。これは個々人の能力による。

     第二は日本社会全体の改善に向けて社会、政治を変えていこうというもの。

     本書では後者の論陣を張る。反知性主義に陥らず、資本主義の構造を知るの重要性を説く。

     かつて大学の経済学はマルクス経済学の講座もあったが、現在でマルクス主義は時代遅れと考えられてきた。

     しかし、リーマンショックが起こり、これってマルク

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    2016年11月06日
  • いっきに学び直す日本史 古代・中世・近世 教養編

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     日本史が通しで説明されているから分かりやすい。
     
     特に理系にとっては歴史を本気で勉強することなかったから知らない(覚えていない?)ことだらけなのを自覚した。

     そして、歴史は似た事象を繰り返す、ということが読み取れる。

     特にそれを強く思ったのが、古代大和政権の朝鮮半島経営について。

    大和政権は朝鮮半島の任那にて半島経営をしていました。
     ↓
    唐新羅連合軍に白村江の戦いでボコされて撤退
     ↓
    唐文化にかぶれて仏教伝来
     ↓
    やっぱ和の心大事だよね。日本文化が花開く

     なんか明治維新後から現在に続く日本そのままじゃね?
     唐新羅連合軍がアメリカに、和歌やかなの平安文化がクールジャパ

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    2016年11月05日
  • いま、公明党が考えていること

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    佐藤優と公明党・山口那津男代表の対談。公明党と創価学会との関係性、自公体制における公明党の役割を冷静な目で見つめ直す事が出来た。国民ではなく、大衆と共にという言葉の意味合いは深い。メモ。
    1.自分の力を他者のために生かしたい。どこまで行っても人は大衆と共に生きるのだ。
    2.イスラム教であれどんな宗教を信じる人であれどういう文化を持つ人であれ、人間一人ひとりに光を当てた人間の安全保障のそ重要です。誰もが教育を受け平和な社会で暮らし、行きがいを持って仕事が出来る環境を整えていく。これこそ政治の大事な役割です。
    3.財務省に編集権を与えるのではなく民衆に編集権を取り戻す。これが公明党流の政治的アプロ

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    2016年10月25日
  • 現代の地政学

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    ネタバレ

    面白かった。だけど、難しい。中東などは国の位置関係が分からず、地図を見ながらでなければ理解できない。何度も読み直さないと、まだまだ理解が不十分。。。
    それでも、特に第四講の海洋国家とは何か、はとてもよかった。日本がずっと独立国家であり続けられたのも奇跡なのかもしれない。そう思うと、日本の国を大切に守りたいと思う。

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    2016年10月24日
  • インテリジェンス人間論

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    佐藤優氏が外交官現役時代に会合の席で口頭で話していた「物語」を活字にしてみた本。森元首相や鈴木宗男氏、プーチンの登場する北方領土交渉の舞台裏の話も読めて面白いです。
    群馬出身の私としては、「第三章 小渕恵三の”招き猫”」が一番関心をもって読みました。ブッチホンや「人柄の小渕」として一般の人々の記憶にはあるかと思いますが、陸軍中野学校を出た叔父さんに薫陶受け、インテリジェンスの感覚が卓越していたという話は意外でした。

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    2016年10月23日
  • 紳士協定―私のイギリス物語―

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    佐藤優氏のイギリス研修生時代の小説。佐藤氏が外交官としての方向性を形成する時期に何を考えていたのかが分かる。
    「先生と私」の方が私は好きですが、本作も佐藤氏のイギリス分析も含まれており、負けず劣らず面白い内容です。

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    2016年10月22日
  • 世界史の大転換 常識が通じない時代の読み方

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    中東、中央アジア、中国の1つの見方を提示してくれていてとても参考になる。鵜呑みにすることなく、自分もこれからウオッチしていきたい。

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    2016年10月02日
  • 世界史の極意

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    現在起きていることを歴史のアナロジーとして捉えることができる
    資本主義
    ナショナリズム
    宗教
    3つの観点で捉える

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    2016年09月23日
  • お金に強くなる生き方

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    普通の人は一発逆転を狙うことなく、ほどほどに副業をしつつ、半径5mの世界を充実させて生きていけばいいのではないかという提案の本。お金に振り回されてもいいことないよというのはその通り。

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    2016年09月23日
  • 現代語訳 貧乏物語

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    人間社会が抱える諸問題、特に経済に起因する問題解決に対するアプローチの仕方、考え方、このことについて、いくら時を経ようと、先人の英知を検証し、「知の継承」ということは重要なことであると思う。
    佐藤優氏のそのような考え方の下、発刊されたのが。河上肇氏の書いた「貧乏物語」の現代語訳版である。
    経済学者として10数年のキャリアで書かれた当該書籍、これはこれで、情報発信するものであり、当時の時代状況で発信された内容を佐藤氏が最後に論評を加えている。
    その中で、良質な小説等の紹介があり、早速、2冊を読みたいというカテゴリーにノミネートしておいた。
    読書は永遠です(笑)。

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    2016年09月09日
  • 世界史の大転換 常識が通じない時代の読み方

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    【きっかけ】
    トランプ現象、テロ頻発、BREXIT等から、歴史の転換についての議論が高まってきている中で、俯瞰として。

    【概要】
    世界全体で起こっている現象の見方について対談。

    【感想】
    プレモダン、モダン、ポストモダン、それらの混在という視座から頭の整理にはなった。

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    2016年09月04日
  • 新・地政学 「第三次世界大戦」を読み解く

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    素人としては何のことやら?という部分もあるが、地政学の話はなぜか引き込まれる。佐藤優さんならなおさら。最近頻発するテロの背景も少しは理解できた。

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    2016年09月01日
  • 21世紀の戦争論 昭和史から考える

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    昭和史の大家である半藤氏と、国際通の佐藤氏の対談による近代昭和史についての本。タイトルは「戦争論」となっていますが、どちらかというと太平洋戦争の開戦から終戦までの近代史において、当時のソ連がいかに関わって来たのかという部分がクローズアップされてします。そこはさすがロシア通の佐藤氏ならではの分析と情報が満載です。
    教科書に出てこない昭和史の重要な一面に触れることができます。かなりの情報量の本なので、近代史の知識があまりない私には難解な箇所も結構ありましたが、太平洋戦争開戦前の日本がいかにソ連の意図を把握できていなかったか、北海道がソ連領となるシナリオはかなりあり得た状況だった、ソ連がなぜ東欧のよ

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    2016年09月15日
  • 世界史の大転換 常識が通じない時代の読み方

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    元外務省の2人による世界情勢論。
    TPPが単なる貿易協定ではなく、中国に対するブロック経済の形成にあるという点が一番関心を引いた。
    「自由貿易地帯をアジア·太平洋に作って中国を遮断し、日本にとって都合のいい時は中国と交流し輸出を行い、都合の悪いものは入ってこないようにする。」

    「TPPとは経済だけではなく、外交安全保障の問題であり、
    日·米·豪の三国が枢軸国を作る。
    日·米安保体制、米·豪安保体制、日·豪安保体制という軍事同盟を経済でも支える。」

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    2016年08月15日
  • 外務省ハレンチ物語

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    アサヒ芸能に連載された 小説。
    実話に限りなくちかい ノンフィクションとか。

    外務省が 伏魔殿 といわれたが
    小説 の手法で その実態を暴く。

    1 金田金造先生の夜のモスクワ大冒険
    2 首席事務官はヘンタイです。
    3 家事補助員は見た。

    いや。いや。スゴイですなぁ。
    外務省の キャリアとノンキャリア。
    階層的システムと 
    お金の支出方法と金銭感覚がまったく違う。
    そして、セクハラ、レイプ。
    ふーむ。驚き。モモノキ。山椒の木。

    ほんとに 外務省は 戦えるのか。

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    2016年08月07日