佐藤優のレビュー一覧

  • 紳士協定―私のイギリス物語―

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    佐藤優氏のイギリス研修生時代の小説。佐藤氏が外交官としての方向性を形成する時期に何を考えていたのかが分かる。
    「先生と私」の方が私は好きですが、本作も佐藤氏のイギリス分析も含まれており、負けず劣らず面白い内容です。

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    2016年10月22日
  • 世界史の大転換 常識が通じない時代の読み方

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    中東、中央アジア、中国の1つの見方を提示してくれていてとても参考になる。鵜呑みにすることなく、自分もこれからウオッチしていきたい。

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    2016年10月02日
  • 世界史の極意

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    現在起きていることを歴史のアナロジーとして捉えることができる
    資本主義
    ナショナリズム
    宗教
    3つの観点で捉える

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    2016年09月23日
  • お金に強くなる生き方

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    普通の人は一発逆転を狙うことなく、ほどほどに副業をしつつ、半径5mの世界を充実させて生きていけばいいのではないかという提案の本。お金に振り回されてもいいことないよというのはその通り。

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    2016年09月23日
  • 現代語訳 貧乏物語

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    人間社会が抱える諸問題、特に経済に起因する問題解決に対するアプローチの仕方、考え方、このことについて、いくら時を経ようと、先人の英知を検証し、「知の継承」ということは重要なことであると思う。
    佐藤優氏のそのような考え方の下、発刊されたのが。河上肇氏の書いた「貧乏物語」の現代語訳版である。
    経済学者として10数年のキャリアで書かれた当該書籍、これはこれで、情報発信するものであり、当時の時代状況で発信された内容を佐藤氏が最後に論評を加えている。
    その中で、良質な小説等の紹介があり、早速、2冊を読みたいというカテゴリーにノミネートしておいた。
    読書は永遠です(笑)。

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    2016年09月09日
  • 世界史の大転換 常識が通じない時代の読み方

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    【きっかけ】
    トランプ現象、テロ頻発、BREXIT等から、歴史の転換についての議論が高まってきている中で、俯瞰として。

    【概要】
    世界全体で起こっている現象の見方について対談。

    【感想】
    プレモダン、モダン、ポストモダン、それらの混在という視座から頭の整理にはなった。

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    2016年09月04日
  • 新・地政学 「第三次世界大戦」を読み解く

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    素人としては何のことやら?という部分もあるが、地政学の話はなぜか引き込まれる。佐藤優さんならなおさら。最近頻発するテロの背景も少しは理解できた。

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    2016年09月01日
  • 21世紀の戦争論 昭和史から考える

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    昭和史の大家である半藤氏と、国際通の佐藤氏の対談による近代昭和史についての本。タイトルは「戦争論」となっていますが、どちらかというと太平洋戦争の開戦から終戦までの近代史において、当時のソ連がいかに関わって来たのかという部分がクローズアップされてします。そこはさすがロシア通の佐藤氏ならではの分析と情報が満載です。
    教科書に出てこない昭和史の重要な一面に触れることができます。かなりの情報量の本なので、近代史の知識があまりない私には難解な箇所も結構ありましたが、太平洋戦争開戦前の日本がいかにソ連の意図を把握できていなかったか、北海道がソ連領となるシナリオはかなりあり得た状況だった、ソ連がなぜ東欧のよ

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    2016年09月15日
  • 世界史の大転換 常識が通じない時代の読み方

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    元外務省の2人による世界情勢論。
    TPPが単なる貿易協定ではなく、中国に対するブロック経済の形成にあるという点が一番関心を引いた。
    「自由貿易地帯をアジア·太平洋に作って中国を遮断し、日本にとって都合のいい時は中国と交流し輸出を行い、都合の悪いものは入ってこないようにする。」

    「TPPとは経済だけではなく、外交安全保障の問題であり、
    日·米·豪の三国が枢軸国を作る。
    日·米安保体制、米·豪安保体制、日·豪安保体制という軍事同盟を経済でも支える。」

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    2016年08月15日
  • 外務省ハレンチ物語

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    アサヒ芸能に連載された 小説。
    実話に限りなくちかい ノンフィクションとか。

    外務省が 伏魔殿 といわれたが
    小説 の手法で その実態を暴く。

    1 金田金造先生の夜のモスクワ大冒険
    2 首席事務官はヘンタイです。
    3 家事補助員は見た。

    いや。いや。スゴイですなぁ。
    外務省の キャリアとノンキャリア。
    階層的システムと 
    お金の支出方法と金銭感覚がまったく違う。
    そして、セクハラ、レイプ。
    ふーむ。驚き。モモノキ。山椒の木。

    ほんとに 外務省は 戦えるのか。

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    2016年08月07日
  • 希望の資本論

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    資本主義について理解していると、その中での闘い方が分かるかも知れない。

    『資本論』を読んでみたくなった。

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    2016年07月24日
  • 組織の掟

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    冷静に読むと、上司と部下の関係では当たり前の事を書いているが、ノンキャリで、登り詰めただけに説得力がある。

    そして、どの組織にもいる困ったヤツへの対処法には、反論の余地は与えないほど、ビジネス書としての期待を裏切らない。

    印象深いエピソードは、あるスキャンダルで、劣勢の自民党の情報戦に巻き込まれた項は、上質なサスペンスを読んでいる錯覚におちいるほど、リアルで、スリリングであった。

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    2016年07月20日
  • 組織の掟

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    元外務省職員で執行猶予付有罪判決を受けた佐藤優氏の組織論。日本が輸入した欧州型の軍事組織からの組織を泳ぐ術についてまとめた一冊。珠玉の言葉が並ぶ。
    (1)上司には絶対に逆らってはいけない。組織は上司に味方する。
    (2)どこの組織でも上司の仕事は部下の成果を吸い尽くすこと。もっとも吸取り過ぎると部下がやる気を失くすので部下の取り分もそこそこ残しておくのがバランス感覚のある上司のやり方。
    (3)汚い仕事にありがちな弱点や面倒な点を責めて断らせる。
    (4)ロジは臨機応変な対応と絶対にミスをしないという注意力が必要とされる。ロジが出来ない外交官は仕事の要領が悪く機転が利かないというレッテルが貼られる。

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    2016年07月16日
  • 佐藤優 選 ― 自分を動かす名言

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    著者大学恩師とのやり取りに感銘しました。おそらく、独房に入るときに信頼の言葉をかけられるということは味方がまだいることに気がつかされ、力になることは間違いないと思います。

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    2016年07月13日
  • 「ズルさ」のすすめ

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    ネタバレ

    うまく生きるための処世術について書かれた本。「ズルい」というと狡猾な世渡り上手的な印象があるが、この本ではそういった面よりは、至極真っ当に生きる方法が書かれている。「人と比べない」、「嫌われることを恐れない」、「問題から目をそむけない」など、普遍的なテーマについて、元外交官で鈴木宗雄事件で長期間拘留されるなどの特殊な経験や自ら信仰するキリスト教的視点などを交えながらわかりやすく書いている。バランス感覚もある著者なので、内容には納得できる部分も多い反面、「佐藤さん、ちょっと多筆すぎて内容が薄っぺらくありませんか?」と思わなくもない。もっと切れ味鋭い切り口を見せることができる人だけに、そこがやや残

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    2016年07月12日
  • 使える地政学 日本の大問題を読み解く

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    地政学がブームと言ってよい状況であるが、
    皆さん納得感のある説明で分かりやすい。
    読後、その先を読めるかとなると、
    なかなか難しいものがある。

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    2016年07月09日
  • 世界と闘う「読書術」 思想を鍛える一〇〇〇冊

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    対談集です。知らない本がたくさんありました。知識のある人の会話というのはこういうものなのかと思うと、焦ってしまいます。巻末に「新書」が掲載されているので、そこが入口かなと思います。
    ついていけない、でもかっこいいと思いました。

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    2016年07月05日
  • 新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方

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    いつもと同じく佐藤優と池上彰の対談形式の本。
    戦争論に始まりウクライナのセックス事情、アメリカの人種問題まで多岐にわたる。
    一見してトンデモ話に見えるものも、調べると実は事実であることがほとんどだが少々事実と異なるというか、解釈の仕方が偏っているようなものもある。

    共和党がラティーノを候補者にする!?
    いやいや池上さん、メキシコとの間にbuild a wallっていったドナルド・トランプが候補者ほぼ確定ですよ。

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    2016年07月03日
  • 希望の資本論

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    今月の1冊目。今年の8冊目。

    池上氏関係の本で色々探していたら、これが新刊だったので、手にとってみました。マルクスの『資本論』が現代社会を生きるうえでいかに有用、また必要であるかについて池上氏・佐藤氏が語っています。さまざまなトピックを『資本論』の観点から扱うと、どうなるかというのが主な内容です。資本論は大分難しそうですが、読んでみようと思います。

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    2016年07月03日
  • 紳士協定―私のイギリス物語―

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    外交官専門職員の最初の1年か何の生活について分かるようになる。
    ノンフィクションだが読みやすかった。
    外交官になった理由や仕事、裏事情を赤裸々に書いている。

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    2016年07月02日