【感想・ネタバレ】組織の掟のレビュー

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Posted by ブクログ

「入っている組織を活用して自分を高める」
・関わらない事の大切さ
・組織内でも最後の逃げ道を確保する
・部下の教育、見極め方
外務省勤務での経験からか、文面にストイックさを感じて一般人ながらとても参考になる著書

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2021年08月16日

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外務省時代の経験を通して、組織の本質や組織で生き抜く知恵を説いた本。

組織には必ず「掟」が存在します。暗黙の内に共有された掟は強力で、組織内の人間に大きな影響を与えます。組織を生き抜くには掟の存在を早く理解し、掟の中で立ち回る術を身につけなければいけません。

本書は、外務省に勤務していた頃に佐藤優さんが経験した出来事を通して、組織の実態や本質、組織の中でうまく生き知恵などが書かれています。

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2020年01月17日

購入済み

面白かった

佐藤氏の外交官時代のエピソードや人材分析方法などが詳細に書かれており大変面白かった。

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2018年01月14日

Posted by ブクログ

非常に興味深い内容でした。
著者の実経験を通じて、組織で生き抜くために、必要なエッセンスが濃縮されており、参考になる内容でした。
「組織は自分を引き上げてくれる」「上司にはけして逆らわない」「部下を能力とやる気の二元マトリックスで考え、それぞれの優先順位を考える」などなど。
組織と自分自身の関係性の要諦を学ぶことができました。

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2017年05月07日

Posted by ブクログ

元財務官僚の方が書いた組織の構造と泳ぎ方マニュアル。
転職してから転職先の組織のことが全く理解出来なかったが、これで完全にクリアになった。旧態依然とした会社に勤めていて組織のあり方や上司との付き合い方に悩める方は必読。

同著者の他作と内容が被ってるとのレビューを見てますが、僕はこの本しか読んでないので分かりません。

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2016年07月07日

Posted by ブクログ

こちらはまた違った意味で買ってはいけないとわかっていながら。やはり面白いし、話の重複も比較的少なかったのもよい。

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2016年05月01日

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組織は自分の能力を引き上げてくれる。確かに組織だからやらざる終えないこともやる必要があり、それが結果としてスキルの向上につながる。上司は選べれないが部下は選べる。肝に銘じる。評判が良くなる振る舞いが必要。やむを得なく退職することもある。そうなったときのためにも稼ぐことが出来る能力を作っておく。もっとも重要なことは組織の外にリスクを負ってくれる友人を作ること。

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2019年11月19日

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全部『特殊』な外務省の話じゃねーか!と言いたくなりますが組織が人を引き上げるとか上司に逆らうなとか箴言に満ち溢れた本です。佐藤優先生は膨大な読書量の中から私のようなボンクラに分かるよう平明に解説してくださるのですが今回は敢えてリアルな体験談にされているのでしょう。
それにしてもファクスとかのくだりを読むと上司はよく観察しソッと判断している事がよく分かります。青木雄二先生は買い出しに行かせるとそいつが使えるやつか否か分かると書いてましたがそれと近しいものを感じました。
正直に保険を打ちつつ逆らわずに勤めるのが組織の掟と私は解釈しました。

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2017年08月17日

Posted by ブクログ

著者の赤裸々な外務省での日々を例に”組織とはこんなんだ”と改めて活字にしてくれたような本だった気がします。
昔、組織に属していた時のコトを思いだしたりもしながら、外務省ほどまではヒドクなくてよかったなと思ったりも。

今もそしてこれからも組織に属するつもりはまったくないけれども、もし、もしも組織に属するようなことになれば、
もう一度この本を読み返したい。

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2017年07月14日

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著者の外交官経験を生かして、文字通り組織の中で生きていくための指南書。

著者の経験もさることながら、その内容が非常に実践的なので勉強になった。

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2017年03月12日

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組織の力は強大で、その意思、矛先が個人に向けられると、そこから逃げることは困難を伴う。
鉾が向かって来る前にいかにして逃げるか、リスク回避力と、意志力が大切。組織の大義を個人で勝手に責任と思い込むのは組織側の思う壺。
つまらないけど、会社、組織ってそんなもんだよね。

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2017年01月11日

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元外務官僚が実体験を基に組織の中で生きる知恵を紹介するエッセイ。平易な文章でスイスイ読めた。随所で紹介される体験談に日本外交の一端が伺えて面白かった。

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2016年11月08日

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冷静に読むと、上司と部下の関係では当たり前の事を書いているが、ノンキャリで、登り詰めただけに説得力がある。

そして、どの組織にもいる困ったヤツへの対処法には、反論の余地は与えないほど、ビジネス書としての期待を裏切らない。

印象深いエピソードは、あるスキャンダルで、劣勢の自民党の情報戦に巻き込まれた項は、上質なサスペンスを読んでいる錯覚におちいるほど、リアルで、スリリングであった。

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2016年07月20日

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元外務省職員で執行猶予付有罪判決を受けた佐藤優氏の組織論。日本が輸入した欧州型の軍事組織からの組織を泳ぐ術についてまとめた一冊。珠玉の言葉が並ぶ。
(1)上司には絶対に逆らってはいけない。組織は上司に味方する。
(2)どこの組織でも上司の仕事は部下の成果を吸い尽くすこと。もっとも吸取り過ぎると部下がやる気を失くすので部下の取り分もそこそこ残しておくのがバランス感覚のある上司のやり方。
(3)汚い仕事にありがちな弱点や面倒な点を責めて断らせる。
(4)ロジは臨機応変な対応と絶対にミスをしないという注意力が必要とされる。ロジが出来ない外交官は仕事の要領が悪く機転が利かないというレッテルが貼られる。…部下の能力を判断する上での基本になると思う。
(5)一般論として受験勉強や就職活動に過剰なエネルギーを投入して漸く憧れの組織に入ってくる様な人はバネが伸びきっているので研修で新たなスキルを習得する事は難しい。…筆者の外務省での経験に照らして見るとやる気でカバー出来る能力の領域は極めて限られた範囲に過ぎない。
(6)組織の仕事は足し算ではなく掛け算。ゼロ型人材の人と極力接触しない事が組織の中で長生きする秘訣。上司は選ぶ事は出来ないが部下は選べなくても断る事は出来る。
(7)露見する様な嘘を平気でつく部下は自分のチームに入れない。酒乱やストーカーなど何かに依存し本能的な衝動をコントロール出来ず破滅的な行動を取る者は非常に危険。
(8)社内のコミュニケーションを円滑にする付き合いは、きちんと消化する。組織の中で生きていく以上特定の派閥かネットワークに加わる事は不可欠。
(9)役所には定員がある。外交官だって基本的に消耗品がある事を忘れてはいけない。健康管理も実力のうち。

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2016年07月16日

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どこかで読んだことのある内容が所々出てくるが、官僚だからこその組織の掟のような話がふんだんに盛り込まれていて飽きずに読み切ることができた。ためになります。

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2016年06月24日

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ちょっとニュアンスは異なるが、組織が人間を成長させてくれるという著者の感覚には共感を持った。自分自身が経験した事でもあるからだ。それと、上司はできる部下が可愛いということ、組織は上司を重んじるという事。サラリーマンは、日々の人間関係の中で「政治的に」自己を守らなければならない。そのためには、組織を自分優位にコントロールする必要があるのだ。

佐藤優を読み慣れた人なら、同じような言説に触れるかも知れないが、特に、前述したような要領の良さを得るためには、参考となる書だ。

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2016年05月21日

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佐藤優氏のこういう趣旨の本が読みたいと思っていた矢先に本屋で発見。自身の外務省勤務時代での経験を基に、組織の明文化されていない掟を綴っている。自分が属する組織をどう読めばいいか悩むところだが、外務省という特異な環境は組織の掟の極みを凝縮したところなのかもしれない。

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2016年04月16日

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組織の中でサラリーマンすることの心得。
上司の操り方/筋の悪い仕事の避け方・自己防衛術、部下を選ぶときの基準等。
確かにカバーは欲しい。サブの仕事/能力・知識があると何にせよ強い。

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2021年09月11日

Posted by ブクログ

久し振りに著者の本を手に取った。国家権力や大企業ではあるあるの話なのだろうが...。モサドの人事評価はなかなか興味深かった。「組織に10年いれば一人前になれる」は確かにそういう面もあるが、10年経つと更に登っていけるか、限界に達しているかを見極める時期なのだと思う。200頁ほどなのでさらっと手軽に読めるのは良。

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2020年03月25日

Posted by ブクログ

外務省という、きわめてシヴィアな掟の支配する世界を生きてきた著者が、組織のなかでしたたかに生きるための方法について語っている本です。

著者の体験にもとづいた人材論ですが、具体例が豊富でおもしろく読めました。ただ、良くも悪くも、個別的な事例にそくした議論に終始しているところに、読者の評価が分かれるポイントがあるような気がします。個人的には、人間がつくる組織の生態について、もう一歩踏み込んだ考察を展開してほしかったように思います。

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2018年10月10日

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ネタバレ

佐藤優氏の外務省(在ソ連・ロシア日本国大使館)での勤務経験をベースに、組織で生き抜くための知恵が紹介されている。ポイントは以下のとおり。

・組織には、個人を強制的に変え、スキルを身につけさせる仕組みがある。
・組織は上司に味方する。
・下剋上を起こしたものを歓迎しないのが日本の組織文化。
・「汚い仕事」は面従腹背でサボる。
・本人が主観的に能力があると思っても、不平不満ばかり言っている奴は、客観的にみて能力がない。
・外国語能力には、能動的能力と受動的能力がある。能動的能力が受動的能力を超えることはない。
・組織のなかで最も厄介なタイプが「能力はないが、やる気のある部下(上司)」。
・プライドが高くて傷つきやすく、自分を抑圧してきた人は、他人のことも批判の目で見る。正義を楯にする。
・酒乱やストーカーなど何かに依存し、本能的な衝動をコントロールできず、破滅的な行動をとる者は非常に危険。
・組織は個人を支配する。
・派閥やネットワークにまったく参加しない人がいるとすれば、その人は能力が劣っているか、性格的に他人と信頼関係を構築することができないので、仲間に入れてもらえないのである。
・「あいつは人付き合いの悪い変わり者だ」とか「人間嫌いだ」という評判を立てられないようにすることが重要。
・後ろ向きのエネルギーを蓄積した人とは、極力接触しない。
・健康管理も実力のうち。
・ヤバイ話については、「聞かないでおく」というのが強力な防御法。中途半端に首を突っ込んでおいて、後から逃げるという態度よりはよっぽどいい。
・「面倒ごとからは逃げる」「上を巻き込んで自分では判断しない」「問題点やリスクを提示して断らせるように仕向ける」という回避術で事を治める。
・組織はリスクや責任を負うことを何よりも恐れる。組織の責任を回避するためなら、個人が犠牲になることはやむを得ないという論理で動いている。
・組織の外部に理解者を得ることには、構造的な利点がある。

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2017年12月25日

Posted by ブクログ

・著者の体験談として読む分には興味深かったが、タイトルのまま一般企業で働く場合に置き換えると、どれも当たり前と思える内容であった。

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2016年12月17日

Posted by ブクログ

部下の活かし方と、部下のためにサボタージュするところが参考になった。
あとは、少なくとも組織にいればわかるかな、という内容。

外務省であった様々な経験がか書かれていて、そこまで書いて大丈夫か、と思う内容もあり。そういうものが好きな人には、さらに面白いかと。

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2016年06月18日

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