佐藤優のレビュー一覧

  • 知の武装―救国のインテリジェンス―

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    インテリジェンスを軸に据えて、日本内外で生じている様々な事象を深く読み解こうという対談録。興味深く読めました。

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    2014年08月10日
  • 知の武装―救国のインテリジェンス―

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    解読法というよりは、解読結果を二人で延々と語っているという印象。ただ、外交は色々な切り口で解説を読むと立体的に理解できる気がするので、そういう意味ではとても有益だと思う。

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    2014年08月05日
  • 元外務省主任分析官・佐田勇の告白

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    【読書その219】尊敬する知識人の一人、元外務省の佐藤優氏の小説。フィクションとのことだが、その内容はとてもフィクションとは思えない内容。
    ロシア外交の最前線で活躍していた著書だからこそ書ける本当に面白い小説。仮名で様々な人物の名前が出てくるが、だれをモデルにしているか、想像が膨らむ。

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    2014年07月31日
  • CIA諜報員が駆使するテクニックはビジネスに応用できる

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    翻訳がとてもうまく、翻訳本にありがちな変なストレスがなく読めました。
    CIAね。凄い。周りにもいるのだろうか。米国だけでなくロシア、英国、イスラエル、、、いろんな国の方々が凌ぎを削っているらしい。隣の人は何する人ぞ。

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    2014年07月22日
  • サバイバル宗教論

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    キリスト教徒の筆者が仏教団体に向けて、世界情勢の打開策案を、宗教・歴史の面から提示した講演録。筆者の豊富な知識・思想が、日々”当たり前”であるかの見方に別の考え方を提示してくれる。

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    2014年07月03日
  • 修羅場の極意

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    外務官僚だった佐藤氏の著書。色々とレベルが異なることを書かれているので、人によって違う印象を受けるのでは?
    神学者の項が気になった。「あなたが他人の気持ちになって考える努力をすると、自然と言葉の使い方も異なってくるようになる。その結果、あなたの行動が変化する。この影響が自然と他人に及ぶ。」
    言葉はコトの葉。口先だけでは直らないけど、すごく大事。
    西原理恵子との対談もよい。最悪の事態を想定する。うん、大事。

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    2014年06月30日
  • 知の武装―救国のインテリジェンス―

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    前回対談の動乱のインテリジェンスから約1年、その間に起こった事件としてアメリカのシリア侵攻のちゃぶ台返し、飯島勲の訪朝、スノーデン事件から麻生太郎のナチスのワイマール憲法発言、そして東京オリンピック開催の意味などなど。そうかわずか1年の出来事なんだなあと、この対談の後になりそうなのがタイの反政府デモとクーデター、中国の防空識別圏設定、ウクライナ騒乱、台湾学生の立法院占拠など次回は何が取り上げられるのか。

    こうやってみるとプーチン大統領の影響力が強い。シリアで阿部首相がシリア問題でロシア支持したことでプーチンが阿部首相を見直したとか。プーチンの「美しい誤解」とまで言うのは辛辣だが2月にはソチで首脳会談を行いここまではいい感じだったのがウクライナ情勢で秋のプーチン訪日は流動的になりその間に5月のアジア信頼醸成会議で中ロが急接近。ウクライナ危機のために天然ガスの販売先を失ったロシアに中国が恩を売った形になっている。

    アメリカがシリア問題で拳を挙げながら結局降ろし様がなかったことは、善悪はともかくアメリカといえどももはや簡単に他国に手をだせないと例えば中国はみるだろうということです。それでも東京オリンピックを開催すると言うのは「中国とは戦争を起こさない、韓国ともこれ以上関係を悪化させない。そして、福島原発事故の集束をはかる」というのが日本の使命と言うか枠組みになっていると。逆にオリンピックまでは中国も尖閣には手を出しにくくなっているのでーオリンピックは誰にとっても人質になっているーその間に日本はロシアや韓国との関係改善を図った方がいいだろうということ。

    麻生太郎の「ナチスの手口」発言については「ヒトラーは民主主義によってきちんと議会で多数を握って出てきた」との弁解を歴史の事実からかけ離れているとばっさり一刀両断。ナチス党は1932年11月の選挙では得票率33%で196/656議席のところを年が明けた1/31に首相に任命されたヒトラーが議会を解散し、国会議事堂の放火事件を契機に共産党議員や共産主義者の大量逮捕に踏切り3月の選挙で得票率44%で288議席をとり、その後2/3が必要な全権委任法案をなんとかとうしワイマール憲法を修正したとのことで、これを民主主義といって擁護してしまうと欧米からは日本に軍国主義勢力が増していると見られてしまうだろうと。

    アメリカから日本を見た場合には橋下徹が従軍慰安婦問題に絡めて「沖縄の米海兵隊基地の軍人も風俗施設を利用すれば良い」の発言のさなかに飯島訪朝があり「日本は本当に価値観を共有できる国なのか?」との疑念を抱かせてしまっている。麻生太郎や橋下徹が実際にどういう意図で発言しようが、日米関係に隙をつくることには間違いない。阿部首相自身も歴史問題を掘り起こすなというアメリカの警告は無視しているようですしね。慰安婦問題や中国が南京事件をことさら持ち出すのは「自由と民主主義」というアメリカの価値観にあわないからでしょうし。

    日中関係で言えば二人とも基本的に中国が隙あらば尖閣を奪いにくるという認識では一致しつつも、単純に軍事的に対抗するのではなく「中国と友好関係を築いていく」と国際社会に訴えていく必要が有るとの意見。中国が真の脅威であるからこそ日本攻撃の口実を与えず、民主主義国家として日本に国際世論を引きつけておくべきだという話です。次回対談までにどれだけの事件が起こるのか・・・

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    2014年06月19日
  • サバイバル宗教論

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    佐藤優氏が、相国寺の僧侶100名に連続講義で、現下の機器に対する克服の処方箋という内容で抗議した内容の新書版である。

    内容は、1講 キリスト教、イスラム教、仏教、2講 救われるとは何か 3講 宗教から民族が見える(宗教と民族) 4講 すべては死から見える(宗教と国家) の4回分である。内容は今までの佐藤氏の著作を読んでみればおなじみの論理や知識が多く出ていると思う。キーワードだけ挙げれば、

    母親の沖縄戦の意味、父親の死に臨んで、日本キリスト教、一神教と多神教の違いの本質、イスラエルの本質、イスラム圏の本質、悪の存在、チェコスロバキアの分裂、フス、フロマートカ、フョドーロフと宇宙開発、多民族、多民族国家、沖縄の琉球王国の歴史、ゲルナーのナショナリズム論、貨幣論(マルクス)、定住革命、福祉国家=警察国家、法の精神

    佐藤氏の今までの著書で出ている言葉や事例も多かったが、新たに出てきた事例もあったので読んでよかったと思う。佐藤氏の著作の中では、NHK出版の「国家論」が一番内容的には近いのかもしれない。

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    2014年06月18日
  • 「知的野蛮人」になるための本棚

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    佐藤優さんが“損をさせない本”をまとめた1冊。

    いまの“世界”を読み解くための57のテーマ、
    そして、1つのテーマごとに2冊の本を紹介しています。

     “優れたインテリジェンスオフィサーは例外なく本好き”

    必要な情報を吸収し、教養として昇華していくためには、
    そんなヒントがちりばめられているように、思います。

    個人的に「教養とは価値観の多様性を認識すること」と考えています。
    そんなことをあらためて感じさせてくれました。

    直近では「イスラム教」についての本が読みたいな、なんて風にも。

    なんにせよ、全部で114冊の本が紹介されているという、
    なんとも危険な1冊で、読みたい本が順調に増えてしまいました。。

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    2014年05月29日
  • 野中広務 差別と権力

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    京都府園部町に生まれ、不当な差別を受けながら政治家としてのキャリアを歩み始め、57歳で中央政界に初進出し、自民党の黒幕としての地位を築くまでの、野中広務の生き様を追ったノンフィクションです。

    不当な差別を受け続けてきたがゆえに、弱者に対する優しいまなざしを持つ反面、差別に抗して自分の居場所を切り開いてきたが故に、ライヴァルたちの弱みを握ってみずからの影響力を強めていく政治手法に長けていた、複雑な政治家の実像を、みごとに描いています。

    また、高邁な理念を掲げる政治家ではなかったにしろ、土着的な共同体理念に根づいた優しさを体現していたという意味で、55年体制の終焉を象徴する政治家として野中広務を位置づけており、戦後政治史の一幕を見ることができたという意味でも、興味深く読みました。

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    2014年05月19日
  • サバイバル宗教論

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    話題が広く、佐藤氏の見識をなぞるだけでももう一度読まなくちゃ。
    しばらく"職業作家"佐藤優を読み散らして見たい。

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    2014年05月11日
  • 元外務省主任分析官・佐田勇の告白

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    ネタバレ

    完全なフィクションだとしながらも、現実の事件や報道、モデルを連想させる登場人物から、どこまでが事実でどれだけフィクションなのかがよく分からない。モデルの一人も「ムネオの日記」に怖ろしく臨場感があると、この本を紹介している。北方領土交渉が2島の分割路線に進んでいる状況の理由も理解できた。
    インテリジェンス・オフィサーや政治家たちの機微に触れるような世界は、自分にとっては心躍るというよりも、大変そうだから門外漢である幸せを感じていたい。てか、たとえ望んでもムリか。
    14-57

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    2014年05月06日
  • 地球を斬る

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    ちょっとネタは古いけど、普段触れ得ないマイナーな国を中心に取り上げられていたのは良い。麻生外交は支持なのね。政治的には直接の敵たる小泉田中界隈以外はすでに落ち目しか叩かない印象はあるけども。

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    2014年04月25日
  • 動乱のインテリジェンス

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    最近では定期的となった、外務省のラスプーチンこと佐藤優氏とアメリカ勤務の長かった手嶋氏の対談本。2012年12月発行時点の国際情勢とその意味するところを対談形式でわかりやすくまとめている。

    内容は、日本周辺の領土・領海拡張としての沖縄の問題、中国・イラン・北朝鮮との日本外交等をまとめている。時事ネタが多いので、当時はこのような考えだったのかとしることや、全てが終わってから事後に検証するなど読み方はいろいろあるように感じた。

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    2014年04月19日
  • 外務省に告ぐ

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    外務省の暗部を描き出す本作は筆者が外務省への変革を促すものである。
    が、説得力を感じると同時にやはり感情的な批判が所々に感じるのは人間の描くものだからか。

    それでも、外務省に限らず特権意識を持つ組織の腐敗を可視化した意味でも、より良い組織を作るためにも読む価値があると思えた。

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    2014年04月11日
  • 功利主義者の読書術

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    ネタバレ

    タイトルの通り、本著は「役に立つ情報を引き出すための読書術」の本。紹介されているのはマンガ、小説、暴露本、哲学書、資本論に新約聖書と多岐。(シャングリラの出来が暴れすぎで、購入を迷っていた、池上永一の「テンペスト」も)。高橋和巳や五味川純平、ドストエフスキーなどすぐ読んでみようかという気になりましたね。

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    2014年03月23日
  • 知の武装―救国のインテリジェンス―

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    主には、尖閣諸島を中国が本気で奪おうとしてきているので、日本は米国、韓国との関係も含めてもっとしっかりしないとだめだ、という内容。

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    2019年02月04日
  • 交渉術

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    人間の認識は非対称、恥を知らないことが日本では出世に重要など、これまでの自身の経験から共感できる点があった。

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    2014年02月17日
  • 子どもの教養の育て方

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    今の子供たちは,生まれたときからゲームや携帯電話があって,誘惑に打ち勝つのに本当に大変だなと思います。

    本を読む楽しみを教えてくれた両親には感謝。
    自分の子供に面白いことはゲームだけじゃないんだと教えてあげたいです。

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    2014年02月15日
  • 人間の叡智

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    戦後日本のシステム
    1合理主義2生命至上主義3個人主義
    ⇒これらには力の要素がないため、日米安保条約が力の要素として加わる。

    国民1人1人が常に政治に関心を持っているのはいい世界ではない。代表制民主主義なんだから、一般市民は自分とその家族を養う仕事を第1とすべき

    直接民主主義を望む声があるということはエリート層が否定されたということ。貨幣の論理が強くなり、金を持っている人が偉いという発想が台頭している。

    マルクス資本論
    ⇒資本主義分析の本としては優れている。
    損失の負担の押し付け合いは折り合いがつかず激しい競争になる。
    利潤の分配に関する資本家の抗争は折り合いつく。
    貨幣を絶対的なものとはせず、それは人間と人間の関係から出てきたもの

    柄谷行人
    資本主義システムは四大階級制
    資本家・労働者・地主・官僚
    官僚は、社会の外側にいて、社会から収奪。国家の暴力を背景にして、よこせと言って取る。

    賃金の三要素
    1 1ヶ月生活してもう1ヶ月働くためのエネルギーとなるもの
    2 労働者階級の再生産のための費用
    3 技術革新に対応するための教育の経費

    人間は、ナショナリズム、啓蒙の思想、人権の思想で動く。

    同胞意識(人間の隣には人間がいる)をもち、かつ民族に縛られない。

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    2014年02月08日