佐藤優のレビュー一覧

  • 動乱のインテリジェンス

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    沖縄、北海道独立。TPP≒国家安全保障。新オレンジプラン。確かに動乱。
    本書に参考文献としてあげられていた「日本の領土問題」を読後に第一章を再読。理解が深まる。

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    2013年03月16日
  • 動乱のインテリジェンス

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    まず日米同盟堅持が日本の国益に叶うという認識で話は進んでいる。領土ではなく権益の拡大と言う新帝国主義がアメリカ、EU、中国、ロシアなどを中心に進み、日本も対抗せざるを得ない。異質なものを取り込み外部とうまくやっていくには沖縄との付き合い方が非常に重要。日米同盟の最後の砦は嘉手納基地で、ここが無くなるとアメリカから見た日本の重要度が低下し、相対的に中国の影響力が増す。両氏ともナショナリストではなく、ドライな外交の力関係から話をしている。
    歴史的な認識では例えば孫崎享の「日本の国境問題」を評価しながらもアメリカ陰謀論の孫崎氏とは別のスタンス。

    尖閣諸島
    中国の目的はまず領土問題の存在を認めさせる

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    2013年03月03日
  • 日本はどこへ向かうべきか? 日本流ファシズムのススメ。

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    目指すべきは小さな政府、相互扶助のある大きな社会。
    国家を強くするファシズムではなく、社会を強くするファシズムを目指すべき。
    グローバル化は不可避、グローバル化の中でも崩壊しない社会をつくる、そのために倫理的な行動をとる、
    倫理を押し付けるのではなく、倫理的に振る舞うことが利益につながるんだというインセンティブが組み込まれた社会を設計するべき。


    しかし、量が少な過ぎ・・
    120ページ程度を厚紙使って体裁ととのえてこの値段とは。
    立派なことを言ってもそれを広める手法があさましい。

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    2013年02月21日
  • 交渉術

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    佐藤氏の本はこれで3冊目であるが、筆者の語る外交の裏側、インテリジェンス論については、毎回興味深く読ませていただいている。
    (抜粋)
    ・助けてくれる人にはご用心。ロシア的ハニートラップについて、基本は困った状況に陥った者を「助けてあげる」で協力させる。
    ・リーダーの本気を見極める。本気のスイッチが入った瞬間を見逃すな。
    ・減点主義の組織では恥知らずが出世する

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    2013年02月07日
  • 子どもの教養の育て方

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    20130131
    むくどりのゆめ
    八日目の蝉
    ソ連 宗主国を持たない帝国
    スターリン グルジア人
    ソ連共産党中央委員会 マルクス・レーニン主義というイデオロギー
    国民が政治に熱中すると経済は停滞する
    経済や文化活動に専心することで国は豊かになる
    偶然のエリート 政治・社会の混乱期に急速なキャリア上昇
    読み方の指導 課題を
    例「こころ」先生がKに対して取った言動は友達への態度といえるか
    絵本 子どもが世界に対してアクセスするための最初の場所
    神話 合理的でない 大人になる前の人間の物の考え方
    ホームズやガリバー旅行記 国際的な教養のベース
    親はどんなことがあっても子どもを許すという信頼関係
    五味

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    2013年01月31日
  • 動乱のインテリジェンス

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    二人の対談形式で進む展開。
    実務に長ける者同士の会話なので、ものすごく高度な内容になっている。とても面白い内容でした。
    この対談をする際に、手元資料なんかを見ながら会話をしているんでしょうか。それとも何も持たずに!?二人の記憶力の凄さ、物事の思慮深さに感嘆です。

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    2013年01月28日
  • インテリジェンス人生相談 個人編

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    寄せられた人生相談に対して、佐藤優が真面目にユーモラスに回答している。文面はおちゃらけているように見えても、内容はそうだなーと思うところが多い。学習編は割と具体的に回答されていると思う。

    以下、興味を持った書籍。
    ☆無印不倫物語(群ようこ)角川文庫
    ☆入れたり出したり(酒井順子)角川文庫
    ☆恍惚の人(有吉佐和子)新潮文庫
    ☆キレる大人はなぜ増えた(香山リカ)朝日新書
    ☆夢を与える(綿矢りさ)河出書房新社
    ★読書について(ショウペンハウエル)岩波文庫
    ☆イヌネコにしか心を開けない人たち(香山リカ)幻冬舎新書
    ☆出社拒否 迷う30歳、悩む40歳(石郷岡泰)講談社ブルーバックス
    ★民族とナショナリ

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    2013年01月27日
  • 交渉術

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    交渉術よりも、佐藤氏の暴露話が面白い。米原万里氏の本も好きなので、米原氏とのエピソードがかなり興味深かった。

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    2013年01月21日
  • 人間の叡智

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    曖昧な帝国 イギリスに学ぶ 【P56】

    日本は核武装すべきか 【P122】

    最低ふたつの古典を持て 【P208】

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    2013年01月16日
  • 動乱のインテリジェンス

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    年明け読書の第一弾。外交、安全保障をさまざまな切り口から考える。第5章「アジア半球の新たな勢力地図」の部分 東日本大震災発生時にアメリカに滞在し、米国の報道を見ていた身としては、「トモダチ作戦の真相」については納得いく部分が多い。

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    2013年01月03日
  • 動乱のインテリジェンス

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    ニュースの読み解きの視点が高く、自分も偉くなったように感じてしまうが、あくまで一読者として楽しみたい。
    テーマが最近過ぎるためか、つばぜり合いが多く、踏み込んで斬っていない感じではある。

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    2013年01月02日
  • 動乱のインテリジェンス

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    面白かった!尖閣問題に絡めての沖縄の独立シナリオは衝撃的だった。筆者の持つ情報が全て真実かどうかは分からないが、日本でインテリジェンスが活用されているかどうかは外交姿勢を見ていると怪しく感じる。

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    2013年01月01日
  • 人間の叡智

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    難しい本ですが、勉強になります。私には正否を判断する知識はありませんが、著者の主張は、いつもながらとても説得力があります。著者は、古典を読んだ方が良いと言うのだが、、、苦手です。

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    2012年12月23日
  • 人間の叡智

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    マスコミが一言「閉塞感」で括っている世相を、著者は世界の中の日本の姿が見えていて、外国の視点を持っているからこそここまで具体的に捉えているのかなぁと思った。リアルタイムな一冊、勉強になった〜

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    2012年12月20日
  • 功利主義者の読書術

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    元外交官のキレ者 佐藤優氏の、一見役に立たなそうな本からも学びを得る思考過程を知ることができる。

    この本を読んでからは、どんなモノからでも何かしら学ぼうと、頭を働かせてインプットするようになりました。

    読書を実り多きものにするのに有用な本だと思います。

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    2012年12月17日
  • 動乱のインテリジェンス

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    イランとかシリアのあたり面白い。それからTPPの読み方も。インテリジェンスとは?という語り口からいくのはちょっとおれおれ詐欺的で好きではないのですが、新書的にはありでしょう。大変勉強になりました

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    2012年12月10日
  • 動乱のインテリジェンス

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    佐藤優氏と手嶋龍一氏による対談本の第2弾。尖閣や竹島の話題はそこそこに切り上げて、中国共産党の内部闘争や、イスラエルとイランとシリアの関係など、世界における注目度の高い話題に多くのページを割いているあたり、さすがはプロのインテリジェンス・オフィサーといった感じである。国際インテリジェンスの価値観では、今年起こった一連の尖閣問題は「中国の勝ち」となるみたいだけど、あれだけ大騒ぎをしてしまったら中国海軍だって動きにくくなるし、国際世論は完全に敵に回してしまったし、日本にとってそれほど悪い結果だったとは思えない(経済的には痛み分けだけど)。それはそうと、読売新聞に「元首相がきちんと務まらなかった初め

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    2012年12月09日
  • 動乱のインテリジェンス

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    ネタバレ

    鳩山氏がイランに勝手に行ったことの弊害について論じてる部分は非常に勉強になった。

    『極端な愛国主義や軍事強硬策の台頭を許してしまうのは、政府指導部が国益を守るために毅然とした外交を推し進めない時なのですから。』という手嶋氏の言葉に深く共感する。

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    2014年04月08日
  • 動乱のインテリジェンス

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     読んで良かった。論壇ってなんなんだろうと、ほんとに考えてしまった。
     著者らは、本当に、人物だと思う。こう言う人にこそ、広告の権利を
     適切に与えるべきだと思う。沖縄の苦悩。本当に、涙がこぼれる位、
     良く分かった。間違った認識を持っていた。恥ずべき意識を抱いた。

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    2012年12月02日
  • 動乱のインテリジェンス

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    沖縄の日本離脱機運、幼稚な鳩山元首相のイラン訪問、ナルシスト菅首相の震災采配、野田首相のTPP参加表明の戦略的意義等、両氏の丁々発止とした議論は大変面白い。

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    2012年11月25日