佐藤優のレビュー一覧

  • 世界と闘う「読書術」 思想を鍛える一〇〇〇冊

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    体裁は読書ガイドで、気になる本は数多あり。それにしても、この博覧強記ぶりは凄まじいですね。ジャンルによっては、交わされている会話の内容が殆ど分からないところもあったり。絶望感に打ちひしがれるだけというのも芸がないから、自分が弱い分野が分かったと前向きに捉えて、そのあたりを重点的に勉強する道標にします。といっても、それがなかなか難しいんですけどね~。

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    2016年02月16日
  • 「ズルさ」のすすめ

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    しなやかに会社社会を泳いでいくための、フォームの参考に

    楽しい本だったけど、これ、ズルいのか?至極まっとうな本ではないのかな?
    と思ってしまったということは、私が「ズルい」人間なのからでしょうか?

    一番よくないのは、出世競争に敗れたからと自暴自棄になって会社を辞めること。特にあなたが正社員なら、今の労働環境ではそれだけでとても有利です。いい意味の「ズルさ」が必要になってきます。
    まさにその通りだと思って、大学、会社員と続けているなぁと思います。

    取捨選択をしていくことが「ズルさ」でもあるのかな。

    章立てから見てみると

    捨てるもの

    1章 人と比べない―勝ちたいという意識をうまく捨てて

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    2016年01月30日
  • 「ズルさ」のすすめ

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    上手くコミュニケーションし、職場での人間関係を平穏に保つ”コツ”が綴られている。佐藤さんの外務省時代のロシア大使館勤務の奥深い経験が述べられており、興味深い。ゲーテの次の言葉が引用されている。「智恵ある者の最高の喜びは、知り得ることを知ろうと努力し尽くし、知り得ないことを静かに敬う」。心に響く名言だと思った。

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    2016年01月30日
  • インテリジェンス人生相談 社会編

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    佐藤優による人生相談。この人生相談が連載されている雑誌が雑誌がゆえに質問の内容もなかなかハードだ。いや、別にどんな高尚な雑誌の読者にしたって、言わないだけでその内に秘める悩みというのはどこか似たり寄ったり、人間臭いものなのかもしれないが。

    世の中の人がどんなことに悩んでいるのか知ることができるという意味でも興味深いが、それ以上に興味深いのが佐藤優の回答だ(人生相談だから回答するのは当たり前なのだが)。佐藤優はどんな質問にも参考として何らかの本に言及し、そこから何か"ヒント"を提供する。なるほど、本というのはこういう風に現実の生活の中で活用するのか。純粋な知識を得るためだけでもない、楽しむだけ

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    2016年01月28日
  • インテリジェンス人間論

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    尊敬する作家の米原万里氏関連の読み物で著者について知った。
    著者に対しての批判意見もよく見かけるが、私は著者の物事を分析する視点が好きだ。
    私は政治関係の話題は疎いため、ピンと来ない話もあったが、ある一人の政治家の世間イメージと著者が語る人物像が全然違うことに驚いた。
    逮捕される政治家にも、理想とする国家状態があることに気づいた。私は、逮捕されてしまえば政治家といえども犯罪者である、という目でしか見ていなかったのだ。
    これからも著者に注目していきたい。

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    2016年01月21日
  • サバイバル宗教論

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    いや、面白い!
    近代以前の世界や歴史はみんな素朴実在論で、夢と精神と表象と現実がみんな一緒になってた。

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    2016年01月12日
  • 「知」の読書術

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    ネタバレ

    寝る前のフォトリーディング&起床後の高速リーディング。とても面白い。
    近代が教会と国家を分離して始まり、民族自決から民主主義という宗教を経て、再びいま帝国主義が蘇っていると著者は指摘。なかなか深い考察で、単なる読書術の本ではなさそう。
    また電子書籍の使い方についてはとても参考になる。でもその未来については私の考えとちょっと違い、電子書籍はそれほど普及しなさそうだと考えているようだ。

    下記に付箋を貼った箇所の要約をのせる:

    12-15:多くの本が(古典新刊どちらも)まだ電子書籍化していない。故に日本の電子書籍時代はまだ先。しかし電子書籍の利点を挙げると・・・:
    1.電子書籍専用リーダーで本を

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    2016年01月12日
  • あぶない一神教(小学館新書)

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    題名と内容が微妙にずれている。
    一神教についてのブリーフィングには良いかもしれないが、
    いまいちな気もする。

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    2016年01月11日
  • 知性とは何か

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    反知性主義。
    実証性と客観性を軽視もしくは無視して、
    自分が欲するように世界を理解する態度のこと。

    自分には当てはまらないと思って読み始めたが、
    これはよほど意識的に、知識を吸収し、
    思考することを続けなければ、
    あっさりと反知性主義に陥ってしまうと感じた。

    “実践的な読書”をしなければ。

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    2016年01月07日
  • お金に強くなる生き方

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     「企業は、利益を社員には分配しない」
     このことは、マルクスが『資本論』で明確に指摘しています。

     佐藤優が資本主義を語るときにはマルクスの資本論が必ず引き合いに出される。

     だからといって、作者は資本主義を否定することがない。金があれば物を買える。
     お金は物の価値をわかりやすくするのだ。

     直近の国税局の調査では、平均年収が414万円であることを指摘しているが、平均は高所得者に引っ張られた結果である。
     中央値は300万円台であろうと指摘している。

     では、もっと給料を高くしようとするにはどうすればいいか?という本ではない。
     収入を増やすことができないのであれば、支出を減らす。

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    2016年01月02日
  • あぶない一神教(小学館新書)

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    ふしキリに続く宗教社会学対談w

    イスラムの話をしてるうちに、キリスト教の話で締められてるのはご愛嬌www
    大雑把にイスラムを理解しようと思うなら、良いかも。イスラムの内部に内輪揉め要素があるから、安定しないという話は、そういうことかとよくわかる。

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    2015年12月30日
  • 世界史の極意

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    現在の世界情勢を理解するために歴史的背景を探るというスタンスで、資本主義、民族・ナショナリズム、宗教に絞って流れを概観している。

    <資本主義>
    マルクスは、資本主義社会の本質は労働力の商品化であると考えた。労働力の商品化には、自由に移動でき、土地や生産手段を持たず、労働力を維持するための生活費、労働者階級を再生産する養育費、時代の進歩についていくための教育費をまかなうことができる賃金を得る必要がある。

    近代資本主義は、15〜16世紀のイギリスで始まった。ヨーロッパの寒冷化によって毛織物の需要が高まったため、羊を飼うための囲い込みが進み、追い出された農民は都市に流れて毛織物工場で働いた。スペ

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    2018年10月31日
  • 知の教室 教養は最強の武器である

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    幅広い雑誌からの再録編集版ではあるものの、決して情報は古くなく、また今になって読んでみると新たな読み方ができるものもあり、楽しかった。

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    2015年12月19日
  • お金に強くなる生き方

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    研ぎ澄まされたインテリジェンスを駆使し、外交の世界で生きてきた経験のある筆者が語る「お金に強くなる生き方」であるが、実にオーソドックスなことを淡々と綴ったものである。
    第1章 私たちを衝き動かすお金という幻想
    第2章 大格差時代を生き抜くお金の極意
    第3章 プロに騙されずにお金を増やすには
    第4章 人生を台なしにしないお金の実学
    第5章 お金と人間の幸福な関係を考える
    という内容です。結局、身の丈にあった生活を恬淡とおくるために、リスク管理、欲望を如何にコントロールできるか。
    超読書家の筆者が引用していた「評価経済」という概念、岡田斗司夫さんの本を次に読んでみようと思います。
    お金では買えない

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    2015年12月14日
  • 聖書を語る

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    こういうのが読みたかった!!中村うさぎさんの言葉が秀逸!ウ○コの例えに1Q84のブチ切れ、ウケすぎ。人間の非合理性、皮膚感覚、神はズレ、、テーゼがこのお二方だからこそで、難しいなりに納得できた。哲学と宗教か。。。知っておくと今後生きるのにラクかもたしかに。

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    2017年02月08日
  • あぶない一神教(小学館新書)

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    ユダヤ、イスラム、キリストの3つの一神教について、橋爪先生と佐藤優氏が対談形式で講義。ISはじめタイムリーな話題と絡められており、一神教の理解が深まった。体系的な内容というわけではないので、教科書的な内容については橋爪先生の他の本などを当たるべきでしょう。
    イスラム教・ユダヤ教にはキリスト教の原罪の意識がないという違いが、様々な点で現代国際社会に大きな影響を及ぼしているように思いました。

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    2015年11月07日
  • 「ズルさ」のすすめ

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    ネタバレ

    外務省出身の佐藤優さん。いろいろあり、退官後、作家として活躍中の方です。

    「ズルさ」という日本語は、微妙な表現に感じる。
    でも、他国後では、肯定的な意味になると教えてくれる。

    ◆人と比べない
    ◆問題から目をそむけない
    ◆頭で考えない
    ◆時間に追われない
    ◆酒に飲まれない
    ◆失言しない
    ◆約束を破らない
    ◆恩を仇で返さない
    ◆嫌われることを恐れない
    ◆人を見た目で判断しない
    ◆上下関係を軽んじない

    1つ1つの章の内容に意外性はなく、常識的。
    ズルさって何?とタイトルを見直してまうほど。

    ただし、モスクワのトイレ掃除の話は、なんとも驚きましたが、やはり、外務省の序列環境の話も、予想はしてい

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    2015年11月01日
  • お金に強くなる生き方

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    お金の使い方について考えさせられます。
    自分の人生において何にどのようにお金を使うかを考える際の参考になりました。
    わかりやすい事例がたくさんあり、読みやすいです。

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    2015年10月25日
  • 知の教室 教養は最強の武器である

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    ネタバレ

     最近は社会派の新書を読むときには、常に「アウトソーシング社会」という言葉を念頭に置いて読んでいる。

     ここ数年で確信しているのは、社会のアウトソーシング化が進んでいるということだ。
     自分で解決するよりは、知っている人に任せたほうがうまくいく。
     インターネットの発達で情報を簡単に手に入れられるようになり、また専門家に頼むことも容易になってきた。

     その結果、何が起きたか。反知性主義につながっている。

     自分より知性の高い人、物をよく知っている人、そういう人が無数にいるならば、ではそういう人に任せよう。
     そうして自己修練を怠り、結果、日本全体の知的教養の低下につながっている。


     

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    2015年10月20日
  • 国家のエゴ

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    大幅な加除修正とあるものの第I部は2013年の講演がベースとのこと。今まさに考えたいテーマについて、時宜を得て世の中に出てきたということだろう。
    知識人として、その知識の幅と深さは驚くばかりであるが、経験、体験で磨かれた洞察力は鋭く、そして面白い。

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    2015年09月30日