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権力者はだから面白い。外務省在籍時代に間近で接した、歴代総理やロシア首脳の意外な素顔、さらには誰もが知る歴史上の人物の精神にひそむ生々しい野心と欲望に、インテリジェンスの視点から切り込んだ異色の人物論集。国際政治の最前線で、外交の武器となる人間観察力を磨いた著者ならではの、ディープな知見と圧倒的な筆力で驚くべき、でも愛すべき権力者の真実の姿を炙り出す。
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Posted by ブクログ
涙あり、笑いありの1冊であった。 宗教絡みの部分は難解だったが、自分の知らないことを知ることができた。 金日成のレシピが、面白かった! 『鈴木宗男の哀しみ』と『ラスプーチン、南朝の里を訪ねる』が涙を誘った。 『国家の罠』の中の収監されていた時のハンストをした時の思いが、鈴木宗男の哀しみにあらわれてい...続きを読むると思う。 読んで良かった!!
インテリジェンスの視点から切り込んだ異色の人物論集です。濃ゆい筆者が本当に鋭いまなざしで濃ゆい人たちの意外な姿を映し出してくれています。特に橋本、小渕元総理の話は面白かったです。 佐藤優さんによるディープな人間観察による人物評論です。書いている人間も濃ければ、取り上げられている人間たちも非常に濃ゆ...続きを読むい方ばっかりで読んでいてげっぷが出るほどです。しかし、面白い。国際的な外交の駆け引きで培われた筆者の人間に対する冷徹なまなざしがその筆致によって如何なく炙り出されてくるようです。 取り上げられている人たちを上げていくと、 福田康夫 安倍晋三 小泉純一郎 森喜朗 小渕恵三橋本龍太郎 鈴木宗男 田中眞紀子 村上正邦 米原真理 エリツィン プーチン ブルブリスセルゲイ・イワノフ ニャゾフ リトビネンコ ゾルゲ マタハリ ラスプーチン 後醍醐天皇 大川周明 蓑田胸喜 星飛雄馬 金日成 スターリン ヒトラー 有末精三 アドルノ ティリッヒ イスカリオテのユダ イエス・キリスト──。その他多数総勢150余名。というそうそうたる人間たちです。 僕はロシアにはあまり詳しくはないのでエリツィンとプーチン。そしてラスプーチンぐらいしか理解できませんが日本の政治家、特に橋本龍太郎元総理や小渕恵三元総理の持つ苛烈までに激しい内面や鈴木宗男氏の北方領土返還にかける思いの強さ。果ては後醍醐天皇にまで思いをはせるというのは佐藤優さんにしかできない仕事でしょう。 しかし、この本の元になった連載が掲載されていた雑誌はあの名物編集長・中瀬ゆかりが率いていた当時の「新潮45」だけあって「ロシア人のセックスは最低集に16回がノルマ」ですとか。イエス・キリストは幼少期のころにめちゃくちゃな不良少年だった話。金日正が残したといわれる秘伝のレシピにいたるまで、硬軟織り交ぜた多彩な筆致で僕らを最後まで楽しませてくれる本です。内容に大笑いをすることができて、知的な好奇心も満たすことができる。こういう本を書ける方は現在非常に少なくなっているので、そういった意味では名著であると、個人的には思っています。
佐藤優さんは,本当に賢すぎる.そしておそらく正直なんだろう.ただ,賢さのなかに自分を隠す術を持っているので,上手い具合に話を出しているのは何となく見え隠れしている. それにしても,スゴイ.こんな人たちが官僚として日本を動かしているのだから,私利私欲に走る人がいるとたちまち世の中がおかしくなりそう.こ...続きを読むの本から見えてくることは,著者の言葉で言うならば「愛」をもって動くかと言うことかもしれない.
佐藤優氏が外交官現役時代に会合の席で口頭で話していた「物語」を活字にしてみた本。森元首相や鈴木宗男氏、プーチンの登場する北方領土交渉の舞台裏の話も読めて面白いです。 群馬出身の私としては、「第三章 小渕恵三の”招き猫”」が一番関心をもって読みました。ブッチホンや「人柄の小渕」として一般の人々の記憶に...続きを読むはあるかと思いますが、陸軍中野学校を出た叔父さんに薫陶受け、インテリジェンスの感覚が卓越していたという話は意外でした。
尊敬する作家の米原万里氏関連の読み物で著者について知った。 著者に対しての批判意見もよく見かけるが、私は著者の物事を分析する視点が好きだ。 私は政治関係の話題は疎いため、ピンと来ない話もあったが、ある一人の政治家の世間イメージと著者が語る人物像が全然違うことに驚いた。 逮捕される政治家にも、理想とす...続きを読むる国家状態があることに気づいた。私は、逮捕されてしまえば政治家といえども犯罪者である、という目でしか見ていなかったのだ。 これからも著者に注目していきたい。
【本の内容】 権力者はだから面白い。 外務省在籍時代に間近で接した、歴代総理やロシア首悩の意外な素顔、さらには誰もが知る歴史上の人物の精神にひそむ生々しい野心と欲望に、インテリジェンスの視点から切り込んだ異色の人物論集。 国際政治の最前線で、外交の武器となる人間観察力を磨いた著者ならではの、ディ...続きを読むープな知見と圧倒的な筆力で驚くべき、でも愛すべき権力者の真実の姿を炙り出す。 [ 目次 ] 鈴木宗男の哀しみ 橋本龍太郎と日露外交 私が見た「人間・橋本龍太郎」 小渕恵三の“招き猫” 新キングメーカー「森喜朗」秘話 死神プーチンの仮面を剥げ プーチン後継争いに見る凄まじき「男の嫉妬」 日露対抗「権力と男の物語」 「異能の論客」蓑田胸喜の生涯 怪僧ラスプーチンとロシアン・セックス〔ほか〕 [ POP ] インテリジェンスとは行間を読み取る知的営為のことでもあり、著者は「私にはその適性があると思う」。 外交官、被告人として、出会った人や事態を記す。 北方領土交渉の推移などホットな話題も。 出典、人物索引など資料への態度もプロらしい。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
「国家の罠」「自壊する帝国」と重なる部分があるとは言え、面白かった。 それにしても、これだけ優秀な人間(経産省の古賀氏もそうたが)が、はみでてしまう官僚の世界とは、一体何なんだろう。 本当に日本の未来が心配になる。 ご本人はイヤだろうが、何らかの形で、仕事に復帰する事はできないのだろうか、そして...続きを読む、再び日本の為に働いてもらいたいなんて事を真剣に考えてしまった。
永田町の生々しい話題から、神学の話題まで、著者の幅広い知識・教養と、経験に裏打ちされた重厚かつ面白い本です。 政治の基本書を読んでも全く予見しがたい今日の日本の政治状況はすでに「東洋の神秘」だと。読みながら大爆笑してしまった。。。 私が特に惹かれたのはイエス・キリスト不良少年説です。なるほどね~、と...続きを読む思いました。 ムネオ先生ですが随分イメージが違います。ちょっと美化されてるんじゃない?と思ってしまった。ただ、親しい人に見せる素顔は違うんだろうけど。
今まで政治について触れている本って殆ど読んだ事なかったけれど、これは面白かった。 知識が深くないから、著者の言っていることが、全て正しいかは分からないけど…他にもこの人が書いた本や、政治に触れている本もよみ、自分の考えがもてたらいいなぁ…
これも、新潮社の雑誌(新潮45)の連載をまとめた本。 鈴木宗男論から始まって、橋本龍太郎、小渕恵三、森嘉朗などの日本の政治家や、ロシアの政治家、ラスプーチンに、イエスキリストなどいろんな人に関する雑文。 妙に文庫版あとがきが印象に残ってしまった。この人、睡眠時間3時間半なんだーって。あと、ご両親のお...続きを読む話。
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