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Posted by ブクログ 2013年06月30日
涙あり、笑いありの1冊であった。
宗教絡みの部分は難解だったが、自分の知らないことを知ることができた。
金日成のレシピが、面白かった!
『鈴木宗男の哀しみ』と『ラスプーチン、南朝の里を訪ねる』が涙を誘った。
『国家の罠』の中の収監されていた時のハンストをした時の思いが、鈴木宗男の哀しみにあらわれてい...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月07日
インテリジェンスの視点から切り込んだ異色の人物論集です。濃ゆい筆者が本当に鋭いまなざしで濃ゆい人たちの意外な姿を映し出してくれています。特に橋本、小渕元総理の話は面白かったです。
佐藤優さんによるディープな人間観察による人物評論です。書いている人間も濃ければ、取り上げられている人間たちも非常に濃ゆ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月15日
佐藤優さんは,本当に賢すぎる.そしておそらく正直なんだろう.ただ,賢さのなかに自分を隠す術を持っているので,上手い具合に話を出しているのは何となく見え隠れしている.
それにしても,スゴイ.こんな人たちが官僚として日本を動かしているのだから,私利私欲に走る人がいるとたちまち世の中がおかしくなりそう.こ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年10月23日
佐藤優氏が外交官現役時代に会合の席で口頭で話していた「物語」を活字にしてみた本。森元首相や鈴木宗男氏、プーチンの登場する北方領土交渉の舞台裏の話も読めて面白いです。
群馬出身の私としては、「第三章 小渕恵三の”招き猫”」が一番関心をもって読みました。ブッチホンや「人柄の小渕」として一般の人々の記憶に...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月21日
尊敬する作家の米原万里氏関連の読み物で著者について知った。
著者に対しての批判意見もよく見かけるが、私は著者の物事を分析する視点が好きだ。
私は政治関係の話題は疎いため、ピンと来ない話もあったが、ある一人の政治家の世間イメージと著者が語る人物像が全然違うことに驚いた。
逮捕される政治家にも、理想とす...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月11日
【本の内容】
権力者はだから面白い。
外務省在籍時代に間近で接した、歴代総理やロシア首悩の意外な素顔、さらには誰もが知る歴史上の人物の精神にひそむ生々しい野心と欲望に、インテリジェンスの視点から切り込んだ異色の人物論集。
国際政治の最前線で、外交の武器となる人間観察力を磨いた著者ならではの、ディ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月23日
「国家の罠」「自壊する帝国」と重なる部分があるとは言え、面白かった。
それにしても、これだけ優秀な人間(経産省の古賀氏もそうたが)が、はみでてしまう官僚の世界とは、一体何なんだろう。
本当に日本の未来が心配になる。
ご本人はイヤだろうが、何らかの形で、仕事に復帰する事はできないのだろうか、そして...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月29日
永田町の生々しい話題から、神学の話題まで、著者の幅広い知識・教養と、経験に裏打ちされた重厚かつ面白い本です。
政治の基本書を読んでも全く予見しがたい今日の日本の政治状況はすでに「東洋の神秘」だと。読みながら大爆笑してしまった。。。
私が特に惹かれたのはイエス・キリスト不良少年説です。なるほどね~、と...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月23日
これも、新潮社の雑誌(新潮45)の連載をまとめた本。
鈴木宗男論から始まって、橋本龍太郎、小渕恵三、森嘉朗などの日本の政治家や、ロシアの政治家、ラスプーチンに、イエスキリストなどいろんな人に関する雑文。
妙に文庫版あとがきが印象に残ってしまった。この人、睡眠時間3時間半なんだーって。あと、ご両親のお...続きを読む
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