佐藤優のレビュー一覧
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<目次>
序章 「生き残り」のための技術を磨く
第1章 「したたかさ」を身につける
第2章 多様なものの見方をする
第3章 「失敗」と謙虚に向き合う
第4章 複雑な問題を分解して考える
第5章 「あてはめ」で可視化する
第6章 不動とされる価値を疑ってみる
第7章 物事を考えるときのルールを決める
第8章 「思考の鋳型」は組み合わせて使う
第9章 自分の考えを自分で否定する知力をつける
終章 いま置かれた立場で「生き残る」
<内容>
優秀であることは既に分かっている著者が、イギリスの歴史教科書を題材にしながら(イギリスの教育を土台に)、どのような考え方で今後生きていけばいいか、また日本はどんな立ち位置でいいかを教えてくれる本。安倍政権の分析や国際社会(特にロシア)の分析には那得するところがある。 -
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片手間に読めるだろうという安直な気持ちで手にとったが、ユーモア(下ネタ?)混じりつつも真剣に回答されていて、改めて「はっ」とすることもありよかった。
ネットカフェ難民(?)やフリーターからもどかしい思いをして働いている医師など様々な方が日々の不満・悩みを等身大(良い意味で)に質問を投げているから、
普段は「はずかしいので人には言えないけど(ちょっと自分勝手だとわかっているけど)ぶっちゃけこうなんだよね」っていう思い(質問?)に対して、建設的な答え(?)が提示されており、また参考となる書が提示されている。
このようなスタイルなので、(短い)通勤時間の合間とかに読むのにぴったりだと思う。 -
Posted by ブクログ
同志社大学神学部 教授陣が語学が堪能 英語、ドイツ語、ギリシャ語、コイネーギリシャ語、ヘブライ語、ラテン語、アラム語、フランス語
ヨーロッパ中世の大学 自由七科(文法学、修辞学、論理学、算術、幾何学、天文学、音楽)の習得に11年、神学の専門科目に16年、計27年かかる
語学の習得には時間がかかる。毎日二時間。人間はや易きに流れるので、身近な娯楽はしばらく遠ざける
テレビと小説を捨てた
MI-5を扱った連続ドラマ spooks
犬は人につき、猫を家につく
人間の弱さが作り出してしまう悪からわれわれは逃れることができない。悪は必ず憎しみを生む。悪を突き放して理解する知力と意志力を身につけた人は憎しみから離れることができ、自由になる
国家は暴走することがある。それを防ぐことができるのは、法律や制度や個人ではない。自発的意思によって結合した中間団体だけが、国家に対抗する力を持つことができる
自らに責任のない事柄で苦難に遭遇した時は、誰かを恨んだり、自責の念にかられることなく、この試練にはかならず意味があると考え、ひとすら耐える。そうすれば、そう遠くない時期に超越的な力によって救いの手が差し伸べられる
小林秀雄 人は長所で過つ -
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第二章について(スパイの基本テクニック)
・相手から情報を聞き出す時は、
①知りたい情報を特定②その情報を知るための質問を考える(直接聞くことはできないので質問を複数に設定する)③その質問に会話を誘導する。
第五章について(CIA諜報員は不要な嘘をつかない)
・必要な時しか嘘はつかない。それ以外では倫理的に振る舞う。信頼は資本であり、蓄積可能なもの。ただし、ただやみくもに善行を重ねるのではなく、目標の達成の役立つ善行を戦略的に行う。
(裏の顔があるのがカッコいいとか感じるているうちは論外)
・自分を不当に優位にするための嘘、誰かを不当に排除するための嘘はついてはいけない。これらの嘘は信頼に大きな疑念を抱かせる。
・敵、競争相手との関係は常に変わっていくので、どんなに憎んでいても誠意や礼節を忘れてはいけない。
第七章について(人脈構築と説得術)
・人と初めて会うときは、相手の趣味、嗜好、経歴、弱味(金、女、自尊心の強さなど)についてあらかじめ調べておく。その属性から相手が自分の属性に対してどんな先入観を持ちそうか前持って予測しておく。(マイナスの予測ならどう払拭するかも考えておく)
・最初の会合では次にまた会いたいと思わせることを目指し、あまり多くを期待しない。
・プレゼンと違って、対面での会話においては話の練習はしてはいけない。(説得のタイミングで会話に違和感が生じたり、相手の反応を取り逃す)
・相手の反応に神経質すぎるくらい注意する。それ見て話を軌道修正する。(話すときは話すだけ、聞くときは聞くだけというのはNG)
第九章について(競争にどう勝つか、敵との関わり技術)
・社内の評価基準を知る。(どんな人間が昇進するか、冷遇されるか、プロパーと中途の違いなど)
・最も強力なライバルを特定して、味方につける。出世する前の同僚の内に関係を構築する。(種まき:シーディング)
・会社全体に諜報網を張り巡らせる。
階層に関係なく(受付、駐車場やビルの管理人など)愛想を振り撒いておくことで、思いがけない情報を誰よりも早く手に入れたりできる。
佐藤優氏の解説について
・トップを狙って話すことが効果的だが、それは難しいのでトップに影響力を行使できる人を狙う。(秘書、アドバイザー、愛人など)
・知りたい質問を直接せずに無関係に見える質問をすることの効用は、①専門家なら知ってる質問をして相手の水準をチェックする。これが情報源の信頼性になる。②関心事項を相手に察知されないこと
・極端に攻撃的な人間(本書でいうサメ)は排除する。上司は選べないなので仕方ないが、部下についてはその自信過剰を能力の高さと勘違いせずしっかり排除する。
・偽情報を流す(嘘をつく)のは露見したときの信頼へのダメージが大きすぎるので避ける。それよりも情報操作(真実をすべて語らずに断片的な情報提供すること)によって相手を誤解させる方がよい。 -
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東洋経済で連載していたコラムを読んで著者を知りました。
すごく勤勉なイメージがある著者の読書法の本です。
価値のある読書の方法や、英語の勉強の仕方、電子書籍の活用法など独自の活用法が書かれています。
読書においては、やはり古典や文学界の有名な本などを読む事が大切なんだなぁと実感しました。
英語も勉強をしては、やめ、してはやめの繰り返しでしたので、また改めて勉強再開します。
本も古典を読む割合を増やします。
勉強に対するモチベーションをあげたい方におすすめです。
下記は読んでみたいと思う本です。
「20世紀の歴史」エリック・ボブズボーム
「ルネサンスと宗教改革」エルンスト・トレルチ
「トレルチ著作集」エルンスト・トレルチ
「歴史と階級意識」ジョルジ・ルカーチ
「帝国主義」ウラジーミル・レーニン
「独裁者のためのハンドブック」亜紀書房
「天守物語」泉鏡花
「資本論を読む」伊藤誠
「外国語上達法」千野栄一
「僕たちの前途」古市憲寿
「ぼくはお金を使わずに生きることにした」マーク・ボイル -
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元は2年前の本となります。
主な題材は2011年から2013年ころの、政局や国際情勢、
国内的には民主党崩壊と第2次安倍政権の始まり辺りまで。
インテリジェンス、対ロシア関係、沖縄問題、特亜関連、、
軸となる視座は他の著書とも相違なく。
知の巨人とも言われる事が増えてきた佐藤優さん、
この方の“考え”を俯瞰するのにちょうどいいかな、と思います。
興味深いのは、心情的に、現在よりも若干“安倍さんより”との点、
これは“時の政権”には常に批判的でいるという感じでしょうか。
それでいて、認めるところは認める、
知識人として、至極真っ当なスタンスかと。
批判的な意見がないとの状況、それは危険と思いますから。 -
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第Ⅰ部は読む価値なし。CIAを騙った当たり前のことしか書かれていない。
ところが第Ⅱ部から有益な情報が盛り沢山で一気に面白くなる。それは危機管理や人材戦略の話に及んでいるからだ。この分野は民間企業が意識とノウハウともに弱い部分であり、CIAが異様に強みを持つ部分だからであろう。騙し騙されつつのイメージがある、現に嘘も時に必要と公言する筆者が、協力者に正直で誠実にを口酸っぱく説いているのは面白い。むしろビジネス以上に真摯な態度は徹底しているのかもしれない。
もちろんCIAという組織は特殊過ぎて全てがすべて応用できるテクニックではないが、情報技術が発達し国境がなくなった今、CIAの持つ技術は適用できる部分が大いにあるといえよう。