佐藤優のレビュー一覧
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インテリジェンスの世界では、嘘をつかないというのが最低限の常識。ただ、それは全てを正直に話すと言うことではなく、消極的正直ということ。
相手が大切な話をぽろりと言ったようなときは、聞き返さない。聞き返すと、相手は大切なことを言ってしまった、大切なことを相手が知とうとしていると思い警戒する。
人とつきあう秘訣として「教えて下さい」というスタンスで対応する。
自分の金銭を相手のために使う心づもりでいろ。
嘘をつかずに、大切なことを言わずに、相手を引っかける手法もあり。
相手が自分を試すために、小さな嘘をつくことがある。あまり知ったかぶりにならない方が良い。
会話を続ける秘訣は、相手の話を繰り返すこ -
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昨今の国際社会のルールが、かつての帝国主義に似たもの=「新・帝国主義」になっている、というのが主題。
資本主義の最高段階が帝国主義だが、それはいつか限界が来て革命が起こり、社会主義社会、共産主義社会に発展するというのがマルクスの主張であり、世界共通の歴史観だった。
しかしソ連崩壊によって社会主義は失敗したため、世界は「新・帝国主義」となった。
「新・帝国主義」は自国の利益を最大限主張するが、相手国が抵抗し、国際社会も反発すると国際協調に転じる、というのが基本ルール。
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MEMO:
p205
新書を読むような人は読書人階級に属している。ものごとの理屈とか意味を知りたいという欲望が -
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佐藤優さんが「フジサンケイビジネス ビジネスアイ」に連載している、
「地球を斬る」というコラムを集めた一冊になります(今も連載中です)。
素材となっているのが2006-2007年の情勢なため、
現在(2012年8月)から見ると、ちょっと懐かしい感じも否めません。
ただ、佐藤さんの軸のぶれなさは相変わらずで、興味深く読めました。
中でも印象深かったのは、第1章の17、"日ロ外交のヒントとしての『美しい国へ』"の一説。
- 安倍晋太郎氏は外相職を去った後も、政治生命を賭して日ソ関係の改善に努力した。
- わたしは、約束をはたしました。桜がそろそろ咲きますよ
ゴルバチ -
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ネタバレ第一部、第二部ともに雑誌に連載されていたコンテンツ。これに序文を足して二部構成にして一冊の本にしているが、だからと言って論がバラつく訳ではないのが著者の力量か。
第一部は『資本論』をベースにした内容のため、経済学のベースがそれなりにないと読解は難しい。実際、最初はあまり理解できず、2回ほど通読してようやくある程度掴めてきた、という感じ。
この第一部の内容が連載されていたのは2007年だが、この時点で既に小沢一郎の地金を見抜き、「小沢や福田などの思想や哲学のない政治家が思想を外部から注入され、第三者に全く関係のない諍いを展開している。自民党も民主党も政策に大差がないので、意図的に小さな差異を作 -
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ネタバレ功利主義、いわゆる読書の為の読書ではなく、日常で益となるという観点で本が紹介されている。普通のレビューとは違って非常に思想的かつ哲学的な要素を盛り込みながら各書を紹介している。
そして本書のまえがき・冒頭でも述べられているように、確かに読書それ自体は、特に目的意識の欠いた読書は他人の頭で考える域を出ない。
さらに言えばある特定の視座に立たない読書法はともすれば自分の思考が大きく揺さぶられ、それだけでなく揺さぶられた思考に対しての責任は誰にも追及することができないという一種の危機意識を私は感じた。
確かに読書を通して知識は着くが、限られた時間の中でいかに、そしてどのような本を読めば良いのか。その -
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雑誌の連載をまとめたものなので、結論的なものや題名から印象されるこの国の国家戦略の提示といったものでは基本的に無いので、それを期待した方には勧めません。
筆者の帝国主義時代到来という基本的な考え方をベースに、前半1部では帝国主義時代を生き残るために、宇野経済学から資本主義を定義し、その上で、ポストモダン後知識層がニヒリズムに逃げいて込んでいる今の状況を非難し、それが責任であると知識層にこれまでのものがたりであった自由主義から帝国主義時代の適合した「大きなものがたり」を再構築するように促していると思います。
後半2部では時々の時事を元にエマニュエル トッドを引用しつつ「帝国」としての日本が(その -
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当時外交官としてソ連で活動していた佐藤優の語る、ソ連崩壊前後の解説。普通の日本人には馴染みの薄いロシアや中央アジアのソ連の近現代史が生々しく描かれています。ブルブリスいわく、「ソ連崩壊は政治的チェルノブイリ事故」である。佐藤優の話を読んだ上で、最後の宮崎学のまとめの章を読むと特に面白く、ゴルバチョフの評価が低い(アホ呼ばわり)のが面白いし、日本の小泉元首相の政治手法との共通性を指摘してあるのが分かりやすい。ゴルバチョフ→チェルノブイリ原発事故→ソ連崩壊の歴史を振り返れば、小泉→福島原発事故→と来て、本格的に日本も崩壊に向かっている気がしてきた。
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週刊プレイボーイに連載を1冊にまとめたもの。形式は1つのテーマ(1週ごと)に2冊挙げて、その解説をしている。
内容は、人生を豊かにする書棚、日本という国がわかる書棚、世界情勢がわかる書棚、と対談という形である。筆者の経験が生かせる日本や世界の情勢がわかるところがよいのではないだろうか。
読書をするといっても、なじみのない分野の本をてにとっても、内容が入門者には難しすぎたり、ある思想に偏っていたり、分野の特定の部分にこだわっていたりすると、入門者がこれから知識を積み上げるための分野の構造を築くことが難しくなる。
その意味では入門者用のお勧めの本から読むことはよいのではないだろうか。筆者も書