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Posted by ブクログ
「企業は、利益を社員には分配しない」
このことは、マルクスが『資本論』で明確に指摘しています。
佐藤優が資本主義を語るときにはマルクスの資本論が必ず引き合いに出される。
だからといって、作者は資本主義を否定することがない。金があれば物を買える。
お金は物の価値をわかりやすくするのだ。
直近の国税局の調査では、平均年収が414万円であることを指摘しているが、平均は高所得者に引っ張られた結果である。
中央値は300万円台であろうと指摘している。
では、もっと給料を高くしようとするにはどうすればいいか?という本ではない。
収入を増やすことができないのであれば、支出を減らす。
支出を減らしても、豊かに生きるためにはどうすればよいのか。
それを筆者は、人との繋がりだ、と主張する。
どんな時にでもお金の問題はつきものだ。しかし、お金に振り回される生き方をしたくはない。
そのための生き方が180ページほどの新書でまとめてあるので、さっくり読めてしまう。
借金ダメ絶対!
Posted by ブクログ
研ぎ澄まされたインテリジェンスを駆使し、外交の世界で生きてきた経験のある筆者が語る「お金に強くなる生き方」であるが、実にオーソドックスなことを淡々と綴ったものである。
第1章 私たちを衝き動かすお金という幻想
第2章 大格差時代を生き抜くお金の極意
第3章 プロに騙されずにお金を増やすには
第4章 人生を台なしにしないお金の実学
第5章 お金と人間の幸福な関係を考える
という内容です。結局、身の丈にあった生活を恬淡とおくるために、リスク管理、欲望を如何にコントロールできるか。
超読書家の筆者が引用していた「評価経済」という概念、岡田斗司夫さんの本を次に読んでみようと思います。
お金では買えない「価値」それは、自分にとって有用な「情報」です(笑)。
Posted by ブクログ
印象に残った箇所については、以下のとおり。
【P76】現代の市場経済、資本主義経済に生きてるとなかなか見えてきませんが、利益を追い求めず、競争もないという価値観があることを頭の片隅に置いておくのはとても重要です。
【P129】生きたお金というのは人間関係、信頼関係を強くします。いざというときに力になってくれる人をどれだけつくれるか。そこが分かれ目なのです。
【P143】生きたお金の使い方とは、一生思い出に残るようにすることではないでしょうか。しかも、自分一人のためではなく、家族や友人と楽しさ、思い出を共有できるように使う。旅行というのは、それを実現する一番の形です。
【P146】大事なのは、お金とどんな関係を築くかということ。その関係性によって、人は幸せにも不幸にもなる。お金はあくまで社会、経済、そして人生の道具であり、手段です。
【P165】つまり、余暇の質と仕事の質は密接にかかわり合っている。刹那的な時間の使い方をしているうちは、仕事は単なる収入のための苦役になりがちです。逆に言うなら、時間の使い方を変えれば、仕事も余暇もまったく違うものになっていきます。
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