佐藤優のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
高学歴の会社員の世界観が興味深い。豊島さんはテストで満点を取ることに必死になっていた延長で、仕事も満点になるように必死にがんばってきたのかな。
でも、仕事は一人では成果は出せないからね。上司や部下や取引先などなど色々絡んだ結果だから、いつもすごい成果をだせるわけではない。むしろ、こんなに努力してるのになんで結果?みたいな理不尽なこともたくさんある。
彼に家族との幸せな時間がもっとあれば、そんな日々ももっと楽しく過ごせたのかもしれない。私たちが学ぶべきところは、そんなところ。
いい人生とは何か、いい仕事とは何か、一言で語れるとかっこいいけれど、一言では語れない人生の複雑さを表現している。
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Posted by ブクログ
教養を身につけることが、画一的な答えのない時代を生き抜くために重要で、読書がそれを可能にしてくれる、というのが本書のメインメッセージだったと思う。
本著でいう教養とは想定外の出来事に適切に対処するために求められる力、情報力、洞察力、想像力、分析力、判断力などの総合的な能力であり、それらを世の良著と優れた人との結びつきで高めて行こうと本著は説く。
基本的にはそういった教養の重要性をメインメッセージに据えて、著者自身の経験をベースに具体的な本の読み方や良著が紹介、解説されている。作家・外交官としての著者の独自視点で章立てされており、特に後半は読書が著者自身の人格形成や考え方の醸成にあたりどう影 -
Posted by ブクログ
今とこれからの教育についての池上彰氏と佐藤優氏の討論が書かれている。
所謂「いい大学」を目指した受験刑務所の話は面白かったし、現代の子育て世代の風潮を的確に表していると思った。いい高校に入って、いい大学を出て、いいところに勤めるというレールに上手く乗ると将来が約束されるようなものだ。しかし、最近ニュースになる官僚達の誰がみてもアウトの行為を見ると、道徳性や倫理感の欠如が見受けられる。生きる上で習得しなければならないものが教育されていない。上へ上へと目指すのはいいが、根本のゴールを設定していないのに東大に入るケースも増えているらしい。
自分の目的を持った学習が必要だし、それを設定することで、やる -
Posted by ブクログ
2019/5/6
ずっと前から気になってた浦和高校について書かれた本。書いてあることにはとても共感できる部分が多かった。自分が浦和高校と似たような高校出身で、浦和高校の内実とかなり共通して重なる部分が多く、現役時代、自分はその高校の仕組みを十分に活かしきることができていなかったんだなと、今更になって考えさせられた。
この本曰く、受験型刑務所学校が増えて、受験産業も大学にこれくらい受かったとか現役合格が、とか大学進学に目的をシフトしていくところが多い中で、学校行事に重きをおく意味、その目的、本当に大切にしていきたい勉強のことなど、この本では教育を手段として考えるのではなく目的として考えることの重 -
Posted by ブクログ
「佐藤優のつくりかた」
自分は、読書なんて単なる娯楽だ、と思っているため、巷に溢れる、本を読むことによる効用なるものをあまり信用していない。
ある書評家の本のタイトル「本など読むな、馬鹿になる」というフレーズがとても気に入っていて、それ以来、座右の銘は?と尋ねられたら(いまだかつてそんな状況になったことはないが)このフレーズを言おうと思っているくらいだ。
佐藤優氏、広く知られているように、鈴木宗男氏とともにロシア外交を進めていた外務省職員だったのに、国策捜査によって逮捕拘留されてしまった人物。長い拘置所生活の中でもできる限りの情報収集をして、自分の置かれた状況を分析して国家と対峙した