佐藤優のレビュー一覧

  • メンタルの強化書

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    世の中の構造を、私が知らなかった観点から教えてもらった。
    勉強になった。

    吾輩は猫であるの、三かく人間 義理を欠く、情を欠く、恥をかく が出世する

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    2021年03月13日
  • 現代に生きるファシズム(小学館新書)

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    ファシズムとナチズムを同一視していたため目から鱗だった。日本史でしか触れてこなかったファシズムという言葉の意義を正確に知ることができた。体制ではなく情況を表す言葉という説明はわかりやすかった。世界的に資本主義の行き詰まりを実感している状態でファシズムの出番がこれからやってくるかもしれない。来るべき時代に備えるための知識を身につけられる一冊

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    2021年03月03日
  • 君たちが知っておくべきこと―未来のエリートとの対話―(新潮文庫)

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     子供を立派な人間に育てたい。親ならまあ考えるでしょう。できればいい大学に入れたい、エリートにしたい。マストではないにせよ、まあお金とか素質があればねえ、とか親なら思うと思います。

     この本は、そんないわゆる勝ち組の子供を育てるための本ではありません。寧ろこの本で語られるのは、大人も含め学ぶ人にとって、知っていることの意味は何か、を語る本です。

     多くのエッセンスが語られていますが、私なりにまとめると、知ることによる効果を①世の中の理解、②人とのつながり、③自分の意見を育てる、という点でとらえました。

     筆者は受験勉強も重要だと主張していますが、これはまさに知ることで世の中の理解が進むか

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    2021年02月25日
  • 菅政権と米中危機 「大中華圏」と「日米豪印同盟」のはざまで

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    日本が誇るインテリジェンスマスターの対談。菅政権の課題、米中対立の現況が的確に語られている。いつも通り、期待通りの内容。

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    2021年02月23日
  • 新世紀「コロナ後」を生き抜く

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    佐藤さんの知識の幅広さと奥深さにはいつも感銘する。
    本書は佐藤さんの講義録で、休憩前に出される課題のレベルが高すぎて付いていけない…

    カミュのペスト、20世紀の歴史は必ず読みたい

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    2021年02月21日
  • 50代からの人生戦略

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    私もついに50歳、これからの人生を考えるとき、先人の知恵を学ぶことでさまざまな問題に遭遇した時に対応力がつくのではないかと思い、佐藤氏の著書を手にしました。
    官僚時代に波乱の人生を歩まれた佐藤優氏、説得力があります。
    お金、友人、会社、家族、学び、考えさせられました。

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    2021年02月21日
  • メンタルの強化書

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    メンタル以外にも記述が多い分収穫は大きいかった。ただ本題のメンタル強化というところについては収穫がぼちぼちといったところ。

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    2021年02月20日
  • 公安調査庁 情報コミュニティーの新たな地殻変動

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     この二人の本は勉強になる。コロナで悲鳴を上げる前に何故こうなったのかを考えることが大切だ。情報と分析が日本の将来を決定する。

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    2021年02月13日
  • 見抜く力――びびらない、騙されない。

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    タイトルは「見抜く力」だが、著者の他の著作のようにテーマを深く掘り下げている訳ではなく、どちらかというと広く浅い内容となっている。

    ただ、記述されているのは基本的なことだが重要なことでもある。エッセイのように気楽に読める文体でもあるので、時間は無いが著者の考えに触れてみたい、という人にお勧めできる。

    自分としては「威圧的な人に対するとき…「うるせーな、頭悪そうだな」と思うだけで、感情的になることもありません。」「真偽を確かめるときには、その情報の周辺について探りを入れる」「自分で責任を負える範囲で適宜独断専行するのは、どの国や組織においても成功の秘訣」「損か得かではなく、善か悪かで考えよう

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    2021年02月07日
  • 知的再武装 60のヒント

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    定年後のスタイルが参考になった。会社という有機体から、老廃物扱いの待遇を受け、精神が参っているうちに、退職後は平日も家に妻といる生活。
    妻は40年間、「平日の昼は夫がいない家庭」という有機体に慣れている。そこでもやはり定年後の夫は異物扱いを受ける、ダブルパンチを食らう。
    これを乗り越える術「妻との会話術」や「朝起きて、きちんと着替え、髭を剃り、1日一度は外に出る」などの知的再武装が必要!

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    2021年02月06日
  • 人物で読み解く世界史365人

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    この手の本の編纂をする方は全ての歴史をマニアックに俯瞰できる訳ではないので、雑多になるのは仕方ないと思います。
    また第4章のような近代には評価の定まらない人も多い事から、読むに値しない内容もあります。
    しかしながら本書の内容を全て知っている方は極めて僅かでしょう。
    知識の穴を埋めるのに本書は適していると思います。

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    2021年02月04日
  • 対決! 日本史 戦国から鎖国篇

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    読みやすく面白い。対談形式も全く気にならない。織田信長中心に、イエズス会の動きや、南蛮の野望、日本が植民地にならなくてよかったと思える内容だった。

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    2021年01月31日
  • 人に強くなる極意

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    職場でのハッタリは命取り。
    怒りの出所をはっきりさせる。
    良い物語で人生の疑似体験をする(良い小説や映画)
    自分が何にビビっているのかを知る。
    株もFXも投資ではなく投機。
    夢や目標をただの執着と区別する。
    人には適性のあるがあることを知る。

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    2021年01月31日
  • 新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方

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    一般ニュースメディアではなかなか知ることのできないイスラム圏の国々やのロシアに関する情報がこの本には網羅されている。

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    2021年01月31日
  • 知らなきゃよかった 予測不能時代の新・情報術

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    ネタバレ

    4年前に「言いたい放題」「悪人(不動産で大儲けは人を騙したからに決まっている)」トランプが当選した時はどうなることか、と懸念したが、パリ協定離脱とか移民制限とか中国と対決とかで雇用率は改善し再選では史上二番目の得票数となった/現時点では「善人」「人に優しい」バイデンがやらかしあるいはすでにやった不正投票が恐ろしい/「トランプの演説に複文はない」勢いで聞かせる。小泉純一郎に近い/就任演説「みんなのための大統領になる」バイデンが盗作/選挙民に監視されている民主主義国指導者は中露のような長期独裁国に負けていく…

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    2021年01月22日
  • 先生と私

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    優れた方はまず親が違うんだな、大体優なんて名前をつけているし。父母ともに違う体験を経て大人になり違う宗教や世界観もって喧嘩することなく尊重して生き子どもを育てている、従って子どもも尊重される一人の個人として見られている。著者もすごいが両親がすごい。そしてキリスト教の素養、知識は、世界や、今の世界の教養的なことを理解するには必要不可欠で一朝一夕に得られるものではない。

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    2021年01月23日
  • 世界宗教の条件とは何か

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    ●宗門との決別(万人司祭、他宗教文化への無理解)、世界伝道(聖地がない)、与党化(現実の課題へ取り組む)、師弟の精神(パウロはキリストに会っていない)
    ●池田先生を主語にして学会批判。フランスは学校等も無宗教化、脱会者の文書でカルト認定、国も「問題行為の報告はない」

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    2021年01月05日
  • 人に強くなる極意

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    ネタバレ

    タイトルと内容が若干マッチしていないような気がするけど、いかつい顔した元外務省官僚の佐藤さんの本。著者の書籍は雑誌のコラム以外は初めて読んだのだけど、言いたいことが完結に纏まっていて読みやすかった。
    怒らない、びびらない、飾らない、侮らない、断らない、お金に振り回されない、あきらめない、先送りしないと、大まかな章立てで持論を展開してます。「図太い人」になる頭の使い方、という帯の台詞というのは確かにそうかも。

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    2021年01月01日
  • 50代からの人生戦略

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    著者はキリスト教徒であり、教えが、逆境を乗り越える助けになったと書いている。
    旧約聖書の「コヘレトの言葉」
    「何事にも時があり
    天の下の出来事にはすべて定められた時がある。」
    「逆境でこそ時の流れを見定める」
    「仏教の考え方は基本的に『因果論』。
    キリスト教は『決定論』。
    「人間は運命を決められない。だから、運命のすべては神に委ねるという他力の考え方。」
    詳しいことは知らないけれども、大変なめにあった著者の言葉だから、説得力を感じたりもした。
    聖書のこともいつか読んでみようかな、と思った。

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    2020年12月30日
  • 日本国外務省検閲済 外務省犯罪黒書

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    2006-7年の雑誌記事を後年まとめ直したもので俎上に乗っている話自体は少し前のもの。但し、古賀茂明さんの官僚本と平行読みしていて気付いたのは、年数は15年ほど経っているし、経産省と外務省という違いはあるが、指摘は似通っているなと。

    佐藤さんの官僚の能力低下から保身や謀略に走り、真にこなすべき国務をやってないというのは古賀さんの官僚性弱論と同じことではないかと。

    メディアを絡めとるのも、お金のある(今は無いかもしれないが)外務省は飲み食いで、そうではない経産省は情報によってというのも、同じ。

    また西山記者事件について当時の吉野北米局長や西山記者本人にインタビューして、事実関係や認識を炙り

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    2020年12月29日