佐藤優のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
奇数で読むと、その分野の論争が収束しているのか、未だ通説的な主張が固まっていないのかが分かるのと、様々な立場から意見に触れることで論点を客観視できる、というのが3冊同時に読む意義だというのが本著で掲げるポイントかなと思う。
後は著者が感銘を覚えた、又は影響を受けた書評が並ぶ。読書のための技法という観点では余り目新しい内容はなかったが、著者の丁寧な書評を読んで、読書欲がまた強くなった。周辺情勢をアップデートするために新書(雑誌論文をまとめた専門書の入り口以上の機能を持っている)がおすすめ、なるほど。
以下、将来読んでみたいと思う本。
■それでも、日本人は「戦争」を選んだ(加藤陽子)
・実証 -
ネタバレ 購入済み
異能者の小説
この小説は、フィクションという体裁を採っているがノンフィクション的でもあり、北方領土交渉に蠢く欲に取り憑りつかれた人たちの人間の特徴が的確に切り取られていて興味深い。
外務省という組織は、宦官みたいな人がいたり腰巻をしているみたいな人がいたり勿論、国士みたいな人もいて多士済々であるがどこか、異質である。
その異質な世界を異能な才能の持ち主の著者が描く。
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Posted by ブクログ
まえがきにある通り、非常に読みやすく書かれているが、内容は高度。
びびらないためには相手や対象を知り、相手の本質や意図を見極めることが重要です。外交の世界では、「相手の内在的論理を知る」という表現をします。相手の価値感はどのようなもので、どんな意図と論理で行動しているのか。それがわかれば、相手が何を言おうがどんな威圧をしてこようが、冷静に対応できる。
周りにびびってしまう人がいたら、そんな時ほど相手をよく見ることです。
結局、飾らない力を得るには、自分が何者であるかを明確にすることに尽きると思います。人間としての根っこがどこにあるのか、あなたにはその軸がありますか? -
Posted by ブクログ
重要なポイントは、全てをいったんリセットすること。
「これまで自分は実績を積み上げてきた」「会社に貢献してきた」と自負しているかもしれませんが、それをすっかり捨ててしまえるかどうか。一度まっさらな状態にして、ゼロから再スタートするわけです。
ラインから外れた人に対する周囲の見方はシビアです。昔とは違う立場で再スタートするわけですから、新人になった気持ちで、周りに迷惑をかけないよう、与えられた仕事を黙々と地道にこなすことに集中しましょう。
卑屈になる必要はありませんが、かつての上司の立場だった自分のまま、ついつい横柄な発言になりがちです。定期的に振り返りましょう。
役職定年で給与が下がってしまう