賢慮の世界史 国民の知力が国を守る

賢慮の世界史 国民の知力が国を守る

850円 (税込)

4pt

3.5

国益を懸けた交渉、政策決定の裏にはつねにインテリジェンス(諜報・情報活動)がある。情報と報道のプロフェッショナルはどの点に着目して収集と分析、判断を行なっているのか。ロシアとの北方領土交渉の真相、新型コロナ禍を機に広がる中国の覇権主義への対処。アメリカの分断と混乱、イギリスのブレグジットとEUの展望。日本を守り、強くするための教育。いまこそ世界史の蓄積のなかに英知を求め、21世紀を生き抜くための賢慮(Wisdom)を導き出さなければならない。歴史に鑑みて時事を照らし、教養を実務に生かす極意を二人の知者が明らかにする。 ●第1章 北方領土交渉の危機 ●第2章 国際情報戦の要諦 ●第3章 イギリスとEUの確執 ●第4章 アメリカの混乱と日本外交 ●第5章 この国の未来を教育に託す

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賢慮の世界史 国民の知力が国を守る のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年05月09日

    外交史と現在の世界情勢をベースとした対談。

    政治学や交渉論のほか、「信頼せよ、されど検証せよ」などといった含蓄のあるフレーズも所々引用されており、好奇心が刺激されるものとなっている。

    外交上の振る舞い方や検証については、同心円を小さくすれば参考になるところも多いのでは、と感じた。

    0

    Posted by ブクログ 2021年05月07日

    なかなかいい組み合わせだと思う。
    最後の教育に関する章。イギリスの教育が紹介されていたが、日本は何やってんだって感じ。
    詰め込みは必要。大事なのはその先。

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月02日

    元外交官の佐藤優と新聞記者の岡部伸によるインテリジェンスについての話。

    双方が特定のテーマについて語る形式だったため、内容はやや散漫だったものの面白かった。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年05月16日

    まとめと一部感想

    北方領土交渉
    北方領土返還のチャンスを逃して久しいが、返還請求側が交渉では有利なことを前提に、米中関係とロシアの介入等地政学的変化も考慮しつつ引き続き交渉を続けるべき。

    国際情報戦
    ゴーンの逃亡に際して国際的な共感が得られた背景にキリスト教宗派が関係している。そのあたりの分析す...続きを読む

    0

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