佐藤優のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
佐藤優の知的生活のためのライフハックが紹介されている。
ただし、個々の内容は佐藤氏の実体験が具体的に紹介されているわけではないので、抽象的で一般的なもの。
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本を読んでも自分の知識にならない理由
読んだ知識が血肉となり、活かせるようになるまでは少なくとも数ヶ月はかかる。私の経験でも本を通じて新たに仕入れた知識が本当に身につくまでには3ヶ月から6ヶ月かかる。
一定の時間がかかることを前提にしているからこそ、ノートをとりながら読書をしているのだ。
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仕事に関するインプットだけ行う。
仕事に関係しない本を読むことや、仕事に直結しないスキルを身につけようとすることは無益なインプット。
どんなインプットにおいても、仕事に直結するかどうかという視点を常に持つこと。
英語以外の言語を趣味的に身につけようとするのは時間とお金の浪費。
語学は趣味として楽しむには労力がかかりすぎるため有益なインプットに向ける時間やお金まで削ってしまう。
91
SNSとメッセージツールは知的かつ充実した人生を送りたいなら、すぐにでも止めた方が良い
使うと生涯所得が下がり、出世ができない。
SNSとメッセージツールは中毒性がある。
92
Teamsや Line などのメッセージツール
仕事中に次々と重要度の低いやりとりをする機会が増えてしまい、自分の貴重な時間を分断され一瞬の無駄を積み重ねてしまっている。
122
自分がこなせる仕事量を把握し、自分の能率を踏まえたうえで仕事の計画を立てる
自分のキャパシティ以上の仕事をこなそうと頑張りすぎたり、そもそも無理だった計画を遂行できないことで自分はダメなんだと落ち込んだりして、心身を壊してしまう恐れがある。
自分に適性のないものはスキルが身につかない。
173
霞ヶ関(職場)は知能犯の伏魔殿みたいな場所だ。
たとえ信用できると思った相手でも、頭のどこかで疑い、常に最悪の状況を想定しておかなければ、到底生き残ってはいけない。
ビジネスでは信頼と信用が大事。
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人間の本質は年月が経っても変わらない。
意地悪だった人は今も意地悪だろうし、ずるかった人は今もずるいだろ。特に、お金、性、お酒にルーズな人、いつも人の悪口を言ってる人は注意したところで治らない。例え気が合うところがあると感じても、これらのタイプの人とは付き合わない方がいい。 -
Posted by ブクログ
1.タイトルに惹かれただけです。
2.世界にはさまざまな思想の持ち主がいます。本書では、世間では変わった人扱いされる人を取り上げ、出版している本の紹介をしています。というのは、本書の目的は、世間で広まっているニュースでは触れていない情報を紹介し、その人の思考について考えることを目的としています。本書を読むことで、「集団的同質化」から脱却し、真の意味で個性的な考えを見出すきっかけになります。たんなる犯罪者という見方ではなく、犯罪者として祭り上げられた人もいるため、そのような集団の犠牲になった人の心情や国民感情による圧力と向き合った結果も書かれております。
3.個性的な人を尊重するといいつつも世の中は思うほど変わっていないことに気づきました。そして、その原因は「集団」であることもわかりました。例えば、個人的に話す分には好きなのに、会社で考えると異端児扱いされ、除け者にされてしまうという話をよく聞きます。この理由について自分なりに考えた結果、「保身したい人」の考えに負けてしまうことが原因だと思いました。保身を考える人は組織内で大勢います。その圧力によって、個性的な意見は簡単につぶされます。だから組織の改革がなかなか進まないのだと感じました。改革を進めるには個性的な人をトップに置くだけではダメで、周りの人たちがどれだけアクティブなのかを見定める必要があります。環境を作ることで、未来も変わっていくのだと気づかされた本でした。 -
Posted by ブクログ
●占領初期のGHQの政策がルーズ・ベネディクトの「菊と刀」を参考にし、ルーズ・ベネディクトはアメリカ共産党の日系人のインタビューを基に「菊と刀」を書き、アメリカ共産党日系人の思考は、日本共産党講座派の理論に寄っている。
●スターリン批判とハンガリー動乱のあった55~56年の世界情勢が、社会党の躍進、新左翼のゆりかごとなった。
●いわゆる共産党の黒歴史など、今まで読んだ左翼関連の書籍ではあまり触れられていない面からの話が面白かった。
池上彰と佐藤優の対談だが、お互いの知識を程よく出し合い、知識の自慢合戦にならなかったのが良かった。次回作も楽しみである。 -
Posted by ブクログ
今や死語になりつつある「左翼」。しかし、その思想は、かつては、「いざとなれば自分だけでなく他人を殺すことも躊躇うまい」と人に決意させてしまうほどの力をもった。何が、若き知的エリート達の心をとらえたのか、なぜその思想は力を失ってしまったのか…。
「左翼というのは始まりの地点では非常に知的でありながらも、ある地点まで行ってしまうと思考が止まる仕組みがどこかに内包されていると思います」。
「人間には理屈では割り切れないドロドロした部分が絶対にあるのに、それらをすべて捨象しても社会は構築しうると考えてしまうこと、そしてその不完全さを自覚できないことが左翼の弱さの根本部分だと思うのです」。
池上彰と佐藤優が対談で歴史を解き明かす。新書だけれど、中身は濃い。 -
Posted by ブクログ
普段拝読させていただいている著者、つまり信用している方がどのようなことを考えているかを知れた点が良かった。
私にとって一番参考になったのは、第6章に書かれている宗教に対する考え方だった。
この年代からは否応無しに死と向き合っていかなければならない。それにも関わらず科学的にはわかっているにせよ、そうでない領域において死後の世界というのは人間にとって未知の世界であり(当たり前だ)、そこに対しどのように向き合うのか、その時宗教の考え方も参考にできるのではないか。
上記のような主旨のことが書かれているが、これは最近私自身ぼんやりと思っていたことであり、読むことにより頭が整理された。。 -
Posted by ブクログ
興味深い2人の対談。あまり批判的な読書はしないタイプの私だが、今回のテーマは仕事に関わる部分でもあり、えっ?そうかな?と思うところもしばしばあった。もちろん、納得するところも多々あった。考えて読むという体験ができたことが嬉しい。引きこもりはお金を使わないという箇所があったが、ん?と懐疑的にもなり納得するところもあった。私は訪問看護師なので、医師の介入があって初めて介入する。だから、その時点で医師の使う引きこもりとは違うのかもしれない。症度が違う、ということなのかなと思う。刑務所で土曜にものすごく甘いものが出されるという話には、くすっとしながらも納得。とにかく、私にしては珍しくよく考えながら、懐疑的になって読んだ本。良い読書体験ができて良かった。
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Posted by ブクログ
タイトルには読解力とあるのだが、内容は、現在の社会課題に関連した内容を扱った本をお二人が紹介したもの。少し表現は悪いが、自分はこんなに知識がある、本を読んだということを(やや自慢げに)語ったものといえなくもない。
ただ、「おわりに」で佐藤優さんが、日本の政治家、経営者は本は読むが、脚注のついた学術書を批判的精神をもって読むということをしないので、彼らのスピーチを聞いても感情に訴えるエピソードを語るものばかりで、聞き手に知的刺激を与えないと語っている。これこそは書名にある「読解力」の本質を突いたご指摘だろう。「おわりに」は2ページしかないのだけど。