佐藤優のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
池上彰と佐藤優の対談第3弾。
世界のリーダーたちを検討しつつ現代に必要なリーダー像を語る、的な?
面白くないはずないよね?ええ当然のように面白かったです!
面白かったけど、これ実際に会話してるとこにいたとしたら、まっったく、参加できる気がしないわー。(まあ参加を求められることもないだろうけど。)
話題の広範さはもちろん、打てば響く感が半端ない。
スコットランドが独立・EU加入したら、中央ヨーロッパ標準時を採用すればいい→金融市場がイギリスより有利になる、とかすぐに思い至るもの!?
なんか当然のように話してるんだけど!
そうかと思えば「半沢直樹が…」とか「釣りバカ日誌の…」とか言ってるとちょっと -
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Posted by ブクログ
・ウクライナ危機とアイルランド人の問題はどのようなアナロジーを構成できるのか。アイルランドとウクライナも同質性が高い地域で殺し合いが起きた。ナショナリズムは同質性が高いほど、その差異をめぐって暴発しやすいのです。
・UKの国名の中に民族を示唆する言葉はどこにもない。グレートブリテン人や北アイルランド人という民族は存在しない。この国は王の名のもと、民族を超える原理で統合されてきた。アイルランド問題もスコットランド問題もこのイギリス的統合が機能不全になっていることを示唆している。
・ベネディクト16世の生前退位。イスラムに対しての戦略。キリスト教が巻き返すには、自分より若くて健康な教皇が必要。その -
Posted by ブクログ
子供を立派な人間に育てたい。親ならまあ考えるでしょう。できればいい大学に入れたい、エリートにしたい。マストではないにせよ、まあお金とか素質があればねえ、とか親なら思うと思います。
この本は、そんないわゆる勝ち組の子供を育てるための本ではありません。寧ろこの本で語られるのは、大人も含め学ぶ人にとって、知っていることの意味は何か、を語る本です。
多くのエッセンスが語られていますが、私なりにまとめると、知ることによる効果を①世の中の理解、②人とのつながり、③自分の意見を育てる、という点でとらえました。
筆者は受験勉強も重要だと主張していますが、これはまさに知ることで世の中の理解が進むか -
Posted by ブクログ
タイトルは「見抜く力」だが、著者の他の著作のようにテーマを深く掘り下げている訳ではなく、どちらかというと広く浅い内容となっている。
ただ、記述されているのは基本的なことだが重要なことでもある。エッセイのように気楽に読める文体でもあるので、時間は無いが著者の考えに触れてみたい、という人にお勧めできる。
自分としては「威圧的な人に対するとき…「うるせーな、頭悪そうだな」と思うだけで、感情的になることもありません。」「真偽を確かめるときには、その情報の周辺について探りを入れる」「自分で責任を負える範囲で適宜独断専行するのは、どの国や組織においても成功の秘訣」「損か得かではなく、善か悪かで考えよう