国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―

国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―

990円 (税込)

4pt

ロシア外交、北方領土をめぐるスキャンダルとして政官界を震撼させた「鈴木宗男事件」。その“断罪”の背後では、国家の大規模な路線転換が絶対矛盾を抱えながら進んでいた――。外務省きっての情報のプロとして対ロ交渉の最前線を支えていた著者が、逮捕後の検察との息詰まる応酬を再現して「国策捜査」の真相を明かす。執筆活動を続けることの新たな決意を記す文庫版あとがきを加え刊行!

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国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    外務省職員としてロシアとの北方領土交渉に当たっていた著者は、鈴木宗男バッシングが高まる中で、身に覚えのない背任容疑で逮捕されてしまう。著者はこの「国策捜査」に対して徹底抗戦するのだが…。
    著者にとっては大変な経験だっただろうが、読み物としては抜群におもしろいドキュメンタリーになっている。田中真紀子と

    0
    2025年04月05日

    購入済み

    今の時代に

    大変面白いと言っては大変失礼になりますが
    興味深かったです。

    本著書がなかったら、鈴木議員のことを勘違いしたままでした
    先日の某県知事叩きは県策捜査と言ったところでしょうか?

    現在ではSNSがそうはさせなかったですが、マスコミの学びのなさ
    ロシア、イスラエルの紛争もなかったかも知れない
    そんなこ

    #切ない #カッコいい #タメになる

    0
    2024年12月27日

    Posted by ブクログ

    テレビで佐藤優さんをお見かけして興味を持ち、読んでみました。かなり面白く、どうしてこれまで無関心だったんだろうと、自分の視野の狭さを反省しましたし、どんなときでも冷静に状況を見極め、信頼を裏切らないところに感嘆しました。今更ですが、佐藤さんの他の著作も読んでみたいと思います。

    0
    2024年11月30日

    Posted by ブクログ

    佐藤優さんが語る映像にふれてからどのくらい経ちますかね。ちょっと胡散臭い、が正直な第一印象。
    でも、なにかが気になっていたのでしょうか、どんな人なのか知りたくて検索。

    鈴木宗男事件
    当時の記憶はあるが、佐藤さんの存在があったことは知りませんでした。
    事件後30年になる2030年に、関連文書が公開さ

    0
    2024年10月30日

    Posted by ブクログ

    世間を騒がせていたあの小泉政権、外務大臣の田中真紀子氏や鈴木宗男氏の動きが良く分からなかった。この本を読んで田中真紀子さんはとんでもく外交をぶち壊していたことを知った。ムネオハウスがどうしてあんなに貧素なんだろうと思った理由もロシアとの返還駆け引きでわざとそうしていた理由を知った。この本で全く鈴木宗

    0
    2024年09月15日

    Posted by ブクログ

    知力を尽くした情報戦、そして、獄中での検察官との対峙、人間にとって、大切なのは、自分を保ちながら、筋を通すこと、そして相手を理解することで信頼関係を得ること
    臨場感、細かい粒度、緻密な論理、意を尽くして事に当たれば、なんらかの道が開いていく、そんな思いを感じた書でした。

    人間はまず内側から崩れる 

    0
    2023年11月01日

    Posted by ブクログ

    フィクションかと思うほど自分の生活からかけ離れた世界だった。
    ロシアとかソ連に全然詳しくないから最初は読むのが苦しいけど、そこを乗り越えるとすごく面白いし、何より勉強になる。
    北方領土辺りの情勢を知りたい人にはいい本ではなかろうか。
    外交官って思っていたより何倍もタフで頭が良くてコミュニケーションが

    0
    2023年05月12日

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    この本から得られる知識は次の3つだろう。
    1. 外交のやり方(日露外交について、細かく書かれている)
    2. 国策捜査について(政治家の不正がどうやって明るみに出るのかわかる)
    3. 拘置所の生活について(著者が勾留されていた時の話を書いている

    どこも馴染みがない世界の話で、とても面白

    0
    2023年03月15日

    Posted by ブクログ

    時折、本の内容などわからないまま、手に取ることがあります。そして、読んだ後に自分の予想を裏切る本に出会うことがあります。本書はまさにそんな一冊です。
    著者が記す外務官僚のリアルや背負っている仕事内容、検察との闘いなど我々の仕事とも異なる独特な世界が広がっていました。
    面白い一冊でした!オススメ!

    0
    2022年05月14日

    Posted by ブクログ

    佐藤優さんの本はとても面白く、いくつか読んでことがあったのに、佐藤優さんとは何者なのか全く知らなかった。元外務省職員だったということすら知らなかったことに気づいて、この本を読むことにした。

    内容は想像もしていなかった世界について書かれていて、国策捜査という概念があることも知ったし、絶対に争うことの

    0
    2022年04月27日

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