佐藤優のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
佐藤氏を罠にはめたのは誰なのか?
それは存在のない国家ということか?
特定の誰かでは無い組織の意思というものがあるのかもしれないし
国策捜査なるものが、その組織の意思に沿って行われることがあるのかもしれない。
これに対して国益を第一に考え、敵対するものと対決し屈指なかった佐藤氏の強靭な心と知識、経験、人間力に尊敬の念を抱く。
鈴木宗男氏の著、闇権力の執行人を先に読んで疑問に思っていたことも、この本を合わせて読みことで納得のいく部分があった。
外交の複雑な事情や駆け引きは、難しくて理解にはほど遠いが、北方領土問題とはどんな問題があるのかなど、なんとなくではあるが分かった。
自分のスキルを大義のた -
Posted by ブクログ
佐藤勝氏が、青山学院横浜英和中学3年生に行った読解力向上のための集中講義内容を中心に、読解力の強化策を述べたもの。集中講義では、三浦綾子の『塩狩峠』を題材にしているため佐藤氏特有の宗教色の濃い内容とはなっているが、読解力の重要性はよく説明されていると思う。「東ロボくん」で有名な新井紀子氏の主張を引用しており説得力があった。
「(仕事上の人間関係)お互い信頼し合い、しっかり仕事に向き合う。ただし、必要以上に親密になるわけではありません。依存するのではなく、お互いが自立した関係で仕事を分担し、完成させる。その絶妙な「距離感」をお互い暗黙のうちに設けることが、一緒に長く仕事をしたい人たちの共通項 -
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ経済・社会・国際情勢が激動する現代社会を乗り切るには、そうした状況に対応できる人間力を強化することが必要である。こうした人間力を高めるために、「怒らない」「びびらない」「飾らない」「侮らない」「断らない」「お金に振り回されない」「あきらめない」「先送りしない」という8つのテーマについて、著者の考え方・基本技法を紹介したのが本書である。各テーマの中で特に参考となった事項は次のとおり。
「怒らない」
怒るということは、単なる感情の発露、危険を避けるために行動を止めるための怒り、場を収めるための戦略的なお芝居の怒りと、3種類の怒りの種類がある。周りで怒っている人がいる場合でも、ただ怒られたこと -
Posted by ブクログ
一読しただけでは、理解不能な箇所が多い。どの読者層をターゲットにしているのか不明ながら、この手の複雑な話であれば、鳥瞰的に大まかな流れを与えた後に、詳細な説明に移行してくれると良いのだけれど…
対談ながら、佐藤氏に主導権があるのは明らか。佐藤氏の話の進め方は、強引で随分と独断的(大概そう)。池上氏が頷き担当の様に思えてしまう所多し。
まあ、ついて行けないこちらが悪いので文句は言えない。佐藤氏からは、「私の言っている事に、ついて来れないならば、ついてこられる様に研鑽しなさい!」と叱咤されている様にも感じる。
ところで、この本において、共産党は暴力革命路線を放棄していないとあるが、実際はどう -
Posted by ブクログ
45歳が人生の折り返し。それまでに自分は何をしたかリストを作ってみる。
年に一度は自分の棚卸しをする。
一所懸命仕事をすることで、自分が成長するし、その過程でどれほど勉強するかが大切。
嫌いな科目はやらなくていい。というのが大人の勉強の一番良いところ。
時間は有限の資産。
とにかく全てを疑え。テキストクリティーク。原典批判。
しかし、ラッセルのパラドックス。疑え。という自身を疑う。と言われることもある。
天井のある勉強と天井のない勉強がある。
短いネットニュースを信じるのは一種の信仰。立ち止まることはいかに重要か。
午前中は知的インプット。午後はアウトプットや体を動かす。
人から