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Posted by ブクログ
再読だ。
読み返してみたら、思ったより覚えていた。
そういえば、本書を読んで、俺は『政治家の本棚』を読んだのだった。
名前を知る政治家、政党の党首がどんな本を読んでいたとか、なかなか楽しかったんだよね。
小泉純一郎が、本の感想もざっくりして浅い、とか、長く共産党の委員長を務めていた志位和夫が、意外なほどの読書家でインテリだったとかね。
日本の政治家、官僚のようなエリートは諸外国に対して、あまりにも本を読んでいないという話だった。
例外もいるんだけど、細川護熙とかは一般人はまず読まない古典まで造詣が深かったといいつつ、政治家としては・・・という話になっていたから、まぁ本を読んでいたらいい、というものでもないのだろう。
あとがきの方で、日本の政治家や経済人はよく本を読んでいる、もっとも小説、ビジネス書、エッセイなどが中心で、学術書の類はあまりない、という話が出てきた。
本書でいわれていた本を読んでいない、とは、専門的に深い学術書のようなものを読んでいないというのが察せられる。
そういわれると、俺も本を読んでいるようで、学術書なんてそうそう読んでいない。
本を読んで、何を得るか、何を求めて本を読むか、だろうな。
大平正芳や石橋湛山、吉田茂といったインテリ教養人政治家の読書というものも出てきた。
大平正芳なんか、金曜日に本屋さんに行って本を買い込み、週末それを読む耽ることを楽しみにしていたなんて書かれていた。
大平正芳の記念館の本は、難しい本ばかりっぽい。この人は何を楽しみに読書していたんだろうという疑問もわくくらいだけど、自分の求めるものを得られると思うからこそ、読書は楽しいんだろうな。
無敵の読解力というタイトルながら、読解力というよりも、本にからめた時事を扱った本だった。菅義偉なんて、今なら出てこない。
とはいえ、出て数年たつはずだし、時事としては古くなっているはずだ、かつ再読でもあるんだけど、楽しく読めた。
Posted by ブクログ
タイトルには読解力とあるのだが、内容は、現在の社会課題に関連した内容を扱った本をお二人が紹介したもの。少し表現は悪いが、自分はこんなに知識がある、本を読んだということを(やや自慢げに)語ったものといえなくもない。
ただ、「おわりに」で佐藤優さんが、日本の政治家、経営者は本は読むが、脚注のついた学術書を批判的精神をもって読むということをしないので、彼らのスピーチを聞いても感情に訴えるエピソードを語るものばかりで、聞き手に知的刺激を与えないと語っている。これこそは書名にある「読解力」の本質を突いたご指摘だろう。「おわりに」は2ページしかないのだけど。
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