【感想・ネタバレ】調べる技術 書く技術 誰でも本物の教養が身につく知的アウトプットの極意のレビュー

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Posted by ブクログ 2021年01月31日

いま自分のインプットが仕事に直結するかどうかと改めて考えてみた。半分くらいが、ただただインプットしている状態になっていると気づいた。無駄ではないとは思うが、生産性は落ちる。新鮮なままアウトプットにつなげて、正しい理解をしていきたい。
「SNSを使うか、使わないかで、生涯所得と出世が左右される」
ネッ...続きを読むトニュースでわかった気になったり、作業中にメッセージアプリを見てしまったり、自分にとってマイナスになっていることが明らかになった。完全に依存してしまっている。まずは、正しく情報を得ること。そして、SNSとの付き合い方を考えることが今の自分に必要だと分かった。

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Posted by ブクログ 2020年10月22日

佐藤優氏のインプット量、アウトプット量
は常人のレベルをはるかに超えていて、と
ても真似できそうにないと思えます。

しかし佐藤氏は「私はこういう方法だけれ
ど、皆さん向けに別の方法もありますよ」
と実践的な内容を提示してくれます。

なぜ今、知的生産力の向上が必要なのか、
から始まり、その方法をわ...続きを読むかりやすく伝え
てくれる社会人必読の一冊です。

特にITを駆使した知的生産力向上活動は
非常に新鮮であり、この分野では最先端と
言えると思います。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年07月16日

【感想】
佐藤優氏の書籍を読むたびに感じる事だが、この人の知識量とその深さは本当に頭が上がらないものがある。
まぁ、それでメシを食っていると言えばそれまでだけども、、、
元々の博識さやスペックの高さもさることながら、しっかりとしたエビデンスに基づいた資料に拘って膨大な量をインプットし続け、同時にアウ...続きを読むトプットもし続けているからこその佐藤優の凄さなんだなと納得できる。

自分に何か佐藤優を模倣できる点があるとするなら、インプットとアウトプットをしっかりと意識して数々の書籍や書類と向き合う事だろう。
読んではいるが、頭で理解しきっていない事も多々あるのだから。
特にアウトプットできる程に落とし込むことを意識して、スピードを意識しすぎずに取り組んでみようと思った。

また、自身の基礎の見直しもどこか早いうちに取り掛からなくちゃいけない。。。
中学・高校の教科書レベルの知識さえ、今の自分には欠けている気がする。
即効性がないため後回しになりがちだが、そういった知識の再取得も予定を組んで勉強し直そうと思った。
(思ったけど・・・やるかどうかは分からない。笑)
ただ単純に勉強するだけじゃ目的を見いだせないから、素頭を鍛える意味でもSPIとかの問題集をやるのもアリかも。

ただ、作中にもあるように、「仕事に関するインプット」「仕事に直結するインプット」に限定する必要もあるんだよなぁ。。。
基礎学習が果たして仕事に直結するのかどうか。
何を何のために勉強するのか、しっかり考えた上で取り掛かろう。


【抜粋】
1.インプットとアウトプットの両輪
漫然と情報過多の海に飛び込み、たまたま目に触れた情報を単に得ているだけでは何も身につかない。
インプットとアウトプットの両輪が揃うとことで、得た情報が自分の知識になり、教養になる。
「教養力」とは、想定外の出来事に直面した際、その都度自分の頭で考え、適切に対処する力だ。
「想像力」「洞察力」「判断力」「分析力」など、その人が丸ごと試される。

2.土台を作るためのインプットとは、要するに基礎知識と教養を身につけるということである。
具体的に言えば、中学・高校の教科書レベルの知識・教養を指す。

3.知性の土台となるインプットとは?
1つは新聞を読むこと。新聞と同等といえる「NHK NEWS WEB」でもいい。
だが、新聞を購読しているものの、文字を追っているだけで内容が殆ど頭に残らないことはないだろうか?
多くの場合、情報を自分のものにできないのは基礎的な知識・教養が不十分であることが原因だ。

もう一つのインプットは、新聞などの情報を読みこなすために必要となる基礎的な知識・教養を身につけるためのインプットだ。
基本は高校の日本史、世界史、政治経済、数学の教科書である。

4.高校レベルの知識・教養を身につければ、かなりの「知的基礎体力」が養われる。
オススメなのは以下の本
・日本史A、世界史A、数学1・Aの教科書
・「詳説 政治経済研究」
・「生き抜くための高校数学」
・「生き抜くための中学数学」
・「試験に出る哲学」

5.「仕事に関するインプットだけ行う」と決めること。
どんなインプットにおいても、「仕事に直結するか」どうかという視点を常に持つことをおすすめする。
仕事に関係しない本を読むことや、仕事に直結しないスキルを身につけようとすることも、無益なインプットである。

6.「新聞ダイジェスト」で各紙の要点を把握する。
「新聞ダイジェスト」とは、1ヶ月の間に新聞で報じられたニュースの要点をまとめた冊子である。
各紙の「いいとこどり」がしてあり、事実関係が把握しやすい。
また主要テーマ別にまとめられているため、非常に手っ取り早く世の中の動向がわかる。

7.SNSの中毒性。使うかどうかで「生涯所得」と「出世」に関わる。
時間は有限であり、しかもすべての人に平等に与えられている。
その限られた時間を、インプットやアウトプット、あるいは楽しみや休養のために使うのと、どうでもいい情報を得るのに使うのとでは、知的生産力に格段の差が出る。


【引用】
毎月平均2冊のペースで本を出し、コラムや連載はひと月あたり約90。
ひと月に書く原稿は平均1200ページ、字数にして約50万字にもなる。
この膨大な創作活動は、膨大なインプットに支えられており、執筆のために多い月では500冊以上の本に目を通す。

⇒500冊・・・やはり職業作家なだけもあって、インプットの量は模倣できない。
ただ、佐藤氏も多忙な中でこれほどのインプットをしているのだから、これに近い量とは言わないまでももう少し多くのインプットを目指す事は出来るはず。
やり方を模索しつつ、もう少し頑張ろう!


p5
・インプットとアウトプットの両輪
漫然と情報過多の海に飛び込み、たまたま目に触れた情報を単に得ているだけでは何も身につかない。
インプットとアウトプットの両輪が揃うとことで、得た情報が自分の知識になり、教養になる。
「教養力」とは、想定外の出来事に直面した際、その都度自分の頭で考え、適切に対処する力だ。
「想像力」「洞察力」「判断力」「分析力」など、その人が丸ごと試される。

⇒自分自身、感想文を書くことや人に本の内容を話すことでによってアウトプットしているつもり。だが、まだまだ血肉になっている気がしない。
これまで通りインとアウトの両輪で駆動しつつ、方法も模索してみよう。
また、読んだ本を再読するのも定期的に行おう。


p29
AIと競争しない、真に人間的な価値を発揮できる人材になるには、どんな仕事にも付加価値をつけていくことを考える必要がある。
知的生産の根幹をなすのはアイデアであり、それは世の中の流行を見抜く眼力や柔軟な発想力、あるいはもっと根源的な人間力があれば発揮できるものなのである。

⇒AIが今後どこまで進化するかは全く予想できないが、相手が人間の仕事である限り、結局は自分自身の手腕に掛かってくる要因が大きいのだろう。


p46
土台を作るためのインプットとは、要するに基礎知識と教養を身につけるということである。
具体的に言えば、中学・高校の教科書レベルの知識・教養を指す。

⇒中学・高校レベルの教養か・・・それすら今となってはないかも。問題集やってみようかな。


p51
・調べる技術の基本は「読むこと」と「聞くこと」
本や新聞、またソースが確かな公的資料を「読む」。
「聞く」のは専門家の意見、またラジオやオーディオブック。

⇒公的資料なんて読んでもチンプンカンプンだろうな。。。新聞で何とかしよう。


p55
・知性の土台となるインプットとは
1つは新聞を読むこと。新聞と同等といえる「NHK NEWS WEB」でもいい。

だが、新聞を購読しているものの、文字を追っているだけで内容が殆ど頭に残らないことはないだろうか?
多くの場合、情報を自分のものにできないのは基礎的な知識・教養が不十分であることが原因だ。

もう一つのインプットは、新聞などの情報を読みこなすために必要となる基礎的な知識・教養を身につけるためのインプットだ。
基本は高校の日本史、世界史、政治経済、数学の教科書である。

⇒確かに!!新聞を読んでも前後の知識が入っていないから、中途半端な理解しか得れていないケースが多々ある。
時間との勝負だが、気になった記事に対し、経緯を調べるなどもう一歩踏み込むことが大切なのだろう。


p59
高校レベルの知識・教養を身につければ、かなりの「知的基礎体力」が養われる。

日本史A、世界史A、数学1・Aの教科書
「詳説 政治経済研究」
「生き抜くための高校数学」
「生き抜くための中学数学」
「試験に出る哲学」


p66
・「仕事に関するインプットだけ行う」と決めること。
どんなインプットにおいても、「仕事に直結するか」どうかという視点を常に持つことをおすすめする。
仕事に関係しない本を読むことや、仕事に直結しないスキルを身につけようとすることも、無益なインプットである。

⇒「万能になりたい!」という欲望が自分にはあるが、やはり取捨選択が必要でしょう。。。そうなったら、新聞記事の殆どが自身の仕事と無関係ですが。
インプットするにしても「選択と集中」を心掛けて行なう事も意識しよう。


p75
・「新聞ダイジェスト」で各紙の要点を把握する。
「新聞ダイジェスト」とは、1ヶ月の間に新聞で報じられたニュースの要点をまとめた冊子である。
各紙の「いいとこどり」がしてあり、事実関係が把握しやすい。
また主要テーマ別にまとめられているため、非常に手っ取り早く世の中の動向がわかる。

一般紙を一紙と、月に一度「新聞ダイジェスト」で1ヶ月のまとめを読む。
これが新聞を読む最低ラインである。

⇒新聞ダイジェスト、これはとても気になる!!実際、2紙も購読してもコストが掛かるしそんなに読む時間もなさそう。
これはめちゃくちゃ要領が良さそうだ!今度一回試してみよう!


p84
・独学術としてのネット活用法
おすすめなのは、「iTunes U」と「スタディサプリ」。
「勉強するならこのツール」と1つでも信頼できるツールを持っておくと、いざ勉強しようというときに参考書を求めて彷徨わずにすむ。

⇒これに関しては今必須のツールではないかな。基礎知識を身に着けなおす為のツールとして使用するかどうか考えてみよう。


p91
・SNSを使うかどうかで「生涯所得」と「出世」に関わる。
SNSははじめたら最後、どんどん時間を費やしてしまうもの。この中毒性ゆえに、全世界でこれほど広まったのだろう。
知的かつ充実した人生を送りたいなら、すぐにでもやめたほうがいい。
そもそも、誰がどこで何をしたか、何を食べたかなど、そんな情報を常時本当に得たいだろうか?

時間は有限であり、しかもすべての人に平等に与えられている。
その限られた時間を、インプットやアウトプット、あるいは楽しみや休養のために使うのと、どうでもいい情報を得るのに使うのとでは、知的生産力に格段の差が出る。

⇒あまりSNSにドップリな生活ではないが、「時間は有限」っていうのは心に留めておかないと。無駄な時間の過ごし方をしてしまっていることが本当に多いから。
時間の使い方を見直すにあたり、自分自身を色々と見つめ直さなきゃいけないね。


p100
・すべての情報を「1冊のノート」にまとめる
新しく触れた知識を自分のものにすることが一番大切である。
使うノートは1冊だけ。情報整理法は「手書き」が基本である。
スケジュール、今日やるべき仕事のリスト、日誌、執筆のためのアイデア、読んだ本の抜粋メモやロシア語の練習問題まで。

⇒これはマネできないかも。常にその「1冊のノート」を持ち歩くわけにいかないし。。。ただ、手書きは無理にしても何かそういったツールを創る事は必要だ。


p114
・自分の頭で考える=「批判的思考力」を持って物事を見る。
批判的思考力とは、対象を理解し、自分の評価を加える能力を指す。
新聞を読む、本を読む。そこに書かれていることを理解し、「賛成」「反対」「この点は違うと思う」など、自分の評価を加える。

本の書き抜きだけでなく、「わかった」「わからない」の判断や「賛成」「反対」「ここがおかしい」といった意見も書き記すこと!


p157
・株式売買で一攫千金を狙ってはいけない。
素人は株の売買で儲ける事は考えない方がいい。
機関投資家やプロは、素人にはない眼力や情報力、人脈を使って「その道のプロ」として利益を出している。
それを生業としている人たちが勝負を繰り広げている中で、素人が売買で儲けようとするのはあまりにも危険だ。

銀行よりは見返りが大きい株に資産を分散させ、買った株をずっと保有し、「売却益ではなく配当金によって資産を増やす」と考えること。
なるべく倒産するリスクのない優良企業の株に限り、買ったらずっと持っておくというのが素人の賢い投資法だ。

ちなみに投資信託はすすめない。
銀行は本来の銀行業が不振になっており、投資信託の手数料を収入源にしている状況だ。
高い手数料を払わなくても、手堅い投資先は自分で選べる。

⇒ギャンブルと同じで、一攫千金を狙い「続ける」といった事は頭から無くそう。ウマイだけの話なんか、乗っちゃいけない。
ただ、投資信託を薦めない理由については少々納得しかねる。国債よりかはマシなんじゃないかなと個人的には思った。
株売買については手間もかかりそうだし心労もありそうなので、今のところ手出しする勇気がない。


p173
・つねに「最悪の状況」を想定しておく
→最悪の状況を想定し、その際に被る「損害」と立ち直るための「対策」を想定せよ。
相手を信用しすぎないというのも、リスクヘッジとして重要だ。
完全に信用しきると、チェックが甘くなり、すべてを相手に委ねて、何か間違いが起こってからでは取り返しがつかない。
「万が一裏切られたらどれくらい損害が出るか」「そうなったらどう対処するか」という発想を、つねに頭の片隅に置いておく事。

ビジネスでは勿論信頼と信用が最も大切だ。
しかしそれは、リスク意識を失っていいということではない。


⇒この世の中、「常に最悪の場合の想定」と「その対策」という意味でのリスクヘッジは、大人として身に着けておかねばならない当然のスキルだろう。
何も考えずに突っ走るのではなく、しっかりと設計図を描いて、人生をより良いものにしよう。

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Posted by ブクログ 2019年05月18日

「知の巨人」の一人、佐藤優さんが日々実践している知的生産術を紹介した本。

インプットで重要なのは中学~高校レベルの基礎知識を身につけることと、自分の仕事に関する情報のアップデートを怠らないこと。ベースとなる知識がないとインプットしたいものを理解できません。

インプットしたらアウトプットを必ず行う...続きを読むこと。アウトプットすることで初めて知識を自分の血肉にすることができます。

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Posted by ブクログ 2023年05月22日

最も印象的だったのは「知的アウトプットは、幸せに生きるための手段でしかない」です。ハウツー本は、手段を目的化して書かれるのが一般的かと思っていましたが、予想外でした。また、目的を設定することで、何にどれだけの資源を投下するかが判断でき、投資に対するリターンが最大化できると理解しました。

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Posted by ブクログ 2022年06月13日

本書は、佐藤氏が専業作家として活動する上で心がけている、必要な情報を「調べ」、それをもとに「書く」といった、一連の知的生産術を1冊にまとめたものです。

結論は、次の通りです。

もっとも重要なのは、知的生産力を高めること自体でなく、知的生産を高めることで人生が充実することです。「知的生産力を高めな...続きを読むければ」と心理的に追い立てられる羽目になっては本末転倒です。ときには、肩の力を抜き、なんにも考えない時間を持つことも重要です。

気になった言葉は次になります。

<調べる技術、書く技術>

・読み取った情報を1冊に集約させるノートを作ったり、学んだ内容を学生に教えたり、ラジオ番組で話すなどして、アプトプットも意識的に行い、「身につく」読み方をするように心がけている。
・インプットとアウトプットの両輪がそろうことで、得た情報が自分の知識となり教養になる。
・問題は、「知的な生産をどうするか」ではなく、「生産活動のなかの知的な『濃度』を、いかに高めるか」だ。
・重要な要素は、「楽しんで仕事をすること」だ。

<インプット>

・インプットには、2種類ある。1つは、理解力の土台を作るためのインプット、もう1つは、具体的なアウトプットのために行うインプットだ。
・基礎的な知識・教養がなくては理解できない情報がたくさんある。
・「具体的なアウトプットのために行うインプット」とは、目的意識をもって行うインプットだ。仕事に直結するかという視点をつねにもつことをおすすめする。
・みなと同じことをやっていては差別化できない。いかにほかの人とは違う切り口、情報をもって発信するかが問われてくる。
・リアルタイムな情報は新聞で追いかけるが、今までの経緯などは主に書籍や論文からまとめて入手する。
・インプットとは具体的にどのような作業か。まず基本は「読むこと」、そして、第二に「聞くこと」だ。
・本を読んでも自分の知識にならない理由
 ①本の内容を理解したつもりが、実際は理解していない
 ②読書の技法が磨かれていない
 ③読者が背伸びをしている、もしくはあせっている
 ④本の内容が論理破綻している

<アウトプット>

・おすすめする情報整理法は「手書き」が基本。使うノートは1冊だけ。
・読書の際に記すポイントは、「本の抜き書き」と「それに対する自分のコメント」の2つ
・日ごろから、情報を鵜呑みにせず自分の頭で考える力を養っておいた方がいい。
「自分の頭で考える」とはなにか。それは、「批判的思考力」をもって物事をみることである。

<インフラ整備>

・ビジネスでは、信頼と信用がもっとも大切だ

目次は、以下になります。

はじめに
第1章 情報過多な時代の調べる技術、書く技術
第2章 【インプット】情報を【読む力】を高める
第3章 【アウトプット】読んだ知識を表現につなげるスキル
第4章 調べる技術、書く技術の【インフラ整備】のすすめ
おわりに

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Posted by ブクログ 2022年06月11日

著者は、毎月平均2冊の本と約90のコラムや連載を執筆するため、毎日数紙の新聞を読み、月に500冊の本に目をとおすこともあるという。すごすぎる。あらゆる分野で高校レベル、自分の専門分野では大学レベルの知識をもち、常に学びをアップデートし続けたら、理解力が増してインプットが格段に楽になるそうだ。調べる、...続きを読む書く技術そのものより、もっと広く浅く様々な事柄に触れられていたが、これはこれで読みやすく面白く、やる気になった。

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Posted by ブクログ 2022年01月23日

【要約】
・インプットとアウトプットの両輪を揃える
→教養力を養う
・トライアンドエラーで調べる力、書く力を高める→中〜高校の教科書レベルの基礎学力をつけることと、自分の仕事に関する知識のアップデートをすること
[AIが担う「分析力」と人間が担う「総合力」]
AI:述語に主語の要素が含まれるだけ
...続きを読む間:AIに+して、価値判断が含まれる
例:黒い犬をAIと人間が見た時
AI:黒い犬=黒い 人間=黒い犬=優しい
・「知性の土台」になるインプットとは
→新聞を読むこと ネットならNHK NEWSWEB
・本は一冊読む毎にノートを取るのが重要だ。
→早くたくさん読むだけ❌
→1冊についてしっかり読書ノートとる⭕️
[お金の使い方]
・娯楽費は可処分所得の20〜25%が目安
※高くないか❓
・ホテルラウンジのコーヒー飲み放題1500円は利用価値あり。
・インプットに使う目安は可処分所得の5〜10%が目安※娯楽費と逆なのでは❓
・国債ほど安全な金融資産はない。
・パートナーがおらず、ずっとシングルだったら、お金が1番のパートナーとなる

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Posted by ブクログ 2021年11月27日


さまざまな雑誌のコラムでもお見かけしたことがあるので買ってみました。

やはり大人になってもあらゆる分野にアンテナを張り、学び続けるのが重要だと再認識できました。
本を読んでから自身の勉強が不足していると感じ、改めて小学校からの学習を再度し始めました。

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Posted by ブクログ 2021年11月15日

人生の充実度を高めるためにはコミュニケーション能力を高めることが必要。そのためには高校レベルの基礎学力と自分の仕事に関する専門知識のインプット、対象を理解し自分の評価を下せるようなアウトプットを合わせて行い知的生産能力を高めるべきだ。

人生をより良く過ごすために必要な教養の学び方が具体的に書かれて...続きを読むいた。時事的知識を広い視点から学ぶために、まずは新聞ダイジェストから読んでみたい。

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Posted by ブクログ 2021年07月01日

佐藤優さんの本は知識の土台が違いすぎて、理解できないことが多かったが、この本では佐藤優さんの勉強法が書かれていて、これを実践すれば本も理解できるようになるのではと思った。高校の政治経済が基礎体力のために重要らしいからさっそく本を買って読んでみたい。あとしっかり本を読んだらノートにもメモして、評価もし...続きを読むよう。

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Posted by ブクログ 2021年06月30日

定型業務/非定型業務に関わらず知的生産をするために必要な要素について記載

読む技術書く技術というタイトルだが、
読み書きを知的生産に繋げる土台の醸成として本書籍の内容は知れて良かったと感じました。

簡潔に良かったと思う点
1.知的生産は人生を豊かにするための手段として身につけて欲しい点
2.1を...続きを読む前提とした持続可能な知的生産の方法の記載があった点

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Posted by ブクログ 2020年03月02日

やはり、佐藤優氏の本は読みやすく、簡潔明瞭だった。教養のポイントを彼なりにわかりやすく伝える本。
インプットとアウトプットは表裏一体、デジタル化が進む中で、アナログさが必要なことは身に染みて感じるところ。その環境を整える上でも、うまくこの情報が氾濫する世の中を乗り切りたい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年12月15日

『効率的なインプット→アウトプットの手段』を求めて本書を手に取った。
①ノートに重要箇所,理解できない箇所,コメントを書き出す②新聞を併読し、各社の意図を考える③参照資料なしで特定のテーマについてレポートを書く
以上の3点でアウトプットを行い、『知的生産力』を高めるという箇所が印象に残った。
他にも...続きを読む仕事への向き合い方や友人関係など、作者の優しさが所々に滲み出ていると感じた。

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Posted by ブクログ 2019年10月25日



凄い方の頭の中を覗かせてもらえたような1冊

以前「佐藤優の挑戦状」に挑戦し、屈辱的な結果だった自分を、佐藤氏に「何とかして下さい!」という気持ちで読破
また知的好奇心の割に、知識及び教養が欠けているという何とも厄介な自分を克服したく…

例)
読書、調べもの、情報
これらの記憶が全く残らない
...続きを読む「あ、これ何かで見た」
「うん…聞いたことある」
「読んだよ!でも内容は一切覚えていない」

自己分析
○ネット社会となりいくらでも後から調べられるという安堵感から自分の中に定着していかないと他力本願に考えていた
○好奇心が多方面に大勢の割に、飽き性な性質から広く浅く…がさらに悪化し記憶が欠乏した

 !まったく違うことが明確に判明!

○自分に足りないものは中学高校教科書レベルの基礎学力
〜悲しいが確かに高校生くらいから学校の勉強をサボり出した…

○アウトプットの異常不足
〜読んだ本、調べたことを言葉にできない
 凄く良かった、何か心に響いた
 稚拙な感想で終わってしまう
 何か○○らしいよ
 正しい情報が伝えられない

これらに対し、本当に誰でもが実践できる具体的な内容で大変参考になった

仕事で想定外の出来事、トラブルに常に遭遇するのだが、打破するためにはやはり想像力、洞察力、判断力、分析力といったその人の本質が試されると実感
教養力の底上げをしたいとしみじみ痛感
またその教養力をあげるためのベースはやはり学生時代の勉強なんだ!
今更ながらに学生時代に勉強してこなかったことが悔やまれるが…
今からでも楽しんでやれることがありそうなので実用書として参考にしたいものである
ただプロではないので、あまりがんじがらめだと疲れそうである(笑)
参考にしつつ自分の楽しめるやり方で実践したいものだ
そしてふたたび「佐藤優の挑戦状」に挑まなくては!


___以下は主観によるまとめ___

第一章「情報過多な時代の調べる技術、書く技術」

○人生の充実度を上げるための「手段」が知的生産力の向上=快適でかつ成果が高いことが大切
○どんな仕事にも付加価値をつける→非合理性こそがAIにできない人間の領分
○知的生産能力の第一段階はインプット

第二章「【インプット】情報を「読む力」を高める」

○生の情報は新聞、経緯や結論は本で
○教養力アップには高校教科書→
物事をより深く理解する土台
○本を読んでも知識にならない理由→
 ※理解したつもりが実際はできていない
 ※読書の技法が磨かれていない
 ※読者の背伸び、焦り
 ※本の内容が論理破綻している
○ネットの利用は信頼できるソースで

第三章「【アウトプット】読んだ知識を表現につなげるスキル」

○ノート、手帳に書く→知識を自分のものにするため
○日誌→振り返りによる改善化にともなう効率化
   →行動の記憶が記録のトリガーに
○書くことにより、知識を記憶に定着させる
○たくさん読むより1冊に時間をかける
○批判的思考力を身につける=自分の頭で考える力を養う

第四章「調べる技術、書く技術の「インフラ整備」のすすめ」

○出費の傾向と対策を考える
○賢い消費と貯金
○人脈は知のセーフティネット
○己のキャパシティを把握し、休息する

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Posted by ブクログ 2019年10月23日

事務的な仕事をすすめる上で、必要不可欠な作業である「調べる」ことや、「書く」ことについて、その能力を高めるために今の時代にあった秘訣を学ぶ。
外務省分析官を経験し、日頃膨大な書物を読み込み、大量のアウトプットを行い続けている著者の経験から示される手法なので、すぐに真似をしたくなる。
本書を読んで自ら...続きを読む実践したくなったことは・・・
・新聞ダイジェストを購読する
・iTunesUとジャパンナレッジについて調べてみる
・時間管理、スケジュール管理について、自分なりの方法を再考してみる
・お金の使い方を見つめ直す。投資、自己成長への支出、趣味への支出、浪費の割合を設定し、ポートフォリオを管理する。

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Posted by ブクログ 2019年07月21日

情報を収集・分析し、それらをアウトプットする、これらを繰り返すことにより、ホンモノの教養が身につく、という内容。以下に、感じたことを徒然に。

・基礎的な知識を身につけるものとしての、高校の教科書
当初、佐藤優氏が高校の教科書を薦めるのかと意外な感があったが、確かに地理歴史公民、政治経済、倫理、数学...続きを読む、理科それぞれ理解しておくことは、文理融合的な課題などを理解する一助にもなりそう。様々な問題に関心を持つきっかけにもなりそう。そもそも、関心のなかった教科・科目は何の記憶も残っていない。的確な指摘と思われる。

・「仕事に関するインプットだけ行うと」決める
仕事に多忙な人はそのように決めざるを得ないかもしれない。一方で、仕事に関係のない文学作品などを耽読することも、個人的には大切なことであると感じる。

・ネットソースはNHK NEWS WEB、新聞Web版、ジャパンナレッジの3つに絞る
検索エンジンでの検索は、実は非効率。確かにそうかもしれない。玉石混淆で、まともな情報を見極めるのに大変であるということには同感。

・独学アプリ活用のすすめ「iTunes U」と「スタディサプリ」
著者が「iTunes U」を視聴している、ということは、さすがに質の高いインプットを実践されている、と納得するが、ここでも高校生以下が利用する学習コンテンツを薦めている。著者自身も利用しているというから、更に驚く。実践してみたいと思う。

・全ての情報を「1冊のノート」にまとめる
著者はWebのデジタルツールよりも、ノートに記録することを薦めている。Webのデジタルツールは、注意しないと単なる情報のゴミ箱になる、というのが主な理由である。私は、ノートに書くと物量的にかさが増し、見返すときに難儀を覚える。Webコンテンツの方が検索もでき、重宝しているが、このあたりは好みの問題か。

・自分のキャパシティ以上の仕事を引き受けない
正論であるものの、特にサラリーマン稼業でこれを実践するのは一般的に困難であるように思われる。溢れる仕事に対し、業務の改善や合理化を積み重ね、なんとか個々のキャパシティの範囲に収めて仕事を回しているのが大方の現状ではないだろうか。職種や個々の職場の状況にもよるとも思うが。

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Posted by ブクログ 2019年06月03日

インプット・アウトプットの両輪をバランスよく回していく、よく言われることではありますが実践が難しい技術、丁寧で具体的な実用書でした。
良質な独学のツールとして、スタディサプリやiTunesUが挙げられており、特に有名講義が無料で視聴できるiTunesUは活用しようと決めました。
想定される読者層が多...続きを読む忙な勤め人ということもあり、独学のための情報ソースの選定においては「仕事に直結することだけ勉強する」など、芸術大学のいち学生としては合理主義的過ぎてかなしく感じる部分もありましたが、逆に大学生のうちはそのような基準に縛られず心の赴くままにインプットしていきたい所存です。

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Posted by ブクログ 2019年05月19日

平易な言葉でかかれており、かつ実践もしやすい。

書籍としての情報量は少なめで、かつ、著者の著作を追っていれば目新しいところはない。しかしながら、その時々によって方法論ははアップデートされており、著者もまたいろいろなことを新しく体験している、ということがうかがえる。

この手の本は著者の行動を追体験...続きを読むすることにも価値があるので、また新作が出た時は購入したいと思う。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年11月19日

教養を身に着けるための具体的なハウツーが書かれていて、行動に移しやすいかも。
最近は新聞・テレビを見ることが減って、社会情勢に疎くなりがちなので、NHK NEWS WEB を見ることは意識的に続けようかな。

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Posted by ブクログ 2022年09月13日

こんなに簡明なビジネス書を書くこともあるんだ!とびっくり。
挙げられていた課題図書、読みます…。新聞か…
ジャパンナレッジが出てきてうれしかった。
SNS(LINE含む)は時間の浪費、とのこと。まあね。
猫好きということがわかりホッコリした。コーヒーカップとかスリッパも動物柄らしい。カワイイ

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Posted by ブクログ 2022年08月28日

「書く技術」に興味があって読んでみた。

書く技術パートの半分はスケジュール管理のこと。
著者ほど忙しくないので笑、実践するほどのものはなかった。(多忙な人には有効なものもあると思う)

残りの半分が、書くことについての技術。
一冊のノートに手書きするというのが佐藤流。
読書後に「本の抜き書き」と「...続きを読む自分のコメント」を書く。
抜き書きのため、たくさんは書けない。それゆえに大事なところのみを抜き出すことになり、手を動かすことが記憶に残るのに寄与する、とのこと。
参照不可で書くことが、頭の定着度を測るには良い。

複眼思考、というのは今読んでいる苅谷さんの本と類似。

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Posted by ブクログ 2022年08月13日

【知的生産力を上げて、人生をより良く充実させるのが目的】
知的生産とは…「オフィスの中で知的青果物を生み出す効率のこと」
そのために…
①中高教科書レベルの基礎学力をつける。
②自分の仕事に関する知識をアップデートする。
自分は中高レベルの基礎学力がないので、お勧めされてた日本史A・ 世界史A・政治...続きを読む経済の勉強をしようと思いました。
数学IAは…後々余裕があったら…
自分というOSを最新のものにしておくために、気持ちを新たに勉強しようと思いました。

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Posted by ブクログ 2021年10月09日

例えば高校教科書で基礎学力を付け直したり、一冊のノートに全て書くだったり、今までも著者が書いてきた本にあるようなことが多いが、今まで以上に語学の優先順位が著しく下がったりしている。知的生産のインフラとしてのお金の管理などにも触れている。AIに関しての見通しで納得しかねるのが、AIの学習による成長の可...続きを読む能性を見落としているように見えること。

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Posted by ブクログ 2021年07月05日

NHK NEWS WEB。
講談社ブルーバックス「新しい高校物理の教科書、新しい高校化学の教科書、生物、地学」、「試験に出る哲学」、「もう一度読む山川倫理」
「新聞ダイジェスト」で1か月のニュースを知る。
ジャパンナレッジ。
スタディサプリ。

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Posted by ブクログ 2021年04月08日

人を豊かにするための知的生産とは何かについて書かれている。インフラ整備として、お金の使い方を考える、人脈を大事にする。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年02月17日

AIが発達しても、人間と競合になるってわけではないよ。
分析力があるAIと、総合力がある人間で役割分担をしていくよ。
で、総合力をどう鍛えるには、インプット力とアウトプット力、それに加えてコミュニケーション力が必要だよ!っていう話。(多分)

●わたしにはインプット力の土台の力が足りてないかもしれな...続きを読むい…
インプットするには、まず土台が必要。高校までに習う基礎教養。この知識が定着することで理解力が上がる。
その土台があった上で、仕事に使うための具体的なインプットを行う。

…なんだけど、
自分には、基礎教養が足りてないかもなと思った。
理解をするには「あれと似た感じか〜」ってなると早い。だから物事を多く知ってる人の方が理解が早いのはとっても納得。
基礎から学ぶ〜系の本で、基礎力身につけるのもいいかもしれないな〜。。
でも楽しくないと続かなそうだな。土台のとこって目的がないから。。モチベーションつらそう。何か楽しい知識の身につけ方考えたい

●アウトプットするときに、わたしは本に書いてあるまんま書いてるな〜って思った。。
自分の頭で考える、鵜呑みにしない。
まず理解をして、その後に賛成・反対など自分の評価を加える。
ノートに書いていくのがいいよ!

…どれもできてないな。。
結構読んだ本が丸暗記になっているかもしれない。
理解できた!ってどうなったら理解できてることになるんだろう。
今まで知らなかった知識については、本に書いてあることが正しいって思っちゃいがち。
でもやっていて知ってることだったら、「それは違くない?」ってなるので、鵜呑みにするっていうのは理解ができてないのかもな。

「あるテーマについて何も見ずにまとめてみる」っていうのはめちゃくちゃいい気がした!
自分の知識の抜けているところとか、論理的につながらないところがわかるよな。。
これは是非やっていきたい。

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Posted by ブクログ 2020年01月21日

内容要約
 学んだことを自分の知識にする方法を述べている。

2章 インプット 
とにかく読むことが重要。
高校までの教養はつけておいたほうが良い。教科書を読もう。
読書も良いがほんの質を気にしよう。書店員に聞きましょう。
新聞紙を読もう。ネット記事は使わないほうが良い。
無益なインプットは役に立た...続きを読むないのでやめましょう。

3章 アウトプット
話すよりも書くことが重要。ノートを作ろう。細分化はしないで一冊にしよう。
書くときは、何も参照しないで書こう。思考の強化に繋がる。
 
感想
全体的に納得はできる。しかし、ネットの情報は嘘が多いから信用するな。というのは現在の環境では合わないように感じた。本当と嘘が混ざる中、本当の情報を釣り上げるスキルを鍛えることはこれからの時代必要なのではないだろうか?

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Posted by ブクログ 2019年11月22日


iTunes U ジャパンナレッジ 
新聞ダイジェスト
高校の教科書 日本史世界史a 政治経済 数学1a
メッセージツールを使わない
心の栄養のために使うべき金額
インプットのために使うべき金額

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Posted by ブクログ 2019年06月07日


自分の目的に合わせて情報を拾うことの大切を知った。
情報を捨てることも大事で、メッセージツールとかは時間を制限しようと思う。

手書きで書くことの重要性は改めて感じた。インプットもアウトプットもデジタルにしていたが、アナログに一回戻そうかと思う。新聞電子版も紙にしようかな。

本を焦って読むのは禁...続きを読む物。最近これをしてる気がしてる。
批判的意識を持つことで、本の内容を咀嚼し、情報を価値化するようにしたい。中身が入ってなくて読んでたら時間がもったいないですよね。

日誌書こうかな。毎日何がよくなくて、何が良かったかを整理すればより一日が充実する。生き急いで忙しなくやってても何も身に付かないのかな。
充実した日々が送れるはず。
あとスケジュールとノートを一緒にします。

データで管理することで、見返さなくなる。これは真実ですね。ノートに書き留めることをしないといけなくて、それをやろうかな。

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