佐藤優のレビュー一覧

  • なぜ人に会うのはつらいのか メンタルをすり減らさない38のヒント

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    コロナ関連で、専門でない二人の意見に同意できない部分もあったものの、佐藤氏の専門である宗教学や斎藤氏の専門である精神医学に関する部分はとても読みごたえがあった。

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    2022年02月18日
  • 無敵の読解力

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    この二人の対談本はいつも興味深いけれども、もう少し話を深掘りしてほしいと思うこともしばしば。
    個人的には、一番の読みどころは第四章。現代の政治家たちがめった斬りにされていくのは読んでいて痛快だし、日頃から薄々感じていた政治家(のみならず現代日本人全般)の「薄さ」が言語化されていて腑に落ちた感じがした。

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    2022年02月15日
  • 新世紀「コロナ後」を生き抜く

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    ネタバレ

    宗教の時代。縦割りがともかく頑張る、も。大戦には特定の目的がない。開発独裁は貧しい時のほうがよく効く。パヌルーが無神論じゃなくてプロテスタント、というのはすごくわかる。企業は疑似家族ができない、家族は解体した、共同体は必要、という論旨はすこぶる納得なんだが、さてどうしたものだろう。

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    2022年02月16日
  • 還暦からの人生戦略

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    普段拝読させていただいている著者、つまり信用している方がどのようなことを考えているかを知れた点が良かった。

    私にとって一番参考になったのは、第6章に書かれている宗教に対する考え方だった。

    この年代からは否応無しに死と向き合っていかなければならない。それにも関わらず科学的にはわかっているにせよ、そうでない領域において死後の世界というのは人間にとって未知の世界であり(当たり前だ)、そこに対しどのように向き合うのか、その時宗教の考え方も参考にできるのではないか。

    上記のような主旨のことが書かれているが、これは最近私自身ぼんやりと思っていたことであり、読むことにより頭が整理された。。

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    2022年02月11日
  • 50代からの人生戦略

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    残り時間は折り返し地点をもう過ぎている。とあったが確かに。と実感してしまった。その上でしたいこと。やりたいこと。を整理しないといけないという意識ができた。
    働き方、人間関係、お金について改めて考え直すきっかけとなる一冊。

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    2022年02月06日
  • 友情について 僕と豊島昭彦君の44年

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     編者の浦和高校1年次のクラスメート豊島氏の伝記ならびに編者自身のエピソードを同時並行に並べたタイムラインという構成。
     豊島氏が銀行入行後、初めて債券先物ディーリングを担当した際の上司の行動が秀逸。慣れぬ同氏と同額の反対ポジションをとることによって、損失発生を回避していたのだった。
     この様な二人三脚的な伝記物?は自分には極めて珍しく、二人の信頼の深さにも感じ入るが、豊島氏の伝記だけでは市販本として成り立つことは無かったと思料した次第。

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    2022年02月02日
  • なぜ人に会うのはつらいのか メンタルをすり減らさない38のヒント

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    興味深い2人の対談。あまり批判的な読書はしないタイプの私だが、今回のテーマは仕事に関わる部分でもあり、えっ?そうかな?と思うところもしばしばあった。もちろん、納得するところも多々あった。考えて読むという体験ができたことが嬉しい。引きこもりはお金を使わないという箇所があったが、ん?と懐疑的にもなり納得するところもあった。私は訪問看護師なので、医師の介入があって初めて介入する。だから、その時点で医師の使う引きこもりとは違うのかもしれない。症度が違う、ということなのかなと思う。刑務所で土曜にものすごく甘いものが出されるという話には、くすっとしながらも納得。とにかく、私にしては珍しくよく考えながら、懐

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    2022年02月02日
  • 無敵の読解力

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    タイトルには読解力とあるのだが、内容は、現在の社会課題に関連した内容を扱った本をお二人が紹介したもの。少し表現は悪いが、自分はこんなに知識がある、本を読んだということを(やや自慢げに)語ったものといえなくもない。
    ただ、「おわりに」で佐藤優さんが、日本の政治家、経営者は本は読むが、脚注のついた学術書を批判的精神をもって読むということをしないので、彼らのスピーチを聞いても感情に訴えるエピソードを語るものばかりで、聞き手に知的刺激を与えないと語っている。これこそは書名にある「読解力」の本質を突いたご指摘だろう。「おわりに」は2ページしかないのだけど。

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    2022年01月31日
  • 嫉妬と自己愛 「負の感情」を制した者だけが生き残れる

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    日本社会が発展を諦めている、広がる格差、もう何をやっても追いつくことはない、が刺さった。その中でも自分は何が出来るのだろう。そもそも友達はいるのかな。

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    2022年01月31日
  • 人をつくる読書術

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    本文に、言語能力は、『読む』『聴く』『話す』『書く』の4つから成り立つこと。

    そして、聴く、話す、書くという、3つの力が『読む力』を超えることはない。

    とても興味深いです(*^_^*)

    もっと読む力をあげたい!と思いました\(^o^)/

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    2022年01月29日
  • 獄中記

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     のちに『国家の罠』に結実した「国策捜査」の実態。拘置所という空間で知的営為を組み立てていく執念。キリスト教神学論争と政治哲学の奇妙な類似など啓発される点は多い。現実には美食も酒もタバコも無く、テレビラジオ等の娯楽も厳しく時間制限され(なぜか外国語書籍の差入れも禁止)最大限に屋外運動でも運動不足で大抵のものは音を上げる…。同盟国であったアメリカから、日本人と自ら任ずる人々が住む沖縄を返還してもらうにさえ《密約》が必要であったのに、友好条約もないロシアと交渉するのがどれほど困難であったことか。
     岩波書店『世界』は、出獄後の彼に国際欄コラムを書かせ‥作家となって逆転に成功

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    2024年06月20日
  • 未来のエリートのための最強の学び方

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    何を求められているのか、何を学ぶことが大事なのか。若い世代ほど早く出会ったほうがいい書籍。具体的に著書名が書かれているため、行動に移しやすい。

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    2022年01月26日
  • 佐藤優さん、神は本当に存在するのですか? 宗教と科学のガチンコ対談

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    「佐藤さんほどの知性ある近代人が、なぜ神の存在を信じられるのですか?」ヨーロッパ人口の1割以上が死んだ第一次大戦は理性の限界を痛感させ、宇宙のダイナミックな大きさ(地球の卑小さ)や遺伝子解析的進化論に「神」の介在する余地は小さい。竹内はドーキンスの『利己的な遺伝子』に沿って〈姦淫するなかれ〉の意義を詰めていく。佐藤はキリスト教の不振は認めつつも、「神は人間の心のなかにある」「神を作った人間を研究することが神学」と開き直る

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    2022年01月24日
  • 新・リーダーのための教養講義 インプットとアウトプットの技法

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    同志社大の3泊4日の合宿。日露外交、ゲノム編集、AIをテーマに繰り広げられるディベート。専門性を越えた知を身につけた、将来のリーダーを育てるために、佐藤優、東郷和彦らが講義する。特に日露交渉に関しては手厚い。

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    2022年01月22日
  • 無敵の読解力

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    豊富な知識を持った二人が、テーマに沿った書籍について、縦横無尽に評を述べていく対話形式。読んだばかりの『実力も運のうち』、『人新生の資本論』も第1章で出てきたので、のっけから充分に楽しめた。同じ書籍を読んでも、ここまで感想や考え方に深みが異なるのか、と痛感した。
    日本の政治家の愛読書という、今まであまり考えたことがないような切り口のテーマも秀逸。政治家がなぜ哲学書や思想書を読みたがらないのか、その根幹への想像も説得力があるもので腹落ちした。とはいえ、「菅義偉の『君主論』が愛読者」に対して、衒学的な傲慢さも少し垣間見れたのは残念。
    「タイトルは変えた方がいい」との意見も見られたが、「読解力を育む

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    2022年01月20日
  • 佐藤優さん、神は本当に存在するのですか? 宗教と科学のガチンコ対談

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    再読
    人間という複雑な存在を、 多面的に見るから面白い。最後の言葉・文章に納得。

    人間讃歌、この素晴らしき存在。

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    2022年01月20日
  • 「悪」の進化論 ダーウィニズムはいかに悪用されてきたか

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    ネタバレ

    悪には魅力がある(悪人となって、善人ヅラに可罰したい欲求)、往々にして悪は、善を滅ぼして善玉≒「平和楽土」の守護者となる/「神の存在」は「反証可能性」が無いから科学とそぐわない/宗教否定はすでに一つの宗教/進化論の話はソヴェート連邦の建設と崩壊ととも語られる。「同志社大学生はモスクワ大学と同じくらい」素質がある。社会主義崩壊の激動のちまで残る語学だけで一日十数時間学習する(毎日小テスト)伝統/少子高齢化は問題ない。世界史教養と語学と理系知識を兼ね備えた社会の中枢となる人材を供給する教育システムを現在構築中

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    2022年01月13日
  • 日本国家の神髄

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    産経新聞社『正論』2008から翌年まで「日本哲学の考究“回帰と再生と”」と題し連載され、「右翼(皇道派)」と闡明し、キリスト者ながら同じくキリスト者であった母とともに神社に参拝し、カミカゼ攻撃を肯定するなどで読者の反響は大きかったらしい。
     社会契約説に基づく人民主権は、おそらく人工国家であるアメリカ合衆国にしか成立しない。彼は征服と侵略でできた国/どの国も神話が国家の基となっている。古事記日本書紀も読まない者が日本を語るな。
     日本は征服戦争でできた国ではない。大国主大神の国譲り神話が鎌倉幕府、南北朝解消、戦国時代終結、明治維新に踏襲されている。

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    2022年01月13日
  • 国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―

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    当時は鈴木宗男さんが捕まったというニュースを見た記憶があるくらいで、田中眞紀子氏もモノマネでしか見ていないから、いろいろビックリした。
    世の中の多くのものごとは、どんなに声が大きく聞こえても浅い話にすぎず、当事者が発信しないと伝わってこないものなのかもしれない。
    あと地味にこの当時から日本の実質識字率5%という認識があったことに驚いた。

    いつもなんでそんなによく覚えているんだろうと不思議だったが、記憶の定着のさせ方が出てきたのでなるほどとなった。でも私と認知特性が違うので全然真似できない芸当だったw

    検事さんの様子から察するに、自己保身が当たり前の世界で、信念や長期的視野というものに出会う

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    2022年01月13日
  • 修羅場の極意

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    ネタバレ

    佐藤優氏による著作。
    2014年6月10日発行。
    月刊中央公論に連載した「修羅場の作法」を再構成した本。
    2013年5月号~2014年3月号の連載分

    印象の残った部分を列挙してみると

    絶えず闘争が続いている状況では、普段は見えるはずのものが見えなくなってしまう。
    逆に普段、見えないものが見えるようになることもある。
    国民に愛されるとともに恐れられる国王になることはとても難しい。
    その場合、恐れられた方がいいとマキャベリは主張する。

    修羅場で、守勢になった側での裏切り行為は、ごく普通の出来事だ。
    政党、官庁、企業は、利益共同体(ゲゼルシャフト)なので、人間関係は、基本的に打算に基づいて構築

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    2022年01月10日