あらすじ
1871(明治4)年の『西国立志篇』から2016(平成28)年の『コンビニ人間』まで――名前は聞いたことがあっても読んだことのないベストセラーはたくさんあると思います。それらのエッセンスをギュッと濃縮して、佐藤優さんが紹介してくれます。ベストセラーには、その時代の日本人の意識がよくあらわれています。42冊の本を手がかりに、日本の近現代史が見えてくる最強の教養本です。
◎目次◎
【はじめに】ベストセラーはなぜ「役に立つ」か?
【第1部】真の教養が身につく本
応仁の乱
バカの壁
失敗の本質
ジャパン アズ ナンバーワン
テロルの決算
日本人とユダヤ人
戦艦武蔵
毛沢東語録
日本のいちばん長い日
「いき」の構造
哲学入門
歴史哲学講義
菊と刀
資本論
代表的日本人
【第2部】生きる知恵が身につく本
学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話
置かれた場所で咲きなさい
夢をかなえるゾウ
伝える力
大河の一滴
「超」整理法
ビジネスマンの父より息子への30通の手紙
外国語上達法
思考の整理学
試験に出る英単語
発想法 創造性開発のために
学問のすすめ
西国立志篇
【第3部】物語の大きな力
コンビニ人間
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
蹴りたい背中
豚の報い
不毛地帯
毎日が日曜日
塩狩峠
さらばモスクワ愚連隊
万延元年のフットボール
ペスト
若い人
蜘蛛の糸
こころ
吾輩は猫である
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
似た様な本を読んだ事があるがあちらは佐藤優編みたいな感じだったので本書の方が佐藤優先生の伝えたいベストセラーが伝わりやすい。勝手にこちらが読んだ印象だと難しい本の引用をされてその部分を私の様なボンクラにも分かる様に噛み砕き解説してくれるのが先生の特徴。そういう観点でいえば需要を満たしているといえる。猫好きな先生の選定が『我輩は猫である』とかも微笑ましい。
Posted by ブクログ
外務省NC職員で未来の要人に深夜押しかけウォッカ人脈でのし上がった佐藤優は外交経過を断絶させる田中真紀子と闘い、鈴木宗男&自らの入獄と引換えに真紀子を解任させ外交の最低限の継続性を維持したと自負する。保釈後、ロシア語仲間の米原万里を訪ねると何も言わずに長時間手を握って…「あなたは自分の体験を書くといい。作家になれる」
朝日新聞は安倍元首相の遊説日程が非公開となったことに「野次られるのが怖いのか」と批判、一転公開となった。
悲劇のきっかけを反省もせず
キチガイ共は「国葬反対」の狂騒、葬式さえも汚す非日本人的ビヘイビア。
同紙川柳欄の空恐ろしい安倍元首相暗殺賞讃。まるで交戦中の敵国のような言論の自由。文藝の政治性ここに極まる。金正恩の死んだ時が楽しみだ。