佐藤優のレビュー一覧

  • 対決!日本史3  維新から日清戦争篇

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    歴史の学び直し中ではありますが、特に今回の「維新から日清戦争」の流れなどを把握できていないというか知らないくらいだったので読んでいてとても勉強になりました。ふたりの知識と見識の深さに驚かされるばかりです。
    あとがきで佐藤さんが述べられていましたが、安部さんの吉田松陰観には「そういう見方、捉え方もあるんですね」と、松陰をいい面でしか受け止めてこなかった自分としては感嘆しました。

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    2023年10月24日
  • ウクライナ戦争の嘘 米露中北の打算・野望・本音

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    日本のメディアで報じられるウクライナ戦争の進捗やロシア批判の論調だけでは足りない情報や視座を与えてくれる一冊。

    ロシアのふるまいは国際法的にも許されるものとは言えないが、
    ロシアが国際社会で孤立しているかというとそんなこともない。

    そしてウクライナ戦争開始にはアメリカやNATOにも落ち度はあったわけだし、
    アメリカとしては戦争が続くことによるメリットも享受している。

    ウクライナ、ゼレンスキーにも黒い歴史があり、今にいたっている。
    ウクライナの兵器、宇宙産業の存在は一つポイントになる。

    プーチンが狂ったかのように日本では報じられるが、基本的にプーチンはプーチンなりの思想でしっかり動いてい

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    2023年10月21日
  • ウクライナ戦争の嘘 米露中北の打算・野望・本音

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    元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏と、外交ジャーナリストで作家の手嶋龍一氏の対談。
    流石外交経験や情報リソースが豊富な二人の会話形式の本なので、ウクライナ戦争で、あまり表には出てこない内容が詰まっていると感じた。

    第1章 アメリカはウクライナ戦争の"管理人"
    第2章 ロシアが侵攻に踏み切った真の理由
    第3章 ウクライナという国 ゼレンスキーという人
    第4章 プーチン大統領はご乱心なのか
    第5章 ロシアが核を使うとき
    第6章 ウクライナ戦争と連動する台湾危機
    第7章 戦争終結の処方箋 日本のなすべきこと

    ロシアの核心は、かつて血を流して獲得したクリミア セバストポリ。ここ

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    2023年10月20日
  • 異端の人間学

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    佐藤優と五木寛之の対談本。
    五木寛之さんがロシアに詳しいということはよく知らなかった。ロシア通として有名な佐藤さんが、五木さんの知識や経験に一目置いている感じがして、共に分かり合える部分と、二人それぞれの経験から見たロシアが紹介されていて、薄い本の割に内容が濃い印象だった。 ウクライナ戦争のロシアを見ていると、昔と変わらず一国で完結の考え方があり、周辺で何が起きようが他国に非難されようがお構いなし、唯我独尊の国という感じがする。だからこそロシアに嵌る人もいるのだろう。

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    2023年10月19日
  • 激動 日本左翼史 学生運動と過激派 1960-1972

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    ずっと引っかかてたけど知らずに済ませてきたこと。社会党と共産党の違い、新左翼、ノンポリの誕生と政治への無関心など頭の中を整理できた。
    新左翼の失敗を、何もしないおじさんの存在を許す「官僚化」ができなかったことに結論づけるのは新鮮。

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    2023年10月15日
  • なぜ人に会うのはつらいのか メンタルをすり減らさない38のヒント

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    ネタバレ

    タイトルの帯についている「コロナ禍が教える新たな人間関係の極意」が本書の総括な気がしている。

    人に会うことには暴力性(人に対して何らかの力を発揮するという意味)があるというのは本当にそうって思う。何かしら伝えたいことがある、ビジネスにおいてはゴールがあるということは、他者がどう思っていようがその方向にベクトルを向かわせることになるから。ビジネスにおいては暴力をいかに効率的に出すか、でもいいけどプライベートとかならいかに受け止められる優しい暴力を振るうか、考えないとなぁ…。
    あと最近の脳科学ブームについても確かにと思ってしまった。最近心理学というワードが下火になって、脳科学に置き換わっているけ

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    2023年10月15日
  • 野中広務 差別と権力

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    部落出身の為政者、野中広務の政治動向はイデオロギーよりも政局に注視する。ある時は弱者救済に力を入れ、ある時は政敵の凋落を画策するあまり弱者への視座をやり過ごす。そのバランスは果たして政治能力として一筋縄ではいかない。政(まつりごと)は本来弱者へ寄り添うことが必然であるのに権力という魔物が彼を含めて局面を狂わせる。だが、部落差別をなくすのが自身の政治生命だと語る老獪な為政者は今後この国に現れるのか、このままでは現在腐敗する政局を打破できないのではないかと嘆息する。

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    2023年10月13日
  • 見抜く力――びびらない、騙されない。

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    「見抜く力」が身につく本ではなく、著者の今までの経験を引き合いに、世の中の話題に合わせて編纂した雑記。内容は面白い。

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    2023年10月11日
  • 本は3冊同時に読みなさい

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    タイトルとのずれを感じて最初は戸惑いました。
    (本は3冊同時に読みなさいというタイトルではありますが、中身は筆者の書評をまとめたもの)
    読んでみると自分なら絶対に読まなかったであろう分野の書評ばかりでなんだかんだ楽しめました

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    2023年10月08日
  • 野中広務 差別と権力

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    自民党の代議士として強大な権力を持ちながら、小泉政権の誕生によってその力を削がれ、2003年に政界を引退した野中広務の生涯に迫ったルポルタージュ。

    野中広務という政治家の背景として最も重要なのは、やはり被差別部落の出身であるという点である。本書では、そうした点も包み隠さずに書こうとしたことから、あるときに野中広務本人に呼ばれ、彼の涙と共に著者はこう告げられる。

    「君が部落のことを書いたことで、私の家族がどれほど辛い思いをしているか知っているのか。そうなることが分かっていて、書いたのか」

    それくらいに、野中広務の出自に関する本書での調査は微に入っており、野中広務という人間の全体像が浮かび上

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    2023年09月09日
  • 最後の停戦論 ウクライナとロシアを躍らせた黒幕の正体

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    ほぼほぼ知ってる内容なので、特に感慨はないが、ウクライナ戦争の報道に違和感あったり、外交って一体何やってるのか不思議に思っている諸氏はまず読んでみていただきたい入門書。ウクライナ戦争の本質や外交の実際の一端に触れることができる。また、未だに小泉純一郎や田中真紀子が正しくて、鈴木宗男や佐藤優を悪の権化と思っている方にも読んでみてほしい。川口順子元外相がどれだけとんちんかんだったかもよくわかる。カトリックの大統領がケネディとバイデンだけという件も、妙に納得感ある。

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    2023年09月08日
  • 激動 日本左翼史 学生運動と過激派 1960-1972

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    理想を掲げた学生運動と過激派の行く末は、内ゲバ、容赦ない殺人、テロ行為。こんな歴史が日本にもあったのかと思ってしまう。
    それにしても、集団心理や同調圧力は怖い。自分が1960-1970に学生だったら、どう振る舞っていただろう。

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    2023年09月02日
  • 人生に必要な教養は中学校教科書ですべて身につく 12社54冊 読み比べ

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    無知なので学び直しの参考に手にとりました。

    今の教科書は昔と異なること、生活に紐づくコラムなどを掲載しより学びを身近に感じるよつにつくられている、地政学的な視点が持てる、社会人として必要な教養を得られるツールであることがよく理解できました。

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    2023年08月27日
  • ニッポン 未完の民主主義 世界が驚く、日本の知られざる無意識と弱点

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    池上さん佐藤さんの対談はかみ合っている。
    理路整然とした語り口で感情的な発言もないので、考えていることが素直に頭に入ってくる。
    池上の「いかがなものか?」的な振りに、佐藤が池上に迎合することなく自分の意見を述べる。
    お互い、発言内容を補足する情報を加えたり、反対意見を紹介したりと、読者が聞きたいことの答えが的確に返って来る。

    右にも左にも寄り過ぎず、どちらの意見も否定せず、視点の違いと共に共通認識の部分も示してくれる。

    政治や社会問題については、「権力者のご機嫌を伺いながらの発言しかしない」か「何でも批判しかしない」有識者・評論家が多い。
    池上さんや佐藤さんも、気に食わない制度や人間に攻撃

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    2023年08月26日
  • 対決! 日本史 戦国から鎖国篇

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    歴史の学び直しの一環として読んだけれど単純に面白かった。何故かこのシリーズを最新の4巻目から読んでしまったけど、この第1巻の方が最後まで学ぶだけでなく楽しく読むことができた。
    作中で安部さん、佐藤さんが語られているように「日本史」「世界史」として分けるのではなく、ひとつの繋がりのある「歴史」として学べる環境が学校でも整えられればいいのになぁと思う。子どもの頃は、そんなことを考えずに単にテストや受験を意識して暗記科目として捉えてる部分もあったけど、歴史を学ぶこと自体は楽しかった。でも、他科目との繋がりを気づけずにいてとても残念だったなと。
    過ちを繰り返さないためにも、また相手の思考の背景にあるも

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    2023年08月23日
  • 激動 日本左翼史 学生運動と過激派 1960-1972

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    1960年から1972年の出来事が紹介されており、学生運動が新左翼を生み、連合赤軍事件によりトドメをさされる、言わば日本左翼の黒歴史が描かれており、革マル派と中核との違いが理解できた。 また、共産党との社会的区別もわかりやすかった。

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    2023年08月20日
  • 危機の読書(小学館新書)

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    タイトルの書見、読書術の類か、と思ったが、まえがきにあるように、その実は
    「この本で紹介する各本は、各時代の様々な危機に直面しそれを乗り越えることに取り組んだ知識人たちの著作。
    今の時代は危機に直面している。
    だからこそこれらの本を読み解くことで、現代の危機を乗り越えるための知恵を得るのが目的となる。」
    とのことである。

    実際、読んだ感想としては逸脱しておらず、また佐藤優ならではの視点や経験、視座から、現代を生き抜くのに有益と思われる本がその推薦根拠とともに紹介されているため、読書人としては得るものが大きかった。

    本書ではとりわけ、佐藤優のインテリジェンス・オフィサーとしての視点や思考が前

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    2023年08月14日
  • 仕事に悩む君へ はたらく哲学

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    会話形式でさらっと読めた。
    哲学をどう利用できるか。お金は物でしかない。ギャップによる悩み。やってみて良かったらそれは善。つぎは実用主義を読んでみようと思った。

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    2023年08月14日
  • トッド人類史入門 西洋の没落

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    エマニュエル・トッドとの対談

    ロシアとウクライナ
    日本や西洋の立場でなく、非西洋的な立場から見れば違った視点が見えてくる。
    進んでいると思われた西洋の家族のあり方。
    ロシアから見たら西洋による侵略からの防衛戦争
    アメリカによるドイツの国力低下を狙った武器許与
    ロシアのGDPでは測れない軍事力

    正義でなく、ここにある現実を知ることの大切さ
    もちろん、殺戮が決して許されることではないけれど、そろそろ、冷静に2つの国の立場を確認することも大切なのかなと思いました。

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    2023年08月13日
  • ゼロからわかるキリスト教

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    言ってることは理解できなくもないけど、ゼロからはわからんやろ、という頭の悪い感想。
    神学を一通りさらっていないと、とてもじゃないがついていけないのでは…??

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    2023年08月03日