佐藤優のレビュー一覧

  • 人に強くなる極意

    Posted by ブクログ

    読書の本を出させれている方だけあって、人に対して強くなる為の極意のカテゴリー毎に参考になる本が2冊示されていたことが印象的だった。
    内容を自分なりにじっくり考えてみるのに良い材料になると思う。

    0
    2022年09月16日
  • 新・リーダー論 大格差時代のインテリジェンス

    Posted by ブクログ

    やっと読み終わった~。2016年の本だけど例によって読み応えが。教養…。
    この二人がずっと本を(しかも新書とか手に取りやすい形で)出してくれているのは本当にありがたいことだ。精進いたします。

    0
    2022年09月13日
  • 激動 日本左翼史 学生運動と過激派 1960-1972

    Posted by ブクログ

    前著「真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945~1960」に続く第二弾。学生運動が盛り上がり、セクト同士の内ゲバが激化し、過激派によるテロ事件が多発した時代、「新左翼」による失敗の本質は!

    0
    2022年09月12日
  • 働く君に伝えたい「本物の教養」 佐藤優の地政学入門

    Posted by ブクログ

    イラスト付きで読みやすい。
    世界情勢の各国の思惑など、知らなかったことやなんとなくで知っていたことを、学び治すことができ、大変勉強になった。確かに地政学の入門としては最適。

    0
    2022年09月08日
  • 働く君に伝えたい「本物の教養」 佐藤優の地政学入門

    Posted by ブクログ

    初めて地政学の本を一気読みした。
    佐藤優さんは監修にて同氏っぽさは薄かったが、内容はわかりやすかった。
    最近の世界情勢が、地政学の切り口から解説されている。海洋国家なのか、陸地の国家か。隣国との関係、地形など。
    以前もランドパワー理論、シーパワー理論の言葉は聞いたことがあったが、ランドパワー→ハートランドを制するものが世界島を制す、というのはイギリスの学者の立場から。シーパワー理論はリムランドを制するものが世界を制す、というのはアメリカの学者の理論。誰が提唱したかというのは大事と思った。またそもそもはヒトラーにも地政学的な考え方として、生存権獲得、経済圏の拡大を目論むところがあったんだと理解し

    0
    2022年09月07日
  • 新・学問のすすめ 脳を鍛える神学1000本ノック

    Posted by ブクログ

    同志社大学神学部での神学講義をまとめた本。

    神学の講義録なので宗教、キリスト教の知識がないと内容を理解するのに時間がかかります。学びを続けて思考力を鍛えれば複眼的に社会を見るクセがつくことを本書は教えてくれます。

    0
    2022年09月03日
  • 生き抜くためのドストエフスキー入門―「五大長編」集中講義―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    佐藤優氏の主に宗教に対する丁寧な解説をもとに、キリスト教だけでなく、カトリックとプロテスタント、そしてロシア正教の違いを知ることで、ドストエフスキーの作品の理解が深まる。
    それでも難解ではあるが、この内容を踏まえて読むのと、未知のまま読むのとでは、大きな差が出るはず。
    改めてドストエフスキーを読み直さないと。

    0
    2022年09月03日
  • 世界のエリートが学んでいる哲学・宗教の授業

    Posted by ブクログ

    マッカーシズム(反共主義)は、アトム化した個人(バラバラの個人)を束ねていくという発想がない

    アメリカはマッカーシーによって、リベラルな反ファシズムから、反共的でイデオロギーの強い国に変わった。

    イランはシーアの12イマーム派

    ナチズムは優秀なアーリア人を増やしていくという単純な考え方

    ムッソリーニの考え方
    1、共産主義はだめ
    人はみんな裏でサボる。
    それによって生産効率が上がらないから、抑圧政治を始めなくてはならない。

    2.資本主義は放っておくと、必ず格差を生じさせ、絶対的貧困層を作り出す。
    家庭も持てずら子供も作れない。
    教育水準の低下により労働力の質が低下する。

    3.国家が資

    0
    2022年09月01日
  • 世界史の分岐点 激変する新世界秩序の読み方

    Posted by ブクログ

    現代の国家観について非常に冷静に読み解いているように感じた。
    現代においてあらゆる分野は互いに影響を及ぼしあうので分野横断ができることが望ましいと思っているが、ここまで多様な分野について議論できる人がいるのかと驚いた。

    0
    2022年08月30日
  • 僕らが毎日やっている最強の読み方 ―新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意

    Posted by ブクログ

    社会に出たけどなんとなく"大人"になった気がしない、新聞やニュースに関心が持てない。
    若い子に"年金とか政治とかぶっちゃけよくわかんない""なんで選挙が大事なの?"と言われ、これはまずい!と大切さを訴えたいのに自分もちゃんと説明できない…

    そんな感じで、今流行りのループもののように学生のころに戻ってちゃんと勉強しなおしたいな~と感じていたのは、自分の知的基礎体力のなさを感じていたからなのかもしれないと思った。
    一番新鮮だったのは、義務教育(教科書)侮るなかれ、というのと、大人も受験参考書や英単語帳を読んでもいい(当たり前)ということ

    0
    2022年08月29日
  • 新・リーダーのための教養講義 インプットとアウトプットの技法

    Posted by ブクログ

    久しぶりに佐藤優本を読んだが、これは題名より中身が良かった。特に、主にロシアとの激しい外交戦について東郷和彦氏を交えた生々しいやり取りを大学生向けに講義しているところ。北方四島についての交渉は、まだ決着してない、現在進行形の課題であるが、ソ連(ロシア)との交渉の生々しさ、落とし所を探しながら国益を取りに行く姿勢など、最近ではテレビやニュースではほぼフォーカスの当たらない所の裏側だけに、刺激的。経済的な視点だけで、四島を得るメリットがないと言い切る経済学者に対して、それはそう言う立場の人はそう言うだろうとして、これは国として必要な闘いなのだと言う立ち位置など、自身の視点が経済的な観点かつ、本当に

    0
    2022年08月25日
  • 公安調査庁 情報コミュニティーの新たな地殻変動

    Posted by ブクログ

    公安調査庁が2001年5月の密入国事件で秘密裏に手柄を挙げていたというストーリーを皮切りに、公安調査庁の歴史や役割について手嶋さんと佐藤さんの議論形式で論を進めていく。

    珠玉は、公安調査庁の歴史を紐解いた5章と方向性を論じた6章かなと。特に、6章において、情報機関への国会の監視、情報機関員の身分保証、情報機関のメディア戦略の必要性というところはとても説得力があった。前半は少しダラダラ長すぎる感あり。

    0
    2022年08月22日
  • 伝え方の作法 どんな相手からも一目置かれる63の心得

    Posted by ブクログ

    知識としては知っていることが多かった。しかし、池上彰氏と佐藤優氏の対談ということで、類書と比べて内容が深いと感じる箇所も多々あり、読み応えがあった。30ページ弱程のプロローグでは、これからの伝え方の作法として、リモートについて触れられていて、この部分は目新しさもあった。

    0
    2022年08月19日
  • 読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

    Posted by ブクログ

    作家で元外務省主任分析官だった佐藤優氏による読書指南本。

    「月平均300本」といったワードに度肝を抜かれるが、本文を読むと
    「月平均300本以上に『目を通す』」
    「『熟読』している本は月に平均4〜5冊」
    ということが書かれている。
    つまり「いかに数多の書籍の中から読まない本を判別し、目を通すだけの本には最低限の関心を払い、熟読する本に時間をかけるか」が大事だということが書かれている。

    超速読や速読についても、書籍や本の中の情報を判別するための技術として見ると、自分にも可能なように感じる。(実際に私はこの本を紹介されていた超速読と速読のやり方を行ってこの本を読んだところ、こうして感想を書くぐ

    0
    2022年08月13日
  • 漂流 日本左翼史 理想なき左派の混迷 1972-2022

    Posted by ブクログ

    外山恒一による左翼史本を読んだ直後だったので理解しやすかった。
    今の若者として、労働運動の盛り上がりってちょっと想像できず、上尾駅での暴動など当時の様子を興味深く思いながら読んだ。
    共産党は、社会党の平和路線をうまく引き継ぐことでここまで生き残ってこられたということも理解できた。共産党は今苦しいだろう、ウクライナ戦争勃発の場面で「帝国主義のぶつかり合いだからどちらにも汲みさない。戦争反対」と日本で堂々と叫ぶことは可能だったのかと考えると…

    あと少し思ったのが、マルクスは革命には組織された労働者が担い手になると考えていて、そうではない末端労働者は「ルンペンプロレタリアート」といって馬鹿にして

    0
    2022年08月08日
  • 地政学入門

    Posted by ブクログ

    ユングによると錬金術師の特徴は、そこにいる人たちの無意識の領域を支配する能力を持っていること。
    いかに荒唐無稽なことであっても、この人が言うならば本物だと思うような人間関係を構築し、いわば磁場を変えてしまう力がある。

    マッキンダーの理論「ハートランドを支配するためには東欧をしはいしなくてはならない。ハートランドを支配した者が世界を支配する」
    マッキンダーが警戒するのは、ロシアとドイツ。そのロシアとドイツにくさびを打ち込むために、東欧に海洋国家(民主主義国家)が必要。

    なぜ鎖国中の日本でオランダとの貿易が認められていたのか?
    →オランダの宗教がプロテスタンティズム、カルバン派だから。


    0
    2022年08月04日
  • プーチンの野望

    Posted by ブクログ

    エリツィンに取り入れられ、メドベージェフを巧みに操り大統領に長く君臨するプーチン。
    ウクライナは正義なのか?これがこの書で1番印象に残る

    0
    2022年08月02日
  • 漂流 日本左翼史 理想なき左派の混迷 1972-2022

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    たしかに労働者が団結することを希薄化させた政府の計略は成功したのだろう。しかし、自民党が備えていた、社会民主主義的な性格も、どんどんと失われた。結果として、現在の日本が、ますます張りぼて化していることも明確だ。
     社会党の批判的な検証は、確かに必要だろう。
     しかし、正直言って、批判的な検証が必要な政党は、他にもありそうな気がする。

    0
    2022年07月30日
  • 外務省ハレンチ物語

    Posted by ブクログ

    佐藤優は好きで自叙伝を中心に読んでいる。小説は初めてだろう。笑わせてもらいました。楽しませてもらいました。自叙伝でも伝えられていたことを、よりデフォルメをかけて匿名性で強いメッセージを送るために小説にしている。小説だがあとがきにも実名が書かれておりすぐに特定できるだろう。外務省の実態がよくわかり楽しいので、多くの人に読んでもらい実態を知ってほしい。これだけ税金の無駄使いが明らかなので、張本人には何らかの制裁を受けてほしいと思わざるをえない。そう思うのは私だけではないだろう。佐藤優にはどんどん吠えてほしい。

    0
    2022年07月30日
  • 激動 日本左翼史 学生運動と過激派 1960-1972

    Posted by ブクログ

    知らないことが多い。こう言う流れでこう言う事が起きたのかと改めて整理出来た。あさま山荘事件とか。テルアビブ空港乱射事件なんて知らなかったし、よど号事件も知らなかった。もっとちゃんと知らないとダメだな。しかしこのエネルギーはどこから来るのか。そう言う時代だったという事なのだろうが、このエネルギーが何処に行ってしまったのかも謎だ。今の若者も政府から過剰なコロナ対策で青春を奪われまくっているが、誰も抵抗しない。革命起こしても良いくらい理不尽に痛めつけられているのに。老人支配国家だし。過度な暴力や内ゲバとか、やっぱり引くよな。支持を失うよ。次の巻も出るようだから読んでみよう。マルクスとか勉強した事ない

    1
    2022年07月29日