佐藤優のレビュー一覧

  • ウクライナ戦争の嘘 米露中北の打算・野望・本音

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    プーチンを正当化できないが一応国際法上の辻褄合わせはしていること、日本のニウエ承認との比較、ローマ教皇の失言とウクライナ戦争へのバチカンの関与、戦争の経過でプーチンの考えが変わったこと、バラバラなウクライナ軍、情報源としてのISWの評価、ウクライナを勝たせるつもりもなく戦争を管理するアメリカ、今の悲劇の原点であるグルジア戦争、セヴァストポリ軍港を失えないプーチン、バイデンの開戦情報リークは失敗、劣化したイギリスのメディアや情報機関、ウクライナが西部と東部で全然違うこと、ポーランドに落下したミサイルの意味、プーチンがマッドマン的な要素を持ちつつ正気であること、中露が同床異夢ではないこと、停戦につ

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    2024年03月07日
  • 人生、何を成したかよりどう生きるか

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    内村鑑三が1894年夏休みに箱根に若者を集め、講演した内容の書き起こし、「後世への最大遺物」。
    それを現代でもわかりやすい言葉遣いにし、登場人物等にふんだんに注釈を加えた前半。
    そして後半は元外務省主任分析官の佐藤優さんの解説。

    時は明治27年。日清戦争開戦の時代。
    黒人や女性軽視など、違和感のある部分もあるが
    致し方ないのかもしれない。
    内村鑑三の人間的な部分が垣間見える。
    欧米の事業家、思想家の名前もたくさんでてきて
    それに関する注釈を丹念に読むだけでも
    当時の世界の勢いとか情勢が浮き上がるきがする。

    生き方として
    まずお金を儲けなさい
    そして事業をしなさい(=働きなさい)
    それができ

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    2024年03月03日
  • ウクライナ戦争の嘘 米露中北の打算・野望・本音

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    とても真っ当で妥当な見方を語り合っている対談ではないでしょうか。お陰でウクライナ戦争に対する理解の整理になりました。

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    2024年03月01日
  • プーチンの野望

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    この本のための書き下ろしではなく、過去の原稿に加筆修正を行ったもの、ということだけど、今の情勢で知っておきたい基礎がおさえられたいい本。それぞれの内容についてより深く知りたくなる。

    特にウクライナ問題については、基本知識が分かりやすく書かれていて現状理解にすごく役立った。欲を言えば地図と年表が欲しい。(特に地図。)

    北方領土問題については、当事者だけあって圧巻の臨場感。読みごたえあった。

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    2024年02月19日
  • 超したたか勉強術

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    ⚫︎タイトルからして、いつものハウツーかと思いきや、かなり無骨な内容。
    ⚫︎イギリスは発想が他民族に比べて異質というのはなるほどなと。気の利いた教科書を使用しているのもすごい。徹底して考えさせる訓練が織り込まれている。たしかにあれだけの植民地を統治していたのは、今となっては物凄いノウハウだし、能力だと思う。
    ⚫︎最後らへんが一般化されたエッセンスだが、中盤も色々あって飽きさせない。

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    2024年02月18日
  • 宗教と不条理 信仰心はなぜ暴走するのか

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    本書の本村氏と佐藤氏の共通の認識は、複雑な現代を読み解くためには近代的な知識ではなく、前近代的な知識をより活用していくべきだといわれている。それは「近代の限界」はある意味で「人知の限界」なのではないか、という観点から、人知を超えているものへのアプローチとして、宗教についての認識が、改めて必要ではないか、というような内容で展開されていく。非常に興味深く、面白かった。

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    2024年02月17日
  • 国難のインテリジェンス(新潮新書)

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    ネタバレ

    ・日本は資金需要がない(成長のポテンシャルを伸ばすべきでは?)
    ・設計主義は失敗する
    ・エリートを国費で養成する

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    2024年02月14日
  • 大世界史 現代を生きぬく最強の教科書

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    2015年に書かれた世界の時事問題を歴史的背景を紐解いて解説してくれる論説本。
    2015年なんて最近のように感じていたが、もう9年も経っていると流石に時事問題は古く感じる。2015年はトランプ大統領もバイデン大統領も知らない。イスラム国の衰退も。勿論コロナ禍、米国議会襲撃、アフガン撤退とタリバン政権樹立、中国の国家安全維持法の成立、安倍元総理襲撃事件、ブレグジット、ウクライナ戦争もイスラエルとハマスの紛争も知らない。他にも枚挙にいとまがない。
    思えばこの9年、世界史的に重要な出来事が幾つもあったものだと気付かされた。
    でもそれはおそらく2015〜2024年に限ったことではなく、どの9年を取って

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    2024年02月13日
  • グリム、イソップ、日本昔話 人生に効く寓話

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    佐藤優さんと池上彰さんの対談本はこれまでにも色々な切り口で出ていますが、どれも視点が独特で面白いものばかりです。

    今回は昔話に焦点を当てた対談とはなっていますが、話ひとつとってもこういった視点で考えることができるのか、といった点は非常に興味深いです。

    昔の価値観に則って記述された物語に対し、思考停止せずあえて現在の価値観から光を当てて解釈していくという作業は、ものを考えるうえでの良い訓練になるのではないかと思います。

    また、読んでいて「ああ、確かになぁ」と思えるものも多く、濃い読書体験となりました。自分にとって納得感が高かかったのは以下の内容ですが、自分の経験に当てはめて読んでみると面白

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    2024年02月12日
  • サバイバル組織術

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    自分の所属する組織に嫌気がさした時に手に取った本。色んな小説の一節をテキストとして取り上げて、組織の論理について説明してくれる。
    複合アイデンティティについての章、もう少し知りたかった。でもこの本のコンセプトとして、そこに取り上げられた小説を読んで、自身で考えを深めていくべきなんだろうなーと。
    そして昭和史に学ぶの章…身に積まされた。うちの組織はまだ昭和から抜け出せていないのか。
    組織で生き残るには、がテーマの本ではあるけどちょっとしたブックガイドにもなっていて、読書熱が高まる。あとがきも良かった。もっと本を読もう。

    ★…4.5


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    2024年02月11日
  • 官僚の掟 競争なき「特権階級」の実態

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    官僚は社会のどの階級にも属さず、税金の徴収と再分配という本来国がやるべきことを、今の社会はできていないというのが印象的だった。官邸の意向を見て動かないといけなくなったことはやりがいの減少につながり、社会の弱体化にとつながると思った。自分の頭で考えられる人になることが皆大事だと思う。

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    2024年02月10日
  • 大日本史

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    幕末から太平洋戦争まで、日本の近代史について語り合う対談本。

    特に外交面や当時の政治状況、旧日本軍をはじめとした組織のあり方について、教科書だけでは学べないことが書かれています。

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    2024年02月09日
  • いま生きる「資本論」(新潮文庫)

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    佐藤先生の仰る通り自分なら序文で脱落するであろう資本論を先生の膨大な知識から教示頂ける講義。各章の課題もまるで解けなかった。自分の脳が最底辺というのもあるが受講者の方々の知識や見解もレベルが高いように見受けられる。
    本書にあるように論理学からやらねば自分は駄目かもしれぬ事が分かった。

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    2024年02月03日
  • 知的再武装 60のヒント

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    タイトル通り学ぶことのヒントを経験談を交えながら語ってくれるため参考になった。自分の教養不足も痛感した。また年齢を重ねた時に再読したいし、大人だからこそ好きな勉強をしていきたい。

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    2024年01月21日
  • 50代からの人生戦略

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    著者の佐藤さんは五木寛之との対談本で知り興味を持ってこの本を手にしました。広い知識と経験に裏付けされた内容で、苦労人でおられたからこその現実的な対処法もあり今後の人生の糧になるアドバイスが豊富にありました。60歳に近い自分にとってはもっと早く読めば良かったです。佐藤さんの著書の「還暦からの人生戦略」を直ぐに読み始めようと思います。

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    2024年01月21日
  • 組織を生き抜く極意

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    本書は、佐藤優氏の最新のHowTO本、と言えるかもしれない。
    特に、アフターコロナの後、また著者の腎移植後のHowTOの書籍としては、新しい書籍である。
    通常のHowTOであれば、1番になることを目指すが、著者は「1番になることは厳しいかもしれないが、渡り歩くことはできる」といったスタンスで書かれている。その点では、非常に読み手に寄り添っていると思う。
    競争が激しい社会で、またギュウギュウ押しつぶされそうなこの世の中で、さらに拝金教が最高の教えだと思いこまされる世界で、著者は人間とは何か、相違打った部分に踏み込みながら、この社会で生き残るすべを伝えてくれているのように思う。

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    2024年01月20日
  • 世界史の極意

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    「資本主義と帝国主義」「ナショナリズム」「キリスト教とイスラム」の3つのテーマとあるように多岐にわたっていて、理解できる個所とできない箇所が混在していた。昔一度読んだときは、理解が薄かった部分が、今回再読することで、より深まった感じがした。改めて、資本主義、ナショナリズム、宗教については、引き続き研鑽し続けていきたいと思った。

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    2023年12月06日
  • 正しさってなんだろう 14歳からの正義と格差の授業

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    中学生向けに易しく書かれており、ごく常識的な内容。
    新しい発見はないが、子どもを持つ親にとって頭の中を整理するのにすごく役に立つ。良い意味で佐藤優らしくない本だった。
    うまくいったことより、失敗から多くを学ぶのが人間。
    大切に育てる事が成長の機会を奪うかもしれない。
    ここは難しいところ。

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    2023年11月29日
  • メンタルの強化書

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    この世の中、普通の精神では心を折れてしまう
    本書は、あなたのこころを守る「しなる心」を手に入れる法です。

    ■下品化する社会
    ・孤独の中で抱えきれない仕事を負う
    ・膨大な仕事を抱え、成果をあげなけれあばならないプレッシャーと人間関係のストレスの中で、精神的にも肉体的にも追い詰められいるのが現在のビジネスパーソンの姿ではないでしょうか。
    ・繊細で優しい人は勝ち組になれない
    ・下品な三かく人間が出世する社会
     義理を欠く
     情を欠く
     恥をかく
    ・堅いものはいつか折れる。柔らかさこそ本当の強さ
    ・私の考える「強さ」は堅い強さではなく、柔らかく「しなる」強さです。
    ・メンタルを強くするために必要な2

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    2023年11月17日
  • いっきに学び直す日本史 近代・現代 実用編

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    本書は「いっきに学び直す日本史 古代・中世・近世 教養編」を読み終えたあとに読むことをおすすめします。

    時代は江戸時代後期から現代まで。

    列強諸国が日本に大きな影響を与えるこの時代だからこそ、各国の時代背景を解説している本書は、なぜそうなったのかを理解するために非常に有用です。

    歴史は苦手ですが、本書は上記の理由から暗記ではなく理解でき学びを楽しむことができます。読み終えたあとにもう一周読んでしまうくらい素晴らしい本です。

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    2023年11月11日