佐藤優のレビュー一覧

  • 交渉術

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    ネタバレ

    2011/6/10 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2015/11/30〜12/15

    佐藤優氏の文藝春秋の連載をまとめたもの。外交官時代の政治家とのかけひきの裏側を披露している。東日本大震災時のことを書いた文庫本のためのあとがきも素晴らしい。
    私自身はこういう腹の探り合いなどが苦手なのだが、来年4月からそういうことをやらないといけない立場になりそうなので、今から憂鬱である。が、本書を座右の書として何とか乗り切りたい。

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    2015年12月15日
  • 野中広務 差別と権力

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    政治家人生の後期(晩年?)しか知らなかったし、テレビを通しての印象としては権力を笠に着たたぬきジジイという印象だったのが、少し変わった。

    出自への同情ではなく、上り詰めるというあくなき執着は一般の社会人に置き換えれば「向上心」とも言えると思う。ただし、その手段が何でもあり、ポリシーも一貫してない、というところにやはりずるさ、汚さを感じてしまう。

    政治家としては基盤をもたない中フィクサー的役割を演じられたすごさと最終的にはよりどころがない故に足元ををすくわれて賞味期限が来てしまったというわかりやすい話だった。

    手法、目的の是非はあれば野中とか亀井とか古賀とかが暗躍しながら「推進力」と「実現

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    2011年05月17日
  • インテリジェンス人間論

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    佐藤優さんは,本当に賢すぎる.そしておそらく正直なんだろう.ただ,賢さのなかに自分を隠す術を持っているので,上手い具合に話を出しているのは何となく見え隠れしている.
    それにしても,スゴイ.こんな人たちが官僚として日本を動かしているのだから,私利私欲に走る人がいるとたちまち世の中がおかしくなりそう.この本から見えてくることは,著者の言葉で言うならば「愛」をもって動くかと言うことかもしれない.

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    2011年05月15日
  • 3.11 クライシス!

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    3.11以降に書かれた本が、チラホラと出始めてきている。目立つところでいうと、本書と大前研一・著の『日本復興計画』である。いずれもネット上で話題になった記事や映像をベースにしており、本としての書き下ろしではない。まだ、序章といったところだろうか。

    しかし、本書の切れ味は鋭い。あの状況下で、自分の身の回りのことをケアしながら、よくぞここまで国家的な視点に立って、冷静な提言ができるものだなと思う。本書は3.11以降の激動の三週間、時々刻々と状況の変化する中で、佐藤 優氏がネット記事、新聞・雑誌へ寄せた論考の数々を取り纏めた一冊である。

    数ページめくると「翼賛」、「大和魂」、「ファシズム」、「超

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    2011年04月29日
  • 獄中記

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    この本と「国家の罠」を併せて読めば北方領土問題に関する理解が随分と深まると思います。
    検察官の執拗な取調べが続く中でも読書に耽り語学の勉強に邁進する佐藤氏の旺盛な知識欲に驚嘆させられました。
    「とりあえずドイツ語の辞書を通読しよう」とか、なんかもう辞書を通読という発想からして次元が違うと思いました。
    できることなら牢獄に入らないで済む人生を送りたいですが、読書や勉強に集中できる環境という意味では非常に魅力的な場所だとも思いました。

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    2010年01月18日
  • インテリジェンス人生相談 個人編

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    全てとは言いませんが、参考になるところは各人必ずあると思われる一冊。
    参考文献を読んでみたくなります。

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    2009年10月04日
  • 獄中記

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    戦後最強と言われた外交官佐藤優氏の著書。

    こんな人間がいたのかと驚かされる。独房での時間を自己研鑽の場と捕らえ、ひたすらに読書と語学学習に取り組む氏。大学時代から神学を学び、それを外交に活かし、日本という国を引っ張っていったと言っても過言では、ない仕事をした人物。現在、偽計業務妨害の罪に問われ、起訴休職中。歴史に通じていて、語学が堪能であり、ウォッカをものともしない体質。素敵。この人の著書を読むと、ロシアに興味を抱く。ロシア語始めようかな。

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    2009年10月07日
  • 国家と人生 「寛容と多元主義が世界を変える」

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    この値段でこんな本が読めるのはありがたいと思います。勉強法のところは高校生以上なら参考になるかと。
    それ以外の部分も多くの人に読んでほしいですね。

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    2009年10月04日
  • 国家と人生 「寛容と多元主義が世界を変える」

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    2008/11/24 メトロ書店御影クラッセ店にて購入
    2011/9/16〜10/1
    佐藤優氏と竹村健一氏の対談集。私も昔、竹村氏のラジオを良く聴いていたので、懐かしかった。佐藤氏や竹村氏が、小渕さん、森さんを高く評価しているのは意外であった。マスコミが報道しないので誤解されていたのか。また、佐藤氏の憲法解釈も興味深い。しかし、後書きで竹村氏、解説で中瀬氏も述べているように、佐藤氏を評するのに「知の巨人」という言葉はとてもしっくりくる。

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    2011年10月01日
  • 野中広務 差別と権力

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    このルポの凄いところは、「抵抗勢力」「闇将軍」「影の首相」と呼ばれた野中広務を丸裸にしている点だ。あんな強面の政治家がまさか部落出身者であるとは。田中角栄をミニ版にした感じの、政治の舵取りがとてもよく理解できた。両者に共通するのは、金作りのうまさ・多数派工作の巧みさ、そして意外ことに、と言うよりも、両者の出自から当然のことだが、弱者に対する優しさがある。この作品の中でハンセン病患者たちの厚い信頼が紹介されているが、小泉政権がやったかのように思えた政府の方向転換も、野中氏の仕事を小泉が美味しい処取りしただけだった。よく考えたら、小泉や安倍のように出自の良い二世・三世首相はもともと権力側なので,何

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    2009年10月04日
  • 真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960

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    ・難しい内容なのに対談形式なせいか、スッと頭に入ってくる。
    ・社会党と共産党の成り立ちが詳しく知れて面白い。特に社会党が新左翼の孵化器になった指摘はなるほどなと。
    ・新左翼は分派しすぎて何回も読むが正式名称が頭に入ってこない。まあ、使うことはないであろう知識だが。
    ・昨今、左派と言えば共産党だけど、たしかに共産党視点だけの社会主義というのもバランスが悪いなとは思う。
    ・今後は新進気鋭のYouTuberとかがこういう話を解説したりする未来もくるのかなあ

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    2026年03月09日
  • 定年後の日本人は世界一の楽園を生きる(Hanada新書 010)

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    定年後に関係する書籍では、今のところ、一番現実的に書かれていて、参考になるところが多くありました。

    恐らく、世代によって勧める内容が違っていて、これより上の団塊世代は、どこかのコミュニティに属するようなことを勧める内容になっていると思います。

    家庭とは違う、秘密基地のような気の抜ける場所が必要という意見は、本当にその通りで、最近ではデイユースのビジネスホテルや、快活CLUBのような個室もあるので、随分と環境もかわり、物価高で過ごしにくい世の中にありますが、工夫次第で、なんとかなりますし、世界の中でも、日本は羨まれる環境にあることがわかると思います。

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    2026年03月03日
  • トッド人類史入門 西洋の没落

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    1.日本から「家族」が消滅する日
    日本やアジア圏の少子化は「ゾンビ儒教」によるもの。老後の世話と子どもの教育が負担が重すぎ、少子化を招いている。
    今後老人はどんどん増えていくため、儒教的な老人支配は強まる一方。親の面倒ばかり見たり老人への支援ばかりしていると少子化は進む一方だが改善される兆しはない(一人一票の民主主義の構造上の欠陥、マジョリティ優先)
    フランスは老後の面倒や子どもの教育を国が行っているため少子化になりづらい、移民も多いが。

    2.ウクライナ戦争と西洋の没落
    ロシアの行動は西欧社会の勝手な価値観(グローバルスタンダード)を世界に押し付けようとしたことへの反発にある。日本もアングロ

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    2026年02月28日
  • 定年後の日本人は世界一の楽園を生きる(Hanada新書 010)

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    ネタバレ

    定年後への不安を、合理的かつ前向きな視点で払拭してくれる一冊。著者が鈴木宗男事件での逆境を経て見出した「本当に大切な人」の選別、そして義理や見栄を捨てた先の「内面の自由」には強い説得力がある。
    ちょうどタイトルの世代の私、本書の説く「貯めるフェーズの終了」や「ゆるい仕事へのシフト」は、理屈では理解できても自分に落とし込むのは容易ではない。長年培った「備える」習慣を捨て、死ぬ時に一番金持ちにならないよう賢く使い切る戦略には、相当な覚悟が必要だと痛感する。
    しかし、著者が逆境で悟った「本当の大切な人」の選別や、コロナ禍を経て見えてきたサードプレイスの重要性は、定年後の孤独を自由へと変える指針になる

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    2026年02月25日
  • 残された時間の使い方

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    タイトルに惹かれ手に取りました。

    仏教は、輪廻転生、始まりも終わりもない考え方で、日本人に多い。
    それとは別にキリスト教は始まりがあるから終わりがある、生から死を意識する考え方で、目的意識を持ちやすい。
    目標を明確にし、生きていかなくてはならない。
    クロノスは、淡々と流れる時間で「TIME」
    カイロスは、ある出来事を境目に時代や社会の意識が変わること。
    カイロスによって、人は時代と歴史を認識し自分の存在を意味付けたり価値付けたりする。

    「自分時間」と「他人時間」を意識する。
    目的を明確にすることで、「いつまでに、何を、どう頑張るのか?」を実行に移す。
    成功した自分の姿を具体的に思い描く。

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    2026年02月16日
  • 僕らが毎日やっている最強の読み方 ―新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意

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    ネタバレ

    文章を書くこと、情報を発信すること、を生業とする人は、新聞を含めた読書量が全然違うことを改めて感じる。多忙でもこれほどの量を読めるのか!とびっくりしている。

    対話形式になっていて読みやすく、時間がないという人にも真似できそうな読書術(知識を得るタイプ含む)が書かれている。実際に、異分野(あまり知識を持っていない分野)の学習方法は真似している。中学生用の教科書を読んだり、スタディサプリを使ったり。

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    2026年02月01日
  • トッド人類史入門 西洋の没落

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    日本は父系直系家族の携帯から核家族に移行していく中で国のあり方がこの家族形態と不整合を起こしているのか、あるいはそれを担えるだけの人材が現れないことが国力の減退の原因かも。

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    2026年01月25日
  • 定年後の日本人は世界一の楽園を生きる(Hanada新書 010)

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    定年後の日本、世界的には実は恵まれた環境。第二の人生を有意義にさせる方法について。おカネの問題から勉強法、仕事、交友関係など。
    悲観することなく定年後を明るく愉しく過ごすコツ。

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    2026年01月25日
  • 人生のサバイバル力

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    あえてつらい過去に向き合わなくても良い。ある一定のの時間を経過したら向き合えることもある。
    対話が大切。また人は言葉にしないと。いけない。

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    2026年01月25日
  • 愛国の罠

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    佐藤優流の、現代の国、民族を解説した本。
    この本でアメリカへの怖さが増した気がする。
    外交も政治も現実的に考えたうえで、相手との対話を大切にするという原点に立ち戻る必要があるのだなと感じた。

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    2026年01月25日