佐藤優のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
まず最初に伝えたいのは、「拘置所生活ってどんな感じなんだろう」くらいの気持ちで本書を手に取ると大変ですよという事です。
この本を読むには、多大なパワーと根気と知識欲が必要でした。
哲学や神学になじみが無かった自分は、読むこと知ること考えること、そして読み続けることが大変でした。
しかし、読む事で地政学や社会学・哲学・政治哲学等について赤ん坊くらいの知識を得るための取っ掛かり辺りには指が伸ばせた気がしました。
チェチェン問題とは何だったのか。ニュースでその単語を見聞きする事はありましたが、本書にてなるほどと思うことがありました。
その他にも学生時代に横目に見るだけで通り過ぎてしまった事柄た -
Posted by ブクログ
記者も官僚も、一般人たる私としては遠い存在だ。接点がなさすぎる。精々、新聞やニュースを通して記者の存在を知る程度である。
そんな縁のない世界を垣間見えて興味深い。
情報の透明性を重視する私としては、官僚によるオフレコ文化や外務省においてすべての書類が「禁 無期限」とされているというエピソードなどはとても苦々しい。
ただ佐藤氏のいうとおり、代議制民主主義の原則からすれば、我々一般人は選挙を通してのみ政治に関わるのが正しい形なのだろう。しかし権力は暴走するリスクや汚職の可能性を潜在的に孕んでいるため、記者を通して闇な部分は暴露し、国民に不利益がないように適宜評価、ターンオーバーする仕組みは外せな -
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Posted by ブクログ
「教養」というワードに惹かれて手に取った。
なるほどーと納得する主張
分かるけど、でもねぇ…と現実問題ハードル高いと思ってしまう主張
一理あるけど私はこう思うな…と自分のスタンスを改めて自覚させてくれるような主張
など、さまざま。
全てを参考にするというよりは、展開されている話に自分も一緒に考えながら読み進めた。
「子どもの教養を育む」という意識が持てただけでも、読んでよかったと思えた。
それにしても、佐藤さんの多方面からの話の展開力に驚嘆。まさに教養を見せつけられた。
教養を駆使しながら思考を働かせるって、楽しいだろうなぁ。
紹介されている本の振れ幅もすごい。
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Posted by ブクログ
著者は「地アタマ」と記憶力がいい人なんだろうな。
ソ連・ロシアについてはゴルバチョフ・エリツィン・ペレストロイカ・グラスノスチなんて単語は知っていたが、それが何か、当時何があったのかは当作で知ることができた。
また、北方領土がその中でどういう位置づけであったか学ぶことができた。
また、外交官がどの様な働きをするのか、そもそも外交とは何か、興味深く読みました。
そして、国家組織の中にいる優秀な人物であっても、ひとたび国家に目をつけられるとどの様な扱いを受けるのか…恐ろしい。
ムネオハウスという単語が出てきた事件、おぼろげに覚えているがそんな事だったのか。
当然、これは一方から見た意見ではある -
Posted by ブクログ
世界史に興味を持っていて何冊か本を読んでいるうちに、特にヨーロッパの歴史を学ぶ上ではキリスト教の学習は避けて通れないなと感じていました。もともと宗教には興味があるのでキリスト教の本も何冊か読んでみたくなり、キリスト教の考えが分かりやすく書かれている本を探していて本書を読みました。
13歳から、とありましたが、大人の私にも響く内容でキリスト教徒が日常の出来事をどんな風にとらえるのかということがよくわかりました。
イエスの誕生から2000年以上経っている現在で、当時と生活習慣も文化も違う世の中になりましたが、教えは普遍的なものもあるのだと実感。 -
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Posted by ブクログ
「わかりやすく解説」するニュースよりよほど分かりやすく歴史の襞に分け入っていると思う。
p. 60 ウクライナ東部のルハンスク州、ドネツク州の住民を擁護し、非軍事化するーープーチンは、こうした名分を掲げて侵攻に踏み切った。しかしこれは今回の侵攻での「戦争目的」に過ぎません。ここに至る経過は長くて複雑です。(中略)
ソビエト連邦は解体を余儀なくされ、それに伴ってNATOに対抗してソ連、東ドイツ、ポーランドなどが結成したワルシャワ条約機構も解体されました。このとき、西側陣営は「国際社会の脅威はこれで消え去った」と勝利に酔いしれ、ワルシャワ条約機構が消滅した地域にNATOを拡大していきます。(中略