佐藤優のレビュー一覧
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1.日本から「家族」が消滅する日
日本やアジア圏の少子化は「ゾンビ儒教」によるもの。老後の世話と子どもの教育が負担が重すぎ、少子化を招いている。
今後老人はどんどん増えていくため、儒教的な老人支配は強まる一方。親の面倒ばかり見たり老人への支援ばかりしていると少子化は進む一方だが改善される兆しはない(一人一票の民主主義の構造上の欠陥、マジョリティ優先)
フランスは老後の面倒や子どもの教育を国が行っているため少子化になりづらい、移民も多いが。
2.ウクライナ戦争と西洋の没落
ロシアの行動は西欧社会の勝手な価値観(グローバルスタンダード)を世界に押し付けようとしたことへの反発にある。日本もアングロ -
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ネタバレ定年後への不安を、合理的かつ前向きな視点で払拭してくれる一冊。著者が鈴木宗男事件での逆境を経て見出した「本当に大切な人」の選別、そして義理や見栄を捨てた先の「内面の自由」には強い説得力がある。
ちょうどタイトルの世代の私、本書の説く「貯めるフェーズの終了」や「ゆるい仕事へのシフト」は、理屈では理解できても自分に落とし込むのは容易ではない。長年培った「備える」習慣を捨て、死ぬ時に一番金持ちにならないよう賢く使い切る戦略には、相当な覚悟が必要だと痛感する。
しかし、著者が逆境で悟った「本当の大切な人」の選別や、コロナ禍を経て見えてきたサードプレイスの重要性は、定年後の孤独を自由へと変える指針になる -
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タイトルに惹かれ手に取りました。
仏教は、輪廻転生、始まりも終わりもない考え方で、日本人に多い。
それとは別にキリスト教は始まりがあるから終わりがある、生から死を意識する考え方で、目的意識を持ちやすい。
目標を明確にし、生きていかなくてはならない。
クロノスは、淡々と流れる時間で「TIME」
カイロスは、ある出来事を境目に時代や社会の意識が変わること。
カイロスによって、人は時代と歴史を認識し自分の存在を意味付けたり価値付けたりする。
「自分時間」と「他人時間」を意識する。
目的を明確にすることで、「いつまでに、何を、どう頑張るのか?」を実行に移す。
成功した自分の姿を具体的に思い描く。
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いやー、正月の初夢は、もう覚えていないが、三日の侵攻を目にして、夢はもう見る必要が無い時代になったんだな。
もうこれは、夢の中だ。正夢?悪夢?白昼夢?、どれでもいいが、気分はもう、戦争だもんな。by大友。
戦後80年の平和か?、まぁ今になると、一休みでしかなかったことになってしまうのかもしれないが、太平洋戦戦争をしても、しなくてもこの国は、この結果、状態になったのだね。
ベネズエラの状況が、本来のアメリカだろうな。ハワイやフィリピンを領土とした帝国主義が、地なのだもんね。そうゆう国を相手に日本は戦争をしたんだね。この状態を肯定するなら、先の戦争も肯定することになるね。どっちを今の日本人は -
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海洋国家(シーパワー)である日本は、交易による利益を拡大する傾向があること。 逆に、国境の大半が陸にあり、陸続きで他国と接していることから侵略したりされたりという歴史を持たロシアや中国は大陸国家(ランドパワー)と呼ばれ、土地に対する執着があることで支配地域を多く拡大しようとするという傾向があることを知った。
なぜ紛争が繰り返されているのか。今まで深く考えなかったが、そんな地形の違いや関係性が紛争を起こす原因を知るための要素になることが分かり、複雑だと思っていた紛争の問題が地政学を通して見るとシンプルに捉えられる気がした。
それぞれの執着するところの傾向が異なるから紛争もない安全な日本で暮らして -
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この文章を読んで、哲学や歴史を学ぶ意義について深く考えさせられた。
私たちは日常生活の中で、すぐに役立つ実用的な知識ばかりを求めがちである。しかし筆者が指摘するように、哲学や歴史、神話といった一見現実離れした学問こそ、人類が最初に生み出した知の営みだった。これは偶然ではなく、深い意味があるのだと気づかされる。
特に印象的だったのは、「目に見えるもの」と「目に見えないもの」の両方を使って世界を判断するという視点だ。現代社会では数値化できるデータや目に見える成果ばかりが重視されるが、人間の思考や感情、価値観といった目に見えないものも同じように重要である。哲学はまさに、この両者を統合して物事を -
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ネタバレアメリカ国内でのグローバルサウスの体現者がトランプ。グローバルノースvsサウスインターナショナル。グローバルサウスの外交はリアリズム。LNGタンカーは幅が広いので日本の援助により新パナマ運河開通。米福音派と米共和党、プーチン、中国共産党の家族観は同じ。戦争の最初の犠牲者は真実である。イスラエル国民の総意は「全世界に同情されながら死に絶えるより、全世界を敵に回してでも戦い生き残る。」。台湾国民党は蒋介石の流れで中国寄り。民進党はさの国民党どくさいに対抗してできた台湾初の野党。中国の認識では、尖閣は台湾のもので台湾は中国のものという三段論法。台湾は日本より豊かで独自の判断で国際的なポジションを決め
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他人に時間を奪われず、自分の幸せのために使うには・・・といったことを、極めてわかりやすく記述した有益な本です。2時間程度で読み終えられました。
本書の中身としては今までの著作などで見覚えのある内容ではあるものの、「幸せになるための時間活用術」という切り口で考え方を再構成した点に本書の価値がある言えます。
世の中には時間泥棒が大勢いる、というのは本当にそう思います。
また、終末論から来るキリスト教的価値観と輪廻転生から来る仏教的価値観の比較からの考察は、日本人の時間の使い方において非常に参考になりました。
今年を振り返るにあたり、今一度、自分の役割とそれに関する目的とをしっかりと見定めて、 -
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体調面から外出に不自由していたタイミングで再読。
佐藤さんは「『何でよりによってオレが・・・・・』という思い」(P.62)を抱きながらも、冷静に自らの状況を俯瞰し、できる範囲でできること(勉強や公判に向けた準備)をしっかり行う。自分自身の逆境もあって、非常に励みになりました。
「キリスト教神学では『何事にも時がある。時が満ちて初めて、次に進むことができる」という時間概念があります。今はじたばたしても仕方ありません。『時が満ちる』のを待って、ひたすら潜在力を付けることが賢明と考えています。他人を憎んだり、人間としての優しさを忘れ、自己中心的になるのではなく、あくまでも人間として崩れずに、『時が満