佐藤優のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今やSNSだけでなくTVも雑誌も好戦的な主張や売国的な主張、悲観的な主張などで溢れている。そのなかで情報を取捨選択して胡散臭い批評を手にしないことは心を安定させるために必要不可欠ではないかと思っている。
佐藤さんは教養の土台は中等教育の内容を理解することで培われると主張する。その通りだと思う。高校のときは受験に向けて偏差値を効率よく上げることに執心し、正直センターで選択する科目以外には興味を向けなかった。結果的に目を背けた科目に関する知識はない。混迷する国際情勢や国内政治、経済についてニュースを適切に理解するために高校生のときの勉強からやり直したい。 -
Posted by ブクログ
佐藤優さんがなぜ東京地検特捜部に逮捕され、何の罪で有罪となったのか。近年多数の問題が明らかとなっているストーリーありきのいびつな刑事司法の犠牲者ではないのか…。
日本ではとかく「正しい」ことを歯に衣着せぬ表現で表明してしまうと嫌われる。「正しい」のにその表現方法が「攻撃的」だ(と感じられてしまう)と「正しい」ということまでも否定されてしまう。とても残念なことだと思う。
次世代を担う若手の古谷さんには、その「表現方法」の域で佐藤さんとは違うものを感じる。世間につぶされることなく私たちに「正しい」情報の発信と「多義的なものの見方」の必要性を問い続けてほしい。 -
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Posted by ブクログ
YouTubeやSNSの普及で身の回りに「情報」が溢れている。質のいい情報に溺れるであれば読書好きにはたまらない環境だが、玉石混交ならば話は変わってくる。いかに信用たる情報や専門家、もしくは批評家を選ぶ必要がある。その技術を学びたくて外務省の元分析官の佐藤さんの本を手に取った。
文書は平易で読みやすく、提示されている方法も新聞を複数読め、ノートに記録しろときわめて基本的な王道な方法だ。勇ましいことや不穏なことをテレビやYouTubeで話す自称専門家が増えてきたように思う。彼らは大学や有名シンクタンクの肩書を持っていることが多いからまたややこしい。見極める目を養いたい。 -
Posted by ブクログ
■「自分時間」を過ごすためには
「自分時間」とは、主体的に生きている時間、「他者時間」とは何者かによってコントロールされている時間。この違いを意識すること。主題はこの一点。
その上で、どのように自分時間を使うかを考えるにあたり、まず人生の終末を意識して目的を明確化することが大切と説く。ただ、輪廻転生思想に見られるように人生を円環的にとらえる宗教的、文化的背景を持つ日本人は、キリスト教をバックグラウンドとする西欧的な考え方、つまり人生を直線的にとらえ、終点(ゴール)を認識することが苦手だという。確かにそうかもしれない。
なら無理に残時間を意識して目的を明確化せずとも日本人の思想に -
Posted by ブクログ
非常に面白かった。
恐らく本書の契機というか元ネタは、ニューズピックスにおける、加藤浩次氏がモデレーターの対談だろう。
佐藤優氏と苫米地英人氏の対談本は他になく、コラボしたのはかなり古い出版記念の動画が一つある程度だった。どちらも多読家であり、多作の著作家であり、高い知見を持っている人でありながら、タイプも分野も異なりすぎるが故に協働が見られず、気になっていた組み合わせだ。
苫米地氏は頻繁にトンデモ系の主張をする。独自の思考回路、主張を持っていて、また意図的か否かは不明ながら、認知を惑わす発言になりがち。
一方で佐藤氏の方は元々公務員組織やインテリジェンスで活躍していた立場から信頼性が