佐藤優のレビュー一覧
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この文章を読んで、哲学や歴史を学ぶ意義について深く考えさせられた。
私たちは日常生活の中で、すぐに役立つ実用的な知識ばかりを求めがちである。しかし筆者が指摘するように、哲学や歴史、神話といった一見現実離れした学問こそ、人類が最初に生み出した知の営みだった。これは偶然ではなく、深い意味があるのだと気づかされる。
特に印象的だったのは、「目に見えるもの」と「目に見えないもの」の両方を使って世界を判断するという視点だ。現代社会では数値化できるデータや目に見える成果ばかりが重視されるが、人間の思考や感情、価値観といった目に見えないものも同じように重要である。哲学はまさに、この両者を統合して物事を -
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ネタバレアメリカ国内でのグローバルサウスの体現者がトランプ。グローバルノースvsサウスインターナショナル。グローバルサウスの外交はリアリズム。LNGタンカーは幅が広いので日本の援助により新パナマ運河開通。米福音派と米共和党、プーチン、中国共産党の家族観は同じ。戦争の最初の犠牲者は真実である。イスラエル国民の総意は「全世界に同情されながら死に絶えるより、全世界を敵に回してでも戦い生き残る。」。台湾国民党は蒋介石の流れで中国寄り。民進党はさの国民党どくさいに対抗してできた台湾初の野党。中国の認識では、尖閣は台湾のもので台湾は中国のものという三段論法。台湾は日本より豊かで独自の判断で国際的なポジションを決め
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他人に時間を奪われず、自分の幸せのために使うには・・・といったことを、極めてわかりやすく記述した有益な本です。2時間程度で読み終えられました。
本書の中身としては今までの著作などで見覚えのある内容ではあるものの、「幸せになるための時間活用術」という切り口で考え方を再構成した点に本書の価値がある言えます。
世の中には時間泥棒が大勢いる、というのは本当にそう思います。
また、終末論から来るキリスト教的価値観と輪廻転生から来る仏教的価値観の比較からの考察は、日本人の時間の使い方において非常に参考になりました。
今年を振り返るにあたり、今一度、自分の役割とそれに関する目的とをしっかりと見定めて、 -
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体調面から外出に不自由していたタイミングで再読。
佐藤さんは「『何でよりによってオレが・・・・・』という思い」(P.62)を抱きながらも、冷静に自らの状況を俯瞰し、できる範囲でできること(勉強や公判に向けた準備)をしっかり行う。自分自身の逆境もあって、非常に励みになりました。
「キリスト教神学では『何事にも時がある。時が満ちて初めて、次に進むことができる」という時間概念があります。今はじたばたしても仕方ありません。『時が満ちる』のを待って、ひたすら潜在力を付けることが賢明と考えています。他人を憎んだり、人間としての優しさを忘れ、自己中心的になるのではなく、あくまでも人間として崩れずに、『時が満 -
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21世紀の独裁:民主的な選挙で選ばれたはずの大統領が、自国の憲法と法令に従わず、皇帝や王のように振る舞う
p. 233 キェルケゴールは『死に至る病』において、「何かをめぐって絶望しているうちは、まだ本来的な絶望ではない」、「絶望の最低度」は「それが絶望であることを知ってさえいない状態である」と述べています。今の日本人は(中略)没落する日本と、それを感じ取れていない自身の現状を、等身大に直視しなければなりません。
p. 240 独裁者の嘘を見抜くには読書をはじめ、不断の自己研鑽が必要である。ニヒリズムつまり自分で針路を決められない「破れかぶれ」の心境では、無批判に指導者に従ってしまうか -
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<目次>
まえがき佐藤優
第1章明治篇-近代国家形成の歪み
祭2章大正篇-モダニズムの光と闇
祭3章戦前篇-挫折した近代の超克
第4章戦後篇-大量消費文化の終焉
第5章現代篇-コロナがもたらす大転換
あとがき危機からの再出発 富岡幸一郎
2021/3/22第1刷
歴史、神学、小説の論評を通じて、150年を考える
対談本。2019/12-2020/12群像で掲載したものの
まとめ本。富岡氏の発信を知りたかったので購入した
もの。「あとがき}を読むと全体が理解できる。
以下、抜粋。
p212戦時中の雑誌文學界昭和17年10月号掲載された
座談会近代の超克」は、明治維新から80年に及ぶ
この国 -
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本書で紹介されていた幼児向け本を
息子に見せてみたら、興味ある様子。
幼いうちから論理の力をつけること
が大事。
論理エンジンシリーズがいいそう。
学習面で大きな武器になるとのことでした。
角田光代さんの小説『八日目の蝉』
を題材にした座談会も掲載。
その中で出てきた
『子どもを産んだだけで母親になるものではない。夢中で育てているうちに徐々に母親らしくなる』
という言葉に深く納得。
また、最後に、
教育の究極の目的とは?
という話題で、信頼が大切と結論。
とりわけ、親と子の信頼関係が大切。
10年以上前の本だけども
大切なメッセージに
新しい古いは関係ないなあと感じました。
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年齢を経て、考え方は変化する。
佐藤優さんは、同志社で神学を学び、ノンキャリで入った外務省においてロシア外交で活躍、42歳で逮捕され、45歳で著作を発表、49歳で有罪確定・外務省失職、53歳で執行期間満了。慢性腎臓病に伴う人工透析、がん治療を経て、現在65歳。こんな人が語る話に含蓄が無いはずがない。最近は死の直前を迎えている人の言うことは比較的信頼できると考えている。山崎努さんとか。残された人生で何かを伝えようとしているわけで、まさに命をかけていると思うから。
還暦はまだまだ先だけど、自分も歳をとって考えるのは、自分の残りの人生の期間とまだ続く人生への向き合い方。これまでの人生で、良いことも -
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買った当時に紙の本で買って、読んだ。出たのは2009年とのことだから、もう15年くらい前になるのか。歳をとると、感覚がおかしくなるなぁ。つい2、3年に読んだくらいのつもりだった。
そんな昔に読んだ本だから、ほぼ忘れている。
今回、読み返して次のところにラインを引いた。
「
知的な基礎訓練を受けた人たちが、物語を読み解き、また場合によっては物語ができるようになる必要があります。そうじゃないと、世の中で流通していることの物語性がわからなくなってしまう。物語だからいいかげんなところがあるのは当然なのに、人々が物語を唯一の真実と信じてしまうようになると、社会も国家もとんでもない方向に行って