あらすじ
「危機の時代」を生き抜く知恵は歴史に学べ。
知の巨人が明治維新から大正・昭和・コロナ下の現代まで、各時代を代表する名著とともに日本近代史を徹底解剖する。歴史を通して未来を生きる知恵を提示する希望の書。
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Posted by ブクログ
<目次>
まえがき佐藤優
第1章明治篇-近代国家形成の歪み
祭2章大正篇-モダニズムの光と闇
祭3章戦前篇-挫折した近代の超克
第4章戦後篇-大量消費文化の終焉
第5章現代篇-コロナがもたらす大転換
あとがき危機からの再出発 富岡幸一郎
2021/3/22第1刷
歴史、神学、小説の論評を通じて、150年を考える
対談本。2019/12-2020/12群像で掲載したものの
まとめ本。富岡氏の発信を知りたかったので購入した
もの。「あとがき}を読むと全体が理解できる。
以下、抜粋。
p212戦時中の雑誌文學界昭和17年10月号掲載された
座談会近代の超克」は、明治維新から80年に及ぶ
この国の近代の歪みと脆弱さを明るみに出そうとした~
p213戦後になると、戦争とファシズムに同調した知識人
や文学者に発言として、指弾された~議論の遡上にも
のぼらなくなった。
p215日本人と日本は、この近代の価値の転換点に直面
している。~近代の超克が問われている。~300年に
及ぶ西洋文そのものにはらむ危機が顕在化している。
p217近代の超克論は、したがって未完のままである。
Posted by ブクログ
多作のせいか、佐藤氏の本はいろいろあるのだが、本書はかなり「濃い本」。下手に論評するとボロが出そうなくらい。時々読み返しながら、自分の蓄積を図る本なのだろう。
近代150年くらいの話は、きちんと学ぶ必要があると感じていたのでブックガイドとしても使えそうだ。
共著者の富岡氏のお父さんの本は何冊か読んできたのだが(切れ味鋭い名著揃い)、まったく別分野の幸一郎氏も負けず劣らずのようで。。。いろいろ読んでみたくなった。