【感想・ネタバレ】定年後の日本人は世界一の楽園を生きる(Hanada新書 010)のレビュー

あらすじ

――累計10万部突破!!――
大反響の話題作……

知の巨人が、たどり着いた人生の最終結論
佐藤優が「定年後に特化した知の技法」をはじめて完全伝授。
「定年後が人生で一番楽しい」が手に入る!

定年後に「遅すぎる」は一切ない!
人生は晩年こそが華である!

「還暦を迎えた人たちがどんな心構えを持ち現実的にどう対応すべきなのか?
人生の最終コーナーを回って自分のゴールを達成するためには、何が必要なのか?
嫌いな人たちにまで交友範囲を広げて、それを維持する必要はない。
残された人生の時間を、ストレスなく生きることに集中すべきなのだ。
本書は、私のこれまでの人生の集大成だと考えている――佐藤優」

【目次】
まえがき 「自分が本当に幸せだ」と感じる条件が揃う日本
第一章 定年後のマインド「リセット」
第二章 定年後のおカネ
第三章 定年後の勉強
第四章 定年後の仕事
第五章 定年後の交友関係
第六章 定年後の隠れ家
第七章 定年後の家族関係
第八章 定年後の恋愛・趣味・健康
あとがき 他人と比較してものを考えるのは致命的な習慣

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Posted by ブクログ

著者の言う、日本は「世界一の楽園」というのは大げさではない。たしかに老後の社会保障がこれだけ整っている国は類い稀。そう思うと、定年後の人生を安心して楽しめるし、自然と楽しむインセンティブが湧いてくる。定年後のシニアが元気であれば社会も元気になる。こういう金言を待っていた。

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2025年11月22日

Posted by ブクログ

私も再来年には還暦を迎える歳になる。定年というよりは、正社員としての仕事を終えた後の人生はどうなるのか、どうすべきなのか、について示唆に富む提言とポジティブな気持ちにしてくれる良書。何か自分のスタイルをあまり変えなくても生きていけそうな気がしてきて、ちょっと心が軽くなった。

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2025年10月24日

Posted by ブクログ

売れているわりに、多くの人が普通と感じ、評価があまり高くありません。外国の定年後の記述がもっとあれば、日本が楽園と感じられるかもしれません。
でも、書かれていることを日本で普通に実践することは意外とむずかしいかも

定年後の生活を楽園にするための本
サラリーマン、男性向け

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2025年11月29日

Posted by ブクログ

年齢を経て、考え方は変化する。
佐藤優さんは、同志社で神学を学び、ノンキャリで入った外務省においてロシア外交で活躍、42歳で逮捕され、45歳で著作を発表、49歳で有罪確定・外務省失職、53歳で執行期間満了。慢性腎臓病に伴う人工透析、がん治療を経て、現在65歳。こんな人が語る話に含蓄が無いはずがない。最近は死の直前を迎えている人の言うことは比較的信頼できると考えている。山崎努さんとか。残された人生で何かを伝えようとしているわけで、まさに命をかけていると思うから。

還暦はまだまだ先だけど、自分も歳をとって考えるのは、自分の残りの人生の期間とまだ続く人生への向き合い方。これまでの人生で、良いことも悪いこともあった。これまでの人生は変えることはできない。しかしなぜだか最近はあまり良くない思い出、しかもどうでもいいことばかりが思い起こされ、自分を悩ませる。何故だろう?取り戻せない過去への後悔か?更年期障害か?今が平和で暇だからネガティヴ思考で安心するなと本能が働きかけているのか?よくわからない。

この本を読むと、確かに、日本人の定年後はやりようによっては楽園って感じもする。日本という恵まれた国の仕組みがいつまで続くかはわからない。定年後でも死ぬまでは生きねばならず、ストレス低めで楽しく生きなあかんなと思った。

内容自体は扇情的でもなく至って穏健。友達を大切にせよ、投資は保守的にせよ、隠れ家を持てなどなど。波乱の人生の佐藤優さんでも普通なのか、あえて普通の人の目線に合わせて書いたのかどちらかはわからないけど、個人的には佐藤優さんが普通の事を言っているのに価値があると思った。

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2025年11月27日

Posted by ブクログ

いろいろ興味深く読めました。
退職してからの生活が少しイメージできましたね。
でも怖いなあ。みんな通る道だけどね。

すぐ来るんだろうなア。
読書に精をもっと出すかな?

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2025年11月01日

Posted by ブクログ

これまでの人生で、いろいろな苦労と経験をされた佐藤優氏の作品。本作は大変読みやすい内容でした。65歳に向かって、いかにこれまでの執着を手放すか?これからの課題としたい。

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

定年後のマインド、身の処し方についての 提言です。ストレスの無い環境で、自分のやりたいことをやるのが幸せなのだとの点、同感です。

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2025年10月25日

Posted by ブクログ

定年後の人生を生きるための、マインドリセット、おカネ、仕事、勉強、家族関係等についての心構えや考え方のヒントを、筆者の経験や実感に基づいて与えてくれる1冊。定年後を生きる上で、日本の社会制度・インフラ・社会の利便性は世界一の楽園であり、自分が培ってきた経験値や人生観で己を固定し、自分の行動範囲や興味の対象、人間関係を限定した上で、残りの人生を有意義なものにしていくべきだというのは共感できる。

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2025年09月30日

Posted by ブクログ

とても読みやすいです。サクサク読めました。人生とは何かを考える。良い機会になりました。時間も健康も資源もお金も全て有限である。そして死んだら全て無効となる。自分は一体何がしたいのか何が欲しいのか欲しくないのかそれらを改めて整理する良い機会になりました。人生は極力シンプルなものにしたいものです。大切だと思えるものが2つ3つあればそれで充分良しと思えるようにしたいです。もしかしたらまだまだ先は長いかもしれませんが、仏教の解脱を目指したいものであります。地位、名誉名声、人気、お金、これらを求めること、すべて不毛であると考える近頃であります。

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2025年09月28日

Posted by ブクログ

表題がキャッチーな割には、書いてあることはフツーでした。
たびたび「512日にわたる拘留でわかったこと」が出てくるが、一般人には真似できない話なので、ちょっと興ざめしてしまいます。

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2025年11月10日

Posted by ブクログ

「コミュニティとのつながり」ではなく、「家族とのつながり」こそが、最強のセーフティネットとなるのだ。
家族との「楽しい体験」や「思い出づくり」に投資することは、金融投資などよりも、ずっと大切な「投資活動」だと思う。それによって家族の絆が強くなれば、定年後の生活は、ずっと豊かさを増すはずだ。

定年後の人たちは、仕事に注ぎ込んできたエネルギーを、本当に信頼できる友人に振り向けるべきだろう。そうすれば、ビジネスの最前線で戦ってきた前半生よりも、ずっと濃い、豊かな人生を送ることができるはずだ。

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2025年11月05日

Posted by ブクログ

2025年74冊目。満足度★★★☆☆

「日本」という便利なインフラを有効活用しながら、老後は取捨選択のメリハリを効かせた人生を送れと説く

著者は私より7歳上だけど、私は7年前に早期退職しているので、こうした生活に関しては、ある意味私が先輩なのである。えへん。

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2025年10月30日

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