竹村健一の一覧
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ユーザーレビュー
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佐藤優氏と竹村健一氏の、沖縄、宗教、知力、ロシア、官僚、憲法などのテーマに関する対談。竹村健一氏と言えば特徴あるキャラのイメージが先立ち、あまり注目してこなかったのですが、誤解をしていたようです。テーマ自体は佐藤氏お得意の分野ですが、竹村との対談によりさらに突っ込んだ内容になっています。さすがに中村
...続きを読むうさぎとは違う(笑)。
佐藤氏は、速読術を熟読するための本を選別するために使っており、熟読しなければ知識は得られないと…。確かに。肝に銘じておきます。
Posted by ブクログ
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この値段でこんな本が読めるのはありがたいと思います。勉強法のところは高校生以上なら参考になるかと。
それ以外の部分も多くの人に読んでほしいですね。
Posted by ブクログ
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2008/11/24 メトロ書店御影クラッセ店にて購入
2011/9/16〜10/1
佐藤優氏と竹村健一氏の対談集。私も昔、竹村氏のラジオを良く聴いていたので、懐かしかった。佐藤氏や竹村氏が、小渕さん、森さんを高く評価しているのは意外であった。マスコミが報道しないので誤解されていたのか。また、佐藤氏
...続きを読むの憲法解釈も興味深い。しかし、後書きで竹村氏、解説で中瀬氏も述べているように、佐藤氏を評するのに「知の巨人」という言葉はとてもしっくりくる。
Posted by ブクログ
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どうしたら特上の人生が送れるのか
〇まずひとつめは、自分のやりたいことだけをやり、やりたくないことは徹底してやらない、ということ。(p13)
☆そのために、世間体を捨てると言っている。
人の目を気にしすぎないことは大切だろう。
みんな仕事をしている、と思うと、年休が取りづらいのと一緒。
そして一石
...続きを読む三鳥の考え。ついでに何をするか。これが2つ目らしい。
〇三つめの条件、それは、何でもかんでも自分のいいように考えてしまう、ということ。
☆待ち合わせは喫茶店。遅れてきても、本が読めたと思う!
テストの結果が悪くても、マルの所を探してほめる。
読書について
〇本はスピードアップして読めばいいのだ。(p41)
☆著者はこれを「点読法」と呼ぶ。
キーワードをつなげていく読み方。
これをするには、自分がこの本から何を得たいのか
あらかじめ意識しておく必要がやはりいるだろう。
日本語の場合は、感じ、カタカナ、数字に注目。
分からないのは読むのをやめる。
これ大事なんだよね・・
ついつい読んで、やっぱりわからないとかね。
割り切る!
〇私は受験に対してはこう考えている。
もっとも理想的なのは、受験勉強をせずに、希望の学校に合格すること。
二番目は、受験勉強をせずに落ちてしまう。
三番目は、一生懸命勉強したうえで合格すること。
四番目は、一生懸命勉強して落ちることだ。(p53)
☆確かにそうだ。この言葉を知っていたら、子どもにがみがみ言わなくてもよくなるのか・・な・・。
〇人の勝手な行動を許せるのは、勝手な行動をしている利点のひとつだ。(p74)
☆これはあるあるだな。
好きなことをする!
職場ですごーく文句を言っている人は、すごく自制した行動をしているんだろうなあ。だから、ちゃんとしていないと許せない。
〇とくに人づき合いにおいては、「子どものような発想と行動」が大切なのだ。(p138)
☆どうしても、自分の立場とか意識してしまう。
本音で行動できたらいいんだけど。
Posted by ブクログ
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佐藤優、竹村健一の両巨匠による対談を、2007年12月に発刊したものを文庫化したもの。両氏の生い立ちや考え方のよく分かる本。両氏とも基本的に保守的な自由主義者であって、天皇制を重んじる国際派であることがわかる。佐藤氏が、護憲論者であることには驚いた。
「収監された日のメニューは今でも覚えています。
...続きを読む青椒牛肉絲、小エビがたくさん入った中華スープ、ザーサイで、外部から食事の差し入れも可能なのですが、「食事は思ったより美味しいのでとくに差し入れはいらない」と断ったほどです」p20
「国家というものがある限り、戦争は避けられない」p30
「問題点があるにしろ、国家がその方向に動いていくのであれば、それに対応する知恵を出さないと生きていけない」p53
「(英国)町なかのパブにのみに行くと、パブに扉が2つある。中産階級はサルーンという扉から入っていきますが、労働者階級はパブという扉から入る。なかは一緒です。それなのに入り口が異なる。「なぜこうなっているんだ?」と聞いたら「扉を開けるときに気分が違うんだ」といわれました」p114
「官僚の世界でも、みながやりたいことをやったら組織はバラバラになってしまうので、8割くらいの人はいわれたことだけやろうという姿勢でいいと思います。そのうえで、残り2割が乱暴なことをやっても、それを受け止めることができるのが強い組織です。ですから、それを見てくれる上司の存在が重要です」p129
「諜報員をひとり東京に送り込んだら、年間5000万円くらいはかかります。家賃が月額100万円以上、場合によっては200万円くらいの一等地のアパートが必要になる。時には自宅でパーティーを開かねばなりませんから。当然車もそれなりのものを用意します。それほどコストがかかるにもかかわらずたくさんの諜報員を送り込んでいるということは、東京がいかに重要な都市かがわかると思います」p134
「中国が超大国になるのは間違いない。それは日本にとって煩わしいが、発展を阻止することはできません」p194
「ペイさえ払えば、いまのロシア人はとてもよく働きます」p211
「欲望を抑えるのはイデオロギーにしかできません」p214
「人間の文化とは恐ろしいもので、たった20年か30年、徹底した教育をすれば、たちまち、そういう感覚になってしまうのです」p215
「共産主義とは危険な思想で、世界を制覇するという発想があります」p236
「日本はキャッチフレーズ先行の社会で、政治家の人気が高いというのはキャッチフレーズが上手いともいえる。そうした政治家のやり方に慣れると、政治の本質を見失う。つまり民主主義の精神が鈍化していく。すると、やがてその指導者が日本の国体を意のままに変更しても、誰もストップをかけることができなくなる」p289
「右翼・国家主義陣営に属する一部の人々は「法律で定められているから小中学校では国旗を掲揚し、国歌を斉唱することを、教師と生徒に義務付けるべきである」と言う。これもおかしな話だ。押し付けるから国家に対する忠誠心や同胞に対する共感は生まれない。そもそも国旗、国歌を法制化するという発想自体が間違っている。法律で規定したことは法律で変更することができる」p325
「日本のいま、特に若い世代に問題なのは、興味を持つ力が落ちていることではないでしょうか」p332
Posted by ブクログ
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