竹村健一のレビュー一覧

  • 国家と人生 「寛容と多元主義が世界を変える」

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    佐藤優氏と竹村健一氏の、沖縄、宗教、知力、ロシア、官僚、憲法などのテーマに関する対談。竹村健一氏と言えば特徴あるキャラのイメージが先立ち、あまり注目してこなかったのですが、誤解をしていたようです。テーマ自体は佐藤氏お得意の分野ですが、竹村との対談によりさらに突っ込んだ内容になっています。さすがに中村うさぎとは違う(笑)。
    佐藤氏は、速読術を熟読するための本を選別するために使っており、熟読しなければ知識は得られないと…。確かに。肝に銘じておきます。

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    2014年11月02日
  • 国家と人生 「寛容と多元主義が世界を変える」

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    この値段でこんな本が読めるのはありがたいと思います。勉強法のところは高校生以上なら参考になるかと。
    それ以外の部分も多くの人に読んでほしいですね。

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    2009年10月04日
  • 国家と人生 「寛容と多元主義が世界を変える」

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    2008/11/24 メトロ書店御影クラッセ店にて購入
    2011/9/16〜10/1
    佐藤優氏と竹村健一氏の対談集。私も昔、竹村氏のラジオを良く聴いていたので、懐かしかった。佐藤氏や竹村氏が、小渕さん、森さんを高く評価しているのは意外であった。マスコミが報道しないので誤解されていたのか。また、佐藤氏の憲法解釈も興味深い。しかし、後書きで竹村氏、解説で中瀬氏も述べているように、佐藤氏を評するのに「知の巨人」という言葉はとてもしっくりくる。

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    2011年10月01日
  • 特上の人生

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    夏休みに読むといい、と勧められて再読。
    「やりたい事をやりながら成功する法」
    というサブタイトルにも惹かれる。

    ===================
    ・特上の人生を送るには「第二の脳」をどれだけ使えるか。

    ・第二の脳を刺激するには、体を動かすこと、大自然に出て恐竜の脳=脳幹を使う。

    ・子どもの第一の脳ばかりを一生懸命鍛えていることに、日本の教育の問題点がある。「常識的に」「理路整然と」「理論的に」「きちんと」という形で進む勉強。

    ・「自由に」「気ままに」「人とは違った」発想をする第二の脳の教育がなおざりになっている。
    →短所を直すより長所を伸ばす教育に大賛成!!


    ・常に自分の気持

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    2024年08月18日
  • 特上の人生

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    どうしたら特上の人生が送れるのか

    〇まずひとつめは、自分のやりたいことだけをやり、やりたくないことは徹底してやらない、ということ。(p13)
    ☆そのために、世間体を捨てると言っている。
    人の目を気にしすぎないことは大切だろう。
    みんな仕事をしている、と思うと、年休が取りづらいのと一緒。
    そして一石三鳥の考え。ついでに何をするか。これが2つ目らしい。

    〇三つめの条件、それは、何でもかんでも自分のいいように考えてしまう、ということ。
    ☆待ち合わせは喫茶店。遅れてきても、本が読めたと思う!
    テストの結果が悪くても、マルの所を探してほめる。

    読書について
    〇本はスピードアップして読めばいいのだ。

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    2020年03月06日
  • 国家と人生 「寛容と多元主義が世界を変える」

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    佐藤優、竹村健一の両巨匠による対談を、2007年12月に発刊したものを文庫化したもの。両氏の生い立ちや考え方のよく分かる本。両氏とも基本的に保守的な自由主義者であって、天皇制を重んじる国際派であることがわかる。佐藤氏が、護憲論者であることには驚いた。
    「収監された日のメニューは今でも覚えています。青椒牛肉絲、小エビがたくさん入った中華スープ、ザーサイで、外部から食事の差し入れも可能なのですが、「食事は思ったより美味しいのでとくに差し入れはいらない」と断ったほどです」p20
    「国家というものがある限り、戦争は避けられない」p30
    「問題点があるにしろ、国家がその方向に動いていくのであれば、それ

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    2018年10月24日
  • 国家と人生 「寛容と多元主義が世界を変える」

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    以下、備忘録的に印象に残った言葉を記す。

    竹村「(学者というのは)難しいことをやさしくするどころか、やさしいことを難しくいいたがります」「日本のマスコミは一点集中型で同じ話題を「これでもか」と報道する」

    佐藤「語学こそ努力しないと上達しないものです。集中して机に向かう訓練が大事なのです。(中略)この人間は伸びるかどうかを見極めるポイントはたったひとつ、机に集中して向かうことができる能力があるかどうかです」「試験をパスするコツも、机に一定期間集中して向かう能力があるか否かです。集中して記憶をし、それを再現する能力、それは知識人として最低限の能力なんです。試験とは、その基礎能力があるか否かを見

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    2013年12月14日
  • 特上の人生

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    チェック項目12箇所。私は自分が使っている人とは違う部分の「脳」を、勝手に「第二の脳」と名づけた、本書では、この「第二の脳」の観点から、これまでの人生を振り返ってみた、どうして自分勝手に生きて、すべてがうまくいくのかが見事にクリアになったと思っている。本書を読み終えるころ、、「楽な生き方は気持ちがいい」ということ、そして第二の脳を使うことによって、それは実践できることを実感してもらえれば光栄である。動物は、効率よく生きるように進化するそうである、足の速い動物が生き残り、のろい動物は自然と淘汰されていく、哺乳類が鳥類よりも進化しているのは、胎生だからであるらしい、人間が二本の足で歩くようになった

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    2013年07月17日
  • 国家と人生 「寛容と多元主義が世界を変える」

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    なまじっかなビジネス書よりもよっぽど勉強になる。親子ほど年の離れた二人がお互いに敬意を抱きつつ対談する様子も伺えて読んでいて楽しかった。

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    2012年03月27日
  • 国家と人生 「寛容と多元主義が世界を変える」

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    天皇や憲法に対する考えは全く逆の二人だが、タイトルにあるように、寛容と多元主義こそがこれからの世界の平和に重要であるという点で一致している。
    そのためにも欧米の一神教的思想では無く、神道の精神を世界に広めることがその具体的な方策になりえるとの見解には賛成。

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    2011年08月15日
  • 国家と人生 「寛容と多元主義が世界を変える」

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    今まで自分の中で曖昧になっていた部分がクリアーになる快感が味わえる。例えば憲法改正の問題。感覚的に改正すべきでないと思っていたが。権威と権力が明確に分けられていること。天皇は日本国の象徴という権威を持っていて権力を持っていないことが大事だという点。うなずける。こと憲法問題に関しては竹村氏は改憲、佐藤氏は護憲だが、佐藤氏の方が説得力あり。佐藤氏は保守、革新、右派、左派というカテゴリーに当てはまらず自由に論理的、そして現実的な解決策を提示していく。これが実に新鮮。

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    2011年03月31日
  • 国家と人生 「寛容と多元主義が世界を変える」

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    テンポ良い対談。新しい見方を発見できた一冊。

    人間の煩悩から来る悪を見定め、知的に対応する佐藤優氏のパワフルなエネルギーに勇気をもらう。

    佐藤優氏の本ははじめて読んだが、彼は護憲派だったことを知る。
    理由は、愚集政治の中で、人民主権さえ守れば良いという気風が出来上がると、世界に稀な皇統廃絶につながる可能性があるということ。逆に天皇が元首として君臨し、交戦権が認められ、戦争に敗れた場合、天皇制が崩れる可能性がある。かえって、よれよれの今のままのほうが良い。

    ●日本の場合、政治権力は転々とし、様々な間違いを犯しますが、皇統と言う権威によって国家は維持されています。それに対するロシア人

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    2011年02月10日
  • 国家と人生 「寛容と多元主義が世界を変える」

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    日本は世界から甘く見られてしまうとか、財布のように思われているなどと言う話はよく聞きますが、優秀な政治家や官僚もそりゃ、いますよね。皆さんそれなりの鍛練を積んで今の地位にいるわけですから。そういう人たちが十分に力を発揮できる国造り。重要だと思います。

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    2010年05月14日
  • 国家と人生 「寛容と多元主義が世界を変える」

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    佐藤優と竹村健一との対談です。竹村が佐藤の考えを巧みに引き出しています。

    竹村については、昔テレビで活躍した保守派の論客という程度の知識しかなかったのですが、本書を読むかぎりでは、佐藤と同じく保守と革新の垣根にとらわれない自由な思考をおこなうことのできる評論家のように思えます。

    竹村の本を検索しても、処世術めいたタイトルの本ばかりがあがってくるので正直いって敬遠していたのですが、本書を読んでやや認識を改めました。

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    2020年07月28日
  • 国家と人生 「寛容と多元主義が世界を変える」

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    竹村健一氏が、佐藤優氏と三日間、寝食を共にして語り合った対談集。それぞれのエピソードは、非常に興味深いものがあった。

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    2011年09月11日