竹村健一のレビュー一覧
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ネタバレ夏休みに読むといい、と勧められて再読。
「やりたい事をやりながら成功する法」
というサブタイトルにも惹かれる。
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・特上の人生を送るには「第二の脳」をどれだけ使えるか。
・第二の脳を刺激するには、体を動かすこと、大自然に出て恐竜の脳=脳幹を使う。
・子どもの第一の脳ばかりを一生懸命鍛えていることに、日本の教育の問題点がある。「常識的に」「理路整然と」「理論的に」「きちんと」という形で進む勉強。
・「自由に」「気ままに」「人とは違った」発想をする第二の脳の教育がなおざりになっている。
→短所を直すより長所を伸ばす教育に大賛成!!
・常に自分の気持 -
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どうしたら特上の人生が送れるのか
〇まずひとつめは、自分のやりたいことだけをやり、やりたくないことは徹底してやらない、ということ。(p13)
☆そのために、世間体を捨てると言っている。
人の目を気にしすぎないことは大切だろう。
みんな仕事をしている、と思うと、年休が取りづらいのと一緒。
そして一石三鳥の考え。ついでに何をするか。これが2つ目らしい。
〇三つめの条件、それは、何でもかんでも自分のいいように考えてしまう、ということ。
☆待ち合わせは喫茶店。遅れてきても、本が読めたと思う!
テストの結果が悪くても、マルの所を探してほめる。
読書について
〇本はスピードアップして読めばいいのだ。 -
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佐藤優、竹村健一の両巨匠による対談を、2007年12月に発刊したものを文庫化したもの。両氏の生い立ちや考え方のよく分かる本。両氏とも基本的に保守的な自由主義者であって、天皇制を重んじる国際派であることがわかる。佐藤氏が、護憲論者であることには驚いた。
「収監された日のメニューは今でも覚えています。青椒牛肉絲、小エビがたくさん入った中華スープ、ザーサイで、外部から食事の差し入れも可能なのですが、「食事は思ったより美味しいのでとくに差し入れはいらない」と断ったほどです」p20
「国家というものがある限り、戦争は避けられない」p30
「問題点があるにしろ、国家がその方向に動いていくのであれば、それ -
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ネタバレ以下、備忘録的に印象に残った言葉を記す。
竹村「(学者というのは)難しいことをやさしくするどころか、やさしいことを難しくいいたがります」「日本のマスコミは一点集中型で同じ話題を「これでもか」と報道する」
佐藤「語学こそ努力しないと上達しないものです。集中して机に向かう訓練が大事なのです。(中略)この人間は伸びるかどうかを見極めるポイントはたったひとつ、机に集中して向かうことができる能力があるかどうかです」「試験をパスするコツも、机に一定期間集中して向かう能力があるか否かです。集中して記憶をし、それを再現する能力、それは知識人として最低限の能力なんです。試験とは、その基礎能力があるか否かを見 -
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ネタバレチェック項目12箇所。私は自分が使っている人とは違う部分の「脳」を、勝手に「第二の脳」と名づけた、本書では、この「第二の脳」の観点から、これまでの人生を振り返ってみた、どうして自分勝手に生きて、すべてがうまくいくのかが見事にクリアになったと思っている。本書を読み終えるころ、、「楽な生き方は気持ちがいい」ということ、そして第二の脳を使うことによって、それは実践できることを実感してもらえれば光栄である。動物は、効率よく生きるように進化するそうである、足の速い動物が生き残り、のろい動物は自然と淘汰されていく、哺乳類が鳥類よりも進化しているのは、胎生だからであるらしい、人間が二本の足で歩くようになった
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テンポ良い対談。新しい見方を発見できた一冊。
人間の煩悩から来る悪を見定め、知的に対応する佐藤優氏のパワフルなエネルギーに勇気をもらう。
佐藤優氏の本ははじめて読んだが、彼は護憲派だったことを知る。
理由は、愚集政治の中で、人民主権さえ守れば良いという気風が出来上がると、世界に稀な皇統廃絶につながる可能性があるということ。逆に天皇が元首として君臨し、交戦権が認められ、戦争に敗れた場合、天皇制が崩れる可能性がある。かえって、よれよれの今のままのほうが良い。
●日本の場合、政治権力は転々とし、様々な間違いを犯しますが、皇統と言う権威によって国家は維持されています。それに対するロシア人