佐藤優のレビュー一覧

  • 対決! 日本史 戦国から鎖国篇

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    お二人のやりとりが知的好奇心にあふれている。
    受験勉強の合間に高校生が読むのにも適していよう。さらに、評価できるのは、「後注」がついており、登場人物や事項について簡潔な説明が加えられていること。
    このことも勉強向きだと思った理由

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    2023年01月19日
  • なぜ人に会うのはつらいのか メンタルをすり減らさない38のヒント

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    「対面するという暴力性」についても語られています。自分も人に会うのは億劫な方なので、その理屈には納得できました。

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    2023年01月12日
  • 世界史の極意

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    論理学や哲学による表現で理屈っぽくストレスを感じる箇所もあった。

    ウクライナとロシアの戦争への過程はイメージしづらく、義憤に駆られ、善悪で捉えて、思考終了としまいがちな問題である。しかし「イギリスとスコットランド」「日本と沖縄」とアナロジー(類推)で説明するところは外交官出身の著者ならではだと思う。

    「外交」だけでなく「宗教」も強みで彼のライフワークであるキリスト教を軸とした宗教への研究に基づく、著者推奨の参考図書もありがたい。

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    2023年01月10日
  • ベストセラーに学ぶ最強の教養

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    外務省NC職員で未来の要人に深夜押しかけウォッカ人脈でのし上がった佐藤優は外交経過を断絶させる田中真紀子と闘い、鈴木宗男&自らの入獄と引換えに真紀子を解任させ外交の最低限の継続性を維持したと自負する。保釈後、ロシア語仲間の米原万里を訪ねると何も言わずに長時間手を握って…「あなたは自分の体験を書くといい。作家になれる」
     朝日新聞は安倍元首相の遊説日程が非公開となったことに「野次られるのが怖いのか」と批判、一転公開となった。 
     悲劇のきっかけを反省もせず
     キチガイ共は「国葬反対」の狂騒、葬式さえも汚す非日本人的ビヘイビア。
     同紙川柳欄の空恐ろしい安倍元首相暗殺賞讃。まるで交戦中の敵国のよう

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    2023年01月04日
  • 僕ならこう読む

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     雑誌の連載を新書化したもの。1章毎に二編の小説を取り上げている。

     書評でなく、秀逸なビジネスパーソン向けの渡世術指南書であった。自己愛パーソナリティ部分は読者としての省みる点が多々あり。

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    2023年01月03日
  • ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊

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    正月の夕べに知的な刺激に浸ろうと本書を手繰ると、古典の読み方から戦争論やインテリジェンス、勉強法まで、知の巨人と知の怪物が繰り広げる縦横無尽の語り合いが、やはり面白かった。
    知の全体像を掴むために、巨大書店の書棚をすべて隅から隅まで見て回るのは、本書で立花隆氏が言及したのを読んだのがきっかけで、もう10年前続く私の小さな習慣になっている。
    立花隆氏が冒頭に挙げた「東大教師が新入生にすすめる本」と「教養のためのブックガイド」にも、今年は目を通しておきたい。

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    2023年01月03日
  • 新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方

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    殺し足りないから戦争は終わらない。お互いが嫌になるまで犠牲が出ないと終わらない。

    イスラームの価値観が理解出来ないとイスラームと分り合うことは出来ない。

    毎日の情報収集について。偏らないために。


    2014年クリミア半島併合時の本だが、2022年現在のウクライナ戦争を理解するためにとても役立ちました。

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    2022年12月31日
  • 「ズルさ」のすすめ

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    チェコ語にヒートリー【創意工夫に富んだ】というワードがあり、日本に無い概念なのか日本語へ変換出来ない。

    今の日本に創意工夫は必用だが残念な事に日本でのパラダイムシフトは世代交代で起こり個人では起きないらしい。

    先ずヒートリーのワード化をして型から入るべきだろう。

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    2022年12月30日
  • ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊

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    第五章が面白い。
    日本人に欠けている最大の教養アイテムはゲオポリティクスだと思います。という立花隆の言葉が印象的。

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    2022年12月29日
  • 異形の政権――菅義偉の正体

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    この本が出た時はまだ菅政権だったんだなあ、と改めて思った。去年の話なんだなあ。確かにちょっと変わった政権だったなあ。

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    2022年12月25日
  • 読解力の強化書

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    お写真や本を読む限り、佐藤さんの(ちょっと怖いなぁっ)て印象は変わらないんだけど、でも中学生への授業の様子はとても丁寧で、生徒のコメントにきちんと返していて、かつ+αの情報や意見を述べられてて、こんな先生ばかりならいいのにね(⁠☆⁠▽⁠☆⁠)

    読解力では、「読む力」が最も重要と筆者は書いています。
    もっともっと「読む力」を批判的に読む力を、鍛えたいなと思いました。

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    2022年12月24日
  • 無敵の読解力

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    第4章が特に面白かった!

    本棚って、それだけでその人がどんな人か、なんとなくバレちゃうので、怖いですよね(*_*)

    古典って、やっぱりちょっと苦手なんだけど、読んだ方がいいんだろうな(^_^;)

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    2022年12月24日
  • 漂流 日本左翼史 理想なき左派の混迷 1972-2022

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    3部作シリーズ。全作品読んだ。ソ連崩壊後に生まれた世代としてはそれ以後の共産党、左翼についての知識を得る機会がなかったのでお勧め。

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    2022年12月24日
  • 異端の人間学

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    2014年クリミア併合後の2015年に出た本。2022年ウクライナ侵攻。今だからあらためて読んでいい本。

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    2022年12月18日
  • 新約聖書 1

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    生まれて初めて通読した聖書は、佐藤優氏による新書となりました。

    現代語訳で書かれる、ここまでわかりやすくなるのか、と驚きます。
    また、これまで忌避していたのは、その内容以上に
    「版が古すぎて文字が小さ過ぎる」とか、
    「かなの遣いが自分の感覚にしっくりこない」というような副次的な要因だったかもしれません。

    何より、読む理由がなかった。

    今回は参加する読書会のテーマ本ということで手にしましたが、そうでなければ手に取ることも無かったでしょう。周りでも、読まずに一生を終える人も多いに違いありません。

    読んでみてどうだったのか、と問われたら。

    一番は、「宗教を信じるか、信じないか」という究極的

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    2022年12月18日
  • イスラエルとユダヤ人 考察ノート

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    星4つをつけました。但しこれは記載の内容に感銘したとか、強く同意した、とかではありません。
    著者の書籍はいくつか手にしてきた中で、その博識に強く感心しております。その原動力が何なのかを思う中に、本書にその断面を垣間見た様な気がします。

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    2022年12月11日
  • 危ない読書 教養の幅を広げる「悪書」のすすめ

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    ヒトラーやスターリン、毛沢東から始まって革マルリーダーの黒田寛一、カルロスゴーン、堀江貴文などが書いた本について、悪書の表題にも関わらず良書の面もきちんと評価しており、佐藤優らしい。
    最後の方で何故かドストエフスキーのカラマゾフの兄弟が載っていた。最高の名著だが難しく5巻全てを読み切るのは難しいと。読み切った自分に少し嬉しくなった。読み切るのが難しいと理由に、相反する考えが並べられてることとの指摘があった。なるほどと思う。だが、同一人物に2つの全く違った呼び名、フルネームの記載。登場人物が皆んな過激な思想の持ち主であること、現実と夢想が入り混じって書かれていること、ロシア正教の神の姿が人それぞ

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    2022年12月09日
  • メンタルの強化書

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    前のめりな生き方は利用される→不安にあおられない。今あるものを大切にする。
    自己責任と言う言葉に惑わされない→責任を取れると考えること自体が愚か。人間は不完全。人間にはどうすることもできないものがある。自分の限界を知る。
    明日できる事は今日やらない→優先順位をつける。
    やる気が起きない時→身の回りの整理整頓をする。
    余計なエネルギーを使わない働き方をする→シンプルにする。習慣化する。周りの人と信頼関係を作る(アンガーコントロール→ 私を取り巻く環境・状況を客観的に把握する)
    上品な人とのつながりを持つには「いき」になる→媚態(外)、意気地(内)、諦め(執着を捨てる、全体性)。
    よく眠る。

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    2022年12月04日
  • 佐藤優の挑戦状 地頭を鍛える60題

    ネタバレ 購入済み

    普遍的な教養かも

    SPI 試験に社会科と理科問題が入り、メモがないと解答もできない問題で悩みました。ソーダガラスの成分にナトリウムが無いと言う解説の間違いもありましたが、悩みつつも楽しめました。

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    2022年12月03日
  • よみがえる戦略的思考 ウクライナ戦争で見る「動的体系」

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    ほぼ類似本で読んだ内容なので新鮮味はないが、特にウクライナ戦争では多面的な視点での見方が重要であることを再認識させていただいた。

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    2022年11月29日