佐藤優のレビュー一覧
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知らないことが多い。こう言う流れでこう言う事が起きたのかと改めて整理出来た。あさま山荘事件とか。テルアビブ空港乱射事件なんて知らなかったし、よど号事件も知らなかった。もっとちゃんと知らないとダメだな。しかしこのエネルギーはどこから来るのか。そう言う時代だったという事なのだろうが、このエネルギーが何処に行ってしまったのかも謎だ。今の若者も政府から過剰なコロナ対策で青春を奪われまくっているが、誰も抵抗しない。革命起こしても良いくらい理不尽に痛めつけられているのに。老人支配国家だし。過度な暴力や内ゲバとか、やっぱり引くよな。支持を失うよ。次の巻も出るようだから読んでみよう。マルクスとか勉強した事ない
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Posted by ブクログ
p105
共産党的弁証法
どんなものにも良いものと悪いものがある
というロジック
1984のダブルシンクに近い
p21
左翼のキーワードは理性
理性に立脚して社会を人工的に改造すれば、
理想的な社会に限りなく近づけると信じていた
p22
右翼の特徴は、人間の理性は不完全なものだもいう考え方。誤謬性から逃れられないので、歴史に学び、漸進的に社会を変える必要がある。
p108
マルクス主義が人格的価値を重視していないというのは流石に鋭い指摘
p133
ナロードニキ運動
都市の貴族の一部が、自身らの贅沢は農民からの搾取、収奪の上に成り立つとして、農民らに革命思想を広めた運動。
この運動の失 -
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この不寛容の時代に、どう生きていったらいいのか。ひとつの答えが、本書の末尾に示されている。精神障害があるという受講者への答えだ。
「
精神障害を持っていても―それが身体障害でも知的障害でも―、重要なのは人間は生まれて存在しているだけで意味があるということです。
障害のある人間が有益であるとか、有意義があるのかとか、そういった議論はまったく意味をなさない。そもそもそれは、同じ人間として、してはならない議論なわけです。
人間は生きているだけで当然、意味がある。
この不寛容な時代だからこそ、そんな当たり前の了解を社会でこれからもずっと共有していかないといけない。
」
どちらかとい -
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立花隆が自身の読書について語った本を読んだことがあり、その勉強量に驚いたことがあるが、この佐藤優の本にも驚いた。月平均300冊、多い月には500冊以上を読む。その佐藤優が、自身の勉強法について語ったのが本書である。
すごくロジカルで、かつ、基本に忠実だな、というのが第一印象。
ある分野の本を理解しようとすれば、その分野についての基礎的な知識・素養を身に付けている必要がある。逆に、ある分野についての深い専門知識を身に付けていれば、その分野の本を読む時間は短縮できるし、更には自分にとって新しい知見でなければ、その部分は飛ばし読み、あるいは、読む必要はない。
そういった基礎知識の分野として、佐藤優が -
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本書は、佐藤氏が専業作家として活動する上で心がけている、必要な情報を「調べ」、それをもとに「書く」といった、一連の知的生産術を1冊にまとめたものです。
結論は、次の通りです。
もっとも重要なのは、知的生産力を高めること自体でなく、知的生産を高めることで人生が充実することです。「知的生産力を高めなければ」と心理的に追い立てられる羽目になっては本末転倒です。ときには、肩の力を抜き、なんにも考えない時間を持つことも重要です。
気になった言葉は次になります。
<調べる技術、書く技術>
・読み取った情報を1冊に集約させるノートを作ったり、学んだ内容を学生に教えたり、ラジオ番組で話すなどして、ア -
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地政学とは地理的要素から、その国の政治や外交、行動原理などを読み解く学問。アフガニスタン全土をイスラム主義武装勢力タリバンが制圧、香港で中国による言論弾圧が激化、ミャンマーで軍事クーデター、そしてロシアがウクライナへ軍事侵攻・・・最近も世界で紛争・事件が絶えない。
本書は過去から続く各国の対立、接近、分裂などの関係を地政学的な視点から分析する。項目ごとに見開き2頁でイラストマップを駆使して分かりやすく紐解いていくという初心者向けの構成で書かれている。ヒトラーが取り入れた“ドイツ系地政学”、紛争を繰り返すランドパワーとシーパワー、シーレーンの要衝「チョークポイント」、第一次大戦中に英・露・仏でオ -
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音楽評論よりも、本業の著作「未完のファシズム」で興奮させられた片山杜秀氏が、このところ新刊が相次ぎ、いったい何人のゴーストライターを抱えているかと思わせる佐藤優氏との共著でこの本の出版案内を見かけたので「坂の上の雲」を再読した上で読み終えた。
結果的には再読直後に手にしたのが正解であった。
お二人の対談を文章化したものに加え、要所要所にそれぞれが眺めのコラムというかエッセイ風のものを差し込み、言い足りなかったところを補足している。
司馬遼太郎を手放しで礼賛することなく、「国民文学」としての司馬遼太郎の美点と、ある意味弱点となってるところを冷静に見て取っているあたりが、読んでいて納得感が大き