佐藤優のレビュー一覧

  • 国境のインテリジェンス

    Posted by ブクログ

    "2011年~2013年の民主党政権(野田首相)と自民党政権(阿部首相)時代の国事について佐藤優さんのコラムをまとめたもの。
    外務省ロシア地域の個別人事案件や女性問題など三面記事的な内容も交えて読者を楽しませるサービス精神旺盛の内容。
    著者の博識の高さに目を見張る。"

    0
    2018年10月28日
  • 日米開戦の真実 大川周明著『米英東亜侵略史』を読み解く

    Posted by ブクログ

    "第二次世界大戦時の思想家を振り返り、現在の国際情勢も見据える。
    この域に達するには、相当の学習が必要だ。
    こうした書物を読みこみ、物事の思考方法を学ぶこと。"

    0
    2018年10月28日
  • 埼玉県立浦和高校 人生力を伸ばす浦高の極意

    Posted by ブクログ

    佐藤優さん、流石。
    とても後輩思いなんだね。
    中学生も読んで欲しいな。
    こんな高校生活もいいんじゃない。
    学ぶことは大人になってもできるけど、
    高校時代にたくさん勉強するのがいいよね。
    人生で貴重な時間だと思う。

    0
    2018年10月24日
  • 国家と人生 「寛容と多元主義が世界を変える」

    Posted by ブクログ

    佐藤優、竹村健一の両巨匠による対談を、2007年12月に発刊したものを文庫化したもの。両氏の生い立ちや考え方のよく分かる本。両氏とも基本的に保守的な自由主義者であって、天皇制を重んじる国際派であることがわかる。佐藤氏が、護憲論者であることには驚いた。
    「収監された日のメニューは今でも覚えています。青椒牛肉絲、小エビがたくさん入った中華スープ、ザーサイで、外部から食事の差し入れも可能なのですが、「食事は思ったより美味しいのでとくに差し入れはいらない」と断ったほどです」p20
    「国家というものがある限り、戦争は避けられない」p30
    「問題点があるにしろ、国家がその方向に動いていくのであれば、それ

    0
    2018年10月24日
  • 思考法 教養講座「歴史とは何か」

    Posted by ブクログ

    佐藤優氏が教養講座の中で述べた内容を本にしたもの。深い内容を簡潔に述べている。考え方は参考になるが、神学については知識がないため難解だった。
    「(新井紀子)コンピュータは計算機に過ぎない。できるのは四則演算だけだ。過去4000年の歴史の中で数学が獲得した言語は、論理、確率、統計の3つだけだ。次世代スパコンや量子コンピューターが開発されようとも、非ノイマン型コンピューターが開発されても、使えるのはこの言語だけなのである。AIは計算機ですから、数式、つまり数学の言語に置き換えることのできないことは計算できません。では、私たちの知能の営みは、すべて論理と確率、統計に置き換えることができるでしょうか

    0
    2018年10月19日
  • 知らなきゃよかった 予測不能時代の新・情報術

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    現在の世界情勢を理解しようと購入。一定の効果はあったと考える。実際の対立の構図は知識として知ることができたが、宗教的な対立は十分理解できず。国際情勢と宗教の結びつきが強いことはわかった。

    0
    2018年10月17日
  • 新約聖書 1

    Posted by ブクログ

    新書の聖書で、マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネによる福音書と、佐藤優氏の解説が載っています。各福音書はイエスの生涯を描いていますが、同じストーリーを4回読むことになります。聖書は初めてですが、結構読むのに時間がかかってしまいました。

    0
    2018年10月13日
  • 人に強くなる極意

    Posted by ブクログ

    ・リスクをどれだけ抱え込めるかで人生は変わってくる.
    ・自分をマネジメントできるのは自分しかいない
    ・人間は決断することを恐れている
    ・誰でも不祥事を起こす可能性がある

    0
    2018年10月09日
  • 野中広務 差別と権力

    Posted by ブクログ

    前半は野中氏の生い立ちについて書かれ、後半は権力を握っていく過程と最後について書かれている。自民党の権力史みたいな感じで思いのほか面白かった。今だったら考えられないような無茶苦茶なこともやっていたようだが、とにかくその行動力と相手を動かす能力に目が覚める思いがした。自分を含めて今の若者に一番欠けているものが野中氏にあるような気がする。

    0
    2021年08月08日
  • いま生きる階級論(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    前著「いま生きる資本論」の後編としての著者の講義を活字化されたものです。マルクスの資本論を、それに対して書かれたものを読むことで、その核心をつかもうという試みがされています。タイトルにもありますように、結論的には階級の話になるのですが、そこから資本主義が巡回していく様子をつかむことができます。その感覚を身につけることで、資本論を読むことができるようになる。ひいては様々な書物を読むことができるようになる。それが本書を読む目的です。
    全部をきちんと読む必要がなく、要点をきちんとつかむことの重要さを知ることができました。
    労働力と資本。賃金と利潤。商品の種類(労働力商品との違い)。そして資本主義の限

    0
    2018年10月08日
  • 偉くない「私」が一番自由

    Posted by ブクログ

    付き合いのあった佐藤優が米原万理の作品を紹介している。米原作品を読む前に読むと参考になるだろう。東京外大ロシア語学科の卒業論文も含まれていて、ネクラーソフの生涯について書かれてある。ネクラーネフって初めて聞いたが、米原万理が選んだのはよくわかる。

    0
    2018年10月05日
  • 交渉術

    Posted by ブクログ

    元ロシア外交官の佐藤優による回顧録。

    とかく政治家や官僚に対して潔癖であることを求めがちであるが、実際のインテリジェンスの世界は一筋縄でいかないことがよくわかった。

    0
    2018年10月01日
  • 21世紀の戦争論 昭和史から考える

    Posted by ブクログ

    昭和史の大家と現代インテリジェンスの怪人の対談。
    印象的な言葉がおおい。
    巻末の「昭和史を武器に変える十四冊」が参考になります。

    0
    2018年09月30日
  • 宗教と暴力 激動する世界と宗教

    Posted by ブクログ

    アイデンティティがどこにどれだけ存在するのか、どのスタンスからそれを考えるのか、によって捉え方はそれこそ人の数だけ細分化されてしまうのではないか…というとりとめなさを感じました。
    本書を読むことによって「宗教と暴力」について自分なりの考えがまとまる?どう考えるべきか?自分の意見が持てる?と思っていましたが逆にもっと混沌としてしまった…ような…(苦笑)

    本書においても議論は未だ未だ途上である、議論は尽きるどころかこれからだったのにという印象。
    本書の印象だけ言えば松岡さんという先生は容赦がないな、ということと池上さんはさすが場をまとめるのが素晴らしく上手でいらっしゃるということでしょうか(笑)

    0
    2018年09月25日
  • 大世界史 現代を生きぬく最強の教科書

    Posted by ブクログ

    対談形式だからか、読みやすかったです。
    これを読んでから、興味を持った部分を掘り下げていくといいかもしれません。
    中東・イスラム教について、難しく複雑でなかなか飲み込めなかったのですが、私の中で少し理解が進んだかなと思います。

    0
    2018年09月24日
  • とりあたま炎上―忖度無用のチキンレース!編―

    Posted by ブクログ

    今回も盛りだくさんの忖度無用のチキンレース!編。お題の内容が解る時は西原さんの漫画が面白く、解らない時は佐藤さんの解説で理解する。バランスがいい。

    0
    2018年09月24日
  • 新約聖書 1

    Posted by ブクログ

    新共同訳での新約聖書のうち4つの福音書を収録し、
    それぞれに佐藤優氏の解説が添えられている。

    通常、聖書と触れ合う機会というのは教会での説教で断片的にーというのが多いため
    通読を前提とした(その結果、新書という体裁をとった)本書は新鮮だった。

    ゴルゴダの丘でのセリフひとつとってみても、悲嘆にくれながら絶命するマタイ/マルコの福音書と聖人然とした態度を貫くルカの福音書で全く印象が異なる。

    ルカ、ヨハネによる福音書が物語としての肉付けもされており、初読者にはとっつきやすいと感じた。

    0
    2018年09月18日
  • 埼玉県立浦和高校 人生力を伸ばす浦高の極意

    Posted by ブクログ

    話の内容が多岐にわたり、引き込まれる。受験スキルではなく、厚い教養が必要ということに、同感。心の不調に対する対処なども配慮しており、信頼できる人柄と思った。大学にお金が必要というくだりは、誇張が多く反感。優秀な学生には、奨学金がありますので、親に「何千万も必要」と不安をあおる言い方は舌足らずか。

    0
    2018年09月12日
  • とりあたま炎上―忖度無用のチキンレース!編―

    Posted by ブクログ

    世のニュース、佐藤さんが自論を交えて解説、西原さんの漫画で休憩な感じでいつも買ってしまう。 政治や経済に詳しくなく苦手だけど、まずは興味を持ちたいので政治、世論の入門書としてもいいかも。

    0
    2018年09月10日
  • 40代でシフトする働き方の極意

    Posted by ブクログ

    この2018年の時点での40歳である人向けに書かれた本です。就職氷河期という時代を通った自分はどんなことを考えがちで、部下はどんな人間で、それらとどう向き合うのか、どのように考えるべきなのか、色々と考えながら読ませていただきました。
    40歳になったのでと、一度自分のこれまでと、これからを振り返るということも必要と思います。本書でそのきっかけを得ることができると思います。またその考えを得るためにおすすめの本も紹介されていて、考えるためのヒントをいただくことができたと思います。

    0
    2018年09月07日