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ロシアの裏の顔から表の顔までとことん知り尽くす作家・佐藤優氏と、歴史・経済の観点からこの国を読み解くジャーナリストの池上彰氏。そんな二人がロシアをめぐり徹底的に語り尽くす。領土交渉のゆくえからソビエト連邦の功罪と崩壊の理由、プーチン人気の秘密、ロシア人の国民性とウオッカ、スパイ事件、日本にとってのロシアなど、このつかみどころのない大国を、ありとあらゆるユニークな切り口から描き出した書。池上彰氏が、ロシア通の佐藤氏から巧みに引き出すロシアの「知られざる一面」は、読み手をぐいぐい引き込む魅力を持ち一気に最後まで読ませる。今後の日露交渉のヒントも。さらにはロシアの分析を通して世界を知り、日本を知ることにもつながる本書は、学生からビジネスパーソン、国際問題に関心のある人まで幅広くお勧め。
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Posted by ブクログ
ロシアとウクライナを見ていて、両方の立場を知りたいなと思っていたところ家の本棚で発見。
ロシアにとって干渉国がないということはやはりすごく恐怖なんだなと改めて感じた。出版から3年経っているけれど、すごく参考になる本だと思う。
3年前には西側諸国とロシアの関係は悪くなっていく事件はいろいろあって今に至ってるんだろうな。
ロシアという国が今やっていることは抜きにして考えて、ロシア人面白いなと思った。日本人と全然考え方違うんだね。ロシアいつか行ける日が来るといいな。
個人的に面白いと思ったのが、逃げ恥とタラレバは中産階級の下の方から転落したくない気持ちがあるから流行ったという佐藤さんの発言。何も考えずに楽しんでいたけど、流行りにも社会情勢表われているんだと実感した。
ソ連は規制があったがゆえに文化的で生活水準が高かったというのも面白かった。自由は自己責任が伴うとはこういうことだなと思った。バレエをそいう目で観てるのはちょっとショックだったけど。
自分の無知ゆえについていけない話が多くて、いかに歴史を学ぶことや政治に興味を持つことを避けてきたかを痛感させられた。
色んな種類の本をいっぱい読んでいこうと思った。
Posted by ブクログ
佐藤優と池上彰の対談。ロシア・ソ連について語りあう。
世界情勢については、両者ともに詳しいが、ロシア・ソ連については、専門家であり実務経験がある佐藤優の知識の深さが一段上の印象。博識の池上彰もここでは聞き役になっている。
ロシアは日本のお手本とすべき国であるが、物事の見方が日本人とは大きく違っていて、考え方が異質で理解しづらい面もある。佐藤優は外交官時代の経験やエピソードを通じてこの国の実態を紹介する。彼はそういう自身の体験を考察して、ソ連・ロシアの思想や教訓を引き出すのが上手いと思った。この本を読んで、ロシアについてもっと知りたくなった。
Posted by ブクログ
ウクライナ侵攻で世界を震撼させているロシアの事が知りたくて手にした本書。
2019年に書かれたものだが、その時点ではウクライナ侵攻は無いだろうとされ予想を外している。
池上彰(ジャーナリスト)と佐藤優(作家)在ロシア日本国大使館に勤務しロシア大学に在学したこともある二人の対談を纏めたもの。
旧ソ連のシステムや一般市民の生活がどんなだったか、コーラの瓶の底にネズミの糞があったとか、北方領土問題はアメリカの基地を置かないか心配してとか、物理学が軍需産業と結びつけられ権威があって、医学や弁護士は不人気学問だったとか中々刺激あり、でも大方ロシアを好意的に捉える内容だった。
Posted by ブクログ
佐藤優・池上彰の両氏は現代日本の知の巨人と同時に貴重な時代の批判者。特に後者について学ぶこと多い。
佐藤優氏の知識・知見は圧倒的。Globalの力を見せつける
1.ソ連は資本主義を善導していた→修正資本主義
社会福祉・教育・格差など アンチ新自由主義
ソ連崩壊の後、西側体制も放任・劣化した
2.需給調整 長期的に生産的なのは?
「価格」
「行列」=「時間」のコストor配給・割り当て
→必然的に国家独占体制へ
停滞・非効率温存・競争力低下
3.安倍政権の迷走 新自由主義と国家独占主義
アクセルとブレーキを同時に押す愚かな国家運営
安倍政権は積極的にウソをつく
縁故主義 近親者以外を排除
4.ソ連の短命 しかし大日本帝国も短命
「短命国家」の原因は何か?
5.政治への諦め・絶望
→専制君主を望む ⇒ファシズム体制へ・排外主義
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