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だからおもしろい量子力学
量子力学ってそういうことだったんだ! 吉田尚記アナと、サイエンスコミュニケーター&大学講師&芸人の黒ラブ教授が、軽快な会話で量子力学をやさしく解説! 二人の雑談を交えたトークを読むだけで、量子力学の特性、歴史、半導体との関係、量子コンピューター、量子力学が切り開く未来などが、すっと頭の中に入ってきて、必ずわかるようになります! ※本書は、ニッポン放送のPodcast番組『科学のラジオ』を元に、書籍用に大幅に加筆・修正したものです。 ●目次 第1章 そもそも量子力学って何? 第2章 量子力学100年! 第3章 ラジオもスマホも量子力学! 第4章 量子コンピューターってどんなもの? 第5章 量子力学が連れて行ってくれる未来! 第6章 だからおもしろい量子力学 ●著者 黒ラブ教授(くろらぶ・きょうじゅ) 国立科学博物館認定サイエンスコミュニケーター、日本サイエンスコミュニケーション協会認定サイエンスコミュニケーター、科学漫談をする理系の大学の先生芸人@吉本興業。東京工科大学客員准教授、東京大学客員研究員、早稲田大学非常勤講師、日本科学振興協会理事、LEDTOKYO株式会社、オプトロニクス社等でサイエンスコミュニケーションアドバイザー。科学技術振興機構サイエンスアゴラ賞受賞、キングオブマッドサイエンティスト受賞。 吉田尚記(よしだ・ひさのり) アナウンサー。1999年ニッポン放送入社。第49回ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞を受賞。『なぜ、この人と話をすると楽になるのか』(太田出版)が13万部突破のベストセラーに。毎週多数のポッドキャストを更新する、ポッドキャストお化け。2025年4月から、東京大学大学院学際情報学府に通学中。2026年3月31日付でニッポン放送を退社。 -
うんこドリル学習マンガ わり算の筆算 小学4年生 算数
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★☆★シリーズ累計発行部数1000万部突破!★☆★ 「うんこドリル」から、うんこ先生が楽しく教える学習マンガシリーズが登場! わり算の筆算がイチから学べる! ストーリーマンガだから教科書よりわかりやすい! 【うんこドリル学習マンガの特長】 1.「うんこ」で楽しく読める! お子さまに面白く学びを伝えるうんこ先生が、小学4年生のわり算の筆算の学習を、「うんこ」を使って教えます。お子さまが興味をもって、楽しみながら読み進めることができます。 2.学習マンガだから何度でも読んで学べる! ストーリーマンガ形式で、わり算の筆算のやり方を紹介しながら物語が展開します。学校の教科書よりも普段の生活の中でお子さまが手に取りやすく、夢中で何度も読むことで自然とやり方を理解することができます。 3.学校で習うことだから無理なく身につけられる! 学習範囲は小学4年生の算数の教科書で学習する、わり算の筆算全般です。お子さまが無理なく学ぶことができ、学校の授業でわからなかったことの補完や、苦手の克服に役立てることができます。 【おうちの方へ】 小学4年生のわり算の筆算学習は、大きい位から計算するなどこれまで学んだ筆算とは異なるため、お子さまにとってとまどいや、内容の難しさを感じさせる単元ではないでしょうか。 1けたの数でわる筆算で苦手イメージを持ち始めてしまうと、2けたの数でわるわり算の答えの見積もりをうまくできずに算数の苦手意識が定着してしまいます。 こうしたお子さまの学習の悩みを解決してくれるのが、うんこ先生です。うんこ先生による、うんこを使った楽しい授業で笑いながら読み進めることで、わり算の筆算のやり方を覚え、苦手意識をなくしていくことができます。 うんこドリルの学習マンガでお子さまが小学4年生のわり算の筆算のしかたを理解し、算数の楽しさが向上していくことを願っています。 【うんこ先生による「はじめに」】 よく来たのう、わしはうんこ先生じゃ。 この本を読んでくれることを、とてもうれしく思うぞい! この本は、学校で勉強する「わり算の筆算」のやり方を、楽しいお話とうんこで勉強していく学習マンガじゃ。 ストーリー仕立てだから最後まであきずに読むことができるぞい。1回読むだけでなく、学校でわり算の筆算を勉強していてわからなかったところがあれば、その部分をマンガで何度も読むことができるのじゃ。 さらに、わり算の筆算のまちがえやすいポイントを解決するおなやみ相談や、「うんこ文章題」で復習するコーナーもあって内容もりもりじゃぞい。 さあ、わしといっしょに楽しみながらわり算の筆算を勉強するぞ~~い!! -
うんこドリル学習マンガ かけ算の筆算 小学3年生 算数
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★☆★シリーズ累計発行部数1000万部突破!★☆★ 「うんこドリル」から、うんこ先生が楽しく教える学習マンガシリーズが登場! かけ算の筆算がイチから学べる! ストーリーマンガだから教科書よりわかりやすい! 【うんこドリル学習マンガの特長】 1.「うんこ」で楽しく読める! お子さまに面白く学びを伝えるうんこ先生が、小学3年生のかけ算の筆算の学習を、「うんこ」を使って教えます。お子さまが興味をもって、楽しみながら読み進めることができます。 2.学習マンガだから何度でも読んで学べる! ストーリーマンガ形式で、かけ算の筆算のやり方を紹介しながら物語が展開します。学校の教科書よりも普段の生活の中でお子さまが手に取りやすく、夢中で何度も読むことで自然とやり方を理解することができます。 3.学校で習うことだから無理なく身につけられる! 学習範囲は小学3年生の算数の教科書で学習する、かけ算の筆算全般です。お子さまが無理なく学ぶことができ、学校の授業でわからなかったことの補完や、苦手の克服に役立てることができます。 【おうちの方へ】 小学3年生のかけ算の筆算学習は、小学2年生までの算数よりも解き方の手順が多くなり、お子さまにとって手ごわさ、内容の難しさを感じさせる単元ではないでしょうか。 苦手イメージをもち始めて1けたの数でかける筆算の授業で集中が途切れてしまうと、後半の2けたの数でかける筆算で挽回できず算数の苦手意識が定着してしまいます。 こうしたお子さまの学習の悩みを解決してくれるのが、うんこ先生です。うんこ先生による、うんこを使った楽しい授業で笑いながら読み進めることで、かけ算の筆算のやり方を覚え、苦手意識をなくしていくことができます。 うんこドリルの学習マンガでお子さまが小学3年生のかけ算の筆算のしかたを理解し、算数の楽しさが向上していくことを願っています。 【うんこ先生による「はじめに」】 よく来たのう、わしはうんこ先生じゃ。 この本を読んでくれることを、とてもうれしく思うぞい! この本は、学校で勉強する「かけ算の筆算」のやり方を、楽しいお話とうんこで勉強していく学習マンガじゃ。 ストーリー仕立てだから最後まであきずに読むことができるぞい。1回読むだけでなく、学校でかけ算の筆算を勉強していてわからなかったところがあれば、その部分をマンガで何度も読むことができるのじゃ。 さらに、かけ算の筆算のまちがえやすいポイントを解決するおなやみ相談や、「うんこ文章題」で復習するコーナーもあって内容もりもりじゃぞい。 さあ、わしといっしょに楽しみながらかけ算の筆算を勉強するぞ~~い!! -
藤原道長「御堂関白記」を読む
【平安最大の権力者は何を“後世に残すべきだ”と考えたか】 大河ドラマ『光る君へ』時代考証者が徹底的に読み解く! 原本写真多数掲載。 豪放磊落な筆致、破格の文体、そして抹消された箇所……平安時代最大の権力者は、自らの手で何を書き残したのか。 「披露すべきに非ず。早く破却すべき者なり」と道長が記したのはなぜか。 「望月の欠けたる事も無しと思へば」はいかなる場で詠まれたものだったか。 摂関期の政治、外交、儀礼の生々しい現場から家庭生活と精神世界までを描く世界最古の自筆本日記を、第一人者が徹底的に読み解き、宮廷社会の実像をさぐる。 原文写真・翻刻・現代語訳・解説がそろった、決定版! 【本書より】 『御堂関白記』独特の面白さがある。また、『御堂関白記』を記した藤原道長自体、日本史上でめったにいないほど、面白い人物である。それらの楽しみを、原本の写真とともにたどることは、他の史料ではちょっと味わえない面白さがある。 この本では、その日の記事に何が記されているかに加えて、その日の記事がどのように記されたのか、また、どのように書写されたのかに視座を据えて、記述のてんまつ、また書写のてんまつを明らかにしたい。本来、歴史学というのは、史料を読み込んでいき、それを読み解くというのが基本的な姿勢である。世間では古代史というと、好き勝手な推論を積み重ねている ものと思われているかもしれないが(実際、『御堂関白記』や道長についてもトンデモ本が流布しているらしいのは嘆かわしいかぎりである)、史料にどう向き合うかという姿勢を伝えることこそ、歴史学者の本来の使命であると考える。 結果的には、自分が楽しんだだけではなかったかと恐れているが、自分が楽しいことはきっと楽しんでくれる人もいるはずであるという思い込みに支えられて、この本を世に出す。 【本書の内容】 序 章 『御堂関白記』とは何か 第一章 権力への道 ――政権獲得、彰子入内・立后など―― 第二章 栄華の初花 ――敦成親王誕生、一条天皇崩御など―― 第三章 望月と浄土 ――摂政就任、威子立后、出家など―― 番 外 『御堂関白記』自筆本の紙背に写された『後深心院関白記』 終 章 再び『御堂関白記』とは何か 年譜/略系図/主な登場人物紹介/関係地図を掲載 *本書の原本は、2013年に講談社選書メチエより刊行されました。 -
ゴルギアス
プラトン初期対話篇の代表作、練達の訳者による決定版新訳が完成! 本書では、当時を代表するソフィストであるゴルギアス、その弟子ポロス、気鋭の政治家カリクレス、ソクラテスの崇拝者カイレポンの四人を相手にしてソクラテスが対話を展開します。その中心的な主題は「弁論術とは何か」です。 ただ雄弁に語り、聞く人を説得するのが理想的な弁論術ではありません。大した内容もなく、正しい知識を与えることもないのに、相手を論破したり、耳障りのよいことを訴えたりするだけの言葉が今もよく聞かれます。言うまでもなく、そのような言葉を語る人が政治的な意図を隠しているなら、聞く者は気づかぬうちに意図された方向に導かれ、特定の政治的な主張を支持するようにもなるでしょう。古くは「プロパガンダ」と呼ばれ、今日では「フェイクニュース」や「ポルトトゥルース」、「オルタナティブファクト」などと呼ばれる現象には、そのようなからくりが含まれています。 では、正しい弁論術とはどのようなものなのか? ソクラテスは、ゴルギアス、ポロス、カリクレスの順に濃密な対話を交わし、その答えを明らかにしていきます。それは最終的に「正しさ」とは何かを知ることに行き着くでしょう。何が正しいのかを知っている人にしか正しい弁論術は使えない――当たり前に思えますが、その当たり前のことを残念ながら人類はプラトンの時代よりよく理解し、実践していると言えるでしょうか? 価値の基準が崩壊したと言うしかない現代世界の中で、道徳的であること、正しくあることとは何か、という問いは、ますます重要性を増しています。練達の訳者によって蘇ったプラトン渾身の対話篇を手に、今と未来を考えていただけるなら幸いです。 [本書の内容] [プロローグ ゴルギアスとは何者か] [第一幕 ゴルギアス対ソクラテス] [第二幕 ポロス対ソクラテス] [第三幕 カリクレス対ソクラテス] [エピローグ 死後の裁きについて] -
齟齬の誘惑
「社会とは、いくつもの齟齬感や、違和感や、隔たりの意識が複雑に交錯しあう苛酷な空間にほかなりません」――。 東大生の心を慄(ふる)わせた伝説の入学式式辞のほか、大学は知と人が行き交い別れる「寄港地」たれと説く「第三世代の大学」論、運動論、映画論など、仏文学・映画評論の大家が、学問と教育に関わるすべての人に真摯に呼びかける、知の革新のための書! [目次] いま、この書物の読者となろうとしているあなたに 一 齟齬の誘惑 二 真実の位置 三 第三世代の大学 四 東京大学をめざす若い男女に 五 視線の論理・視線の倫理 総長日誌 学術文庫版へのあとがき 「社会に生きているわたくしたちは、何かを理解することで変化するのだし、当然、その変化は社会をも変容させる契機をはらんでいるはずです。ところが、「何かを理解したかのような気分」の蔓延は、そうした変化や変容の芽を、いたるところでつみとってしまいます。」 ――「いま、この書物の読者となろうとしているあなたに」より -
日本の西洋史学 先駆者たちの肖像
明治維新以来、「西洋化」は日本の国策であり、西洋は日本人のモデルであり続けた。では、西洋人が自らの政治・経済・文化・社会の来歴を探求した歴史学を、日本人が学ぶことにはどんな意味があったのだろうか。明治から昭和まで、先駆者たちの生き方と著作から、「西洋史家の誕生と苦悩」のドラマを描く。 明治20年、帝国大学に着任したお雇い外国人教師、ルートヴィヒ・リースが、ドイツでランケが確立した近代歴史学を講義したのが、日本の歴史学の始まりだった。リースの弟子で日欧交通史を開拓した村上直次郎、慶應義塾に学び経済史学の草分けとなった野村兼太郎、ルネサンス論の大類伸、イタリア史の羽仁五郎。マルクスとウェーバーへの深い理解から大きな業績を残した大塚久雄。そして、戦時下の西洋史家たちは「大東亜戦争の世界史的意義」をどのように論じたのか。 また、1920年代にウィーンに留学し、西洋の「受け売り」でも「追随」でもなく、みずから「原史料を直接考究する」主体的学問を確立した上原専禄は、戦後、13世紀のモンゴルの世界征服の時代を「世界史の起点」とする新たな世界史の構想を得るに至る。 [原本:『西洋史学の先駆者たち』中央公論新社2012年刊を増補] 目次 序に代えて 第一章 ドイツ史学の移植――ルートヴィヒ・リースとその弟子たち 第二章 歴史の経済的説明――欧州経済史学の先駆者たち 第三章 文化史的観照を超えて――大類伸のルネサンス論とその周辺 第四章 「原史料の直接考究を第一義とすること」――上原専禄とドイツ中世史研究 第五章 近代資本主義の担い手を求めて――大塚久雄の近代欧州経済史研究 第六章 「大東亜戦争の世界史的意義」――戦時下の西洋史家たち 補章 世界史とは何か――上原専禄の世界史像と地域概念 学術文庫版あとがき 参考文献 人名索引 -
日本の近代仏教 思想と歴史
「近代仏教」とはなにか? 「伝統(あるいは古典)仏教」とはなにか? 十九世紀以来の欧米やアジア各地の仏教をみると、共通する同時代的な特徴がある。仏教は近代になって、グローバル化したのである。その中で、日本の仏教も大きな変化を被った。 浄土系の思想を、清沢満之の思想を見直し、その弟子である曽我量深の初期思想の持つ可能性を検討した。また、近代日本の親鸞理解に大きな影響を与えた倉田百三の親鸞理解の特性を検証し、後年の倉田のファシズムへの傾倒の必然性を示した。 日蓮系の思想にもっとも影響力の強かった田中智学を検討し、一見国家主義的と見られるその国体論が、じつは仏教と国家の間の矛盾に揺れていたことを解明する。 また、戦後の創価学会の価値観を思想的に明確にしようとした松戸行雄の凡夫本仏論について検討し、世俗化の進む現代社会の中での仏教思想のあり方を考察した。 近代における禅思想を代表する鈴木大拙は、その評価が全面賛美か全面批判かの両極に分かれている。一批判すべきところと評価すべき点に検討を加えた。キーワードは、「日本的」と「中国的」との対比である。 そして、近代の仏教研究の問題点を、二点に絞って検討する。日本史学者として著名な家永三郎の日本仏教の扱い方を、批判的に検討してみた。また、日本では大乗仏教が優れているということが常識のように考えられているが、そこに問題がないかということを、宮本正尊という一学者の説の展開を中心に追ってみた。 私たちの仏教のイメージが、明治以降にどのようなプロセスを経てきたのかを解明し、昨今の仏教研究の基礎を知るための一冊でもある。 *本書は、『思想としての近代仏教』(中公選書)を底本にし、「仏教方法論と研究史」「近代における仏教辞典の編纂」「大乗仏教の実践--研究状況をめぐって」を割愛し、改題をした。 【目次より】 序章 伝統と近代 I 浄土思想の近代 第一章 清沢満之研究の今――「近代仏教」を超えられるか? 第二章 宗派の壁は超えられるか 第三章 迷走する親鸞 第四章 愛の求道者――倉田百三 II 日蓮思想の展開 第五章 国家・国体・天皇と日蓮思想――田中智学を中心に 第六章 世俗化と日蓮仏教――松戸行雄の「凡夫本仏論」をめぐって III 鈴木大拙と霊性論 第七章 大拙批判再考 第八章 鈴木大拙における「日本的」と「中国的」――『日本的霊性』を中心に IV 日本仏教と大乗仏教 第九章 家永三郎と戦後仏教史学 第十章 大乗非仏説論から大乗仏教成立論へ――近代日本の大乗仏教言説 終章 今、近代仏教を問う -
ベルクソンの哲学 生成する実在の肯定
「生の哲学」を提唱しノーベル文学賞を受賞した、フランスを代表する哲学者、アンリ・ベルクソン(1859-1941年)。彼は、伝統的な哲学を根本的に批判し、転覆させた特異な存在です。 その影響は、20世紀の名だたる哲学者たち、ハイデガー、ウィリアム・ジェームズ、サルトル、レヴィナス、メルロ=ポンティ、デリダ、西田幾多郎など、多方面に及びます。そして何より、生成のリアリティーを巡る思考の原理を徹底させ、ベルクソンを蘇らせたのが、ジル・ドゥルーズでした。 本書は、ドゥルーズのすぐれた読解に身を寄せながら、ベルクソンの主著を丹念にたどり、その核心を浮かび上がらせます。同時に、ドゥルーズ自身の哲学の出発点ともなった、斬新で独創的なベルクソン解釈を提示してもいます。 ベルクソンにとって実在とは、持続とは何か。どのようにして、直観によって本質的な差異を見出すのか。他者のない、否定性のない、そして外との弁証法的な統合もない哲学とは、どのようなアイデアなのか。 著者によるベルクソンの現代思想における位置づけ、主要著作を通した整理、これ以上なくクリアで精密な解読は、ベルクソンに取り組もうとする読者にとって、最良のガイドとなるでしょう。解説には、『物質と記憶』の訳者である杉山直樹氏の書き下ろし原稿を収録しました。 [本書の内容] 学術文庫版まえがき 序 論 ベルクソンの哲学とその位置 第一章 連続的で異質的な特徴――『試論』について 第二章 知覚の機構と実在する過去――『物質と記憶』について 1 純粋知覚について 2 記憶と認識の機制 3 記憶の即自存在とその心理的な働き 4 持続の存在論 第三章 分散する一者としての生命――『創造的進化』について 第四章 持続の一元論/結晶と層――ベルクソンの存在論について あとがき 解説 杉山直樹 ベルクソン関連略年表 -
「知の商人」たちのヨーロッパ近代史
古来、思想は<出版>という形で普及し、後世へ残った。ならば、知の媒介者たる「印刷・出版業」から16世紀から20世紀の近代を眺めてみよう。そこには、名著を支えた蒐書家や出版人などの人間模様、「知」の商品化による印税騒動など、歴史に埋もれた事件が浮かび上がってくる! 思想史でも書物史でもない、碩学によるユニークな書。 本書は1985年4月、筑摩書房から刊行された『知の商人―近代ヨーロッパ思想史の周辺』を改題、加筆修正したものです。 目次 1 商品としての思想 エルセフィエル書店 リヴァイアサンの顔 ハーリーとソマーズ 知の商人―ストラーンのばあい 知の商人―エディンバラの出版業者 バーゼルのトゥルナイゼン 固有名詞の読み方 『ケール版ヴォルテール全集』始末記 イギリスのワイン アメリカ革命の導火線 『エディンバラ評論』の運命 紅茶の話 ジン横丁 2 知識人層の成立 音楽の商品化 うたは世につれ 『共産党宣言』の英訳者 パリ・コミューンと芸術家たち 芸術至上主義と無政府主義・ 黒猫のスタンラン 大学と女性 ディーツ出版社 ユニウスとジュニアス ブラウンス・アルヒーフ マスク・ヴェーバーをめぐる女性 3 ファシズムのもとで グーテンベルク図書組合 マリク書店とハートフィールド 亡命知識人とスイス 左翼読書クラブ 一九三〇年代の墓標 ウォーバーグ家の人びと 空襲下のコンサート 内容抜粋) 「私は昨夜、ヴォルテールが死んだということを聞きました。これで人びとは、安心して彼の著作を買うことができるでしょう。彼はもう、あとからあとから書き直すということができないからです」(一七七八年一月十七日)。この知らせは誤報で、ウォルポールの安心は四ヵ月余り早すぎたのだが、ヴォルテールの止まるところを知らない改訂癖に蔵書家が悩んでいたことは、誤報ではない。 1「『ケール版ヴォルテール全集』始末記」より ルイジ・エイナウディ研究所 本を愛した外科医 あとがき 学術文庫あとがき 人名索引 -
「東国の雄」上杉景勝 謙信の後継者、屈すれども滅びず
軍神・上杉謙信の甥にして後継者の上杉景勝。義兄と争った「御館の乱」、絶体絶命の危機に陥った織田信長の攻勢、「北の関ヶ原」と敗戦による危機……。かつて東国で覇を競った武田、北条が滅びるなか、上杉だけは生き残りを果たす。戦国大名最後の世代として、戦国、織豊、江戸と時代の転換期を生き抜いた、その六十九年の生涯を描く決定的評伝。 【目次】 はじめに 序章 上杉景勝の実家、上田長尾一族 第一章 戦国大名・景勝 一、生い立ち 二、謙信と喜平次 三、御館の乱 四、信長との対決 五、「六十余州越後一国を以て相支え」 第二章 豊臣大名・景勝 一、秀吉と景勝 二、東国仕置 三、権中納言景勝 第三章 会津国替えと関ヶ原合戦 一、豊臣家大老景勝 二、会津征討 三、幻の関東討入り計画 第四章 米沢領三十万石 一、米沢中納言景勝 二、米沢城下と藩制の整備 三、景勝のよこがお 第五章 米沢藩祖・景勝 一、景勝の嗜好と周辺 二、大坂の陣 三、元和偃武と移りゆく世界 四、景勝最後の軍役「最上御勢遣」 五、景勝の遺命 終章 その後の上杉家 おわりに 主要参考文献 -
僧侶と海商たちの東シナ海
「894年遣唐使廃止」は日本を変える出来事ではなかった。 列島を取り巻く大海原をたくましく乗り越え、「外」と日本を繋ぎ続ける人たちがいた― 利を求め海を闊歩する海商たちと、 彼らの助けを得て、最新の知識を求めて大陸へ渡ろうとする僧侶たち。 多くの記録を史料に残した僧たちの足跡を辿ることで、海域交流の実相に迫り、歴史世界としての東シナ海を描き出す! [本書の内容] 序章 中世日本と東シナ海 第1章 「遣唐使以後」へ 最後の遣唐使、出発 海商の登場 「遣唐使以後」の入唐僧たち 第2章 古代から中世へ 平安王朝の対外政策 帰国しなかった僧たち 密航僧の出現 第3章 大陸へ殺到する僧たち 「中世」の始まり 日宋仏教界をつないだ人脈―入宋僧円爾 日元関係の波紋と仏教交流―入元僧龍山徳見 第4章 「遣明使の時代」へ 混乱の海、統制の海 仏教交流の変質 補章 遣明使の後に続いたもの ※本書は2010年に講談社選書メチエより刊行された『 選書日本中世史4 僧侶と海商たちの東シナ海』を原本とし、改訂を加え補章を付して文庫化したものです。 -
英国流 旅の作法 グランド・ツアーから庭園文化まで
18世紀、古典教養を学ぶため、貴族の子弟や家庭教師がこぞってイタリアへと旅した、「グランド・ツアー」。 フランス革命が始まって海外渡航が難しくなると、今度は湖水地方への国内旅行へとシフトチェンジ、 ガイドブック片手に風景観賞(ピクチャレスク美)で美意識を磨く。 はたまた馬車が流行りだせば、「自らの歩き、詩想を深めるべし」と徒歩旅行が大ブームに。結果、ワ-ズワスはじめ、世界的ロマン派詩人を次々生み出した――。 どんな時代もどんな状況でも、「旅で学ぶ」「旅で成長する」という信念を守り続けた英国人。 彼らは、なぜこれほどまでに旅に焦がれ続けたのか。 旅の効用とは、一体何なのか。 その飽くなき情熱と、彼らが愛してやまない理想郷「田園」の精神的意味を 様々な史料、図版とともに考察する。 学術文庫版解説・桑木野幸司「イタリアが造った英国の風景」 本書は『イギリス的風景 教養の旅から感性の旅へ』(NTT出版 2007年刊)を加筆修正、改題したものです。 -
自分を好きになる練習
************************************ シリーズ累計18万部! 『自分を休ませる練習』に次ぐ第2弾 ************************************ 救急医療の現場で、生と死を見つめてきた医師が 生きづらさを感じる人に伝えたいこと 「何かになろうとしなくていい。」 「できなくてもいい。」 今の自分を認めるとラクになる。 先行きが見えない時代に、 自分にとっての幸せや生き方を考え直すヒントが満載。 【目次】 第1章 何かに合わせて自分が変わる必要はない 第2章 自分の心と人生を、他人に明けわたさない 第3章 自分と違うことを、否定しなくていい 第4章 「今いる自分」へありがとう 第5章 すべての答えは自分の中にある -
満鉄全史 「国策会社」の全貌
明治40年(1907)、「10万の生霊と20億の戦費」といわれる犠牲を払って獲得した南満洲の地に誕生した一鉄道会社は、「陽に鉄道経営の仮面を装い、陰に百般の施設を実行する」実質的な国家機関として大陸政策を牽引した。しかし必然的に政官軍の縄張り争いと対中・対ソ事情の変化、そして場当たり的な政策の影響が直撃する位置に置かれた組織は、図らずも近代日本を体現する存在として日本の支配政策のお粗末さを象徴する存在として現代に伝えられている。日露戦争から敗戦まで「日本の生命線」の表舞台に立ち続けた組織の足取りを正確にたどり、「国策」という言葉が包含する曖昧さと無責任さを炙り出す。年表、首脳陣人事一覧、会社組織一覧付き。(原本:講談社選書メチエ、2006年刊)プロローグ――「国策会社」満鉄とは何だったのか第一章 国策会社満鉄の誕生第二章 「国策」をめぐる相克第三章 使命の終わりと新たな「国策」終 章 国策会社満鉄と戦後日本エピローグ――現代日本にとっての満鉄関連年表歴代満鉄首脳陣人事一覧南満洲鉄道株式会社組織一覧 -
認知症専門医が教える! 脳の老化を止めたければ 歯を守りなさい!
1万人の歯と口内を診てきた著者の結論! 噛み続けることが出来れば、いくつになっても 脳は生き生きとよみがえる!! 認知症患者さんに奇跡を起こしたのは、医者(私)ではなく、歯医者だったのです。―本文より 記憶力が落ちた。 もの覚えが悪くなった。 ヤル気が出ない。 「なんだか最近、脳が衰えてきた気がする……」 そんな状況に歯止めをかけて、 改善する方法があります。 それが、「歯を守ること」です。 実は、 「脳」と「歯」は、 とても強く結びついています。 なぜでしょう? それは、「歯」が命を繋ぐために、 必要で不可欠な器官だからです。 私たちは、 生まれてから死ぬまで、 口から栄養を摂取し続けます。 極端な話、 手足がなくても生きてはいけますが、 口がなければ生きていけません。 つまり、「生きる」とは、「食べる」こと。 歯を使って、咀嚼し続けることです。 「生きる」ためにもっとも必要な、 「食べる」機能を最重要視して、 「脳」は、口を含む「歯」の領域を、特別に大きく設計しました。 つまり、「歯」を使って噛むだけで、 脳の広範囲が活性化するのです! けれど、 歳をとり、 歯が抜けて噛めなくなると、 脳への刺激が減っていきます。 その結果、脳が老化していきます。 しかし── しっかりと歯のケアをし、 噛み続けるための歯を温存すれば、 いつまでも 脳を刺激し続け、 脳の血流を増やし、 脳を活性化することができます。 噛み続けることができれば、 いくつになっても、 脳は生き生きとよみがえるのです。 つまり、 歯を守ることは、 脳を守ることなのです。 -
願いをかなえるお清めCDブック
【ご案内 紙の本には「お清めCD」が付録としてつきますが、本電子書籍にはつきません。但し、CDと同一の音源をダウンロードしていただけます。】 「なんとなく不調がつづく」 「なんとか、かなえたい願いがある」 どちらも必要なのは「お清め」です。 本来、私たちは現実を思い通りに創造する力をもっています。 それなのに、なかなかうまくいかないのは「魂の曇り」に原因があります。 本書では、古神道でながらく秘伝とされてきた叡智をもとに、あなたの魂を本来のピカピカの状態に戻す「お清め方法」を伝授いたします。 方法自体は、とても簡単です。 付属のCDをBGMとして流すだけです。 しかも、音量ゼロでも効果は変わりません。 このCDには、最強といわれる祓詞(三種祓、身禊祓、大祓、一二三祓)に、デジタル加工によって特殊な周波数を加え、より強力にバージョンアップさせています。 ただ、CDから聞こえてくるのはリラックスできる環境音です。しかし、その心地よい調べの中には、神道の貴重な秘儀が隠されています。 私たち日本人は「祓い清め」によって守られ、願いをかなえてきました。 さあ、不要なエネルギーをさっぱりと洗いながしましょう。 そうすれば、心の状態が変わります。出会う人が変わります。起こる出来事が変わります。 そして、人生が変わるのです。 -
しあわせな恋がはじまるCDブック
【ご案内】紙の本付属CDは、本電子書籍からダウンロードしていただけます。 恋愛がうまくいくかどうかは、“ある一点”で決まります。それは、「恋愛エネルギー」で満たされているかどうかなのです。 出会い、恋、パートナーシップがうまくいくかどうかは、顔のつくりやスタイル、駆け引き……など関係ありません。 恋愛がうまくいっていない方は、恋愛エネルギーが今は満たされていないだけ。 恋愛エネルギーを充電(チャージ)すれば、あなたの恋愛はうまくいくのです。 チャージの仕方はカンタンです。まずはこの付属CDをかけるだけです。 ここちよいメロディは聴くだけでも、よいことがあったと評判ですが、本書で紹介するこの音源を使ったワークで、さらに恋愛運アップが期待できます。 *目次より ◎気をのせた音楽でチャージしよう ◎恋愛エネルギーをチャージするには場→カラダ→ココロ ◎恋だけじゃない! オーラ輝き魅力あふれる人になれる ◎速効チャージ! 好きな人と会う前に聴こう 付属CDトラック1 ◎速効チャージ! もっと彼と仲よくなるために流そう 付属CDトラック2 ◎恋愛運を下げるモノとは? まずはこれを捨てよう ◎魅惑的なカラダに変わるエネルギーチャージ法 -
大森徹の「究極パネル式」生物基礎
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大森先生考案の「究極パネル式」は,他の参考書と違い「一切の無駄を排除」。生物基礎に多くの時間を割けない学習者のために「画期的な短時間学習」を実現します。「究極パネル」は全部で45。さらに究極パネルごとに「スマホ連動の音声講義」がついています。QRコードから音声講義を聞くことで,暗記だけでなく,要点をしっかりつかむことができます。また,各章末には確認問題がついていて知識を確認できます。本当に出題される内容だけに絞っているため,効率的に合格点に導いてくれます。一切無駄のない学習をしたい学生に最適です。 -
春のだるさ、五月病…ストレスがすっと消えてココロが軽くなる本
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本来なら、生命エネルギーが活性化され、活発に動き回るシーズンに、心身の不調を訴える人が急増しています。 春の季節は「三寒四温」と言って、寒暖の差がある時期。暖かい日が続いたと思ったら、いきなり寒くなったり……。 気温と気圧の変化に合わせて、交感神経と副交感神経がバランスを崩してしまい、想像以上にわたしたちのカラダに負担をかけています。 また、多くの人々が「花粉」に悩まされる季節でもあります。 じつは「花粉症」も自律神経の乱れに大きく関与しています。 そんな春には、自律神経の乱れを起こす要素がたくさんあるのです。 また、環境の変化が多いのも、この時期。 入学、入社、転勤、引越しなど、これまでの環境が激変して、知らず知らずのうちにストレスがいっぱい。 古来よりいわれる「五月病」は、環境が変化して緊張状態が続き、 少し慣れたところで気が緩み、メンタル不全を起こす症状のこと。 「もっと頑張らなくちゃ」「わたしがしっかりしなきゃ」 そんな頑張り屋さんこそが、春の時期に、「イライラ、グッタリ、ウツウツ」に悩まされます。 そんな方々に、このムックをぜひ活用していただきたいと思います。 ギリギリまで無理をして悲鳴をあげているあなたに、30秒でストレスチェックをして、 ココロもカラダも元気にするアプリ「COCOLOLO」を活用しながらしっかりサポートする内容が満載です。 見るだけでリラックスできちゃう癒しの特典映像 全員プレゼント付き! 【目次】 プロローグ スペシャル対談 板生研一&小野なぎさ 「スマホアプリ」と「森林」が結びついた 楽しくて癒されるコンテンツを目指して あなたは大丈夫!? 春のストレスまみれ 完全レスキュー 連載マンガ ストレスに負けるな! ココandロロ 春の不調の原因は自律神経の乱れにあり! あなたはどのタイプ? 自律神経傾向チェック 連載 vol.1 わたしのリラックス法 呼吸アドバイザー 椎名由紀 音楽で自律神経を整える わずか30秒で疲労やストレスがみるみる消えるアプリ COCOLOLOのすごい効果と使い方 APPLI NEWS エピローグ 「癒しの特典映像」全員プレゼント -
未来をひらく 海洋温度差発電
これで人類は、生きのびられる。 「海水から電力をつくる」夢のような発電法。 30年以上の年月をかけて著者が研究を重ねてきた、海洋温度差発電。 それは、海の表層と深層の20~30℃の温度差を利用して発電するというもの。 この方法の利点は、世界中のいたるところで発電施設がつくれることと、 海の温度差があるところなら、半永久的に電力を生み出し続けること。 さらに、発電のみならず、汲み上げた深層海洋水からミネラルウォーターをつくったり、 水素を取り出して燃料電池の原料にしたり、また豊かな漁場をつくり出したりもできます。 つまり、エネルギー問題、食糧問題、水問題が一挙に解決できるというわけです。 まさに、地球を根本からケアすることができる新技術だといえるでしょう。 本書では、たんに海洋温度差発電についての解説だけでなく、エネルギーと文明とは何か、という根本から解説します。 子どものための環境教育にも最適な一冊です。 -
心訳 般若心経
仏様の智慧を集約した600巻、482万693字の仏典を凝縮し、わずか262文字にまとめたのが『般若心経』です。 このお経を禅僧でありながら、世界的に有名な庭園デザイナーである著者が読み解きます。 「禅は心にまとっているものを『そぎ落としなさい、捨てなさい』と教えます。 そうすることで、心は裸になる、まっさらな心になるのです。 タイトルを『心訳』としたのは、そのまっさらな心をもって『般若心経』を読むと、 そこにどんな世界が広がっているのかを、わたし自身があらためてたしかめたかったからでもあります」 と枡野先生はおっしゃいます。 本書は、理解しやすいように『般若心経』を31に分け、「心訳」→「解説・枡野流」という順で構成しています。 *目次より マイナスをプラスに「転じる」 苦しみやつらさから目をそむけない たしかな自分などない 人はかかわりのなかで存在する わき上がる感情は抑えない 思い込みが「心のメタボ」を生む 自分の価値観だけを優先しない 「好き、嫌い」を超えたところで人を見る 目の前のことに丁寧に取り組む そぎ落として捨ててつくる「禅の庭」、枯山水 永遠の真理にそむかない生き方 自分を拠り所にする 人としての器の大きさは秘めてこそ価値がある えらくなっていばることほど醜いものはない 自分が思い通りできることは何一つない 立派な死も情けない死もない 耳なし芳一を守った『般若心経』の力 -
叱られる幸せ
【ご案内】書籍の特別付録CDは、本電子版には収録しておりません。 年間200万人が訪れる名刹の住職が語る、 人間の成長に不可欠なメッセージ! かなり以前から「ほめ育て」ということがもてはやされています。 ほめなければならないと思うあまり、過ちを見逃してしまうことがあるのではないでしょうか。 それが子どもに限らず社会でも「部下を叱れない上司」「上司に叱られ慣れていない部下」を大量発生させています。 人はもともと、無垢で生まれてきます。他者から叱られ、諭されなければ身につかないことが数多くあります。 人間の成長にとって、いかに「叱られる」ことがありがたく、また不可欠なものであるか。 とくに子どもは、「叱る」「叱られる」という真剣な人間同士のやりとりを通して、 世の中の真実を感じ取っていくものです。 著者の川澄住職は、自らが「叱られ通しの人生」だったからこそ、いまの実りがもたらされたと語ります。 豊富なその「叱られ体験」から得た叱り方・叱られ方の真髄がここにあります。 子育て中の親御さんはもちろん、生徒指導に悩む教職関係の方、 そして上司・部下の関係でお困りのビジネスマン必読の書! *目次より ◎ 叱られないのは一生の不幸 ◎ なぜ叱られたのかは、あとになってわかる ◎ すぐキレる子は「叱られ体験」不足 ◎ 人間は年齢に関係なく、叱られて育つ ◎ 後くされのある叱り方をしない ◎ 理屈抜きに叱ることも必要 ◎ 「謝れ!」と言ってはいけない ◎ 親は「古い」ことを誇りにせよ ◎ 形から入って子どもの心を引き締める ◎ 言いすぎたときの上手なフォロー ◎ 叱るときもほめるときも「寄り添う」ことが大切 ◎ 親の意見とナスビの花は、千にひとつも無駄がない ◎ 一期一会のための「笑って別れろ」 ◎ 隣のおじさんが叱ってくれる幸せ ◎ 叱るほうも叱られるほうもいっしょに学んでいく etc. -
苦手な人ほどうまくなる英語 グロービッシュ入門
日本人のための英語はこれだ! アクセントに集中すれば、 少ない語彙、短文で十分通じる! 1500という限定された単語を駆使して、誰もが英語で仕事ができる! 中学レベルで通じる非ネイティブイングリッシュ、それが「グロービッシュ」です。 これはジャン=ポール・ネリエールというフランス人が提唱した、「世界共通語としての英語」で、 枠組みを設定し、共通の約束ごとに基づいて英語を話して行こうというものです。 このため、むしろ今まで英語が苦手だった人のほうが学びやすく、流暢な人のほうが学ぶのが難しいのです。 本書は単語力、文法力などあなたのグロービッシュ力のチェックテストはもちろん、 発音法、文法、単語集、例文集などグロービッシュのすべてを網羅。 この1冊でグロービッシュが全部わかる入門書です。 *目次より ○逆転の発想で今日から英語が話せる! ○音読で会話力はすぐわかる ○通じるための発音の要領 ○会話では主導権を握る ○質問には質問で返す ○文の構成力より音声による表現力が大切 ○24の文法項目 ○ライティング力の強化法 ○グロービッシュ基本英文集 ○グロービッシュ単語リスト -
翻訳の常識 ――読解力から翻訳力へ
「翻訳の神様」が説くその極意 豊富な文例で英文解釈から翻訳までの道筋を示す 真にすぐれた翻訳とはいかなるものか。達意の訳文で知られる英文学者が、豊富な実例と解説を通じて読解から翻訳までの道筋を説く。解説 山本史郎 === 翻訳は、「与えられた英文の意味するところを正しく把握理解する作業」と「その理解しえたところをなるべく適確な日本語で言いあらわす仕事」という二つのプロセスから成る。では、真にすぐれた翻訳とはいかなるものか。本書では、達意の訳文で知られる英文学者が、読解から翻訳までの実際の道筋を説く。前半では、第二言語として英語を学習することや英文読解の秘訣について自身の体験も交えつつ大胆に語り、後半では、文学作品を中心とする例文に解説を施す形式で、英文を適切に理解し、それを翻訳する手順を懇切丁寧に論じる。すべての英語学習者が読むべき不朽の翻訳指南書。 【目次】 はしがき 第一部 読解力養成のために I. 昔ばなし II. 会話の問題 しゃべる英語 III. 読解力の養成(1) 外形的方面 IV. 読解力の養成(2) 論理的に考えるということ V. 読解力の養成(3)‘A boy is a notebook.’――柔軟な頭を VI. 一応のしめくくりと演習と 第二部 英文の解釈から翻訳へ I. 英文解釈ということ II. 文学作品の翻訳 解説(山本史郎) -
日本城郭史
日本人にとって城とは何か。 先入観を打ち砕く、おどろきの城郭研究。 日本の城といえば、姫路城のような天守閣のある建築物。だが、このような形の城郭が成立したのは信長・秀吉の時代になってからである。古代の城柵から近世の御城まで、史料に現れる城をたどってみると、日本という国のかたちが見えてくる。国家の平安を乱す野蛮な軍事施設から、地域の秩序を保つ平和の要へ――。城をめぐる日本人の思考様式を探る、文献史学からみた城郭の歴史。現代人の城郭観も変わる! === 【目次】 序章 城とは何か? 第一章 古代の城郭 第二章 古代から中世へ1――東北の戦乱と王朝の城郭観 第三章 古代から中世へ2――中世城郭の出現 第四章 鎌倉時代の城郭 第五章 南北朝・室町時代の城郭 第六章 戦国時代の城郭 第七章 中世から近世へ 終章 城郭史研究のフロンティア === -
修辞的思考 ――論理でとらえきれぬもの
説得力の鍵はレトリックに有り! 《修辞的思考》は《論理的思考》と対立しない。本書は論理以外の「説得要素」として、レトリックの技巧に注目。文学作品を例に迫る。解説 円城塔 === 「《修辞的思考》は、《論理的思考》と対立するものでもなく、相互補完的なものでもない」。我々が何らかの言論に接するとき、その論理にそって分析をしがちだが、本書はそれ以外の説得要素「レトリック」に注目する。シェイクスピア『ジュリアス・シーザー』、ドストエフスキー『罪と罰』、中島敦『山月記』など有名作品を例にとり、各々の中でいかなる「説得力を得る方法」が展開されているのか、著者一流の鮮やかな手つきで、レトリック上の技巧に焦点を合わせて論じきる。 【目次】 序文―修辞的思考とは何か 第一話 そして誰も論理的でなくなった:シェイクスピア『ジュリアス・シーザー』 0 序論 1 「論理的」でなかったブルータス 2 アントニーが破壊しようとしたもの 3 遺言状を読まない理由 4 怒りは快楽である 第二話 逆説は通念に寄生する:ラ・ロシュフコー『マクシム』 0 序論 1 逆説は真実ではない 2 逆説は対義結合ではない 3 逆説は通念を負かさない 第三話 心の弱さと議論法:ドストエフスキー『罪と罰』 0 序論 1 第一の理論│「普通ならざる人」の権利 2 第二の理論│結果による正当化 3 なぜ理論は二つあるのか 4 ラスコーリニコフの弱さ 第四話 自己欺瞞の文法的特徴:中島敦『山月記』 0 序論 1 したことではなく、しなかったことを告白する李徴 2 緩叙法の奸計 第五話 屁理屈で取り戻した青春:伊藤整『青春について』 0 序論 1 「真の」青春のジレンマ 2 敗北者の青春論 3 誰も従わない 〈補〉 議論の型と論者の思想の関係について:R・ウィーバーの修辞理論の検討 あとがきにかえて―乳の代金を請求する母親 文庫版解説 機械の言葉、人間の言葉 円城塔 -
増補 ネガティヴ・ケイパビリティで生きる ――答えを急がず立ち止まる力
最注目の俊英3名による、令和の必須文献。 変化の激しい現代社会で、どう自分の足場を築くことができるのか。 安易な解決に走らず、問いとともに生きる方法はあるのか。 哲学者と公共政策学者が、陰謀論から生成AIまで議論する。 令和の人文を象徴する鼎談が、約4万字の増補をくわえて文庫化。 解説 三宅香帆 【目次】 はじめに 第一の対話――2022/04/04 ▼イントロダクション ナラティヴと陰謀論をめぐって 第1章「一問一答」的世界観から逃れる方法――陰謀論、対人論証、ファシリテーション 第2章 自分に都合のいいナラティヴを離れる方法――フィクション、言葉遣い、疲労の意味 第二の対話――2022/05/07 ▼イントロダクション 地球を覆い尽くすアテンションエコノミー 第3章「アイヒマンにならないように自分の頭で考えよう」という言葉に乗れない理由――コンサンプション(消費)、アテンション(注目)、インテンション(意図) 第4章 信頼のためには関係が壊れるリスクを負わねばならない――マーケティング、トラスト、脱常識 第5章「言葉に乗っ取られない」ために必要なこと――SNS、プライバシー、言葉の複数性 第三の対話――2022/07/16 ▼イントロダクション 徳と観察をめぐって 第6章 自分のナラティヴ/言葉を持つこと――倫理、相対化、ナッジ 第7章 公と私を再接続するコーポラティヴ・ヴェンチャー――関心、実験、中間集団 第8章 イベントとしての日常から、エピソードとしての日常へ――観察、対話、ナラティヴ 第四の対話――2025/08/05 第9章 ネガティヴ・ケイパビリティにとって孤独とは何か――政治、クラフト、オルタナティヴ 第10章 AI時代の言葉を哲学する――ケア、孤独、熱狂 第11章 言葉はごまかせないもの――メタファー、沈黙、責任 解説 三宅香帆「饒舌な時代に、それでも言い淀む瞬間」 索引 -
デジタルグッズ活用で安心! 遠隔スマート介護術
うまく取り入れることで介護の悩みを軽減 電話だけでは気づけない、親の体調の変化。心配は尽きないけれど頻繁に帰省できない…。そんな遠距離介護のジレンマから救ってくれるのが、スピーカーや人感センサー、カメラなどのスマートグッズ。活用例や導入のポイント、おすすめ商品&サービス等をわかりやすくご紹介します。 ◆◆コンテンツの紹介◆◆ ●Part1 買う前に押さえておきたい!デジタル機器で遠距離介護はどう変わる? ・道具と仕組みで不安を解消 ・スマート製品、どこに置く? ・お互いの安心が格段にアップ ・買う前にやっておきたいstep1 課題を見える化する ・買う前にやっておきたいstep2 課題を深掘りして整理する ・買う前にやっておきたいstep3 具体的な解決策を考える ・アイテム・サービス導入チャート ●Part2 実例&おすすめ商品はこちら!スマート介護のアイテムと導入ポイント 01 スマートスピーカー&スマートディスプレイ 02 スマートリモコン 03 ネットワークカメラ 04 人感センサー&開閉センサー 05 スマートドアベル&スマートロック 06 緊急SOSボタン 07 スマートバンド(スマートウォッチ) 08 GPSトラッカー 09 コミュニケーションロボット 10 スマート家電 ●Part3 「そっと見守り」から「緊急対応」まで遠距離介護に役立つサービス ・インフラやセキュリティ会社のサービスに頼る手もある ・手軽に安価に、活動状況をそっと見守る ・定期的な交流で「変わらない」を把握 ・ホームセキュリティ会社に頼る ●Part4 目指すは「親も自分も快適」スムーズな遠距離見守りの秘訣 ・親の理解・納得を得るためにメリットをポジティブに伝える ・無理なく楽しみながら使ってもらうためにできること ・スマート機器の設置・設定で大切なのは「想像力」 ・親の「スマート介護」は自分たちの将来にも役立つ ・IT&AIの進化で変わる介護の世界の「未来予想図」 ●column ・リモコン操作できない天井照明だって遠隔操作! ・実に気がかりな「火の元」問題親の状況に合わせて幾重にも対策を ・自治体によるサービスやサポートを上手に活用! ※定価、ページ表記は紙版のものです。一部記事・ 写真・付録は電子版に掲載しない場合があります。 -
啓蒙主義
時代背景と精神に迫った画期的入門書 「理性の時代」 その真の相貌を描く 理性による人類の進歩を確信した18世紀ヨーロッパ。啓蒙主義はいかなる変革を社会にもたらしたのか。時代の精神とその背景を追う格好の入門書。 === ヴォルテール、モンテスキュー、ルソーら、18世紀ヨーロッパの思想家たちは、伝統的な宗教教義を離れて人間と自然を理解することにより世界は進歩しうると信じ、知的活動を繰り広げていく。自由な理念が人類を明るい未来へと導くと確信していたその時代、啓蒙主義は本当に社会を変革できたのか、それとも批判した当の社会に吸収されてしまったのか。啓蒙主義に対する近年の批判も含め、「理性の時代」の背景とその精神に多角的な光をあてた画期的入門書。文庫版では、最新の研究動向まで総括する訳者解説と、日本語文献案内を完備する。 【目次】 第1章 啓蒙主義とはなにか 第2章 目標は人間科学 第3章 啓蒙主義の政治学 第4章 理性による宗教改革 第5章 誰が啓蒙主義者か 第6章 統一性か多様性か 第7章 運動か、それとも心性か 第8章 結論――啓蒙主義は重要であったのか 訳者解説 文庫版訳者解説 参考文献/日本語文献案内/文庫版・日本語文献案内 -
鈴木大拙 ――世界の禅を生んだ男
西洋と東洋を繫ぎ 禅ブームを巻き起こした 異色すぎる宗教者── 重層的な思想、屈折した生涯 仏教は こうして世界を 魅了した! 世界的「禅」ブームを巻き起こした鈴木大拙は、近代仏教においてひときわ異彩を放つ存在だった。大学を中退して単身渡米。既存の宗派を疑い、西洋と東洋、神秘と伝統を大胆に往還しながら自らの思想を形成した。ハイデガー、ユング、フロムら世界的知識人と交流し、日本人の生き方とは何かを問い続けながら、アメリカで仏教を講じ時代の寵児となる。「禅」はいかにして世界を魅了したのか? 型破りな仏教者の重層的な思想と屈折した生涯を、最新の研究成果と共に描く決定版。 === 【目次】 序章 近代仏教と大拙 1 世界宗教としての仏教 2 俗人たちの仏教 第一章 悟りと進化論 1 貞太郎の成長 2 大拙の悟り 3 『新宗教論』 第二章 世界宗教としての大乗 1 ケーラスと科学の宗教 2 西洋人の仏教観 3 『大乗仏教概論』 第三章 神秘から伝統へ 1 学習院、ビアトリス、神智学 2 『スエデンボルグ』 3 「伝統」の再発見 第四章 戦時下の日本的霊性 1 日本仏教のマイノリティ 2 『日本的霊性』 3 戦争、敗戦、復興 第五章 禅とアメリカ文化 1 アメリカとの再会 2 『禅と日本文化』 3 禅ブームの実相 第六章 未完の東西対話 1 キリスト教と仏教 2 『禅と精神分析』 3 東洋的「自由」を求めて 終章 大拙の逆説 1 大拙批判は何を語るか 2 人に固有の霊性 あとがき 鈴木大拙略年譜 参考文献 === -
新版 日本の思想とは何か ――現存の倫理学
日本人はいかに「よく」生きようとしてきたのか 倫理思想史の大家による遺著にして最終到達点 日本人はいかなる思想を持って生きてきたのか。この問いを生涯をかけて追究した日本倫理思想史家による、遺著にして最終到達点。 === 日本人とはいかなる思想を持って生きてきた人々なのだろうか――。その探究は「今・此処」を生きる「現存」としての日本人が、どのようにして「無窮・無辺な「時・空」」を志向し、いかなる「形而上の存在」を「夢想」して生の「究極の拠りどころ」を求めてきたのかを、過去にさかのぼって解明することに他ならない。本書は、倫理学者・哲学者として「よい「生」」とは何かを問い続けてきた佐藤正英の研究の最終到達点とも言える傑作。全面改訂版をほぼ書き終えたところで亡くなった著者の遺志を継いだ研究者による校訂を経た完全版。解説 上原雅文 -
草莽論 ――その精神史的自己検証
明治維新を語るうえで外せない「草莽」。吉田松陰の「草莽崛起(そうもうくっき)」という言葉で知られる通り、それは、野にありながら天下危急のときにおのれを顧みず、大道に立つ壮士たちをさす。孟子に由来するこの言葉は、江戸時代後期に特異な思想的背景を孕むようになり、維新前夜、つかの間の煌めきを放った。その精神を鮮烈な筆致で描き出したのが、二・二六事件の先駆的再評価などで名高い評論家・小説家・歌人、村上一郎である。蒲生君平、高山彦九郎といった「草莽の処士」のさきがけから、頼山陽ら文化・文政の文人、水戸学、そして松陰と系譜的に論じ、その終焉を見届ける比類なき名著。解説 桶谷秀昭 -
縁の文化 血縁・地縁・宗教縁、そして新たなつながりへ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『読者』 ・付き合いは面倒だが、時折人恋しい現代人に読んで欲しい一冊。 ・めんどくさかった家族の“おせっかい”、地域や会社の“付き合い”から自由になったが寂しさも感じる現代人。 『内容』 ・血縁、地縁、宗教縁、社縁とは? ・今まで人々はどうやってつながってきたのか? ・3つの縁が薄くなってしまった日本。 ・社縁って結局村っぽい? ・野原ひろしと社縁 ・村社会の難しさ ・地元で上手くいく人と会社で出世する人の共通点 ・数か国に長年滞在した筆者からみた海外と日本のつながり方に対する文化比較。 ・海外と日本を通知簿で比較してみよう。 ・日本の祭りってなんだか面白いよね。 ・けど従来の縁はなんだか煩わしい。自由が欲しい。 ・若者は縁から離れて自由にはなったが、何故か満ち足りない。 ・SNSや趣味のつながりで新しい縁をもてるのか? ・堀江貴文氏やひろゆき氏に影響を受けながら、でもなぜか満たされない。 ・オタク化のすすめ -
仏教土着 ――その歴史と民俗
我が国古来の民俗信仰の上にやってきた外来の仏教は、どのようにして土着化したのか。この問いに、宗教学ではなく民俗学と歴史学の手法によってアプローチした本書は、今も日本人の信仰を考えるうえで多くの示唆を与えてくれる。日本仏教の異端である薩摩のカヤカベ教が伝える親鸞のミイラ言説や、湯殿山の即身仏ミイラ信仰などに注目。そこから逆に照射される日本仏教の「正統」と、その正統に同化されなかった日本仏教の「影」の信仰とを対比させることで、仏教土着の一方で日本人が持ち続けた民俗信仰の問題を掘り下げて考察する。解説 阿満利麿 -
HugKumムック中学受験 親のフォローの正解ってなに? ~令和の家庭にちょうどいい、受験スタイルの見つけ方~
【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 変わる中学受験!これ1冊ですべてが分かる! Part1 親御さんのサポートはどうだった!? あの人の中学受験体験談 メディアで人気のあの人も実は中学受験経験者!笑いあり涙ありの体験談に、親の関わり方のヒントが Part2 低学年からできる家庭での勉強サポート 学びの土台となる算数、国語の土台作りをプロの先生方から教えていただきます。 Part3 4大王手塾と中堅塾どう選ぶ? はじめての塾選びガイド 塾選びは迷って当然!わが家の受験スタイルにぴったりの塾を見つけるヒントを紹介。 Part4 偏差値にとらわれない!我が子に合う「幸せな学校選び」 女子校/男子校/大学付属校/革新的な学校 学校選びの決め手は偏差値から別軸へ。子どもがのびのび育つ環境を見つけるための視点が満載 Part5 実践編!経験者パパママや有識者に聞く「中学受験を乗り切る実践テクニック」 受験生がいる暮らしは工夫次第!収納テクニックや体調管理、脳活レシピなど、使えるアイデアを集めました。 Part6 とにかく役立つ!体験談&おすすめ書籍ガイド 受験のときに頼れるのは経験者のリアルな声!おすすめ教材や本など、役立つ情報をぎゅっと凝縮しました。 ※この作品はカラーです。 ※本電子書籍に掲載されている二次元バーコードは、端末の機種やアプリの仕様によっては読み取れない場合があります。その際はURLからアクセスしてください。 (底本 2025年12月発売作品) -
ホロコースト後のユダヤ人 ――約束の土地は何処か
第二次世界大戦が終結し、ナチの強制収容所から解放されたユダヤ人たち。吹き荒れたホロコーストですべてを失い、普通の人間の生活を取り戻すことを望む彼らの多くは、元の居住地に帰らず、戦後の混乱期にヨーロッパを去ることになる。彼らが実際に行きたかったのはどこだったのか。それに対してイギリスやアメリカをはじめとする国際社会やシオニストたちはどのような行動をとったのか。東ヨーロッパから連合国占領地域のキャンプへ、さらにパレスティナへと移動をつづけたユダヤ人難民(DP:Displaced Persons)たちを通して、もうひとつの現代史を抉り出した野心作。 -
ラテン語とギリシア語
ヨーロッパ文明の礎であるラテン語とギリシア語。印欧語族の古層に属する両言語は、近代語が失った複雑な規則を持つことから、現代人が習得するのは容易ではない。本書は文字、発音から形態に至るまで、二つの言語を対比させながらその全体像を描き出す。名詞や形容詞の格変化、動詞の細かな時制と態(ギリシア語特有の「アオリスト」や「中動態」)、その動詞がさらに変化した分詞──。様々な特徴を古典の例文とともに見ることで、複雑さに支えられた豊かな表現を持つ、ラテン語とギリシア語の輪郭が浮き彫りになる。古典語のエッセンスを凝縮したコンパクトにして本格的な案内書。 解説 吉川斉 -
新版 「色のふしぎ」と不思議な社会 ――2020年代の「色覚」原論
丹念な取材から最新科学が示す「色の見え方」の驚くべき多様性と、悩ましい検査の問題が明らかに。20世紀には、学校健診から雇用時検診までありとあらゆる場面で制度的色覚検査が行われ、「異常」の人には大きな制限が課されました。極端な扱いはなくなったものの、未だに前世紀の「色覚」観と検査の問題は社会の隅々にまで浸透しているように思えます。本書は、色覚に関する誤解を塗りかえるべく「色」をめぐる冒険へと旅立った科学作家が、進化生物学、視覚科学、ゲノム科学、医学等の最先端に接して、様々な事象を再点検。「色覚」とは何なのか。そもそも、あなたが見ている赤と私が見ている赤は同じなのだろうか? 取材の末見えてきたのは、「多様性と連続性」の新しい地平でした。多くの取材を通して得た「色覚」についての新しい知見と考察を重ねた1冊。 -
増補 害虫の誕生 ――虫からみた日本史
今では忌み嫌われるハエやゴキブリ。しかしハエは小さくかわいらしい生き物と見られていた時代があり、ゴキブリは豊かさの象徴だったとする説もある。こうした虫たちは、いかにして人間の手で排除すべき〈害虫〉となったのだろうか。本書はその背景を丹念に読みとき、植民地の統治、「清潔」な近代都市の成立、戦争における伝染病の蔓延や毒ガスの開発などを契機に、近代国家が人々の自然観を組みかえてきた過去を明らかにする。文庫化にあたっては、テクノロジーの発達による害虫の「消滅」などを考察した補章を収録。小さな虫から、人と自然の関係に織り込まれたダイナミックな歴史が見えてくる。 -
写真が語る敗戦と占領
ポツダム宣言を受諾した日本は、1945(昭和20)年8月15日、終戦を迎えた。そして新たな支配者となったGHQによる民主化と非軍事化、天皇の人間宣言、新憲法の公布、東京裁判と戦争責任の追及がはじまった。80年前の占領下日本で、私たちはどんな地獄を見て、何を糧に生き抜いたのか。焼け跡に生まれた自由市場ヤミ市、街を闊歩する進駐軍とパンパンガール、東西冷戦下で目まぐるしく進む復興。本書は1951(昭和26)年のサンフランシスコ平和条約締結によって国際社会に復帰するまで、焦土から復活へと向かう混沌と激動の日本の姿を、250点の貴重写真でたどる。 -
色彩について
色の概念の論理は見かけ以上に複雑だ──。病床にあった晩年のウィトゲンシュタインは、ゲーテの『色彩論』に触発され、死の直前まで「色彩」の問題を考察し続けた。透明で白いガラスはなぜ想像できないのか、「赤っぽい緑」というような色はありうるか、全員が色盲である民族を想像してみよ……。『哲学探究』で示された「言語ゲーム」などの視点を採り入れた「色の論理学」ともいうべき思考実験は、われわれが自明視しがちな色彩概念を根本から揺さぶり、深い探究へと読者を誘う。同時期の遺稿『確実性の問題』にも通底する点がみとめられる、晩期の思想が端的に表れた断片集。 -
言葉を復元する ――比較言語学の世界
言語はいかにして生まれ、変化するのか。そのメカニズムを解明するのが比較言語学という学問だ。現存する言語や死語となった言語を突き合わせることで記録以前の言語を再建し、各言語を歴史的に位置づけていくその試みは、ソシュールをはじめとする多くの学者たちを魅了してきた。本書では、ヒッタイト語などの印欧アナトリア諸語のみならず、ギリシア語、ラテン語、古教会スラブ語、古期アイルランド語、ゲルマン語、サンスクリット語など、多数のインド・ヨーロッパ語に通じた世界的な比較言語学者が、その本質や具体的アプローチを丁寧に掘り下げて紹介する。第一人者による最良の入門書。 -
知恵の樹
エネルギーや物質を環境から受け入れはするものの外部システムの作動には関知せず、自己は自身をもとに自らを創出する―本書は、システムが自分自身の組織を形成し変化させていく閉じた環のなかにとどまり、その循環をよき環としてとらえなおそうという、まったく新しい生物学の原理“オートポイエーシス理論”の初歩的で原理的な入門書。生物のあいだの円環を意識しながら、生命の世界に対するしなやかな感性と、生物を制御対象ではなく自律主体として見る柔軟な視線でとらえるこの認識論は、1973年、チリのアジェンデ政権下における知的沸騰のなかで生まれ、社会や法律、現代思想に大きな影響を与えた。序文 浅田彰 -
生命の意味論
伝染病も老化も死も、官僚制も企業も大学も、「免疫」からはこう見える! 『免疫の意味論』(大佛次郎賞)を凌駕する圧倒的スケールで描かれる、稀代の免疫学者による「超」生命論。(解説:養老孟司) 「私はこの本で、生命の持つあいまいさや多重性、しかしそれ故に成り立つ「超(スーパー)システム」の可能性について考えた。そこには「不気味さ」と「美しさ」が紙一重で同居している」――「まえがき」より [目次] まえがき 第一章 あいまいな私の成り立ち 第二章 思想としてのDNA 第三章 伝染病という生態学(エコロジー) 第四章 死の生物学 第五章 性とはなにか 第六章 言語の遺伝子または遺伝子の言語 第七章 見られる自己と見る自己 第八章 老化――超(スーパー)システムの崩壊 第九章 あいまいさの原理 第十章 超(スーパー)システムとしての人間 参考文献 あとがき 解説 多田富雄さんと私 養老孟司 -
ことばの学習のパラドックス
赤ちゃんはなぜことばを正しく理解できるようになるのか? この謎を解く鍵として1980年代に登場したのが「制約」理論だ。人間にはことばに関して正しいかどうかを判断する基準が生得的に備わっている、というのだ。しかし研究が進むにつれ、言語間でのカテゴリー化の違いなど、この理論だけでは説明のつかないことが出てきた。そこで著者が導いたのが「制約」は人間の発達の過程で外的状況や言語にあわせて柔軟にコントロールされる、という仮説だ。本書ではそのメカニズムが巧みな実験により明らかにされていく。認知科学の分野をリードしてきた著者の原点となるデビュー作。 -
写真が語る満州国
満州民族、漢民族、朝鮮民族、蒙古民族、日本民族が協力し争いのない平和な国づくりを目指した満州国。満州躍進の象徴となった特急「あじあ」号、日満親善のアイコンとなった満映の李香蘭、智謀・石原莞爾参謀が「世界最終戦争」のために引き起こした満州事変、清朝復活の執念にとらわれた皇帝溥儀、国策で満州に渡った二七万人の満蒙開拓団……。五族協和の王道楽土を夢見た約一五五万人(軍人を除く)の在留邦人はどう暮らしたか。ソ連による満州侵攻、日本敗戦によって、彼らに何が起こったか。わずか一三年あまりで消えた実験国家の建国から崩壊まで貴重写真でひもとく。
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